若山〜向谷山〜十方山〜天王山
- GPS
- 11:04
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 1,483m
- 下り
- 1,468m
コースタイム
- 山行
- 9:36
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 11:04
天候 | 晴れ/薄曇り/曇り/小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■高槻駅〜金龍寺跡〜若山〜若山神社 山道区間は太閤道として親しまれています。 特に危険な箇所はありませんが、路面が滑りやすい箇所が少なくないとの印象。 雨後などは特に注意して進みたいですね。 今回は部分的に太閤道から逸れて、寄り道しています。 ■若山神社〜尺代〜向谷山〜ギロバチ峠 尺代までは歩きやすい山道で、その後は水無瀬渓谷沿いの林道になります。 写真20の先は通行止めとなっており、一定の危険はありそう。 写真21からは沢沿いの道がしばらく続きます。 2018年9月の台風21号でひどく荒れていたはずですが、倒木は処理済みで特に危険と思われる箇所はないように感じました。 谷を離れると歩きやすい道が続き、写真29の地点で一般のルートから逸れ、向谷山の山頂へ。 こちらも以前は倒木が多かったのだけど、処理済みで歩きやすくなっています。 ギロバチ峠までも特に問題ないでしょう。 ■ギロバチ峠〜十方山〜椎尾神社 ギロバチ峠からはおおさか環状自然歩道を辿ります。 少し下ると林道に出合い、沢沿いを進んで行くと、舗装路に合流。 十方山への登りはバリルートで、『私有地につき、立入禁止』系の表示があるので、もし通るのであれば、ルートから外れないようにしましょう。 倒木が多い区間では、目印を追うのが良さそう。 一般のルートに合流すると、すぐに十方山山頂へ至ります。 下りのルートは特に問題なさそう。 下山すると、近くに水無瀬の滝があるので、寄ると良いでしょう。 住宅街を辿り、サントリー山崎蒸留所の間を進んで行くと、椎尾神社です。 ■椎尾神社〜天王山〜ミツマタの道〜山崎駅 特に問題はなさそう。 分岐が多いので、現在位置の把握をしっかりしておきたいですね。 歩きたいルートを繋いでいるため、遠回りをしています。 |
写真
感想
年明け以降の雪山歩きの疲労が蓄積したのか、右膝に少し違和感がある。
近場の山を歩いて様子を見るのが良さそうで、ならばという事で、昨年も同じ日に天王山へミツマタを見に行ったので、今年もこれを。
始発に乗って高槻駅に到着し、まだ少し暗さの残る中のスタートです。
しばらくは舗装路歩きが続くので、黙々と歩くのみ。
最寄りの磐手橋バス停を経て、写真2の地点が登山口となっており、ここから太閤道へ。
『三好大明神』の石柱の傍の小滝はいつもよりも水量が多く、滝らしい姿になっている。
何らかの発掘調査があったのか、何かを造成するためなのか、人工的に平坦にされたような場所があり、少し気になる。
いくつも見られた倒木は片付けられており、すっきりしている。
金龍寺跡に到着し、少しだけうろうろ。
その後、今回も太閤道から少し逸れ、写真4の展望所で休憩、ここには変化がありました。
太閤道に戻り、以前から少し気になっていた岩神神社方面へ。
P274まで行くつもりで進むと、まずは壊れかけの橋を通過、すぐに分岐があり、岩神神社へは左に進むよう。
この神社がどこにあるか知らないし、直進し、P274方面へ。
途中、少し複雑な地形となっていて、この辺りは探索するとおもしろいかも。
今年初のアセビの花を見たり、交差する送電線を見上げたりして、P274付近に到着。
鉄塔のあるピークで、好展望になっている。
標高点と思われる辺りは笹などの藪で近づきがたく、来た道を引き返します。
道を間違えたりしつつ、分岐まで戻って来て、再び太閤道へ。
すぐに北摂一番見晴所へ至り、ここで展望を楽しみつつ、パンを食べる。
京都側はやや霞んでいるようだけど、大阪側はすっきりとしていて、市街地のビル群もはっきりと見える。
誰もおらず、静かな時間が流れて、心地良い。
若山山頂のピークハンターさんのプレートが健在なのを確認し、その先の三川合流地点が見える展望所でも軽く休憩。
四ツ辻を経て、ゴルフ場に近い位置を歩いて行く。
ツブラジイが多く見られる辺りまで来ると、奇声のような鳥の鳴き声が響いたり、キツツキが気を突く音が聞こえたりで、姿を探してみるものの、何も見当たらず。
人とすれ違ったりしつつ下り終えると、若山神社に到着。
今回の太閤道では、初めてツチグリを見つけ、ちょっと感動してしまいました。
尺代への道を歩いていると、日当たりの良い所ではスミレなどの花がいくつも咲いており、もう春だなという感じ。
水無瀬川を挟んで、尺代の手前側の斜面はすっかり木々が伐採され、何だろうかと思ったら、少し先の辺りで梅の幼木が植えられており、斜面全体が植樹されたのかも知れない。
下り終えると、おおさか環状自然歩道の標柱があるし、橋の傍には乙女の滝の案内板もあり、通行止めは解除されたっぽく、予定通りに水無瀬渓谷沿いのルートへ。
前日の雨の影響か、川の水は少しだけ濁り気味。
久しぶりに通るので、懐かしさを感じながら。
乙女の滝は下の方が見えるのみ。
順調に歩いていたのだけど、写真20の地点で『通行止め』の表記。
少し迷ったけれど、ルートの状況の確認という身勝手な名目で、今回は通行する事に。
確かに落石の可能性はありそうではあるけれど、特に危険と感じる箇所はなく、写真21の登り口に到着。
沢沿いのルートには部分的に倒木が部分的に残っているものの、処理は済んでいるし、歩きやすいように手も入っており、問題なく通行できる。
トラバース道を経て、尾根に乗ると、晴れているのも手伝って気分の良い道で、このルートがお気に入りだったのを再確認させられる。
写真29の地点で左折し、倒木が処理済みで歩きやすくなった尾根を辿って行く。
大沢からのコンクリートの道に合流し、電波塔のある向谷山山頂へ。
殺風景な山頂ではあるけど、ここで昼食にします。
ギロバチ峠へ下って行くと、女性ペアがおられ、ルート確認のやり取りを少々。
林道との出合におおさか環状自然歩道の標柱があり、この道は迂回ルートから本ルートになったよう。
先程のペアに追い付き、少し話しながら歩く。
林道から舗装路に合流し、今回は一般のルートではなく、バリルートで十方山へ。
谷を辿る区間では、部分的に前よりも荒れてしまっているような。
途中で小雨が降ったりで、微妙にテンションが下がる?
一般のルートに合流し、すぐに十方山山頂に到着です。
ちょっと疲れたので、ピークハンターさんのプレートを眺めつつ体を休める。
好展望の岩場には先着者ありなので、今回はスルー。
歩き慣れた道を下り終えると、水無瀬の滝へ。
期待していたほどには水量は多くなく、ちょっと残念。
歩きたいルートを繋いでいるため、遠回りで天王山に向かうルート設定となっており、しばしの舗装路歩きとなる。
椎尾神社から再入山し、谷沿いのルートへ。
スミレは少し見られるものの、ケマン系の開花はまだで、葉っぱのみ。
やはり、今年は全般的に花の季節は後ろへシフトしているよう。
こちらのミツマタの幼木は咲き揃いつつあるようで、良い感じ。
この後のミツマタの道への期待が膨らみます。
尾根に乗り、サントリー山と呼ばれている休憩所を経て、縦走路に合流。
歩き慣れた道を辿り、この日の最後のピークの天王山山頂に到着です。
念のために少し探したものの、目当てのプレートは見当たらず。
酒解神社の先で右折し、ミツマタの道へと向かう。
目的地まで来ると、ミツマタはたくさんの花を付けていて、自然と表情が和らいでしまうような感じです。
平均すると、6分ぐらいの開花かな?
開花が進んでいる辺りでは、ほのかに甘い香りが漂っているし、個々の花に花を近づけると、上品な香りが何とも心地良く感じられる。
まじまじと見つめたり、撮影したり、香りを楽しんだり。
何度も香りを嗅いでいるうちにミツマタ中毒になってしまったような気がしなくもない。
今年も楽しませてもらいました。
余韻を伴いつつ歩いて行き、山崎駅にてゴールです。
という訳で、足の具合に少し不安があったのだけど、そんなに難しいルートではないのもあってか、特に気になるような事はなく、まずは良かったと思う。
今後もあまり負荷がかかり過ぎないようにしたい。
まだ満開ではなかったものの、ミツマタを満喫できたし、初めてツチグリを見られたし、今回も楽しく歩かせてもらいました。
春の花は全般的に例年よりも開花が遅くなりそうな印象なので、どのタイミングでどこに行くかが重要になりそうですね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する