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Yamareco

記録ID: 4066634
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳 赤岳西壁主稜・阿弥陀岳北稜・美濃戸アイスクライミング

2022年03月08日(火) ~ 2022年03月11日(金)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
80:00
距離
29.6km
登り
2,553m
下り
2,005m

コースタイム

1日目
山行
3:39
休憩
0:00
合計
3:39
9:30
219
2日目
山行
9:20
休憩
1:21
合計
10:41
3:45
197
7:02
7:30
223
11:13
12:06
63
13:09
77
14:26
3日目
山行
7:57
休憩
1:01
合計
8:58
6:09
310
11:19
0
11:19
11:40
42
12:22
13:02
125
15:07
八ヶ岳山荘
4日目
山行
3:25
休憩
0:00
合計
3:25
7:00
205
アイスクライミング開始
10:25
アイスクライミング終了
天候 全日程晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
バスは土日祝日だけ
コース状況/
危険箇所等
登山道はトレースがあったけど、信用せずにコンパスで方向を確かめた
その他周辺情報 八ヶ岳山荘の仮眠室は1泊2000円
富士見駅から徒歩
2022年03月08日 13:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/8 13:08
富士見駅から徒歩
2022年03月09日 06:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/9 6:53
2022年03月09日 07:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/9 7:16
赤岳が見えた
2022年03月09日 07:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/9 7:16
2022年03月09日 07:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/9 7:26
2022年03月09日 08:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/9 8:22
ダイヤモンド赤岳
2022年03月09日 08:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/9 8:41
ダイヤモンド赤岳
2022年03月09日 09:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/9 9:14
2022年03月09日 09:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/9 9:32
北稜1P目
2022年03月09日 10:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/9 10:02
北稜1P目
2022年03月09日 10:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/9 10:12
2022年03月09日 10:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/9 10:15
何P目か忘れたが、北稜
1
何P目か忘れたが、北稜
高度感のあるナイフリッジ
2022年03月09日 11:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/9 11:08
高度感のあるナイフリッジ
2022年03月09日 11:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/9 11:09
阿弥陀岳の山頂
2022年03月09日 11:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/9 11:29
阿弥陀岳の山頂
ノーマルルートだが、気の抜けない阿弥陀岳〜中岳
2022年03月09日 12:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/9 12:18
ノーマルルートだが、気の抜けない阿弥陀岳〜中岳
3日目
2022年03月10日 06:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/10 6:56
3日目
2022年03月10日 06:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/10 6:59
槍・穂高連峰
2022年03月10日 06:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/10 6:59
槍・穂高連峰
西壁の全貌
2022年03月10日 07:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/10 7:25
西壁の全貌
登山道から外れ、赤岳西壁主稜へと向かう
2022年03月10日 07:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/10 7:32
登山道から外れ、赤岳西壁主稜へと向かう
ルンゼをトラバースして取付へ
1
ルンゼをトラバースして取付へ
なかなか難しかった1ピッチ目
1
なかなか難しかった1ピッチ目
見た目よりも相当難しかった
1
見た目よりも相当難しかった
2022年03月10日 07:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/10 7:55
2022年03月10日 07:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/10 7:56
2022年03月10日 07:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/10 7:56
2022年03月10日 08:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/10 8:15
2P目の出だしも緊張した
2022年03月10日 08:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/10 8:30
2P目の出だしも緊張した
コンティニュアスで登った3P目
2022年03月10日 09:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/10 9:08
コンティニュアスで登った3P目
4P目の「中間岩壁」と云う部分

yamamu112リード
2022年03月10日 09:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/10 9:16
4P目の「中間岩壁」と云う部分

yamamu112リード
6P目の「上部岩壁」

なかなか手強い
1
6P目の「上部岩壁」

なかなか手強い
核心のクーロワール突破
2022年03月10日 10:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/10 10:38
核心のクーロワール突破
2022年03月10日 10:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/10 10:53
2022年03月10日 10:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/10 10:53
2022年03月10日 11:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/10 11:37
赤岳山頂
2022年03月10日 11:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/10 11:45
赤岳山頂
最終日

美濃戸口周辺での氷瀑登攀
1
最終日

美濃戸口周辺での氷瀑登攀
2022年03月11日 08:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/11 8:11
撮影機器:

感想

久々の中央山岳での山行であり、積雪期アルパインとなった。流転のザイルパートナー、yamamu112と充実した登攀をすることができた。この山行まで、昨年の年末から毎週のように座頭石でアイゼンを使用した岩壁や氷壁の登攀の練習を重ねに重ねた。登攀技術のみならず、体力や読図、気象、生活技術などの基礎的な技術も日々の山行やトレーニングで意識して鍛えてきた。

初日はは富士見駅から美濃戸口まで徒歩でアプローチし、八ヶ岳山荘の仮眠室(1泊2000円)で泊まった。翌日から本格的に山行を開始。2本のアルパインルートを登攀して最終日は美濃戸口の氷瀑で氷壁を登攀した。

赤岳西壁主稜、阿弥陀岳北稜ともに岩壁や雪壁、岩稜や雪稜と変化に富んでおり、なかなか面白いルートだった。以下に今回登攀したルートの詳細を記す。

【赤岳西壁主稜】
赤岳西壁主稜は1ピッチ目のチョックストーン越えと4ピッチ目の上部岩壁のクーロワールの突破が核心だった。特に4ピッチ目の核心部はビレイヤーから見えづらい位置にあるため、クライマーとビレイヤーとの意思疎通が重要だと感じた。雪と岩と氷のミックス壁登攀に関しては座頭石で年が明けてから毎週練習した成果を出せたと思う。途中の雪稜のセクションはコンティニュアスビレイで登攀した。

【阿弥陀岳北稜】
岩壁帯を突破した後の雪のナイフリッジが映えるルートだった。岩壁帯は気持ちよく登れたが、途中のやや氷化した急な雪壁が嫌らしかった。中岳との間のルンゼは雪崩が多そう。

また、ボディビレイ、支点ビレイ、スタンディングアックスビレイなど数々のビレイ方法を、その場に応じた最適な方法で選択する楽しみもあった。

【美濃戸周辺の氷瀑】
美濃戸口の橋を渡らずにそのまま踏み跡を直進すると氷瀑群がある。傾斜は70°〜90°ほど。氷の状態も良く、気持ちよく登ることができた。こちらも座頭石で練習した成果を存分に出すことができたと感じた。

最後に、
我々が地元の東北の山でやっていることは八ヶ岳でも崩さなかった。トレースを盲目的に信じないこと。阿弥陀岳北稜へ向かうトレースなど、トレースがあっても各要所では地形図を取り出し、コンパスを合わせた。アイゼンの雪面への置き方も一歩一歩丁寧にすることを心がけた。集中力を持続させるため、行動食や飲料の摂取もマメに行った。登山の基本的な技術に忠実な総合力の高いクライマーを目指したい。

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