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Yamareco

記録ID: 416104
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

スノーシューで行く十石山

2014年03月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
y-urano その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:03
距離
9.7km
登り
1,143m
下り
1,134m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:50料金所前-8:50湯沢の平付近休憩-10:40森林限界2400m付近-11:15十石山山頂-
11:20避難小屋(昼食)12:40-12:50十石山-13:501800m付近休憩-14:50料金所前
登り3時間半(内休憩30分) 下り2時間(内休憩10分)
天候 晴れ、山頂付近は雪のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白骨温泉林道料金所 駐車スペースが少ないです。せいぜい5、6台程です。
登山者以外の長期の駐車車両が結構ありました。
コース状況/
危険箇所等
林道の上がった登山口からすぐのトラバース区間は注意、滑りやすくなっています。

先日日大雨でトレースが消えていました。
我々がこの日先発でした、初めてだったのでコースどりに苦心しました。
登山道を示すリボン等が少なく少し迷いました。GPSを持っていたので助かりましたが、雪等でトレースが消えているときは大変かも知れません。
初めての方はGPSや地図等準備した方が良いですね。
 
特に最初の急登区間はスノーシューでまっすぐ登りました、これが一番きつかったです。
スキーの方はジグザグで登られているようでした。

料金所横に車を駐めて準備をして出発です。
2014年03月15日 19:57撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
3/15 19:57
料金所横に車を駐めて準備をして出発です。
夏道の林道からの合流点かな。
良い天気ですね。
2014年03月15日 19:57撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
3/15 19:57
夏道の林道からの合流点かな。
良い天気ですね。
登山口でスノーシューを履いて進むとすぐ、嫌なトラーバスです、急傾斜で滑ります。
注意!
2014年03月15日 19:57撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
3/15 19:57
登山口でスノーシューを履いて進むとすぐ、嫌なトラーバスです、急傾斜で滑ります。
注意!
スノーシューの我々はルートが不明確のため、一気に直登しました。
これがきつい、きつい、A君は足がつりそうだったとのこと。
2014年03月15日 19:57撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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スノーシューの我々はルートが不明確のため、一気に直登しました。
これがきつい、きつい、A君は足がつりそうだったとのこと。
きついきつい、雪の固そうな所を選んで登ります。
深みはまると動けません。
2014年03月15日 19:57撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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きついきつい、雪の固そうな所を選んで登ります。
深みはまると動けません。
1800m付近、なだらかな場所に出ました。
ダケカンバと大シラビソの森です。
ここが湯沢の平らしいですね。
2014年03月15日 19:57撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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1800m付近、なだらかな場所に出ました。
ダケカンバと大シラビソの森です。
ここが湯沢の平らしいですね。
大シラビソの森を進みます。
2014年03月15日 19:57撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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大シラビソの森を進みます。
また登りです、ひたすら進みます。
雪が降ってきました****
2014年03月15日 19:57撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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また登りです、ひたすら進みます。
雪が降ってきました****
粉雪が舞っています、風も強く山頂はガスで見えません。
2014年03月15日 19:57撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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粉雪が舞っています、風も強く山頂はガスで見えません。
粉雪の舞う中、どきどき青空がのぞきます。
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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粉雪の舞う中、どきどき青空がのぞきます。
雪が舞い上がります。でも綺麗です。
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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雪が舞い上がります。でも綺麗です。
新雪が綺麗です。
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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新雪が綺麗です。
広々とした風景が広がってきました。
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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広々とした風景が広がってきました。
雪煙の間に青空がありがたいですね。
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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雪煙の間に青空がありがたいですね。
いよいよ森林限界突入です、風が強い1
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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いよいよ森林限界突入です、風が強い1
左手に乗鞍が雪雲の間からちらちら見えてきました。
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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左手に乗鞍が雪雲の間からちらちら見えてきました。
山頂付近に来ましたが、どこが山頂なのか分かりません、ガスと強風で白く霞んで何も見えません。
仕方ないので、一旦昼食をとりに避難小屋に向かいます。
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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山頂付近に来ましたが、どこが山頂なのか分かりません、ガスと強風で白く霞んで何も見えません。
仕方ないので、一旦昼食をとりに避難小屋に向かいます。
真っ白の避難小屋、二階が入口です、開けて中の雪をかき出しました。
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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真っ白の避難小屋、二階が入口です、開けて中の雪をかき出しました。
中の様子。板の間の上がりに腰をかけて昼食をとりました。中はマイナス5度以下ですが、風も音も無く快適でした。
ありがとうございました。
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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中の様子。板の間の上がりに腰をかけて昼食をとりました。中はマイナス5度以下ですが、風も音も無く快適でした。
ありがとうございました。
昼食後、小屋を出ると良い天気です。
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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昼食後、小屋を出ると良い天気です。
避難小屋様様です。
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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避難小屋様様です。
正面に中央アルプス、奥に南ア
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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正面に中央アルプス、奥に南ア
右手鉢盛山から奥に八ヶ岳連峰
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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右手鉢盛山から奥に八ヶ岳連峰
南に乗鞍の勇姿
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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南に乗鞍の勇姿
北に穂高連峰、前穂だけが見えます。
手前は霞沢、他は雲に隠れて見えません
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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北に穂高連峰、前穂だけが見えます。
手前は霞沢、他は雲に隠れて見えません
笠が見えそうで見えません。
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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笠が見えそうで見えません。
その眼下に平湯
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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その眼下に平湯
さらに新穂高方面
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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さらに新穂高方面
乗鞍だけははっきりくっきり、
北アルプスの眺望は残念でしたが、静かで大きな山でした。
2014年03月15日 19:58撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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乗鞍だけははっきりくっきり、
北アルプスの眺望は残念でしたが、静かで大きな山でした。

感想

今月中に行ってみたい山としてねらっていた十石山、行くなら眺望が第一なので北アの天気が期待できそうなこの土曜日にしました。
快晴のなか、白骨温泉に近づくにつれ、十石山付近だけが雪雲に覆われています。
最近の天候不運は今回もか?、ちょっとがっくりしましたが登っているうちに晴れてくることを期待して出発しました。

この山はスキー登山で有名で、この日スノーシューで行くのは我々だけでした。
皆さん8時前後に出発されたようです。
登山口からすぐ行って、カップルのスキヤーを追い越して我々が先頭です。
ところが先日の大雨でトレースは全く消えていました。
林道方面の標識から」1800mの湯ノ沢平まで登山道が不明でしたが、基本的には尾根筋を登っていけば大丈夫と決め一気に直登しました。
最初からこんなにきつくてどうなるのか心配でしたが、あとは広々とした大シラビソの湯ノ沢平、そこからの尾根伝いも歩きやすく問題ありませんでした。

十石山だけにかかっていた雪雲は、途中吹雪になったりして大丈夫かと思いましたが、森林限界を越え始めた頃から
青空ものぞき時間がたてば晴れてくると思いました。
先日の大雨が山頂付近で大雪になっていないか心配でしたが、少しの積雪だけでラッセルは不要で助かりました。
山頂付近に近づくにつれ、さらに歩きやすくなってきました。
大きな真っ白な大盛りのご飯のような山でした。
山頂付近に到着したものの、標識等が見つからずどこが山頂だったのか不明です。
山頂到着時は雪雲の中にいて強風で何も見えません、すぐ横の避難小屋で昼食がてら晴れるのを待ちました。

小屋は情報通り綺麗で快適でした。
ただ中が真っ暗で、ヘッデンがないと二階窓から下に降りるハシゴが分かりません。
窓の入り口もシートで雪が入らないよう遮断しているのですが、それでも大きな雪の塊をかき出して入り口を開けました。
暗い小屋の中ですが、目が慣れてくると綺麗に整頓されていて、皆さんがきちんと使っているのが分かりました。
風の音も聞こえないので暗さだけがまんすれば快適な小屋です。

小屋の中で1時間ほどのんびり昼食をして外に出ると、明るさで目の前が真っ白、何も見えませんでした。
しばらくしてようやく目を開けることが出来ると、真っ青な空と真っ白な世界が飛び込んできました。
山頂付近は晴れています、待ってて正解でした、山頂から東方面は全て見渡せました。
残念だったのは、穂高連峰や笠などの北アの山々が、今度は雲で隠れてしまった事です。
こちらの方はしばらく待っていても見えそうもありませんので、下山することにしました。

朝出発時にあったスキーのカップルと山頂で会い、少し下ってスキーパーティーとすれ違った位で、
他は誰にもあいませんでした、静かな大きな山でした。
スキーヤーの皆さんは下りこそ一番の楽しみなんだろうなあと思いました。
我々も楽しみにしていたそりの下りでしたが、だいぶ雪が腐ってきてなかなかすべりが悪かったです。

山頂は冬のまんまでしたが下ってくると、午後の日差しに春の力強い暖かさを感じました。
今年は近場の山ばかりでしたが、人里離れた山奥の大シラビソとダケカンバの山は、すごく新鮮でした。
なんかおおらかな気分にさせてもらいました。
さらに帰りには登山口の白骨温泉につかって、ほっこり良い気分になりました。
いい山でした。

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