飲み会に照準を合わせ 北鎌倉→鎌倉アルプス→天園→大丸山→六国峠→金沢文庫
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 501m
- 下り
- 517m
コースタイム
8:12 明月院前
8:20 入山口
9:21 鎌倉カントリークラブ横
9:26 天園茶屋
9:56 市境広場
10:19 大丸山
10:56 いっしんどう広場
11:05 NHK円海山FM放送所
11:15 うばのふところ広場
11:22 なばな休憩所
11:40 ののはな館
12:39 お不動池
12:45 能見堂跡
12:57 下山口
13:07 金沢文庫駅
天候 | 快晴 気温6℃→11度 風なし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り 金沢文庫駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日、さらりと雪が降ったため、所々に雪があったがそれはあまり関係ない。 降った量も少しであったので、泥濘の道にはならなかった。 鎌倉アルプスに関しては、岩と土のミックス、しかし手を使って登る個所はほとんどない。 1か所だけロープ場があるが、ステップがあるのでロープを使わなくても登ったり下りたりできる。 横浜市側に入っては、基本整備された土の道、歩きやすい。 トレイルランニングをしている人が多く、ぶつかりそうになったこと数回。 前方から来る人は基本こちらから横るようにしているが、ブラインドカーブで全速力で突っ込まれると・・・。「わっ!!」とか「きゃあ!!」とか声を上げた。 温泉は、茅ケ崎湯快爽快 ナトリウム−塩化物強食塩泉 なめると結構食塩の味がする。 その後、飲み会も茅ケ崎で。 |
写真
感想
今日は、19時から茅ヶ崎で飲み会があるのである。私はお酒は大好きなので、当然飲みたい。飲まなくてよいならば、車で行く登山も考慮できるのだが、そういうわけにはいかない。
今日の山行の条件は
・山行、昼食、温泉、軽夕食(飲み会ってなかなか料理が出てこないことがあるので、先に腹の中に少し入れておく)を済ませて、19時に茅ヶ崎駅周辺に行けること。
・自家用車は使わないこと。
・前日の金曜夜から行くのであれば、ネットカフェなどがあること。
・荷物は軽量にしたいので、雪がない山。
奥多摩の方は軒並み雪だし、丹沢大山もいいが雪だろうし、静岡方面もいいがなあ。長瀞アルプスも考慮に入れたがこちらも雪らしい。千葉の方は、移動時間が多そうだ(そのために特急を使うのも嫌だしなあ)。
で、結局近場の鎌倉アルプスに行こうと思ったのである。
鎌倉アルプスは、建長寺や明月院などから尾根に上がり、天園を経て瑞泉寺や鎌倉宮に降りてくるトレイルで約6km、関東百名山である。
鎌倉アルプスをキーワードにして検索をかけると、いろいろなレポートがあったが、その中で心惹かれたのが「港南台駅から天園に至り北鎌倉駅まで歩いた」もの、これで10kmちょい超えである。私は、これを逆から行くことにしたのだ。
朝、7時くらいに家を出れば7:30頃から入山できる。しかし、朝横須賀線は戸塚駅〜東戸塚駅での信号故障のため抑止、結局北鎌倉駅に着いたのは8時近くになってのことでした。
今日は、明月院坂上から登る、建長寺は8:30開門で拝観料300円を必要とする。300円が惜しいわけではないが、今日は時間を考え建長寺からは登らなかったのだ。初めて来る人は、建長寺から登ることをお勧めする。たくさんの天狗たち、鎌倉市街が鶴岡八幡宮を中心に作られた様子もよくわかる。
尾根道は快調だ、歩き始めは体がだるくスピードも出ないが40分ほどで快調になる。岩と土のミックス、安全かつ楽しい縦走路だ。歴史の道の様で石自体に仏像が彫られているものもある。遠目に見ると立派な縞模様の砂岩なのだが、近くに行くと落書というか人の名前が無数に彫られていたりする。怒りを覚える。
また、鎌倉アルプスはトレイルランニングを楽しむ人が多く、たくさんのランナーが走っていた。ブラインドコーナーを全速力で走ってくる人、基本私はトレラン者を発見するとコース外に出ることにしているが、それでも何度かびびった。
鎌倉カントリークラブ裏には公衆トイレがある。それを超えていくと、すぐ天園である、山小屋というのかお茶屋さんというのかわからないが、この時間にはやっていなかったのである。
天園から様々な方面に分岐していく。私は港南台方面に行きたいのだが「港南台」という分岐はない、困った私は逆方向から来た人に「どちらから来ました?」と声をかける。何と杉田から来たのだという。で、港南台方面に行きたいことを伝えると、「私が来た道です、この道を真っ直ぐ行くと横浜市との境になります。そこに立派な掲示板があるからそれを参考にしてください。」と言われ、私はそちらの方に歩き始める。
左側は鎌倉霊園をずっと巻いていく。鎌倉霊園の写真は一枚も撮らなかった。霊が出たら怖いので・・・。
なお、杉田の方からは保育園か幼稚園かの集団親子登山が行われていて、たくさんの人が登ってこられていた。
市境広場でその掲示板を見て、これからの道が見つかりほっとする。そして、ここでようやく富士山がうっすらと見えたのである。頭だけの富士山であった。
これから行く道は「ビートルズトレイル」という道だ。なぜビートルズなのか?調べてみると「ビートル」カブトムシから来ているようです。しかし私の頭の中は「ヘルプ」とか「イエスタディ」とか流れておりましたとさ・・・。
快調にカブトムシの道を進んでいくと右側に分岐あり「大丸山」、これは登るしかありません。それが意外に急登、何回か立ち止まりながら山頂にたどり着く。頂上では子供3人と父母おじいちゃんの計6人のパーティ、他数パーティが休んでいた。私は写真を撮り、水を飲んで早速出発する。
しばらく進むといっしんどう広場である。予定ではここから港南台駅に降りる予定である。しかしまだ11時、近くで休んでいる人はラジオをつけっぱなしにしており、和田アキ子が挨拶をしている。私の足が「もう少し歩こうよ、梅が美しいって書いてあるよ」とささやく。この季節はだめだ、「梅」とか「桜」とか「椿」とか「山茶花」とか見るとそちらに足が向いてしまう。
で、円海山方面へ・・・。私が以前勤めていた職場で行っていた気象観測の内容に「視程」が含まれており、その観測場所の一つが「円海山」だったので、来たいところでもあったのだ。しかし、山頂へは行けず、NHKの施設を横から見る。そして、また道を変更し「梅が美しい」所に行くことにする。
やっぱりいいですねえ。この季節の梅は。この前の雪で折れている木もあったが、折れている先からも花が咲いている。生命の力強さを改めて思い知る。白椿、菜の花と写真に収め、金沢自然公園のほうに自然に足が向く。
ここで氷取沢BSに下山でもよかったのだ・・・しかし足が言うことを聞かない。「俺は絶対六国峠経由で金沢文庫に下山する」と駄々をこねている。
金沢自然公園内に入りシダの谷を抜け、ののはな館をチラ見し、公衆トイレで用を足し、六国峠ハイキングコースに足が向く。公衆トイレ横の看板には「金沢文庫駅まで70分」とある、看板には「51分」とある。いったいどっちが正しいのか・・・。
六国峠ハイキングコースは基本標高を下げながらも上下が結構ある、しかし整備された「いい道」である。そして、ハイキングコースの両脇にはもう住宅地であり、中にはハイキングコースを見下ろすような高層マンションも数知れない。ハイカーを見下ろしながら過ごすのってどうなんだろう・・・ハイカーを見おろしながら飲むビールはうまいかもなあ・・・。
お不動池、能見堂跡を見て、いよいよハイキング終了である。13時くらい。さて金沢文庫からどうやって茅ケ崎に向かおうか・・・。昼食もまだだなあ。
金沢文庫→日ノ出町→地獄ラーメン田中屋最上級3特盛→関内→横浜→茅ケ崎→北茅ヶ崎ときて、目の前の温泉「ちがさき湯快爽快」に入る。2時間近く入り、茅ヶ崎駅にもどり、おなかが空いて悪酔いしそうなので、駅そばを一杯頂く。さて、その後は仲間との飲み会である。山行後も、温泉後もビールを我慢していたのだ。結局この写真のビールは乾杯の合図とともに10秒以内に腹に収まった・・・。
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