昨日の雪辱戦・再び三峰山へ
- GPS
- 06:17
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 852m
- 下り
- 836m
コースタイム
9:14 登り尾休憩小屋
10:35 登り尾-不動滝分岐
11:04 三畝峠
11:33 三峰山山頂
11:50 八丁平
12:27三畝峠
12:38 登り尾-不動滝分岐点
13:25 登り尾休憩小屋(昼食)
14:12 登り尾登山口
14:34 不動滝
14:54 青少年旅行村
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨日残念ながら登頂出来なかったので再び挑戦。
今日は天候も良くなるということで期待が膨らみます。
昨日路上にあれだけあった雪も相当量除雪され、かなり走りやすくなっていました。
勿論、旅行村の駐車場も除雪済みで、着いた時にはかなりの車が駐まっていました。
何とか駐車スペースを見付けて早速登頂準備。
その間にも何名か山に向けて出発しています。
雪質は昨日より締まった感じでアイゼン無しで登頂開始します。
先行車が居てくれるおかげでトレースもしっかり、歩きやすくて感謝です。
登り尾休憩小屋まで難なく登ることが出来ました。
そこから問題の階段ですが、しっかりトレース出来ています。
おかげで楽に登れましたが、その先で3人とすれ違います。
もう登頂したの?と思いつつ話を聞いてみると、先頭でラッセル三昧、こんなにきついと思わなかったとのこと。
残念ながら引き返してきましたとのことでした。
今日はまだこれから登って来る方がおられるので、ラッセル交代しながら登ればいいのにと思っていましたが、無理強いは出来ません。
残念ながら3人のグループは撤退です。
まだ何人か先行者が居たはずなので、何処までルート出来上がってるのかと思いながら登っていくと山頂まで1600m付近でとうとう追いついてしまいました。
昨日撤退した所と目と鼻の先です。
結局ここから始めないといけないのかと思いつつ、先行者が居るおかげで何とか進んで行きます。
先行者はワカンで、その後ろからアイゼンのみ付けた方が続きますが、いくら昨日より雪質が締まったとはいえ、標高が上がるにつれ昨日とそんなに変わらない雪質に、それどころか少し重たい感じになってます。
ワカンで付けてくれたトレースを辿りますが、浮力が効かず何度も踏み抜きます。
やはりワカンなりスノーシューがなければ進むことがままなりません。
スノーシュー装着したい所ですが、ここでは装着出来そうにないので、仕方なくラッセル状態に陥りました。
結局数人で代わる代わるラッセルしながら登り尾-不動滝の分岐まで来ます。
昨日、不動滝側から登って行かれた方がいましたが、そちらのコースもかなりの積雪量だそうで、非常に苦労されて分岐点まで辿り着かれていました。
ということは昨日の方も撤退しているかもしれませんね。
ここからはスノーシュー装着でさらに進みます。
スノーシュー&ワカン装着している方が先頭に立ち、道を作っていきます。
スノーシュー持っておられない方も後に続きますが、やはり踏み抜いて足が雪に取られ非常に歩きづらそうです。
こんなにスノーシューに助けられるとは思ってもいませんでした。
何度か先頭を入れ替わり、最後は自分が先頭に。
普段は鬱蒼としている杉林も、霧氷が付いて非常に明るく目を奪われますが、その霧氷が付きすぎて木々の枝が垂れ行く手を阻みます。
何度もかがみ、四つん這いになりながら何とか進み、そしてついに台高尾根まで登りつめます。
ここまで来れば後はほぼ平坦な尾根道。
写真を撮りながらゆっくり進むことにし、先頭をここで譲ります。
しかし、その尾根道も積雪量が多く、また霧氷の付きが良すぎて枝が行く手を阻み、かなり先行者の方は難儀しておられました。
それ以上にこれだけ霧氷の付きが良いのは珍しく、完全に目を奪われてしまいました。
天候も味方をしてくれたおかげで何処を見ても霧氷が輝いて見え、今日登って来て本当に良かったと感激しきりです。
八丁平も言葉に出来ないほどの綺麗さで、別世界のよう。
いつまで居てもあきない程です。
しばらく写真を撮りつつ堪能した後はピストンで下山開始。
後から後から登って来る方が居るおかげで、トレースはしっかり踏み固められています。
下山時はスノーシューを外し、悠々と下りて行くことが出来ました。
登り尾休憩所に辿り着いた所で昼食。
食事が終わると下山再開。
登り尾登山口に下り着いた時、時間もまだ早いので不動滝もついでに見ておこうと思い立ち向かいます。
こんな事なら不動滝コースを素直に下りていれば良かったと思いつつも、後の祭り。
林道から不動滝入口に入る所でザックをデポし、身軽になって写真を撮りに向かいます。
少しは凍った所があるかと重いながら向かいますが、結果は全く普通に流れ落ちています。
気温が高いので致し方ないなと思い、そそくさと引き返し駐車場へ。
昨日の雪辱も出来たし、今まで何度か登って来た中でも最高の霧氷を見る事が出来たしと最高の一日となりました。
一緒にラッセルして頂いた方、本当に有り難うございました。
GPSログ解析
開始日時 2014/02/16 08:37:00 終了日時 2014/02/16 14:54:32
水平距離 9.90km 沿面距離 10.42km
経過時間 6時間17分32秒 移動時間 4時間22分04秒
全体平均速度 1.66km/h 移動平均速度 2.38km/h
最高速度 9.03km/h 昇降量合計 1498m
総上昇量 718m 総下降量 780m
最高高度 1238m 最低高度 552m
一緒に登頂させていただきました。あと四・五〇〇辰砲覆辰討らのルート無しはくつかったです。ブッシュが倒れて夏道がわからなくなってしまい難渋しました。ラッセルはスノーシューの方がおられなかったら、私たちだけでは50辰能わってたことでしょう。ルートを外れるとすぐに腰まで浸かってしまい、おぼれている状態でした。下山の時にはルートの雪もしまっていて、バスの人たちは余裕でのぼってきましたね。先駆者の苦労はリスペクトすべきです。ハハハ…。
登りのラッセルはきつかったですが、素晴らしい霧氷がその疲れをすべて消してくれたような気がします。
台高尾根に出た時に晴れ間が広がって霧氷が輝いて見えた時は、ご褒美をもらったような気持ちでした。
三峰山でスノーシューがここまで必要になるなんて滅多にない事なので、貴重な経験をさせてもらったと思っています。
後に続いて登ってこられた方のおかげで、下山時は凄く楽でしたね。
またどこかのお山でお会いしましたら、よろしくです。
前日撤退ということは、休憩所でお湯を差し上げた方でしょうか?
私は「不動滝コース」から登ってきました。
当日の不動滝コースは、滝上部からトレースがなくなり、
三人でラッセルを交替しながら登ってきました。
三峰山は初めてでしたが、なんか癖になりそうです・・・
そうです。
お湯有り難うございました。
三峰山でも何度かラッセルした経験はありますが、今回のように下から上までラッセルし続けるような事は初めての経験でした。
登り尾-不動滝の分岐点でスノーシュー装着している時に不動滝側から登ってこられた方一人とお話をさせて頂きましたが、不動滝コースもかなり苦労されたみたいですね。
もっといろんな山に登ってみたいと思いながらも、三峰山にはつい足が向いてしまってます。
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