記録ID: 40732
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
安倍峠から七面山(1989m)
2009年06月07日(日) [日帰り]
山梨県
静岡県
- GPS
- 09:10
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,411m
- 下り
- 1,401m
コースタイム
07:30 安倍峠⇒ 09:30 八紘嶺⇒10:05 インクラ跡⇒ 11:05 富士山見晴台入口⇒ 12:25 七面山 13:00⇒ 14:10 富士山見晴台入口⇒ 14:45 インクラ跡⇒ 15:35 八紘嶺⇒ 16:40 安倍峠
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
七面山は山梨県南西部、赤石(あかいし)山脈の前山をなす標高1989メートルの山。頂上から東斜面の「なないたがれ」とよぶ大崩壊は遠方からも目印となる。 身延(みのぶ)山の南西約7キロメートルにある山で、山頂は身延山久遠(くおん)寺の所有だという。 日朗上人(にちろうしょうにん)開山の日蓮(にちれん)宗の聖地で山頂には敬慎(けいしん)院(七面山本社)などがあるというので早速登ってみた。 静岡県安倍峠手前の八紘嶺への登山口から登り始めました。 歩道が雨に洗われ、木の根が表面に出た坂道を登りました。30分程登ると道の右側が崩壊して、展望が開けた所に着きました。ヤマツツジが咲いて見頃で、地図を見ると七面山方面が見える筈ですがガスがかかり見えませんでした。 八紘嶺山頂付近には麓の方では散っているシロヤシオツツジの花も咲いていました。 八紘嶺山頂からは、北へ唐松林を下がりました。海抜1700m程の地点まで下がると建物の残骸がありました。この地点より幾つかのアップダウンを繰り返し、大木が倒れた跡や針葉樹の密林の中を進みました。 熊が木の皮を剥いだ跡が見られ、南アルプス方向に展望が開けた所もありましが残念ながらガスでアルプスは見えませんでした。 七面山山頂はなだらかな山頂で広く木を伐採してありました。15人程の登山者が昼食を採っていました。 下山時にはガスが濃くなり木に付けられたテープを追いながら、安倍峠手前の八紘嶺への登山口へ戻りました。 |
写真
感想
今回の山行は市販の図書などを参考にして自分で計画してみました。当初からややきついルートタイムかなと覚悟はしていましたが、予想以上に体力的にはきつい山行でした。
日ごろから暇を見つけては近くの山に登り体力をつけたつもりでしたが朝早くからの長時間の山歩きは体力の消耗が激しく一時は計画の甘さを後悔したものでした。
下山時刻もこのため計画よりも遅れ、日照時間が長いこの時期ですからよかったものの、もっと早く登山口に帰れるようにするべきでした。
下山時にはガスがかかってきたときには、正直若干不安になりました。地図読みは普段から心がけているものの平常心ではありませんので正確に読めたか確信がもてません。
ヤマツツジの赤色、シロヤシオツツジの白色、三つ葉ツツジの紫色の花を、一時に見ることが出来ました。
樹林帯の中で木の皮を熊が剥いだ跡を見た時には、気分的にも装備面でも全く準備をしてこなかったので、熊なんて出会うわけが無いと日ごろから口にしていたにもかかわらず、さすがに足がすくみ、肝を冷やしました。
熊対策として言われている、熊除けの鈴を携行しラジオを鳴らしながら歩くことも検討しようかなと思ったものです。
七面山山頂には二等三角点と方位盤が有り、ガスがかかり期待した笊ガ岳や布引山や南アルプスは見えませんでした。
次回は山梨県側の敬慎院からのルートで山頂を訪れてみたいと思います。
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