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記録ID: 408031
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
石鎚山

雪深き2月の石鎚山(2014)

2014年02月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
ベルクハイル その他2人
GPS
07:50
距離
8.1km
登り
948m
下り
948m

コースタイム

日帰り
山行
6:50
休憩
1:00
合計
7:50
9:30
30
スタート地点(ロープウエイ成就駅)
10:00
10:10
90
成就社
11:40
11:50
30
前社が森
12:20
60
夜明峠
13:20
13:40
50
二ノ鎖下
14:30
14:40
40
石鎚山(弥山山頂)
15:20
40
二ノ鎖下
16:00
16:10
50
前社が森
17:00
20
成就社
17:20
ゴール地点(ロープウエイ成就駅)
9:30ロープウエー成就駅−10:00-10成就社−11:40-50前社が森−12:20夜明峠−13:20-40二の鎖下−14:30-40石鎚山(弥山)山頂ー15:20二の鎖下−16:00-10前社が森ー17:00成就社ー17:20ロープウエー成就駅
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
西の川ー成就駅 ロープウエー 往復1900円
駐車場 500円
コース状況/
危険箇所等
・積雪はかなり多かった。成就社で約80cm、途中は1~1.5m、二の鎖下あたりで2m前後。山頂で50cm。
・トレースは二の鎖下までは着いていた。
・二の鎖下から山頂までのトラバースルートは、きわどいトラバースと、深い雪のラッセルが続く。頂上直下が最もシビア。特に下りは要注意。
・アイゼン、ピッケルは必須。アイゼンは12本歯を推奨。
ロープウエー成就駅より出発。いつもは雪が少ないところだが、今日は雪が多い
2014年02月16日 09:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
3
2/16 9:35
ロープウエー成就駅より出発。いつもは雪が少ないところだが、今日は雪が多い
瓶が森を振り返る
2014年02月16日 09:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 9:35
瓶が森を振り返る
木々には数日前の新雪がたっぷりとついている
2014年02月16日 09:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 9:56
木々には数日前の新雪がたっぷりとついている
成就社に到着。ここも雪深くて、ちょっと神聖な感じだ
2014年02月16日 10:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 10:01
成就社に到着。ここも雪深くて、ちょっと神聖な感じだ
成就社の遥拝殿より、石鎚山頂の白い姿を望む
2014年02月16日 10:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 10:04
成就社の遥拝殿より、石鎚山頂の白い姿を望む
成就社を囲む雪深い森
2014年02月16日 10:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 10:05
成就社を囲む雪深い森
雪帽子をかぶった狛犬
2014年02月16日 10:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 10:07
雪帽子をかぶった狛犬
八丁坂の下りより望む石鎚の白い姿
2014年02月16日 10:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 10:33
八丁坂の下りより望む石鎚の白い姿
逆光にキラキラ輝く、凍りついた森
2014年02月16日 10:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2/16 10:37
逆光にキラキラ輝く、凍りついた森
登山道わきには大きなツララもできていた
2014年02月16日 11:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 11:11
登山道わきには大きなツララもできていた
雪をかぶったブナの木
2014年02月16日 11:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 11:18
雪をかぶったブナの木
登りの途中で休憩。
2014年02月16日 11:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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登りの途中で休憩。
雪がびっしりと着いた木々
2014年02月16日 11:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 11:28
雪がびっしりと着いた木々
急な雪の道をひたすら登ってゆく
2014年02月16日 11:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 11:29
急な雪の道をひたすら登ってゆく
前社が森に到着、雪をかぶった岩峰
2014年02月16日 11:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 11:54
前社が森に到着、雪をかぶった岩峰
瓶が森が見えるが、今日は霞がかかっている
2014年02月16日 11:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 11:54
瓶が森が見えるが、今日は霞がかかっている
夜明峠(よあかしとうげ)に到着。バーンと雪をかぶった石鎚山の全景が見える
2014年02月16日 12:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 12:22
夜明峠(よあかしとうげ)に到着。バーンと雪をかぶった石鎚山の全景が見える
夜明峠にて、このグループは岡山からの人たち。今日は結構登山者が多かった
2014年02月16日 12:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 12:22
夜明峠にて、このグループは岡山からの人たち。今日は結構登山者が多かった
同じく、夜明峠からの石鎚山
2014年02月16日 12:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 12:30
同じく、夜明峠からの石鎚山
夜明峠から、スノーシューをはいてみる、
2014年02月16日 12:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 12:36
夜明峠から、スノーシューをはいてみる、
雪原にぽつんと雪をかぶった木が..
2014年02月16日 12:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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雪原にぽつんと雪をかぶった木が..
雪の多い斜面を、スノーシューで登ってゆく
2014年02月16日 12:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 12:44
雪の多い斜面を、スノーシューで登ってゆく
小さいシュカブラも見られた
2014年02月16日 12:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 12:46
小さいシュカブラも見られた
二の鎖までもう少し
2014年02月16日 13:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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二の鎖までもう少し
(構図を変えて)石鎚山をまじかに望む
2014年02月16日 13:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 13:22
(構図を変えて)石鎚山をまじかに望む
二の鎖下の鳥居にようやく到着。すでに時刻は13時を回っている。昼食休憩とした
2014年02月16日 13:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 13:33
二の鎖下の鳥居にようやく到着。すでに時刻は13時を回っている。昼食休憩とした
鳥居も相当埋まっており、積雪は2mを越えているようだ
2014年02月16日 13:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 13:33
鳥居も相当埋まっており、積雪は2mを越えているようだ
二の鎖下より、石鎚山の北壁を望む
2014年02月16日 13:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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二の鎖下より、石鎚山の北壁を望む
北壁のズームアップ
2014年02月16日 13:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 13:47
北壁のズームアップ
二の鎖下よりトラバースルートを行くが、雪が深いところが多い
2014年02月16日 14:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 14:19
二の鎖下よりトラバースルートを行くが、雪が深いところが多い
少しは鉄の階段がでていたが、慎重に行く
2014年02月16日 14:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 14:23
少しは鉄の階段がでていたが、慎重に行く
積雪の多い斜面を慎重に進む
2014年02月16日 14:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 14:26
積雪の多い斜面を慎重に進む
雪が多くて、トレースも判然としない
2014年02月16日 14:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 14:26
雪が多くて、トレースも判然としない
頂上直下は夏道が雪に埋まっていて危険を感じたので、標高差15m程度のルンゼ状の斜面を、アイゼン、ピッケルを駆使して必死に登る
2014年02月16日 14:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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頂上直下は夏道が雪に埋まっていて危険を感じたので、標高差15m程度のルンゼ状の斜面を、アイゼン、ピッケルを駆使して必死に登る
ようやく約5時間を要して山頂に到着。ここまで時間がかかったのは初めてだ。山頂部からは二の森あたりがうっすら見えた
2014年02月16日 14:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 14:32
ようやく約5時間を要して山頂に到着。ここまで時間がかかったのは初めてだ。山頂部からは二の森あたりがうっすら見えた
山頂部の雪をかぶった木々
2014年02月16日 14:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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山頂部の雪をかぶった木々
石鎚山(弥山)頂上は霧が去来していたが、たまに天狗岳が見えた
2014年02月16日 14:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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石鎚山(弥山)頂上は霧が去来していたが、たまに天狗岳が見えた
山頂のお宮。
2014年02月16日 14:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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山頂のお宮。
霧にけぶる天狗岳
2014年02月16日 14:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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霧にけぶる天狗岳
山頂部から南の斜面を望む。樹林帯が雪で真っ白い
2014年02月16日 14:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 14:48
山頂部から南の斜面を望む。樹林帯が雪で真っ白い
白い樹林帯のズームアップ
2014年02月16日 14:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 14:48
白い樹林帯のズームアップ
山頂からの下りは、ルンゼを通らず、夏道沿いに下ってみたが、これもまたヒヤヒヤもののトラバースだった。
2014年02月16日 14:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 14:59
山頂からの下りは、ルンゼを通らず、夏道沿いに下ってみたが、これもまたヒヤヒヤもののトラバースだった。
トラバース道より、夜明峠あたりを望む
2014年02月16日 15:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 15:02
トラバース道より、夜明峠あたりを望む
西の冠岳も真っ白い姿だ
2014年02月16日 15:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 15:12
西の冠岳も真っ白い姿だ
西の冠岳の北面をよく見ると、なだれた跡が見えた
2014年02月16日 15:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 15:13
西の冠岳の北面をよく見ると、なだれた跡が見えた
よーやく、ロープウエー成就社に到着。最終便にぎりぎりで、結局、次の臨時便に乗る。ロープウエーより夕闇せまる瓶が森
2014年02月16日 17:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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2/16 17:35
よーやく、ロープウエー成就社に到着。最終便にぎりぎりで、結局、次の臨時便に乗る。ロープウエーより夕闇せまる瓶が森
ロープウエーから望む麓
2014年02月16日 17:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2/16 17:36
ロープウエーから望む麓

感想

【山行No 440】

※ 今年は1月初めに石鎚に入って以来、本格的な山には登っていないが、
  山仲間のW氏(王氏)を誘って再び石鎚に行ってみることにした。
  メンバーはほかに、W氏の知り合いのA氏で、計3名。

・新居浜と西条で2人をピックアップしてロープウエー駅へと向かう。
8:30-9:00 西の川
 ・ここでアクシデント発生。
  ここまでは除雪されていたので、チェーンなしで快調に走ってきたのに、
  駐車場に入ると、雪が積もっており、いきなりスタック。
  しかたなく駐車場の途中でチェーンを着けたが、
  それだけで20分はロスした。

9:10-30 ロープウエー成就駅(気温=マイナス4℃)
 ・雪が多いので、さっそくアイゼンをはいてから歩き始める。
  2月には、四国でも2回ほど、結構雪が降ったので、
  この山中でも1月の時よりもかなり雪が多く、
  積雪量はここですでに80cmはありそうだ。
  ただし今日は天気は良好で、青空が見え、風も弱い。

10:00-10 成就社
 ・例によって登山安全のお参りをする。今日は天気が良いので、
  遥拝殿からも石鎚山頂部が良く見えた。
  この付近も雪が多く、狛犬の頭に雪が三角帽子のように積もっていた。

 ・八丁坂の下り、さらにコルからの登りも、トレースは着いているが、
  雪がかなり多い。トレースがあるから何とかなるが、
  周りの雪の量は1mを越えているようだ。
  上の木々の枝にも新雪が積もっていて、
  青空をバックになかなか絵になる感じ。
  ただし、雪が締まっていないせいもあって、
  ペースがあまり上がらず、時間がかかる。

11:40-50 前社が森(休憩舎)(気温=マイナス6℃)
 ・小休止とし、テルモスのお湯でコーヒーを作り、飲む。
  やれやれ、やっと半分か。今日はやけに時間がかかるなぁ。

12:10-30 夜明峠
 ・ここでいつものように、バーンと視界が広がり、石鎚山の全景が広がる。
  今日は北壁も雪をかぶって、全山が真っ白くて神々しい。
 ・ここで、今回初めて登山のために持ってきた
  スノーシューを履いてみる。
  二の鎖あたりまで行けるかな?
  だが、トレース脇の新雪をスノーシューで歩いてみるが、
  20cmほどは潜ってしまい、
  トレース沿いにサッサと行く同行者2人とだんだんと差がついてきた。
  しかも、割と平坦なところは良かったが、
  一の鎖場の巻き道(鎖場のすぐ脇を直登)を行くところは、
  トレースが急な斜面になっていて、スノーシューでは上がりきれない。だいぶ頑張ってみたが、とうとうあきらめて、アイゼンに履き替えた。  ここはアイゼンでも登りにくいほどの急な雪の斜面になっていた。

13:20-40 二の鎖下(マイナス6℃)
 ・同行者2名に遅れること約10分で、
  ようやく二の鎖下の鳥居の場所に到着。
  すでに時刻は午後になっており、とりあえずここで昼食を取る。
  少しあわただしくカップラーメンを食べながら、
  ここで引き返すかどうか、話し合う。
  上空は雲がだいぶ増えてきたし、時刻も遅いので、
  自分的には引き換えしでも良いと思ったが、
  同行の若い二人は、「山頂方向に行けるところまで行ってみたい」
  というので、頑張って行ってみることにした。
 ・途中ですれ違った人たちと話を交わすと、
  半分くらいは二の鎖の鳥居で引き返し、
  他の人も、頂上直下が難しくて、引き返した人が多いようだった。

 ・とりあえず巻き道(トラバース道)へと足を踏み入れる。
  夏道はほとんど消えていて、薄いトレースをたどりながら進む。
  凍っているところはむしろアイゼンが利いて登りやすいが、
  途中から、トレースは樹林帯の中を直登しており、
  ふかふかの雪をかき分けながら登るのは、かなり体力を使った。
  直登を続けると、ようやく三の鎖脇のトイレの横に出た。
 ・ここからさらに道は厳しくなり、半分凍った雪の斜面を、
  アイゼン、ピッケルを駆使して斜上ぎみにトラバースしてゆく。
  道形もあまりはっきりしていない。
 ・さらに頂上直下は、夏道は雪に埋もれて通れなさそうだったので、
  (ここで多くの人は引き返したもよう)、
  頂上へ向かう傾斜45度ほどの、
  凍ったルンゼ状の雪壁を登ることにした。
  ピッケルをしっかり差しながらアイゼンも前歯を使って登ると、
  自分的にはそれほどでもなかったが、
  10本アイゼンのA氏はかなり苦労していた。
  (W氏は、あとで聞くと、アイスクライミングみたいで面白かった、と)
  それでもなんとか全員、無事に登りきる。

14:30-40 石鎚山(弥山)頂上
 ・ようやく、約5時間を要して、頂上に到着。
  雪が多かったにしろ、こんなに時間がかかったのは初めてだった。
  遅い時刻なので人はほとんどいなかったが、単独の人が一人。
  聞いてみると、今日は避難小屋に泊まる予定とのこと、猛者だなあ!
  写真を取るために朝まで頑張るそうな。
  この人に聞くと、今日は山頂までたどり着いたのは
  我々を含め、わずか6名とのこと。
  結構厳しいルートだったはずだ。
  展望は、時折天狗岳が見える程度、
  時間も遅いので、記念写真を取るだけでさっそく下りにかかる。

 ・下りは、頂上にいたおじさんのアドバイスに従い、
  夏道の鉄の階段沿いで下ってみたが、
  ここもかなりヒヤヒヤの道。
  トラバース状にななめに下るが、階段は雪に埋もれて
  足場がはっきりせず、
  ピッケルで手すりを掘りだして、
  手すりとピッケルを頼りに慎重にくだる。
  後続の2人が、滑落するのではないか?とヒヤヒヤものだった。
  (あとでA氏に聞くと、相当冷や汗をかいたとのこと)
 ・三の鎖横のトイレ脇に来ると一安心。
  その後、登りで苦労した急斜面はシリセードで一気に下る。
  
15:20 二の鎖下
 ・ようやく安全地帯に到着して一安心だ。
  だが、下りも結構時間を要したので、
  ロープウエーの最終便(17:20)まで残り2時間しかない。
  休まず急いで下る。
 ・途中は、人気のない雪道を3人で、シリセード混じりでずんずん下るが、
  自分はスノーシューの重さが肩にこたえるせいか、
  足取りが重くペースが上がらない。
  疲れが出てきて他の2人より遅れ気味。
16:00-10 前社が森
 ・時間は押しているが、疲れているので
  最後の休憩をとり、コーヒーを飲む。
 ・ここからもシリセードを交えて、急ぎ気味で下るが、足は重い。
  八丁のコルからの登り返しは特にきつく、
  通常20分のところ30分もかかってしまった。
17:00 成就社
 ・ロープウエー最終便の時刻まであと20分。
  やばいと思い、休まず下る。2人には先行して下ってもらう。

17:20-30 ロープウエー成就駅
 ・長い雪山登山が終わった。正直、今日はきつかった。
  ロープウエーは、17:20が公式の最終便だったが、
  スキー場の関係者が乗る17:30の便に乗せてもらい、
  ようやく下界に下って行った。

※ 1月の石鎚はこれほど雪が深くなくて、毎年、それほど疲れることはないが、
  今回は、新雪がどっさり積もったせいで、雪景色は楽しめたものの、
  めいっぱい体力を使った登山だった。
  いずれにしろ、登頂の喜びよりも、
  雪山経験の少ないW氏、A氏も含め、無事下山できて、ほっとした。

  
※ 自分的には技術的にはまだ少し余裕がある難度だったが、
  経験の浅いメンバーを連れてだったので、
  本来は二の鎖の鳥居で引き返すべきだったかな?と、
  あとから少し反省をする山だったなぁ....(2月18日 追記)
 

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