行け!アラカンカルテットプラスワン〜荒島岳〜北東尾根


- GPS
- 07:54
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,238m
- 下り
- 1,220m
コースタイム
天候 | 晴れ〜高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂稜線の雪庇基部にクラックが長く伸びていました。 状況によってはリスク高まるので注意が必要です。 |
写真
☆今日のベストショットとの声の高かった一枚(笑) ダム湖をバックにして、高度感も雪の白さも、日差しも文句なし!モデルも良いとの影の声もあるしw
装備
個人装備 |
水
食糧
行動食
バックパック
使い捨てカイロ
ダウンジャケット
ウインドブレーカー
ピンチ缶
ヘッデン
予備電池
メガネ
GPS
笛
コンパス
ナイフ
非常食
無線機
スリング
予備インナーグローブ
保温ボトル
防寒グローブ
ビニー
バラクラバ
ハードシェルジャケット
ゴーグル
オーバーグローブ
アイゼン
ビーコン
ゾンデ
スキーヘルメット
スキーシール
スキー板
スキーアイゼン
シャベル
シールメンテキット
兼用靴
ウィペット
ウエストバッグ
ウェラブルカメラ
カップラーメンセット
|
---|---|
共同装備 |
デジタル簡易無線機
|
感想
tooruohさんと自家用車に乗り合わせて、集合場所へ向かう途中に見えた荒島岳の南面は、黒々としていてスキーなんて出来るの?て思わせるのに十分な雪の少なさだった。
集合場所は、仏原ダム湖畔の国道脇の路側駐車帯、この辺りは荒島岳の北北東側に当たるため、南側に比べると格段に雪は残っていた。
斜面の雪の量は登高するには十分だが、滑走するには不十分と言ったところ。
ここまで10日間ほどの暖かさから一転今日は冷え込んでいるため、クラスとした雪面はカリッカリで、上り始めてすぐにクトーの装着要請をコールした。
途中でtooruohさんはスキーのクトーから、ブーツアイゼンに履き替えてシートラーゲンで行く。
シートラーゲンは重さに心が折れるが、見る分にはかっこいい。(笑)
小ナベの、風の強く当たる稜線の雪は硬く凍り付き、登高を不安定なものにした。
南側へ張り出す雪庇は巨大で、その端から4mも離れてもクラックが走っていて、崩落の心配も尽きない。
人気の百名山の荒島岳山頂は人が一杯だったが、我々以外は勝原の登山口からのツボ足の登山者だった。
滑走ルートは「往路と同じ」と確認したつもりだったが、tooruohさんは橋架谷の斜面に飛び込んで行ってしまったらしい。
谷を見ると飛び込みたくなるtooruohさんだったのを知っていたのに、首にひもを付けるのを忘れていた事を反省。
覗くと斜滑降で谷を横切るシュプールが見えたが、キックターンで折り返して居る様にも見えたので、全然楽しそうに見えなかった(爆)
その間にもどんどんtooruohさんは、高度を落として、上り返しが出来ない既成事実を構築して居る様だった(笑)
5人のグループ登山なので、今回の行動は反省を促したい。
デジタル簡易無線で通話しながら、合流地点を決めて全員が下降する。
標高1250mから700mは疎林で、雪も緩んで滑走が楽しめた。谷に降りなくて良かったと思える斜面が最高だった。
ゴールが近くなり、板を脱いだ方が絶対安心安全の段差を、意地でも板を脱がないと決めたかの様に降りる面々。
gratrekは脚が変な方に向いて、また左の膝が痛くなった(笑)
痛くなった足を引きずり、ダンプカーに怯えながら国道を歩いて車に戻った。
全員無時でなにより!!おつかれさまでした。
今日のアラカントリオ(なんか違う名前を考えないといかんな〜)の山行はJUNDrさんとland-raiderさんのお二人をゲストに迎えての五人体制だ。初対面のメンバーもいるが、和気藹々の雰囲気でスタートする。
国道脇の駐車スペースから国道を少し歩いて北東尾根(毛尻尾根と言うらしい)末端付近からシールハイクで出発。雪は繋がっているが、いきなりの急斜面+硬めの雪でいきなり汗をかく。たまらず途中からはクトーを装着して突破。尾根に登り上げると目印の送電塔が現れる。ここからは樹林帯の急斜面を登るのだが、tooruohのクトーは刺さりが浅くてスリップして安定しない。メンバーからも遅れてしまうので、途中でスキーを担いでアイゼン歩行にしたが、こちらの方が楽に早く登れた。他のメンバーはクトーで頑張っていたが・・・。
順調に標高を上げ、小ナベ(1410mJP)を少し巻き気味に稜線上に出ると、頂上方面が見えてくる。ただ、曇りがちになってきて、風はほとんどないが少し寒い。稜線上の左手は雪庇が発達していて、割れ目が確認できるところもあったので、なるべく右よりの稜線を登るようにする。山頂に到着すると360度の大展望が広がっていた。冬に何回か来ているが、いずれもホワイトアウトだったので感動ひとしきり。眼下にはまだ白いところが残る大野の街、周りを囲む山々。多くの登山者が登ってきているのも頷ける素晴らしい景色だった。
さて下山ルートをどうするかという事で、メンバーと相談だ。往路を戻るか橋架谷を滑り降りるかのどちらかなのだが、橋架谷の雪の状態は入ってみないと分からない。という事で、tooruohがちょっと様子見てきますと、何ターンか落としてみた。クラストしている部分もあるが、硬くはないのでターンは問題無くできる。これなら滑降可能だ。自分が滑ってるところを見れば後のメンバーも降りてくるだろうと滑降を続けるが、上を見ると誰も降りてこない。無線で連絡するとtooruohを目視できていなかったようだ。結局、彼らは往路を戻ると言う。tooruohは戻るのは無理なところまで来てしまっていたので、下部の送電塔で待ち合わせると言うことで、ここからは別行動となってしまった。
橋架谷は出だしは急斜面だが、広々として雄大だ。振り返ると山頂方面の巨大な雪庇に圧倒される。気温も低いし落ちることはない・・と思い込む。一人になってしまったので、滑落だけはしないように慎重にターンを刻む。緊張の中の快楽を味わいつつ集中しながら滑り降りる。程なく斜度は緩んでデブリ帯末端に到達。まずは一安心。デブリを避けて右手の斜面を数百メートルほどトラバースするとデブリは無くなりザラメの谷滑降になった。
谷の中はザラメ雪で快適に滑降することができたが、待ち合わせ場所の送電塔に行かなければならない。あまり登り返しをしないようにと標高を合わせてトラバースを開始したが、これが超裏目(汗)。朝とは反対に雪が緩んでスリップしまくりで悪戦苦闘。シールとクトーでなんとか送電塔にたどり着いたが、1時間近くもメンバーを待たせてしまったようだ。申し訳ございませんでした。戻りながら気が付いたのだが、もう少し下までスキーで降りて送電塔が見えてくる辺りから登り返した方が遙かに楽で早いことがわかったが、もう後の祭りだった。
送電塔からの下降は密林の急斜面で雪切れしているところもあったりしたが、ベテラン揃いのメンバーはあーだこーだと言いつつも問題無く、楽しく?無事に下山したのであった。
別行動になってしまったことは、一番の反省点ではあるが、無線で連絡は取れていたので安心感はあったのでよかった。単独になってしまったので行動不能にだけはならないように慎重にはなりましたね。スッタモンダしましたが、メンバー皆さんのおかげで今日も楽しかった。長年の懸案であった橋架谷も滑れたしtooruoh的には大満足。ただ、みんなのラーメンタイムに混ざれなかったことがいちばん悔やまれます。
カンカンの斜面を山頂まで行くのは神経を擦り減らす。際どい箇所も多々あるが、皆さん涼しい顔で登り上げる。自分は必死になって後ろから付いて行くが差は広がるばかりだった。修業が足りませぬ。
下山は薄っすら積もった雪が綺麗な斜面が途中にあり、登りの苦労を忘れてご機嫌モードで滑る。
皆さん、また一緒に楽しみましょう!
最近は急激な暑さで、山スキーのモチベーションがだだ下がり。何せ東海地方は20℃超で初夏の日々が続いた。更に強烈な豪雨が来たりで、雪が一気に溶けてしまっている様子。しかし時に南岸低気圧が入り込み、高所では降雪があった模様。モチベーションを上げるため、まだ同行させていただいたことがないアラ還トリオに参加をお願いした!皆かなりの好き者だから山へのモチベーションも半端ない。皆各々マイペースで登り続ける。硬い急斜面にかなり苦労したが、黙々と高度を上げ続けた。・・・山頂直下稜線は中々スリリングなコンディションであしたが、皆さん慎重に歩をすすめ、何事も無く山頂ゲット。下りは上部はカリカリ斜面で余り楽しめなかったが、昼間部は適度に緩んでグルーミングの状態で大変滑りやすかった。しかし低高度は流石に雪切れ・ツリーホールなど、様々な課題を投げつけられているようだった。何とか怪我無く駐車地に降臨しました〜
また機会があれば皆様宜しくお願いいたします。
前日の野伏ヶ岳下山後、翌日どうしようか?と。
月曜会のアラカントリオさん達が荒島岳計画と聞いていたので、ちゃっかり便乗することにした。
JUNDrさんも行先検討していたので、折角の月曜会の皆さんとコラボする機会だし、とお誘いした。
かくしてアラカンカルテットプラスワン結成となった。
集合場所でgraveltrekさんasakunaikawaさんにお久しぶりとご挨拶。
皆さんキャラが濃いので楽しい1日になりそうだ。
基本的に雪はあったのだが、ツリーホールが拡がっている箇所もありライン取りがシビアな局面も。
また、取り付き尾根中間部や主尾根乗り上げトラバースなどはアイシーでシビレる場面もあったが、皆さん足元確かであり難なく登頂。
今日も高曇りとなり、雪が緩む気配もなくさっさと滑走に移る。
滑走ライン検討していたら、tooruohさんは山頂直下谷の状況確認する〜と言ってドロッピ〜ン。
エエ勢いで落として行ったw
他のメンバーは「まあ、手堅いルートで」と言うことで往路を戻る。
これもデジタル簡易無線を導入し、状況を相互確認できるスタイルだからこそ出来ること。
月曜会は便利なアイテムを上手に活用している。
尾根ルートは山頂から暫くのトラバースラインは固かったものの、只トラバースするだけなので難なく通過。
高度下げとなる尾根は雪緩んでいて快適滑走だった。
途中で随時tooruohさんと交信して状況確認。
橋架谷からの乗り上げ地点を鉄塔下として合流と打ち合わせた。
tooruohさんは谷中間部でデブリに阻まれ進捗が遅くなった模様。
したらばとラーメンタイムだ。
天気も良く風穏やかでノンビリと過ごした。
思いの外、早目にtooruohさん乗り上げてきて、では残りを消化しましょうと再出発したが、ここから雪繋ぎパズルだった。
何とか繋がりを拾って無事下山。
ドタバタしながらも久しぶりの皆さんと楽しく過ごすことが出来て充実の1日だった。
皆さんありがとうございました。
中々ご一緒出来る機会少ないですが、また宜しくお願いします。
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