蝶ヶ岳
- GPS
- 21:16
- 距離
- 42.7km
- 登り
- 1,672m
- 下り
- 1,674m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 7:42
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 8:35
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
3月3連休の雪山山行
なんとしてもどこかに行きたいと蝶が岳、鳳凰山、安達太良山の計画をあげていて、
直前までどこも微妙そうな天気だったのに急に好転して、本命の蝶が岳に行けることに!
遅い時間の前日出発。いつもながらKJKEIJIさんのおかげでスムーズな到着と快適な車中泊。
1日目 中の湯〜横尾
沢渡からタクシーで中の湯のバス停まで向かう。本来なら、こっから歩くというロングハイクらしいけど、タクシーが何台か居て、まあ3連休にしては少なすぎなんだろうなあ。。。聞いてはいたが、初めて釜トンネルを歩く。工事車両のトラックの排気ガスとトンネルの塵が意外とすごいのね。車道も往路はまあまあ雪で埋もれていて(復路は6~7割除雪されていた)大正池を横目に、上高地を過ぎたころには暖かくて雪が緩みまくり踏み抜きまくりここでワカンが登場。ワカンで少しは捗ったけど、やっぱりここでの優勝はほかの組が履いていたスノーシュー。ずっと履いているわけではないことを考えると躊躇するけど場所によっては最高のパフォーマンスだよなあ。。。高いし重いけど。。。私のような歩く系の人には向くのかもしれないなあ。ワカンを履いていても踏み抜きまくり踏み抜くこと自体はしょうがないけどそっから体を引き上げるのに消耗するのだった。。。初めて6テン歩荷担当になりました。出発時点でのザックは15圓舛腓辰箸世辰燭な?夏道だったら上高地から横尾なんて序の口のルートなのに本当に長く感じたのでした。樹林からはぽたぽたと雪解け水が降ってくるし。。。夏道ルートを通ったのでしたが、雪崩ている個所もいくつかあり注意しました。
横尾の避難小屋の水場はとても潤沢で、小屋もトイレもきれい。避難小屋の中にテントを張るというのを初めて体験しました。さすがに6テンは大きくてちょっと難しい面があったのですがとても快適だったし4人で使うには広い!そんなに寒くないしまさに快適。
直前まで日程が決まらず、食担的には厳しいスケジューリングとなったのにjt0327さんありがとうございました。おいしいほうとうで温まりましたしおなかを満たしました。
2日目 横尾〜蝶が岳の稜線 ピストン
当初、蝶が岳の避難小屋までの予定でしたが、ちょっと厳しいかなあと言うことで、軽荷でピストンと言うことに。
もう一組、同じ日程で避難小屋泊していたスノーシューカップルのトレースはあてにならず、そのうち見当たらなくなってしまった。まあスノーシューのトレースを頼ってもワカンでは踏み抜いてしまうのだけども。前日のように平坦ではなくて急登で踏み抜きまくり。雪の下が笹というのは本当にまずい。最初はKJKEIJIさんがずっとラッセルしてくださり、でも、それはさすがにと言うことで、最初5分交代ラッセル。その後3分交代ラッセル。ラッセルって大変だなあとつくづく、でも淡々と進むしかないのだと思って無心でラッセルしたのでした。
にしても、前日の疲れなのか。。。とても調子がいいと言える状態ではなく、疲れていた。たぶん稜線に上がるまでに4回はう〜んだいぶ疲れていると言っていたのだけど、全然聴いてなかったみたいで、稜線に上がる前の小休止で、唇が真っ白だったらしくびっくりされた。いやいや、だから、調子良くないと何度か言っていたんだけど。。。。汗 しじみ汁を飲んで回復しました。結構多めに持ってきていたと思っていた行動食もなんだか1日目でだいぶ食べてしまった。やっぱりラッセルと踏み抜きで消耗していたのかなあ。2時ぐらいまでの状態で上がるか撤退か決めると言っていたが、、、いや〜この状態で正直かなり厳しいなあCLが稜線の景色をまだみぬわたしたちに見せたいという気持ちも痛いほど伝わっては来ていたんだけど、ほんとしんどかった。
思ったよりいいピッチでここまで来れて本当によかった。トレースを見た限り結局ここまで辿り着いたのは我々だったらしい。
稜線の景色は本当に天晴れなものだった。
そうだよね 私はこういう景色を見たくて雪山やりたいと思っていたんだよなあと思う景色だった。
夏山で常念〜蝶が岳毎日アルペン号で初めてのソロでアルプスで昔行ったのことがあったけど全く違うルートだったのとあまり天気も思わしくはなかったのだけども、でも、ちょっとしたチャンスで見えた槍がきれいに見えてて、というのがすごく印象に残っている。
険しく雪のついたアルプスの景色が本当に素晴らしくてちょっと涙ぐんだ。
やっぱり稜線は風強い。とはいえすぐそこまでの蝶ヶ岳の避難小屋まで行く余裕はなくて稜線でしばし景色を堪能して写真撮ってゲザーン。
下山は嘘みたいにあっという間だった。トレースで何組か来ていたグループがいたことを知った。会うことはなかったけども。
下山からのご飯。今夜はピエンロー鍋。今シーズンお家でも出来なくて食べたかったし材料もシンプル。山行の数日前から白菜と椎茸は干して軽量化と思ったけど、思ったより軽量化されなかった。白菜半玉分は4人では多いのでは?ということでしたが、余すことなく締めのラーメンまで行き着いた。写真を撮り忘れてしまった。塩、一味、追胡麻油で自分で好みの味付けができるところも良いんじゃないかと思う。
3日目 横尾〜中の湯
また1日目のように踏み抜きまくったら厳しいなあということで予定より早く出発
が、雪もしまっているしなんてことなく、梓川の真上とまでいかなくてもかなり川沿いであろう雪原を歩く。1日目の雪崩リスクのあるところを通りリスクはなんだったんだという感じだった。スノーハイクという感じでひたすら歩いたけど飽きない景色^_^ テンション高め。写真を撮りながらゆったりしたひと時。
気持ちよかったし、スノーハイクも楽しいかもと思った。とはいえ6テンを最後まで持っていたので、やっぱり食料と違い帰りに減ったりはしない重さで最後こたえた。みんなのスピードについていくのが辛くなった。
上高地からは一部道路が除雪されていたりもしてああそうそうこういう景色だったねえと思い出したり。
ともあれ、行きの踏み抜き地獄はなんだったんだのかという感じでしたね。
帰りも行きのタクシーに連絡して釜トンネル出たところがゴール
沢渡まで戻って坂巻温泉であったまり
ガッツリソースカツ丼 美味い😋
パイセンご一緒させてくださりありがとうございました。
私は強い期待の新人でもないし、雪山の経験もなく、クライミングも今のところ正直あまり興味持ててないのでなかなか会でやってくのは難しそうですが、
ただただ山を楽しみたいと思っていたので本当にとてもいい経験させていただきました。
熱い想いいっぱいで啖呵を切ったCL‘をやってくれた強い同期、若くて元気な1年パイセンもフォーティーズに囲まれて大変だったかもなあと思ったけど本当にありがとうございました😊
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する