快晴の赤岳登頂! 雪化粧と八ヶ岳ブルーのコラボにココロ躍る♪
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,012m
- 下り
- 1,427m
コースタイム
11:00 美濃戸 (雪上車へ乗換)
12:00 登山開始(北沢ルート・雪上車折り返し地点より)
13:00 赤岳鉱泉(チェックイン)
14:00 小屋の周りで雪上技術 & ロープワーク
16:00 一日目 終了
◼︎二日目
07:30 赤岳鉱泉
08:08 行者小屋(小休止)
09:55 文三郎尾根分岐
10:09 赤岳山頂
10:30 下山開始
10:45 文三郎尾根分岐
11:30 行者小屋
12:00 赤岳鉱泉(休憩)
12:35 下山再開
13:25 美濃戸(昼食)
14:55 下山再開
14:25 美濃戸口
天候 | 3/3 午前中は曇り 午後から徐々に雲が取れて晴れ 3/4 大快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
美濃戸から北沢ルートの途中までは、赤岳鉱泉の雪上車で。 結果的には、茅野駅から美濃戸口までは除雪されており、バスも運行再開しました。 美濃戸口から先はチェーンまたはスタッドレス必要でしたが、今後の気温次第でしょうか。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況■ “濃戸口〜赤岳鉱泉 ・圧雪されており、とても歩きやすいです。 ・アイゼンは付けずに歩けました。 ・午後になると表面の融雪があり、下山時は滑りやすい。 ∪岾拗枩堯噌埃埔屋 ・トレースもバッチリ。 ・行者小屋は営業してませんが、WCは使えました。 J源囲哉根〜山頂 ・前日の降雪で足が埋れて、不安定な場所がありました。 ・森林限界を越えると風が出てきますので、痩せ尾根通過中は注意。 ・鎖は埋れていて使えませんでした。 |
写真
感想
■行動記録■
●一日目
予定では、美濃戸山荘から登山開始でしたが、赤岳鉱泉の雪上車がちょうど小屋方面へ向かうところで、途中まで載せて頂けることに♪
美濃戸山荘から赤岳鉱泉まで2時間半の行程が、1時間ちょっとに減りました!
ほんとラッキー♪(^^)d
ってな訳で、雪上車の折り返し地点から登山開始。
北沢ルートはしっかりと圧雪されていて歩きやすいです。
初めて雪上講習に参加するということで、歩行練習を兼ねてここでアイゼンを付けるよう指示がありました。
ツボ足で充分歩行できますが、もう少し溶けてくると、この辺りでもアイゼンを付けるようになるです。
赤岳鉱泉に着くと、チェックインを済ませて、いよいよ雪上訓練!
基本となるアイゼン・ピッケルワークと、急斜面を使っての滑落停止を2時間ほど行ないました。
待ちに待った夕飯は、地元ポークを使ったかつ煮♪
噂には聞いていましたが、山小屋でこれほど豪華な食事にありつけるなんて!\(^o^)/
室内もすごく綺麗だし、暖房も効いていて、もはや三つ星ホテルの域ですよ♪(^^)d
お酒も入り、消灯時間の21時まで、皆さんと楽しいひとときを過ごしました!
●二日目
6:30から朝食、準備を済ませて、7:30に赤岳鉱泉を出発。
行者小屋までは1時間弱、圧雪されてて問題なし。
ここでWC休憩と、ストックをピッケルに持ち替えて、いよいよ急斜面に向かいます!
当初は地蔵尾根に向かう予定でしたが、前々日の降雪によりトレースが途中で消えている(山頂に向かった人がいない)という情報があり、雪崩の危険性もあるということで、文三郎尾根を行くことに。
こうした情報網がありがたいですね♪
ガイドさん同志の繋がりの強さを感じました♪
行者小屋からしばらく樹林帯の急登が続き、森林限界を越えると、風が出てきます。
今日はそれほど寒くないのかな。
ここからガイドさんにロープで確保してもらいます。
斜面はトレースが付いていて歩きやすいんですが、上に行くと前々日に降った雪の影響か、足場が崩れる斜面やプチ・ラッセルを強いられる場所もあり、ところどころ不安定でした。
鎖も埋まってます。
慣れた人なら問題ないんでしょうけどね(^^;)
文三郎尾根分岐に立つと、日本最高峰との御対面です♪
この瞬間は、何度見ても心震えますね!
そして、最後の100mの岩場を登り切り、山頂到着です♪
山頂は風も比較的弱く、穏やかに感じました。
そして、南・中央・北アルプスの名峰たちを始め、御嶽山などもバッチリ見えて、感無量!!
登ってきた甲斐がありました♪
登山客は3組ほど。
行者小屋で出会い、地蔵尾根を行かれたパーティも無事登れたようですね♪
20分ほど写真を撮ったり休憩して、ここからが最難関の下山です。
慎重にアイゼンの爪を効かせます。
やっぱり下りは緊張しますね。
陽が昇り、雪質も変わってきて、ちょっと滑りそうだなと思った瞬間、コケました((+_+))
ピッケルを差し込んで滑落停止の姿勢に入ります。
確保して頂いてたのもありますが、滑り落ちることもなく、無事でした。
余談ですが、後で聞いた話、前日に同じ場所で滑落された方がいるそうです。
大事には至らなかったものの、財布や鍵も落としてしまったそうで、ガイドさん曰く、確保しても回収は難しいかも??とのことでした。
そこから先は、問題なく下山。
登ってくるパーティが3組程いて、慎重にすれ違います。
森林限界に入ると、確保を解き、ようやく安心できました。
来た道を順調に引き返し、行者小屋・赤岳鉱泉・赤岳山荘を経由して、美濃戸口に到着。
バスで茅野駅まで帰りました。
■感想■
山岳雑誌や書籍関係を読みながら、見様見真似で登山を始めて2年が経ちました。
登れた山は増えていくものの、知識や技術は果たして正しく身についているのか??
そんな不安も感じてましたので、一度山岳ガイドの方に指導を仰ぎたくて、雪上技術講習を受けてみました。
赤岳登頂は初級編ということらしいのですが、ほんとですかい?????
半信半疑でしたが(笑)、ちゃんとした雪上技術が身に付くならOKと
思って、腹を括りましたσ(^_^;)
同じルートでも、やはり夏とは大違い。
いろんなところに気を遣わないといけませんんね。
おかげで、普段痛くならない場所が筋肉痛です(笑)
下りでコケたときは、ほんとに焦りました。でも、確保して頂いてた安心感もあるものの、講習で教わった滑落停止の初期動作が自然に出たことにビックリしました。
要所要所で、滑落の危険性をしっかり意識していれば、身体は反応してくれるのかもしれませんね。
もちろん、過信も慢心も禁物ですが、しっかり経験積んで、雪質の見極めや進退の判断など、雪山特有の感覚もしっかり掴めるようになりたいと思いました。
今回は、天気に恵まれ、また思い出が一つ増えました!
同行してくださったガイドさん、小屋で一緒になった皆さん、そして、登らせてくれた山に感謝!!
Dragonlandさん、こちらにお邪魔させていただきました
赤岳鉱泉からの夕陽に染まる横岳、素敵ですね!
この時期自分は日帰り山行なので泊まらないと出会えない景色が羨ましいです
コメントありがとうございます!
実は私も常に日帰りで、生まれて初めて山小屋に泊まりました(笑)
こんなに素敵な景色に出会えるなら、たまには泊りの山行もアリですね♪\(^o^)/
友達申請ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
赤岳、すばらしいですね。秋に登ったことありますが。
本格的な冬山、私も一度経験してみたいです。
まだ装備も揃ってません。
ガイドはどう頼むんですか?
またいろいろ教えてください。
NHKから「にっぽん百名山 伊吹山」のガイドのオファーがありました。
まだ正式ではないですし、いつのことになるかわかりませんが。
p-ibukiさん、ご無沙汰してます!
& 承認ありがとうございます♪
僕も夏山のみでしたが、思い入れのある場所だけに、厳冬期に登りたかったんですよね♪(^^)d
ただ、雪山の森林限界越えは不安だらけでしたので、基礎から学ぶつもりで、プロの方に講習をお願いしました。
やはり今までの感覚が通用しない世界でしたσ(^_^;)
でも、しっかり準備して、天候や雪質、ルート選択等、リスクを出来る限り排除していくことで、素晴らしい世界に辿り着けるんですね♪(^^)d
まだまだ難しい場面が出てくるとは思いますが、しっかり訓練していきたいと思います!
なんと! ガイドオファーですか!!!\(^o^)/
いつも観てる番組なので、ぜひ決まったら教えてくださいね♪
雪山講習の件は、メッセージで入れておきますね♪
ありがとうございます。
山登りは始めたころ登ったのが八ヶ岳であそこには特別な思い入れがあります。
できれば最初の本格的な冬山もあそこでやってみたいです。
またいろいろ教えてください。
まだ冬靴もピッケルも持ってないんですけど、これからです。
にっぽん百名山、30分の番組ですが、撮るのに8日から10日も拘束されそうで、大変みたいです。でもこんな機会2度とないですから頑張ってやってみます。
その時はまたお知らせします。
それだけ思い入れのある場所でしたら、冬に登れたら感慨もひとしおですね!
まずは装備しっかり揃えてですね♪
今回の山行のために買い足した装備もありますが、プロの方から話を聞いてからにすればよかったなと思う部分も多々(笑)
私で分かることでしたら何なりと♪(^^)d
それにしても、1週間以上の拘束ですかぁ!!
コンパクトにまとまってるなぁと思ってましたが、かなり労力使ってるんですね!
楽しみにしてます♪\(^o^)/
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