今度こそタカサギへ 鎌北湖外周の山part
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- GPS
- 06:34
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 982m
- 下り
- 980m
コースタイム
12:28アマズツミ13:19-13:42タカサギ13:55-14:41鎌北湖-15:04宿谷の滝-15:30駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は日陰などに残っているが、道部分は殆んど無かった。 軽アイゼンを持って行ったが出番無し。 鎌北湖下の遊歩道は倒木がひどい。暫くは車道を使った方が良いかも知れない。 |
写真
感想
残雪がほぼ消えた様なんで、先々週に途中敗退したタカサギへ行ってみた。ルートは前回となるべく被る所が少ない様に苦心したが、理由はそれだけでなく目的があるのだ。毛呂山町の観光ページに「もろやまハイキングガイド」というマップが有り、それを見ていたら宿谷の滝近くに秋葉峠の文字を発見した。ものがたり奥武蔵の地図と若干違う場所で、トッケからの転訛という説にも符合しない気がする。ただ、それが秋葉峠の場所を示しているのか、或いはそういう地名の字名なのか分からない。だったら直接現地に行って確かめるしかないな、という事でルートに組み込んだ。自分なりの結論としては、トッケと呼べるピークは無かったと思うし、峠道が乗越していた様にも見えなかった。地名ではないかと言うのが結論だ。
北向地蔵の礎石には「右 白子ヨリ子ノ権現道」「左 横手ヨリ大山道」と彫られている。今までは「何か書かれているな」程度の認識で特別気に留めなかったのだが、ものがたり奥武蔵に興味を惹かれる記述があった。一文を抜くと、
「経ヶ峠というのは、毛呂村大谷木部落の北側にある二四七.〇の三角点の置かれる丘陵で、石尊さまを祀ってあり、現在頂上に石で作った五重の塔が置かれてあります。石尊さまはこの付近では開運出世の神としてあがめられ、男の子が十三歳になると、必ず相州へ大山まいりに出かけなければならない習慣でした。もしどうしても止むを得ない場合には、この経ヶ峠の石尊さまに灯籠を持って登拝すれば、大山に登ったことになったのであります。」
つまり、大山道とはあの相州丹沢の大山へと至る道なのだ。北向地蔵を越えて行く位だから当然歩いて行くんだろうねえ。偉いもんだねえ。前回はうっかり見ずに通り過ぎてしまったので、今回は確りこの目で確認した。
別にも目的があったのでユガテへ向かった。これは単にグリーンラインを歩きたくなかっただけで、ユガテが目的ではない。もう少し先の天文岩に寄るためだ。グリーンラインは車で何度も走っているが、天文岩については興味が無かった事もあり、全く印象に残っていなかった。飯能百景( http://ghosts.s87.xrea.com/daylight/100/100-075.htm )の1つという事なので、丁度良い機会と思い寄ってみた。
五六峠からアマズツミに向かう道は少し雪が残っていたけど、足首程度なので問題無かった。前回迂回した道には行かず、通行止された道に入ってみた。使われていないので荒れているし、この前の大雪で倒木や折れ枝が邪魔して歩き難い所もあるが、危険と感じる場所は無かった。最後の林道で断ち切られた所は立木に掴まっての急下降となるが、そんな所はハイキングコースでも見られる。もっと積極的に活用して良い道なんじゃないかと思った。
タカサギは巡視路が通っているんでそれなりに踏まれている。鉄塔から鉄塔へ渡り歩く感じなのだが、途中にはどこへ行くか分からない分岐が幾つか在った。テープに行き止まりと書かれていたり、"通せん棒"が置かれていたりで、気を付けていれば大丈夫かも知れないが、やはり最低限地図とコンパスは必要だろう。
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