記録ID: 4082133
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山滑走
白山
野伏ヶ岳山スキー🎿
2022年03月13日(日) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:23
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,031m
- 下り
- 1,033m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り 気温は山頂で6℃。最高13℃ 風速は山頂で6m/s程度。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から100m程度の橋を渡ったところから山頂までは雪たっぷりあります。この日は前日からの高温(多分、山頂も氷点下にならなかった)により、入り口から山頂まで相当に雪が緩んでいました。予定では山頂の東斜面を滑走して牧場経由の予定でしたが、東斜面は斜面に雪しわやグライド、雪割れが多数あり、滑走したらほぼ間違いなく雪崩れるような状況でした。対して南斜面は、先週、大規模な雪崩があったレコもあり、一度リセットされて比較的平らで東面よりはリスクの少ない斜面となっていました。ただし、山頂付近のドロップポイントから100m程度はあちこちにグライドによる雪割れやクラックが入っていました。山頂付近の尾根上の雪庇の付け根にも、登頂時は無かった雪割れが30分程度後の滑走時にはうっすらとありました。このため、滑走前の登りの時点で、複数方向から雪の状況を確認して、滑走時のルーファイルを行い、そのルートに従って滑走しないと危険な状況でした。ドロップポイントからは斜面が急なため、ノール地形の下側の雪割れの状況が全く確認できませんので、登坂時にいい加減なルート確認、ルーファイをしているとドロップポイントと滑走ルートが特定できません。自分自身の命がかかっているので、複数人で行動する際は、リーダーまかせにするのではなく、全員でチェック、相談しながらドロップポイントと滑走ラインを決めた方が良いと思います。また、滑走時間が遅くなると、雪が緩んでリスクがあがってくるので、できれば気温が上がる前の朝一で滑走できるような工程とした方が良いと思います。 雪質に関しては、ザラメを通り越してシャバシャバでした。滑走の度に小雪崩を引き起こしたり、1m以上のスノーボールが落ちて行って、雪が緩すぎて途中で崩壊、再び小雪崩を繰り返していました。このため、滑走は必ず1人づつ行い、斜面が比較的緩やかで雪崩が到達しないところまでおりてから、2人目が滑走するようにしないと危険です。また、フォールラインの下に人がいないようなライン取りで滑走しないと雪崩に巻き込まれる可能性があります。 その他として、雪が緩すぎるのでファット板の方が楽です。テレマークはコントロールが困難とのことでした。自分のクンバックは、かなり調子よく雪が滑りました。シールは相当に濡れました。登りは短時間で切り上げるようにスピードを速くして登った方がリスク軽減できると思います。 |
写真
今日は、kozokoloさん、そのご友人のお2人名(YMさん、YGさん)、ワカンのorange_penguinさん、計5名での野伏ヶ岳です。当初は私とkozokoloさんの二人の予定でしたが、kozokoloさんの人望は人を引き寄せるようです。
前日の伊吹山終了後、道の駅白山長滝で前泊して、ここまでやってきました。駐車スペースは6:30には満車となるので、6時ごろにはついておいた方が良さそうです。
出発前に全員のビーコンチェックを済ませます。団体の場合は、色々な経験値の方がいるので、本当はここで、今日想定されるリスクなども全員で確認して、着目すべき注意点やリスクへの回避策も確認しておいた方が良いと思いました。ソロより団体の方がリスクは高くなることもありますので。
k:今回は、偶然にも同じ日に野伏ヶ岳お誘いが2件もあり、みんなで一緒に行くことになりました😀出発前の装備チェックと安全確認は大切です。
前日の伊吹山終了後、道の駅白山長滝で前泊して、ここまでやってきました。駐車スペースは6:30には満車となるので、6時ごろにはついておいた方が良さそうです。
出発前に全員のビーコンチェックを済ませます。団体の場合は、色々な経験値の方がいるので、本当はここで、今日想定されるリスクなども全員で確認して、着目すべき注意点やリスクへの回避策も確認しておいた方が良いと思いました。ソロより団体の方がリスクは高くなることもありますので。
k:今回は、偶然にも同じ日に野伏ヶ岳お誘いが2件もあり、みんなで一緒に行くことになりました😀出発前の装備チェックと安全確認は大切です。
シールハイク開始します。
それにしても、この時期でこの雪量!!今年は素晴らしい!!
でも、気温は急激に上がっているので、全層雪崩のリスクはむしろ例年より格段に高いだろう。
k:今年は雪が多いけど、融けるのも早そうです😅
福井から岐阜へ抜ける峠道には落雪が数カ所ありました。
それにしても、この時期でこの雪量!!今年は素晴らしい!!
でも、気温は急激に上がっているので、全層雪崩のリスクはむしろ例年より格段に高いだろう。
k:今年は雪が多いけど、融けるのも早そうです😅
福井から岐阜へ抜ける峠道には落雪が数カ所ありました。
皆でワイワイガヤガヤと楽しく登ります。自分はこういった経験が少ないので、スタートから当分の間は、どうしても委縮しがちとなる。自分が消えないように内なる強い意志を持とう(笑)。
k:いつも仲間数人で行きますが賑やかです。(笑)
k:いつも仲間数人で行きますが賑やかです。(笑)
南斜面の雪割れも、さっきよりどんどん進行しているような気がします。あそこはとても滑走できません。ドロップポイントを探す。どんどんポイントが狭くなってくる。
うーん???ドロップポイントは少し右にするか、高度を落としてクラックを避けた方が良さそうだ。
黄砂が雪を汚していました。東面は全面茶色だったので、ここ最近はだ相規模雪崩はなさそうだが、南面は白い面が多かったので、最近、大規模雪崩が発生して雪が安定しているのが分かる。
k:3月に入り一気に気温が上がったので、クラックや雪崩跡が多数見えます。黄砂で斜面は汚れてます。まだ残ってる雪庇もあるので要注意です。
うーん???ドロップポイントは少し右にするか、高度を落としてクラックを避けた方が良さそうだ。
黄砂が雪を汚していました。東面は全面茶色だったので、ここ最近はだ相規模雪崩はなさそうだが、南面は白い面が多かったので、最近、大規模雪崩が発生して雪が安定しているのが分かる。
k:3月に入り一気に気温が上がったので、クラックや雪崩跡が多数見えます。黄砂で斜面は汚れてます。まだ残ってる雪庇もあるので要注意です。
東斜面はリスクが高すぎます。
ほぼ全面にわたってクラックが入っていました。
この時点で自分の中では、東面は却下。
当然ながら、だれも滑ってませんでした。
k:所々にあるクラックは危険ですね。
ほぼ全面にわたってクラックが入っていました。
この時点で自分の中では、東面は却下。
当然ながら、だれも滑ってませんでした。
k:所々にあるクラックは危険ですね。
皆さん、上がってきます。この辺、雪庇の雪割れに注意してください。欲見ると小さなクラックが成長中でした。
k:もう少しで尾根を乗越します。今日は、大日ヶ岳へ行ってる友達は見えないか?(笑)
k:もう少しで尾根を乗越します。今日は、大日ヶ岳へ行ってる友達は見えないか?(笑)
山頂登ってちょっと降りてからパチリ。
皆さん、山頂写真撮らないんです。
山スキーヤーにあるあるです。自分はまだ山スキーヤーではないので、なんか違和感があります。
k:そういえば!山頂で集合写真撮ってないですね😅(笑)
風強いし先に避難することを優先してました。
皆さん、山頂写真撮らないんです。
山スキーヤーにあるあるです。自分はまだ山スキーヤーではないので、なんか違和感があります。
k:そういえば!山頂で集合写真撮ってないですね😅(笑)
風強いし先に避難することを優先してました。
ここか?ここなのか?
必死にドロップポイントを探す。
YMさん、kozokoloさんと3人で話し合う。
k:うーん、判断が難しい!先に下山開始したオレンジペンギンさんと無線交信したけど、オレンジペンギンさん位置からでは、クラックがあるか見えないそうです。
必死にドロップポイントを探す。
YMさん、kozokoloさんと3人で話し合う。
k:うーん、判断が難しい!先に下山開始したオレンジペンギンさんと無線交信したけど、オレンジペンギンさん位置からでは、クラックがあるか見えないそうです。
ここでYMさんが行きます。
すると、「駄目だ!!雪割れだ!!トラバースして落としてから滑走してくれ!!」とのこと。
k:YMリーダーが、雪庇の無い所からドロップしたが、行こうと思ってた場所にはクラックがありました。
すると、「駄目だ!!雪割れだ!!トラバースして落としてから滑走してくれ!!」とのこと。
k:YMリーダーが、雪庇の無い所からドロップしたが、行こうと思ってた場所にはクラックがありました。
k:植林地帯をショートカットして、林道へ合流。
ここで、男女ペアの登山者にお会いしたが、まさかtamutakeさん&tamuyokoさんだったとは!(笑)
このあと、橋手前の植林ショートカット地点でもお会いしました。(笑)
ここで、男女ペアの登山者にお会いしたが、まさかtamutakeさん&tamuyokoさんだったとは!(笑)
このあと、橋手前の植林ショートカット地点でもお会いしました。(笑)
k:林道をショートで下りて来たオレンジペンギンさんと合流。
ここでもtamutakeさん達にお会いしました。tamutakeさんとはこの日、尾根上でと林道合わせて3回も会ってるのに気が付かなかった😂(笑)
ここでもtamutakeさん達にお会いしました。tamutakeさんとはこの日、尾根上でと林道合わせて3回も会ってるのに気が付かなかった😂(笑)
撮影機器:
装備
個人装備 |
ジオラインMWシャツ1枚
大門沢手ぬぐい
ミレードライナメッシュシャツ
カシミヤ混成タイツ下1枚
モンベルウィックロンジオサーマルロング(使用せず)
モンベルのジオラインバラクラバ2枚(使用せず)
ミズノの化繊帽子(使用せず)
防寒テムレス2セット
インナー手袋(使用せず)
ハードシェル上下
スキー板(K2クンバック)
スキーブーツ(マエストラーレ)
ザック(モンベルチャチャパック45)
パンなど2個(消費1200kcal)
非常食(柿の種)
ヘッドランプ(レッドレンザーMH5を2個)
GPS(ガーミンmap66sを2個)
スマホ
BDウィペット(直径12cmのスノーバスケット)
ココヘリ
防寒着(ダウン)
ツェルト(juza)
ゾンデ(モンベル240cm)
スコップ
自作スノーソー
ゴーグル
ヘルメット
シール(ポモカ)
マムートビーコンBarryvox
G3クトー
水1.0L(0.6L消費)
合計14.0kg(板
ブーツ
シール
ウィペット除く)
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感想
greenriverさんが概要を書いて下さってるので、詳細はいつもの様に写真にコメントしてます。(笑)
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4人山スキーヤーとスノーシューの女性覚えてます😄日曜日はおつかれさまでした😆
おはようございます。
ダイレクト尾根の上部でスライドして、下りの林道ではこんにちは。って挨拶して、最後は橋手前の植林地と林道の所でもお会いしました。(笑)
tamutakeさん達の後ろを仲間のオレンジペンギンさんが歩いてました。(笑)
当日は、団体でお騒がせしました。
雪がゆるゆるでなければ、もう少し楽できましたね。
そして、あれほど熱い雪山も珍しいかなあと・・・(笑)。
兎にも角にもお疲れ様でした。
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