藤野鷹取山

2014年02月13日(木) [日帰り]

• GPS: 06:40
• 距離: 12.6km
• 登り: 862m
• 下り: 765m

コースタイム

10:10 藤野駅
10:45 藤野神社
11:45 小淵山
12:45 鷹取山(発13:30)
13:50 鷹取山入口
14:20 くらご峠
16:00 佐野川峠下の社
17:00 鎌沢入口

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：藤野駅
帰路：鎌沢入口→藤野駅（バス：240円）

コース状況／危険箇所等

コース全般に危険な所はなく、積雪があっても凍結していなければアイゼンは必要ないと思います。

積雪の状況としては、地蔵広場から稜線に上がる道には(少し藪っぽく、あまり登られていないようです)トレースは無く、稜線に出ても藤野神社までは脛から膝くらいのラッセルでした。
藤野神社から先は鷹取山入口までワカンのトレースがありました。所々、傾斜があって雪の少ない場所では、葉の上に乗った雪が滑りやすい所もありますが、問題になるほどではありません。
稜線上から降りる各ルートや、巻き道にはトレースがほとんど在りませんでした。

鷹取山入口から、くらご峠までは除雪された舗装路で行けるのだと思いますが、沢沿いに山道らしき所があったので、そこから登りました。しかし、道らしきものはすぐになくなり、杉林の中の沢沿いを膝くらいのラッセルをして峠に出ました。

くらご峠から尾根筋に上がる道は、句碑の説明板の後ろから山ノ神の祠へ向かって上ります。峠の周辺には他に道らしきものは無かったので正解だと思います。祠から暫くは少し藪っぽいけど、暫くすると樋状の地形に出て、登山道らしくなります。
くらご峠から佐野川峠下の社まで踏み跡は皆無、脛から膝くらいのラッセルで、2，3ヶ所、倒木を越えるのが面倒なところがありました。

佐野川峠下の社から鎌沢集落までは、トレースがあり快適に歩けました。

雪がなければ、どうという事のないハイキングコースだけど、今回のように積雪の多い時は、それなりの山歩きが楽しめるコースだと思います。

なお、ルート図で写真17の辺りからエンドマークの所までは、GPSロガーの電池切れによる欠落を手書きで補完したログです。

写真

2/13 10:12

JR中央線藤野駅
先週の雪が、まだ沢山残っています。

2/13 10:20

地蔵広場

2/14 12:40

地蔵広場から稜線に上がった縦走路です。
赤テープは在りますが、トレースは全くありません。

2/13 10:45

藤野神社に着きました。

2/13 10:54

藤野神社から先はトレースが在りました。

2/13 11:05

雪を冠った丹沢の山々が、上越あたりの風景を彷彿させます。
奥に檜洞丸が見えます。

2/13 11:12

岩戸山山頂

2/13 11:27

こんな岩場(?)もありました。
右側から雪のあるバンドを登ります。

2/13 11:34

小淵山の巻き道
巻き道にはトレースは在りません。
(向かっている足跡も、直ぐに引き返して来てます)

2/13 11:40

小淵山山頂

2/13 11:51

気分は雪山登山です。

2/13 12:36

上野原市街と道志の山々
右手の三角形の山は倉岳山で、晴れていれば、富士山も見えるようです。

2/13 12:44

鷹取山山頂

2/13 12:48

扇山

2/13 12:48

権現山、雨降山

2/13 12:49

陣馬山

2/13 13:35

ますます雪山らしくなってきました。

2/13 13:52

鷹取山入口
この後は暫く除雪された舗装路を歩きます。

2/13 14:00

集落から道志の山々が見えます。

2/13 14:02

先ほど越えてきた鷹取山が見えます。

2/13 14:05

くらご峠をめざし、こんな山道(?)に入ってみました。

2/14 12:40

完璧なるラセンです。

2/13 14:15

くらご峠まで、あと一息ですが、ここのラッセルは少し面倒でした。

2/13 14:18

くらご峠
尾根筋へは句碑の説明看板の向こうに見える、道らしき所を登ります。

2/13 14:22

尾根筋に出た所は、こんな感じです。

2/13 14:28

トレースはありませんが、山道であるのは判ります。

2/13 14:36

雪面に並んでいる杉の木が良い感じです。

2/13 15:53

もう少しでトレースのある登山道に出ます。

2/13 15:54

右側の藪っぽい所から登って来ました。
杉林の中に、目的地の社が見えます。

2/13 15:56

目的地としてきた、名前の判らない社

2/13 16:23

鎌沢集落の少し手前で、茅丸から連行峰までの稜線が見えました。

2/13 16:31

鎌沢集落からの陣馬山

2/13 16:34

茶畑が雪を冠って面白い感じです。

2/13 16:57

鎌沢入口バス停

撮影機器：

PENTAX Optio WG-2 GPS PENTAX

感想

guchi999

気になっている低山で、汗をかく季節になる前に行こうと思っている所が幾つかあり、藤野鷹取山もその一つでした。
低山とはいっても、先週の大雪がまだ残っており、そんなに歩いている人もいないだろうから、時間がかかるのは予測でき、くらご峠までのつもりで出掛けました。
最初の部分は、案の定ラッセルで時間がかかりましたがが、あとは鷹取山入口までトレースがあったので、スムーズに行けました。
そこで欲が出て、さらに地図に入れる赤線を延ばしたくなったので、もう少し先まで行くことにしました。

鷹取山の山頂では70歳すぎという、お元気な二人連れの方と談笑して時間を費やしてしまったけど、以前、歩いている佐野川峠下の社までは行けるだろうし、時間に余裕があれば生藤山まで行こうと思っていました。
しかし、くらご峠から先は、すっと膝下までのラッセルで思うようにペースが上がらず、結局、社までで時間切れ、生藤山は無理でした。
社に出る手前で4時近くなった時は、このままトレースがない場合は、ヘッドランプで雪山を彷徨する事になるかと、覚悟を決めましたけど、社からは良く踏み固められたトレースがあり、明るいうちにバスに乗る事ができました。

藤野鷹取山は標高500mにも満たないし、くらご峠からもラッセルがあったとはいえ2時間程度の道のりでしたが、充分に雪山の気分を堪能できた山行でした。