鈴鹿)花の孫太尾根から藤原岳へ
- GPS
- 08:01
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,238m
- 下り
- 1,234m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
年々整備が進んでいるようで、危険箇所はほぼありません。ただ、藤原岳直下のセツブンソウやフクジュソウの咲く急斜面は、滑りやすく落石させやすいので注意が必要です。 |
写真
感想
昨年に続いて花の孫太尾根へ行ってきました。
昨年は2月末、今年は4月初旬。1ヶ月遅いけれど、今年は積雪が多くて、少し季節の進みが遅いようで、たくさんの「春の妖精」たちに出会うことができ、癒されました。
駐車場の心配で昨年は4時出発でしたが、今年は6時出発。地元の方の努力で新しい駐車場が整備されていて、登山者用の場所ではないことに心を痛めることもなく、ゆっくりできました。本当にありがたいことです。花を見るなら、出発はゆっくりの方がいいですし。
歩き始めて山へ入ると、たくさんのピンクリボンがぶら下げられていて、新しく道を作られた方の気持ちが伝わってくるようです。少し登ると登山道に合流し、どんどん登っていきます。急登を登っていくと、コロナ自粛の御陰で予想以上になまった身体に気がつきました。これくらいの登りで、こんな筋肉痛が出るなんて!丸山までけっこうな急登が続きます。
さて、丸山です。たくさんの「春の妖精」たちが咲いていました。盛りは過ぎているようです。写真を撮りながら足を進めます。昨年は咲いていなかった花たちが咲きほこっていて、初めて見る小さな花が地面に貼り付いています。大きなカメラのレンズでなく、スマホの小さなレンズでないと撮れない!いろいろ時代を感じます。
途中から雪が登場しますが、もう緩んでいるし、泥沼も無いし、歩きやすい道を歩いて、登っていきます。藤原岳頂上直下の急斜面を撮影しながら、のんびりと登っていきました。
晴天のテーブルランドは、幸いにも風もあまりなく、やはりのんびりと360°の眺望を楽しめました。東方の養老山地越しに広がる濃尾平野。南方へ振ると伊勢湾。さらに竜ヶ岳の奥に鈴鹿南部の峰々。西方は琵琶湖、そしてその奥に比良山地。北方から東方へは、御池岳から天狗岩、背景に伊吹山、能郷白山、そして白山、さらに御嶽山、少し戻って乗鞍岳までうっすら見えていました。
基本は周回ルートを歩くのですが、今日は往復なので戻ります。
セツブンソウの大群落と点在するフクジュソウをゆっくり撮影。
昨年と同じあたりでセリバオウレンにも逢えました。
残念だったのは、登りで咲いていた花や実が、下りの際にはいくつかが無くなっていたこと。
今年も孫太尾根から藤原岳へ春の野草を見に行くことができました。昨年は2月28日、今年は4月1日に登山しました。ほぼ1か月時期が違うことで出会った花の種類と数の違いを感じました。
今年は出発の時間を遅くしたこともありますが、前年と比べセツブンソウ、フクジュソウの数がまったく違いました。また、昨年見ることが出ず今年見ることができた植物はアマナ、ヒロハアマナ、ミスミソウ、ミノコバイモ、コショウノキ、シキミ、ヒメウズ、カテンソウ、タチツボスミレ、カキドウシ、キランソウでした。1ヶ月違うと花の多さと種類がこんなに豊富になることに春の到来を感じました。
今年の山頂はガスがなく、伊勢湾や濃尾平野を見ることができました。遠くに伊吹山、能郷白山、白山、御岳山を見渡すことができ満足しました。
昨年と比べ登山道はさらに歩きやすく整備されていました。また、新しく駐車場がマイハウスさんに作っていただき山を歩かせていただき感謝しています。ありがとうございました。 -kongou1956-
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する