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Yamareco

記録ID: 4161801
全員に公開
ハイキング
比良山系

ヒジキ滝(朽木栃生より、コメカイ道点検・整備)

2022年04月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:13
距離
11.2km
登り
910m
下り
905m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:41
休憩
2:15
合計
8:56
8:36
8:37
2
9:55
9:55
184
コメカイ道出合
12:59
14:55
94
16:29
16:29
36
コメカイ道出合
17:12
17:14
4
17:18
17:27
1
17:28
ゴール地点
今回は、コメカイ道整備が目的です。コースタイムは、参考にならないと思います。
天候 晴れ、暖か
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
栃生橋の西詰めの広い場所に駐車させて頂きました。
朽木栃生旧集落跡の広場は、現在、砂防堰堤工事中の為、使用出来ません。看板には、「来年の3月25日まで」とあります。
コース状況/
危険箇所等
 駐車地から、コメカイ道出合までは、ハイキングコースです。冬季の間の倒木が、少しありますが、それ以外は、安全です。
 コメカイ道出合より、直進し、コメカイ道を進みます。此処には「危険の警告メッセージ」があります。此処から、ヒジキ滝までのステップは、今回、唐鍬で、土石・落ち葉を掻き出しました。
 最難所のヒジキ滝の両岸は、今回、「右岸(東側)の岩場」まで、確認しています。確保用のトラロープの支点の立木が、雪崩で無くなっている部分もありますが、他の支点が、良く効いているので、大丈夫ですが、要注意です。
栃生橋西詰めより、東のイクワタ峠方向を望みます。
2022年04月09日 08:26撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
4/9 8:26
栃生橋西詰めより、東のイクワタ峠方向を望みます。
唐鍬と、ストックを一本持って登ります。
2022年04月09日 08:27撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
4/9 8:27
唐鍬と、ストックを一本持って登ります。
重装備なので、緩やかな、本来の登山道を選びます。
2022年04月09日 08:42撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 8:42
重装備なので、緩やかな、本来の登山道を選びます。
途中、墓地があります。一礼をして、傍を通ります。
2022年04月09日 08:45撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 8:45
途中、墓地があります。一礼をして、傍を通ります。
工事中の砂防堰堤です。
2022年04月09日 08:52撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 8:52
工事中の砂防堰堤です。
コメカイ道出合です。直進して、コメカイ道を進みます。此処から先は、ハイキングコースではありません。
2022年04月09日 09:55撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 9:55
コメカイ道出合です。直進して、コメカイ道を進みます。此処から先は、ハイキングコースではありません。
伐採地です。ステップが僅かになって来ています。雪崩で、ステップに割れ目も入っています。
2022年04月09日 10:03撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 10:03
伐採地です。ステップが僅かになって来ています。雪崩で、ステップに割れ目も入っています。
ズームで、白倉岳です。未だ、雪渓が残っていて、朝日に輝いています。
2022年04月09日 10:06撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 10:06
ズームで、白倉岳です。未だ、雪渓が残っていて、朝日に輝いています。
コメカイ道出合から、最初の鞍部です。標識が、鹿の角磨きで、また、壊されています。
2022年04月09日 10:16撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 10:16
コメカイ道出合から、最初の鞍部です。標識が、鹿の角磨きで、また、壊されています。
此処で、少し食事をして、ハーネス・カラビナ・スリング・アセンダー・下降器等とヘルメットを身に着けます。
2022年04月09日 10:37撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
4/9 10:37
此処で、少し食事をして、ハーネス・カラビナ・スリング・アセンダー・下降器等とヘルメットを身に着けます。
最初の、トチの群生帯の苔むす巨木です。此処で、「ツキノワグマの鳴き声」らしいものが聞こえ始めました。ドバトの鳴き声に似ていますが、少し違います。
2022年04月09日 10:54撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
4/9 10:54
最初の、トチの群生帯の苔むす巨木です。此処で、「ツキノワグマの鳴き声」らしいものが聞こえ始めました。ドバトの鳴き声に似ていますが、少し違います。
最大のトチの巨木の下の炭窯跡に、残雪です。
2022年04月09日 10:55撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 10:55
最大のトチの巨木の下の炭窯跡に、残雪です。
コメカイ道、最大のトチの巨木です。今年も元気そうです。
2022年04月09日 10:56撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 10:56
コメカイ道、最大のトチの巨木です。今年も元気そうです。
各所で、コブシ(タムシバ)が満開でした。
2022年04月09日 11:03撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 11:03
各所で、コブシ(タムシバ)が満開でした。
2018年の台風被害のコナラの倒木です。上を迂回します。トラロープがあります。
2022年04月09日 11:11撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 11:11
2018年の台風被害のコナラの倒木です。上を迂回します。トラロープがあります。
上には、割れ目が入っています。木自体が朽ちて来た事に加えて、雪の重み、雪崩の衝撃が加わったものと思われます。
2022年04月09日 11:14撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 11:14
上には、割れ目が入っています。木自体が朽ちて来た事に加えて、雪の重み、雪崩の衝撃が加わったものと思われます。
杉の枯れ木の倒木を切断します。
2022年04月09日 11:23撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 11:23
杉の枯れ木の倒木を切断します。
ワリ谷源流部のトチの大木です。
2022年04月09日 11:26撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 11:26
ワリ谷源流部のトチの大木です。
傍の残雪を踏んで進みます。
2022年04月09日 11:26撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 11:26
傍の残雪を踏んで進みます。
此方は、ワリ谷源流部の苔むすトチの巨木です。
2022年04月09日 11:28撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
4/9 11:28
此方は、ワリ谷源流部の苔むすトチの巨木です。
ステップが、雪崩で埋まっていますので、リュックをスリング・カラビナで確保して置いて、作業をします。
2022年04月09日 11:31撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
4/9 11:31
ステップが、雪崩で埋まっていますので、リュックをスリング・カラビナで確保して置いて、作業をします。
毎年、雪崩で埋まる場所です。先ず、ステップを切りました。
2022年04月09日 11:39撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 11:39
毎年、雪崩で埋まる場所です。先ず、ステップを切りました。
トラロープが設置してありますが、ステップは、埋まっています。
2022年04月09日 11:44撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 11:44
トラロープが設置してありますが、ステップは、埋まっています。
作業中は、カラビナ・スリングで、確保しています。此処は、落ちれば、20~30mくらい、滑落します。
2022年04月09日 11:48撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 11:48
作業中は、カラビナ・スリングで、確保しています。此処は、落ちれば、20~30mくらい、滑落します。
支点の杉が、雪崩の被害を受けています。今は、大丈夫ですが、今後、対策が必要になって来ると思います。
2022年04月09日 12:06撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 12:06
支点の杉が、雪崩の被害を受けています。今は、大丈夫ですが、今後、対策が必要になって来ると思います。
尾根を回った所も、ステップを切りました。トラロープがない所なので、ザイル30mで確保して、作業をしています。
2022年04月09日 12:35撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/9 12:35
尾根を回った所も、ステップを切りました。トラロープがない所なので、ザイル30mで確保して、作業をしています。
此処も、ワリ谷の源流部の一つです。ステップを切りました。
2022年04月09日 12:52撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 12:52
此処も、ワリ谷の源流部の一つです。ステップを切りました。
ヒジキ滝の谷底に下りる場所です。支点の木が倒れていますが、切断すると、支点の確保上の問題が起きますので、取り敢えず、このままにして置いて、潜ります。
2022年04月09日 13:23撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 13:23
ヒジキ滝の谷底に下りる場所です。支点の木が倒れていますが、切断すると、支点の確保上の問題が起きますので、取り敢えず、このままにして置いて、潜ります。
谷底には、かなりの残雪です。
2022年04月09日 13:26撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 13:26
谷底には、かなりの残雪です。
このポイントでも、支点の小さい木が、雪崩で、根こそぎ落ちてしまっています。引き上げが無理なので、仕方なく、ロープをナイフで切断しました。
2022年04月09日 13:39撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 13:39
このポイントでも、支点の小さい木が、雪崩で、根こそぎ落ちてしまっています。引き上げが無理なので、仕方なく、ロープをナイフで切断しました。
残った雪渓が滑りそうです。
2022年04月09日 13:58撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 13:58
残った雪渓が滑りそうです。
振り返って写しています。唐鍬で、ステップを切り、滝へ向かいます。
2022年04月09日 14:03撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 14:03
振り返って写しています。唐鍬で、ステップを切り、滝へ向かいます。
ヒジキ滝です。
2022年04月09日 14:05撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/9 14:05
ヒジキ滝です。
左岸のトチの大木です。下をステップを切って降りて来ています。最下部の支点の立木が雪崩に流されていますので、今後、対策が必要です。
2022年04月09日 14:06撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 14:06
左岸のトチの大木です。下をステップを切って降りて来ています。最下部の支点の立木が雪崩に流されていますので、今後、対策が必要です。
下の段からのヒジキ滝です。
2022年04月09日 14:11撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/9 14:11
下の段からのヒジキ滝です。
右岸(東側)の岩場の確認をします。雪渓が残っていますので、削って、上がります。
2022年04月09日 14:14撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 14:14
右岸(東側)の岩場の確認をします。雪渓が残っていますので、削って、上がります。
雪渓を削って、上がりました。トラロープも異状無しです。
2022年04月09日 14:18撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 14:18
雪渓を削って、上がりました。トラロープも異状無しです。
上がった所の、立木が枯れて、倒れましたので、切断しました。未だ、暫くは、支点として役立つと思いますので、このままにして置きます。この日は、此処で、反転して、戻ります。
2022年04月09日 14:26撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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4/9 14:26
上がった所の、立木が枯れて、倒れましたので、切断しました。未だ、暫くは、支点として役立つと思いますので、このままにして置きます。この日は、此処で、反転して、戻ります。
帰途、シシ谷第一ゴルジュ・第二ゴルジュの間に下りる尾根をズームで写しています。タムシバが満開です。
2022年04月09日 15:47撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 15:47
帰途、シシ谷第一ゴルジュ・第二ゴルジュの間に下りる尾根をズームで写しています。タムシバが満開です。
ツキノワグマの糞です。矢張り、朝、聞いた鳴き声は、ツキノワグマのものだった様です。冬眠から覚め、未だ、十分に食べていない様です。
2022年04月09日 16:23撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/9 16:23
ツキノワグマの糞です。矢張り、朝、聞いた鳴き声は、ツキノワグマのものだった様です。冬眠から覚め、未だ、十分に食べていない様です。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘルメット ハーネス ザイル 30m/15m カラビナ スリング アセンダー ATC下降器 ナイフ 携帯用鋸 ピンクのテープ 雨具 食料 非常食 飲料 レジャーシート ヘッドランプ 予備電池 地図(地形図) コンパス GPS3台 筆記用具 スマートフォン 予備バッテリー 時計 タオル ファーストエイドキット ゴム付き軍手 山仕事用手鋸 携帯用鉈 唐鍬
備考 持って行って良かった物は、唐鍬です。雪解け後の、登山道整備には、必須です。

感想

 今回は、雪解け後のコメカイ道整備(ヒジキ滝まで)が目的でした。冬季、積雪が多かった為でしょうでしょうか、いつもの年よりも、残雪が多く、また、雪崩の被害も、それなりに出ていると思いました。
 コメカイ道出合から、ヒジキ滝までは、熟練者ならば、安全に通れると思いますが、要注意です。
 また、次の機会に、東の畑集落側から、地蔵峠を経て、ヒジキ滝まで、歩いて、確認をしたいと考えています。
 冬眠あけのツキノワグマの糞・鳴き声を確認しています。出会っても、大騒ぎせずに、ジリジリと離れて行けば、大丈夫だと思います。ツキノワグマにとっても、人間は、大型動物であり、加えて、動物らしからぬ姿をしている人間は、怖いのです。
 但し、北海道のヒグマは、別だと考えています。

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