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Yamareco

記録ID: 416559
全員に公開
山滑走
中央アルプス

御嶽山BC(絶景!・・・でも終始アイスバーン)

2014年03月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:49
距離
13.9km
登り
1,428m
下り
1,416m

コースタイム

7:45おんたけ2240駐車場 - <ゲレンデハイクアップ> - 8:55田の原登山口 - <途中アイゼン登行に切替> - 11:15王滝頂上 - 12:00剣ヶ峰 - 12:35王滝頂上(ドロップ) - <スキー滑走> - 13:15田の原登山口 - <ゲレンデ滑走> 13:30おんたけ2240駐車場
【総行動時間:5時間45分】
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
おんたけ2240の駐車場を利用。
途中一部路面凍結箇所があるのでスタッドレス必須。
コース状況/
危険箇所等
■コース状況
・ゲレンデのスノーコンディションは良く、ハイクアップは問題なし。
・樹林帯を抜けると一度解けた雪が凍って全面アイスバーンになっているので滑落注意。
・吹き溜まりの部分にはウインドスラブが形成されている。
・王滝頂上から剣ヶ峰にかけては雪はほとんどついておらず滑走は困難。
・王滝頂上から上部は風が強くなるのでバラクラバ等あった方がよいかも。
リフト運行開始前のゲレンデをハイクアップ
2014年03月15日 07:55撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3/15 7:55
リフト運行開始前のゲレンデをハイクアップ
目の前には中央アルプスの山並みが広がる
2014年03月15日 07:55撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 7:55
目の前には中央アルプスの山並みが広がる
田の原登山口到着。先行者のトレース多数。
2014年03月15日 08:57撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 8:57
田の原登山口到着。先行者のトレース多数。
雪をまとった御嶽山がどーんとそびえ立つ。
2014年03月15日 08:57撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 8:57
雪をまとった御嶽山がどーんとそびえ立つ。
神社の横でテン拍している方がいました。
2014年03月15日 09:08撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 9:08
神社の横でテン拍している方がいました。
滑走適地を探るためアイスバーンの斜面をアイゼンとピッケルでトラバース。
2014年03月15日 10:40撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3/15 10:40
滑走適地を探るためアイスバーンの斜面をアイゼンとピッケルでトラバース。
見た目は最高の斜面・・・だけど実はアイスバーン。
2014年03月15日 10:40撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 10:40
見た目は最高の斜面・・・だけど実はアイスバーン。
9合目到着。ほとんど夏道は歩かなかった。
2014年03月15日 10:55撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 10:55
9合目到着。ほとんど夏道は歩かなかった。
王滝頂上着。人も少なくて静か。
2014年03月15日 11:16撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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王滝頂上着。人も少なくて静か。
王滝頂上でスキーをデポして、ついでに腹ごしらえ。
2014年03月15日 11:17撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 11:17
王滝頂上でスキーをデポして、ついでに腹ごしらえ。
剣ヶ峰はすぐそこ。
2014年03月15日 11:34撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 11:34
剣ヶ峰はすぐそこ。
噴煙がもくもくと上がっています。
2014年03月15日 11:34撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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噴煙がもくもくと上がっています。
オブジェにえびの尻尾がついていい感じになってました。
2014年03月15日 11:37撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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オブジェにえびの尻尾がついていい感じになってました。
中央アルプスの向こうに富士山と南アルプスが。
2014年03月15日 11:38撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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中央アルプスの向こうに富士山と南アルプスが。
えびの尻尾もここまで成長すると何の仏像だかわかりません。
2014年03月15日 11:39撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 11:39
えびの尻尾もここまで成長すると何の仏像だかわかりません。
奥の院方面もアルパインな雰囲気でいい感じだった。
2014年03月15日 11:41撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3/15 11:41
奥の院方面もアルパインな雰囲気でいい感じだった。
こちらは岩についたえびの尻尾。
2014年03月15日 11:51撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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こちらは岩についたえびの尻尾。
一ノ池も当然雪の下。
2014年03月15日 12:01撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3/15 12:01
一ノ池も当然雪の下。
剣ヶ峰山荘にはつららがびっしり。
2014年03月15日 12:01撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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剣ヶ峰山荘にはつららがびっしり。
剣ヶ峰登頂!穂高と乗鞍が大迫力。
2014年03月15日 12:02撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 12:02
剣ヶ峰登頂!穂高と乗鞍が大迫力。
二ノ池方面と摩利子天。
2014年03月15日 12:02撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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二ノ池方面と摩利子天。
乗鞍と穂高のアップ。
2014年03月15日 12:02撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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乗鞍と穂高のアップ。
おじさんも凍傷になりそうです。
2014年03月15日 12:03撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3/15 12:03
おじさんも凍傷になりそうです。
おじさんと遠くに白山。
2014年03月15日 12:03撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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おじさんと遠くに白山。
山頂からの特大パノラマ。
2014年03月15日 12:03撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3/15 12:03
山頂からの特大パノラマ。
二ノ池アップ。
2014年03月15日 12:05撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3/15 12:05
二ノ池アップ。
鳥居もすっかり埋まってる。
2014年03月15日 12:06撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3/15 12:06
鳥居もすっかり埋まってる。
さらば剣ヶ峰。
2014年03月15日 12:06撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3/15 12:06
さらば剣ヶ峰。
剣ヶ峰方面から王滝頂上を見下ろす。雪があまりついていない。
2014年03月15日 12:17撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3/15 12:17
剣ヶ峰方面から王滝頂上を見下ろす。雪があまりついていない。
甲斐駒ヶ岳はやっぱりかっこいい。
2014年03月15日 12:17撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 12:17
甲斐駒ヶ岳はやっぱりかっこいい。
さあ、このアイスバーンを無難に滑り降りれるか。
2014年03月15日 12:37撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 12:37
さあ、このアイスバーンを無難に滑り降りれるか。
ドロップイン!頼むよ、相棒。
2014年03月15日 12:37撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 12:37
ドロップイン!頼むよ、相棒。
樹林帯までくれば一安心。楽しいツリーラン。
2014年03月15日 13:01撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 13:01
樹林帯までくれば一安心。楽しいツリーラン。
気温もあがってピクニックモード。
2014年03月15日 13:06撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 13:06
気温もあがってピクニックモード。
今日の滑走ライン。雪さえよければなー。
2014年03月15日 13:13撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 13:13
今日の滑走ライン。雪さえよければなー。
到着!安全に下りてこれたことに感謝。
2014年03月15日 13:30撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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3/15 13:30
到着!安全に下りてこれたことに感謝。
撮影機器:

感想

3月も半ばになりそろそろザラメ雪にも期待ができそう、ということで御嶽山に向かうことにした。
天気は予報通りピーカンで無風。完璧なコンディションだった。

ゴンドラで田の原まで上がっても良いのだが、歩き足りない感じがするのでゲレンデ下部からスキーでハイクアップ。
田の原に着く頃にはゴンドラも動き始めて多くの登山者が到着していた。
森林限界の手前までスキーでハイクアップ、その後アイゼン登行に切り替えた。

夏道を登ってもよかったが、斜面の状態を確認したかったので直登する。
アイゼン・ピッケルも効きにくいレベルのアイスバーン。
たまにウインドスラブが形成されているものの、その部分だけを選んで滑るのは困難な状態に思えた。
太陽の熱でフィルムクラストに変わるのを期待しながら剣ヶ峰を目指した。

王滝頂上でスキーをデポし、エネルギー補給をしてから剣ヶ峰へ。
さすがに上部は風衝地ということで雪はほとんどついておらず、その代わりにえびの尻尾が多く見られた。
剣ヶ峰からは360度の展望を楽しむことができた。
まずは間近にそびえる乗鞍岳の迫力が素晴らしい。
去年は乗鞍から御嶽を眺めて、そのダイナミックな姿に心を奪われたっけ。
乗鞍の先には奥穂、前穂と吊尾根。
槍は残念ながら雲に隠れていた。
西には白山、東には中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳、そして富士山まで見渡すことができる。
山頂には数人の登山者がおり、各々が同様にその景色を楽しんでいた。

王滝頂上に戻り、いよいよ滑走タイム。
フィルムクラストの期待は儚く敗れ去り、目の前に広がるのは朝と変わらない一面のアイスバーン。
滑落タイムにならないように気をつけなければ。
念には念を、ということで今回はピッケルを片手に持って滑ることにした。
颯爽と滑りたいところだったが、斜面の状況を探りながらの滑り出しとなる。
エッジの摩擦音がすさまじく、山中にその音が響き渡る。
登山者からは雪崩の音に勘違いされたかもしれない。
上部は楽しんで滑る、というわけにはいかなかったが、無難に樹林帯まで滑り、そこからは楽しいツリーラン。
密林なので飛ばすのは難しいが、木をよけたり、くぐったり、ゲームのような楽しさがある。
最後はクールダウンを兼ねてゲレンデ滑走で締めくくった。

今回は絶景はもとより色々なコンディションでのスキーが楽しめて?有意義な山行となった。
次回はリベンジというのはおかしいが、最高の雪で同じ斜面を滑ってみたい。

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コメント

おお。
景色とはうらはらの緊張感ある滑走やったんやね。
アイスバーンにエッジ効かすとはさすがやね。
こちとら、ゲレンデのアイスバーンでもへっぴり腰ですわ(^m^;)

ちなみに、どなたかのレコで妙法山のBCスキーで小さな雪崩に巻き込まれるビデオがアップされてました。その映像も穏やかな快晴の中の出来事で。
当たり前やけど、のんびりした雰囲気に関係なく事故は潜んでるんやなと。
これからもお互い安全山行で行きましょ♬
2014/3/16 23:16
Re: おお。
yamachanこんにちは。
今回は、さすがに少し緊張しながら滑りました。
登山靴だと滑落に対する恐怖感が湧いてくるのにスキーを履いた瞬間から怖くなくなるのは不思議です。
スキーという絶対的な信頼が置ける相棒に感謝です。
でも自信と過信は紙一重、気を引き締めていきたいと思います。
2014/3/17 13:01
ゲスト
カリカリアイスバーンのようですね
空の青さが綺麗ですね。
3月15日、私も御嶽山に行こうと思っていたのですが、天気予報は晴れであるものの気温が低すぎたので、低めの山に切り替えました。
昨年の今頃、御嶽山の継子岳を滑走しましたが、その時はアイゼンとピックストックで四つん這いで登りましたよ(笑)
御嶽山は、来週も気温が低そうなので、4月になってからかな?
2014/3/17 9:49
Re: カリカリアイスバーンのようですね
shibayanさん、コメントありがとうございます。
さすがに状況判断が的確ですね。
この時期は上手く行けばザラメだし、ヘタすると今回みたいにアイスバーンなので難しいところですね。
今週末もどこか行きたいと思っていますが、また冬型になりそうなので難しいところです。
またレコ楽しみにしてます。
2014/3/17 13:05
プロフィール画像
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