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Yamareco

記録ID: 4141138
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

【藪山レコ】棒掛山 松花尾根からビールのカッチを周回

2022年04月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:29
距離
11.0km
登り
1,059m
下り
1,043m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:04
休憩
0:25
合計
8:29
6:50
227
スタート地点
10:37
10:41
118
12:39
13:00
139
15:19
ゴール地点
●棒掛山は登山道がない藪山です。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●磐越道・津川ICで降り、R459にて鹿瀬ダム→日出谷・水沢集落→水沢橋を渡ってすぐ左折→簡易水道取水口広場の駐車場まで、車でおよそ25分。すべて舗装道路。
●途中の鹿瀬ダム周辺に公衆トイレ&水道あり。
コース状況/
危険箇所等
【難所】
‐床嵌根920m付近の雪壁。唯一ピッケルを使用。
的場平からビールのカッチ区間の吊尾根。ヤセ尾根で南東側の雪は落ちています。北西側の斜面をトラバースして進みました。またこの区間は雪消えが早く、一部でヤブ漕ぎを強いられました。
ビールのカッチ山頂から下山する際に東斜面を下りましたが、けっこうな急斜面。クラストしている際は滑落注意。

●出会った登山者…なし
●スノーギア…序盤の林道から松花尾根取り付きまではチェーンスパイク。それ以降はずっと12本爪アイゼン。下山時の最後の林道はツボ足。また難所920m付近のみピッケル。あとは全てWストック。ワカンは持って行きませんでしたが、もし持って行ったとしても、出番は無かったと思います。
●*棒掛山山頂部にて撮影
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●*棒掛山山頂部にて撮影
●●*蒜場山・北股岳
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●●*蒜場山・北股岳
●●●*烏帽子岳・北股岳
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●●●*烏帽子岳・北股岳
●●●●*高森山・高陽山
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●●●●*高森山・高陽山
5時27分、下道で津川へ向かう途中、三条市井戸場を走行。信濃川が赤く染まる。
2022年04月03日 05:27撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 5:27
5時27分、下道で津川へ向かう途中、三条市井戸場を走行。信濃川が赤く染まる。
6時23分、津川IC入口の信号を通過しR459を走行。黒崎山と右奥に棒掛山が迫る。
2022年04月03日 06:27撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 6:27
6時23分、津川IC入口の信号を通過しR459を走行。黒崎山と右奥に棒掛山が迫る。
【鹿瀬ダム前を通過】
6時32分、鹿瀬ダム前を通過。ダムの向こうに棒掛山が近づきます。
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【鹿瀬ダム前を通過】
6時32分、鹿瀬ダム前を通過。ダムの向こうに棒掛山が近づきます。
6時43分、日出谷・水沢集落へ向かいます。水沢橋を渡った直後に左折し、林道に入ります。
2022年04月03日 06:43撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 6:43
6時43分、日出谷・水沢集落へ向かいます。水沢橋を渡った直後に左折し、林道に入ります。
6時48分、除雪終点の簡易水道取水口の広場に駐車。駐車スペースは5台ほど。ここまですべて舗装道路。「誰もいないね…」
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6時48分、除雪終点の簡易水道取水口の広場に駐車。駐車スペースは5台ほど。ここまですべて舗装道路。「誰もいないね…」
沢音が響く中、登山準備を始めます。この日の持ち物はピッケル、Wストック、12本爪アイゼン、チェーンアイゼン。ワカンは忘れました。
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沢音が響く中、登山準備を始めます。この日の持ち物はピッケル、Wストック、12本爪アイゼン、チェーンアイゼン。ワカンは忘れました。
序盤のルート。まずは林道壁山線を1.5km歩いてT字路へ。そこから小尾根に取り付きます。
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序盤のルート。まずは林道壁山線を1.5km歩いてT字路へ。そこから小尾根に取り付きます。
【登山開始・林道歩き】
7時05分、登山開始。水沢川沿いの雪で埋まった林道。チェーンスパイクで進みます。
「暗い感じだ…」
2022年04月03日 07:05撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 7:05
【登山開始・林道歩き】
7時05分、登山開始。水沢川沿いの雪で埋まった林道。チェーンスパイクで進みます。
「暗い感じだ…」
7時43分、林道T字路を通過。一気に視界が開け、奥に松花尾根が現れる。右手には大戸沢が流れます。
2022年04月03日 07:43撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 7:43
7時43分、林道T字路を通過。一気に視界が開け、奥に松花尾根が現れる。右手には大戸沢が流れます。
T字路からのルート確認。小尾根から大戸沢右岸平坦地に上がる。松花尾根に取り付き、棒掛山を目指します。
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T字路からのルート確認。小尾根から大戸沢右岸平坦地に上がる。松花尾根に取り付き、棒掛山を目指します。
【大戸沢右岸の小尾根】
7時45分、チェーンスパイクのまま、大戸沢右岸の小尾根に取り付きます。
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【大戸沢右岸の小尾根】
7時45分、チェーンスパイクのまま、大戸沢右岸の小尾根に取り付きます。
じんわり汗を掻きながらしばらく登ると、右手奥に的場平やビールのカッチが見えてきます。「いい天気です…」
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じんわり汗を掻きながらしばらく登ると、右手奥に的場平やビールのカッチが見えてきます。「いい天気です…」
ビールのカッチをズーム。名前の由来は「蒜沢の頭」から変化したという説アリ。「アソコでビール飲みたい…」
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ビールのカッチをズーム。名前の由来は「蒜沢の頭」から変化したという説アリ。「アソコでビール飲みたい…」
【杉林の平坦地】
8時25分、小尾根を登り切って平坦地に上がりました。正面の松花尾根に向かって、左に大きく旋回。
2022年04月03日 08:25撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 8:25
【杉林の平坦地】
8時25分、小尾根を登り切って平坦地に上がりました。正面の松花尾根に向かって、左に大きく旋回。
杉林を抜けると、前方に松花尾根が横たわる。進むごとに勾配が増してきます。「デブリはないね…」
2022年04月03日 08:34撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 8:34
杉林を抜けると、前方に松花尾根が横たわる。進むごとに勾配が増してきます。「デブリはないね…」
【12本爪アイゼンに変更】
8時37分、松花尾根手前の急斜面に備え、チェーンスパイクから12本爪アイゼンに変更。
2022年04月03日 08:37撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 8:37
【12本爪アイゼンに変更】
8時37分、松花尾根手前の急斜面に備え、チェーンスパイクから12本爪アイゼンに変更。
松花尾根取り付きルートの様子。ルート選びはかなり適当。偶然にも岩場マークのすぐ北に出ました。
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松花尾根取り付きルートの様子。ルート選びはかなり適当。偶然にも岩場マークのすぐ北に出ました。
【松花尾根を目指して】
そのときの写真。尾根を目指して直登したが、勾配がキツくてムリ。雪のバンドを見つけて左上へと斜上。
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【松花尾根を目指して】
そのときの写真。尾根を目指して直登したが、勾配がキツくてムリ。雪のバンドを見つけて左上へと斜上。
松花尾根に上がる直前、左斜上中の様子を撮影。12本爪であれば、これくらいのトラバースは楽勝でした。
2022年04月03日 09:04撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 9:04
松花尾根に上がる直前、左斜上中の様子を撮影。12本爪であれば、これくらいのトラバースは楽勝でした。
【後方を振り返る】
登ってきた斜面を振り返る。眼下には兎ヶ倉山や前山。そして大きく蛇行する阿賀野川が鈍く光ります。
2022年04月03日 09:02撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 9:02
【後方を振り返る】
登ってきた斜面を振り返る。眼下には兎ヶ倉山や前山。そして大きく蛇行する阿賀野川が鈍く光ります。
●*松花尾根 570m付近より
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●*松花尾根 570m付近より
●●*須刈岳・兎ヶ倉山
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●●*須刈岳・兎ヶ倉山
●●●*前山・引入沢山
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●●●*前山・引入沢山
●●●●*笠倉山・御神楽岳
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●●●●*笠倉山・御神楽岳
【松花尾根に上がる】
9時09分、松花尾根に上がりました。歩き始めてからおよそ2時間。左奥には棒掛山山頂が見えます。
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【松花尾根に上がる】
9時09分、松花尾根に上がりました。歩き始めてからおよそ2時間。左奥には棒掛山山頂が見えます。
松花尾根はヤセており、左手側は荒砥沢へと切れ落ちています。デブリが堆積する谷間を撮影。
2022年04月03日 09:10撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 9:10
松花尾根はヤセており、左手側は荒砥沢へと切れ落ちています。デブリが堆積する谷間を撮影。
【雪のリッジとヤブ】
しばらく雪のリッジとヤブが交互に現れます。「来る時期が遅かったかな…」
2022年04月03日 09:17撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 9:17
【雪のリッジとヤブ】
しばらく雪のリッジとヤブが交互に現れます。「来る時期が遅かったかな…」
9時30分、高度690m付近。ヤブは消え、尾根はしだいに太くなりつつも、結構な急斜面が続きます。
2022年04月03日 09:30撮影 by  Canon EOS M10, Canon
9
4/3 9:30
9時30分、高度690m付近。ヤブは消え、尾根はしだいに太くなりつつも、結構な急斜面が続きます。
●*松花尾根にて振り返る
2022年04月03日 09:38撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 9:38
●*松花尾根にて振り返る
●●*兎ヶ倉山と阿賀野川
2022年04月03日 09:37撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 9:37
●●*兎ヶ倉山と阿賀野川
●●●*奥に御神楽岳
2022年04月03日 09:37撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 9:37
●●●*奥に御神楽岳
●●●●*対岸の尾根
2022年04月03日 09:37撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 9:37
●●●●*対岸の尾根
10時01分、尾根が左へと曲がり、北側の視界が開ける。
「おぉ、飯豊の大日岳だ!」
2022年04月03日 10:01撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 10:01
10時01分、尾根が左へと曲がり、北側の視界が開ける。
「おぉ、飯豊の大日岳だ!」
さらに視線を左へずらす。棒掛山の山頂部が近づき、その右奥には蒜場山が顔を覗かせます。
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さらに視線を左へずらす。棒掛山の山頂部が近づき、その右奥には蒜場山が顔を覗かせます。
【難所が現れる】
前方、本ルートの難所と言われている急斜面が現れました。高度920m付近です。
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【難所が現れる】
前方、本ルートの難所と言われている急斜面が現れました。高度920m付近です。
【920m付近・ピッケル】
ほんの5mほどなのですが雪壁。ヤブが濃くて回り込めない。この日で唯一ピッケルを使用しました。
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【920m付近・ピッケル】
ほんの5mほどなのですが雪壁。ヤブが濃くて回り込めない。この日で唯一ピッケルを使用しました。
急斜面を上から撮影。Wストックでも登れるかも知れませんが、きっと怖い思いをするでしょう。
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急斜面を上から撮影。Wストックでも登れるかも知れませんが、きっと怖い思いをするでしょう。
難所を越えるとしだいに勾配も緩み、細いブナ林を抜けると棒掛山山頂が見えてくる。「昨日のトレースあるよ…」
2022年04月03日 10:35撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 10:35
難所を越えるとしだいに勾配も緩み、細いブナ林を抜けると棒掛山山頂が見えてくる。「昨日のトレースあるよ…」
【棒掛山山頂に到着】
10時35分、棒掛山の山頂に到着。広々しています。北側には飯豊連峰の連なり。
2022年04月03日 10:35撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 10:35
【棒掛山山頂に到着】
10時35分、棒掛山の山頂に到着。広々しています。北側には飯豊連峰の連なり。
【南側と西側の展望ナシ】
東側は阿賀野川とその流域の山々が望めます。一方、南側や西側は林に覆われており、視界が遮られていました。
2022年04月03日 10:39撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 10:39
【南側と西側の展望ナシ】
東側は阿賀野川とその流域の山々が望めます。一方、南側や西側は林に覆われており、視界が遮られていました。
休憩場所を求めて、棒掛山の山頂部北東へ少しだけ移動。ここからは飯豊連峰の大展望が楽しめます。
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休憩場所を求めて、棒掛山の山頂部北東へ少しだけ移動。ここからは飯豊連峰の大展望が楽しめます。
【棒掛山でランチ】
棒掛山にてランチタイム♪風を避け、斜面に隠れてラーメン。「味噌もいけるね…」
2022年04月03日 10:56撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 10:56
【棒掛山でランチ】
棒掛山にてランチタイム♪風を避け、斜面に隠れてラーメン。「味噌もいけるね…」
「どっこいしょと…」
誰もいない棒掛山山頂。ずっと遠くから小鳥のさえずりが聞こえてきます。
2022年04月03日 11:06撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 11:06
「どっこいしょと…」
誰もいない棒掛山山頂。ずっと遠くから小鳥のさえずりが聞こえてきます。
「あぁ、いい天気…」
この日は正午過ぎまで晴れ予報。徐々に順光へと変わる飯豊の大展望を、のんびりと楽しみました。
2022年04月03日 10:53撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 10:53
「あぁ、いい天気…」
この日は正午過ぎまで晴れ予報。徐々に順光へと変わる飯豊の大展望を、のんびりと楽しみました。
●*棒掛山から山座同定
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●*棒掛山から山座同定
●●*引入沢山・餅倉山
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●●*引入沢山・餅倉山
●●●*御神楽岳・浅草岳
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●●●*御神楽岳・浅草岳
●●●●*守門岳・粟ヶ岳
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●●●●*守門岳・粟ヶ岳
●*真っ白な蒜場山が近い
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●*真っ白な蒜場山が近い
●●*北股岳・烏帽子岳
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●●*北股岳・烏帽子岳
●●●*大日岳・牛首山
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●●●*大日岳・牛首山
●●●●*鏡山・飯森山
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●●●●*鏡山・飯森山
【棒掛山から的場平へ】
11時16分、ランチを終え、棒掛山を後にして的場平へ向かいます。なだらかな斜面を下ります。
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【棒掛山から的場平へ】
11時16分、ランチを終え、棒掛山を後にして的場平へ向かいます。なだらかな斜面を下ります。
棒掛山からのルート確認。的場平を通過後、ヤセ尾根を進んでビールのカッチへ向かう。ヤブ漕ぎを強いられる。
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棒掛山からのルート確認。的場平を通過後、ヤセ尾根を進んでビールのカッチへ向かう。ヤブ漕ぎを強いられる。
【的場平を通過】
11時31分、平坦地から軽く登って的場平に到着。標高990m。ここも休憩適地です。
2022年04月03日 11:31撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 11:31
【的場平を通過】
11時31分、平坦地から軽く登って的場平に到着。標高990m。ここも休憩適地です。
的場平から後方を振り返る。先ほどまで休憩していた棒掛山のたおやかな山容が望めました。
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的場平から後方を振り返る。先ほどまで休憩していた棒掛山のたおやかな山容が望めました。
●*的場平 南西方面の展望
2022年04月03日 11:35撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 11:35
●*的場平 南西方面の展望
●●*いま抜けてきたブナ林
2022年04月03日 11:35撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 11:35
●●*いま抜けてきたブナ林
●●●*棒掛山 山頂方面
2022年04月03日 11:35撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 11:35
●●●*棒掛山 山頂方面
●●●●*白山・菅名山塊
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●●●●*白山・菅名山塊
●*的場平より北側の展望
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●*的場平より北側の展望
●●*蒜場山・北股岳
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●●*蒜場山・北股岳
●●●*下 ビールのカッチ
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●●●*下 ビールのカッチ
●●●●*高森山・高陽山
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●●●●*高森山・高陽山
【ビールのカッチへ向かう】
11時38分、的場平を後にして、ビールのカッチへ向かいます。12本爪のまま。
2022年04月03日 11:41撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 11:41
【ビールのカッチへ向かう】
11時38分、的場平を後にして、ビールのカッチへ向かいます。12本爪のまま。
しばらく急斜面。序盤は尾根が太いため怖くありませんが、しだいにヤセてきます。
2022年04月03日 11:41撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 11:41
しばらく急斜面。序盤は尾根が太いため怖くありませんが、しだいにヤセてきます。
【ビール沢の谷間】
右手の眼下、ビール沢の谷間をのぞき込む。多くのデブリ&クラックを目にしました。
2022年04月03日 11:49撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 11:49
【ビール沢の谷間】
右手の眼下、ビール沢の谷間をのぞき込む。多くのデブリ&クラックを目にしました。
進行方向、ビールのカッチへ続くヤセ尾根。斜面の雪が殆ど落ちています。「ヤブがかなり出ている模様…」
2022年04月03日 11:51撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 11:51
進行方向、ビールのカッチへ続くヤセ尾根。斜面の雪が殆ど落ちています。「ヤブがかなり出ている模様…」
●*進行方向の雪庇
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●*進行方向の雪庇
●●*中央 ビールのカッチ
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●●*中央 ビールのカッチ
●●●*ビール沢の谷間
2022年04月03日 11:50撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 11:50
●●●*ビール沢の谷間
●●●●*的場平 北斜面
2022年04月03日 11:50撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 11:50
●●●●*的場平 北斜面
的場平からの斜面を下って吊尾根に差し掛かると、ビールのカッチが大きくなります。
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的場平からの斜面を下って吊尾根に差し掛かると、ビールのカッチが大きくなります。
【吊尾根・ブロック崩壊】
12時03分、高度900m付近。尾根がヤセてきました。ブロック崩壊気味の左斜面をトラバースして進む。
2022年04月03日 12:03撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 12:03
【吊尾根・ブロック崩壊】
12時03分、高度900m付近。尾根がヤセてきました。ブロック崩壊気味の左斜面をトラバースして進む。
【ヤブ漕ぎに変わる]
まもなく尾根上の雪は消え、ヤブ漕ぎ開始。ザックにくくりつけてあるピッケルが邪魔で思うように進まない。
2022年04月03日 12:08撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 12:08
【ヤブ漕ぎに変わる]
まもなく尾根上の雪は消え、ヤブ漕ぎ開始。ザックにくくりつけてあるピッケルが邪魔で思うように進まない。
【吊尾根・最低鞍部】
12時20分、ヤブ漕ぎが続く中、吊尾根鞍部878mを通過。登り返しの斜面には雪が付いていてホッとする。
2022年04月03日 12:23撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 12:23
【吊尾根・最低鞍部】
12時20分、ヤブ漕ぎが続く中、吊尾根鞍部878mを通過。登り返しの斜面には雪が付いていてホッとする。
ビールのカッチ頂上へ続く最後の斜面。クラックを避けて雪を拾う。「ピーク手前は急斜面です…」
2022年04月03日 12:26撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 12:26
ビールのカッチ頂上へ続く最後の斜面。クラックを避けて雪を拾う。「ピーク手前は急斜面です…」
後方を振り返ります。棒掛山から下る斜面の様子がよく分かります。
2022年04月03日 12:31撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 12:31
後方を振り返ります。棒掛山から下る斜面の様子がよく分かります。
【ビールのカッチに到着】
12時39分、ビールのカッチに到着。標高960m。さほど広くないものの、休憩には十分。
2022年04月03日 12:39撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 12:39
【ビールのカッチに到着】
12時39分、ビールのカッチに到着。標高960m。さほど広くないものの、休憩には十分。
【飯豊連峰の展望台】
ビールのカッチからは大展望。飯豊連峰方面へは視界を遮るものが何もありません。「飯豊の圧がスゴイ!」
2022年04月03日 12:40撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 12:40
【飯豊連峰の展望台】
ビールのカッチからは大展望。飯豊連峰方面へは視界を遮るものが何もありません。「飯豊の圧がスゴイ!」
●*山伏峰・蒜場山
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●*山伏峰・蒜場山
●●*頼母木山・北股岳
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●●*頼母木山・北股岳
●●●*実川山・大日岳
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●●●*実川山・大日岳
●●●●*疣岩山・水晶峰
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●●●●*疣岩山・水晶峰
●*南西方面の展望
2022年04月03日 12:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 12:28
●*南西方面の展望
●●*ビール沢右岸尾根
2022年04月03日 12:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 12:28
●●*ビール沢右岸尾根
●●●*中央に棒掛山
2022年04月03日 12:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 12:28
●●●*中央に棒掛山
●●●●*ヤブ奥 菅名山塊
2022年04月03日 12:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 12:28
●●●●*ヤブ奥 菅名山塊
【ビールのカッチでビール】
そしてビールのカッチにてビール!生ジョッキ缶の向こうに蒜場山。「ずっとコレがやりたかった…」
2022年04月03日 12:48撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 12:48
【ビールのカッチでビール】
そしてビールのカッチにてビール!生ジョッキ缶の向こうに蒜場山。「ずっとコレがやりたかった…」
…と言っても中身は空っぽ。缶は写真用に持ってきただけ。帰りの運転がありますから…(^^;)
2022年04月03日 12:49撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 12:49
…と言っても中身は空っぽ。缶は写真用に持ってきただけ。帰りの運転がありますから…(^^;)
下山のルートを確認。林道に出合うまでは小尾根がいくつもあり、ルートが分かりにくい。GPS携行を勧めます。
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下山のルートを確認。林道に出合うまでは小尾根がいくつもあり、ルートが分かりにくい。GPS携行を勧めます。
空に雲が広がってきました。予報どおり午後からは天気が崩れてきそうです。「帰りましょう…」
2022年04月03日 13:00撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 13:00
空に雲が広がってきました。予報どおり午後からは天気が崩れてきそうです。「帰りましょう…」
【下山開始・急斜面】
13時01分、ビールのカッチより下山開始。下り始めはかなりの急斜面。
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【下山開始・急斜面】
13時01分、ビールのカッチより下山開始。下り始めはかなりの急斜面。
その急斜面を横から撮影。12本爪アイゼンで安定はしていましたが、クラストしている際は滑落注意。
2022年04月03日 13:20撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 13:20
その急斜面を横から撮影。12本爪アイゼンで安定はしていましたが、クラストしている際は滑落注意。
【林道に出合う】
13時45分、GPSを頼りに下りやすい斜面を進み、雪に埋まった林道に出合う。「あとは道に沿って下るだけ…」
2022年04月03日 13:45撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 13:45
【林道に出合う】
13時45分、GPSを頼りに下りやすい斜面を進み、雪に埋まった林道に出合う。「あとは道に沿って下るだけ…」
12本爪アイゼンを脱ぎ、ツボ足にて林道を下ります。水沢川の対岸には、竹ノ倉山がしだいに近づきます。
2022年04月03日 14:22撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 14:22
12本爪アイゼンを脱ぎ、ツボ足にて林道を下ります。水沢川の対岸には、竹ノ倉山がしだいに近づきます。
【デブリ地帯を横断】
14時28分、ビール沢付近のデブリ地帯を横断。雪崩はすべて落ちきっていたものの、嫌な感じでした。
2022年04月03日 14:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 14:28
【デブリ地帯を横断】
14時28分、ビール沢付近のデブリ地帯を横断。雪崩はすべて落ちきっていたものの、嫌な感じでした。
14時45分、フキノトウを眺めながら歩き続け、林道T字路を通過。往路と合流。「今夜のつまみに採っていこうかな…」
2022年04月03日 14:42撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 14:42
14時45分、フキノトウを眺めながら歩き続け、林道T字路を通過。往路と合流。「今夜のつまみに採っていこうかな…」
水沢川の対岸、滝をなす雪解け水を横目に、黙々と林道を歩き続けます。
2022年04月03日 15:03撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 15:03
水沢川の対岸、滝をなす雪解け水を横目に、黙々と林道を歩き続けます。
【下山終了・駐車場】
15時19分、無事に下山終了。私のタントがずっと待っていてくれました。「ただいま!」
2022年04月03日 15:19撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 15:19
【下山終了・駐車場】
15時19分、無事に下山終了。私のタントがずっと待っていてくれました。「ただいま!」
4月21日(木)、再び阿賀町の鹿瀬ダムを訪れました。周辺の桜並木が有名なのです。
2022年04月21日 10:35撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/21 10:35
4月21日(木)、再び阿賀町の鹿瀬ダムを訪れました。周辺の桜並木が有名なのです。
満開を迎えた桜の大木。その右奥には棒掛山が見えます。棒掛山の雪は、もうだいぶ消えていました。
2022年04月21日 10:55撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/21 10:55
満開を迎えた桜の大木。その右奥には棒掛山が見えます。棒掛山の雪は、もうだいぶ消えていました。
辺りにはやわらかな桜の香りが漂っています。雪深い阿賀町にも、ようやく遅い春が訪れていました。
2022年04月21日 10:42撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/21 10:42
辺りにはやわらかな桜の香りが漂っています。雪深い阿賀町にも、ようやく遅い春が訪れていました。
【バックショット】
棒掛山、そしてビールのカッチからは、真っ白に輝く飯豊連峰に出会えました。それでは、また(^^)/
2022年04月03日 12:42撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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4/3 12:42
【バックショット】
棒掛山、そしてビールのカッチからは、真っ白に輝く飯豊連峰に出会えました。それでは、また(^^)/
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

棒掛山は、佐藤れい子さんの著書『越後百山』で知りました。
阿賀町の国道49号線や459号線を走行していると「もっこり」した棒掛山が見えて、あそこに登ったら大展望だろうなぁ…と思っていました。

晴れの日を狙って登ってみましたが、やっぱりすばらしい飯豊の大展望に出会えました。

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