快晴の御嶽山〜剣ヶ峰を独り占め〜


- GPS
- 05:23
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 927m
- 下り
- 927m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
おんたけ2240スキー場までは積雪なし 登山ポストはリフト券売場の左側にあり |
写真
感想
諏訪湖SAで車中泊したが、ウィークデイの疲れからか寝過ごし、おんたけ2240着が1時間遅れとなった。まあ、いつものことだ。
ゴンドラ降りてスノーシューを履き、樹林の中をまっすぐ田ノ原に下る。結構ふかふかだ。田ノ原で御嶽全貌現れテンション上がってきた。予報どおり快晴だ、明日の方がコンディションはいいのだが仕方ない。風吹かないでくれよ。1時間出遅れたので4時のゴンドラ最終に間に合うか心配だ。登り4時間、下り2時間と踏んでスタート。
先週末の大雪の影響を懸念していたが、余り潜らないし、数人分のトレースがある。ゴンドラで上がってきたので息が上がる。しばらくゆっくり歩いて順化しよう。デカいザックの三人を追い越す。灌木帯を抜けると風が出てきた。アウターとオーバー手袋を付け、ついでに栄養補給する。完全に木が無くなりやがて金剛童子だ。ここでスノーシューをデポし、アイゼン付けピッケル・ストックで行く。
すぐに8合目を過ぎ、二人連れを抜く。段々傾斜が増してくる。雪は多くなく締まっている。9合目前で更に急傾斜となり王滝頂上が目の前に。二人連れが降りてきて、風が強くて引き返してきたという。王滝頂上の社の陰で紅茶補給と一服するがなかなか火が着かない。風の通り道になっているのでオーバー手袋外していたら手の感覚が無くなってきた。
社の北側に出ると、剣ヶ峰が目前に聳え立つ。八丁たるみにかけて風があたる。剣ヶ峰から三人降りてきた。剣ヶ峰へは堅い雪、頂上直下は30度位の傾斜だ。夏の急な階段が全部埋まっているのだから当然か。時々風で身体がよろける。
鳥居をくぐって剣ヶ峰到着。予感していたがやはり誰もいない。さてさて、何が見えるか。白山が真っ白。北は乗鞍の右に槍。穂高は見えない。左に笠、その左に黒部五郎か薬師かな。浅間に八ヶ岳。中央アルプスと南アルプスが重なっている。中アをこの方向から見るのは新鮮だ。中アは経ヶ岳、駒ヶ岳から宝剣、空木、南駒、越百、恵那山。南アは、甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳、塩見、悪沢、赤石、聖、光。誰もいないし、三脚もないので記念写真が満足に取れないのが心残りだが、この時期この場所から一人で見た景色を瞼にしっかり焼き付けた。
下り開始は13:45。ゴンドラ最終は大丈夫だ。登りに景色は堪能したので黙々と一気に降りる。気を遣ったのは剣ヶ峰直下だけで、あとは硬くもない、ユルくもない雪で快調に金剛童子までかけ降りた。スノーシューを回収し、ザックにくくりつけてアイゼンのまま更に下るが、灌木帯に入ると緩んだ雪に足を取られがち。田ノ原からはスキーコースを歩き、剣ヶ峰から歩行約1時間 でゴンドラの三笠の森駅についた。
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