【九州遠征1泊2日】2日目 祖母山
- GPS
- 05:10
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,322m
- 下り
- 1,332m
コースタイム
(黒金尾根)
600m 6:53
800m 7:18
1300m 8:03
稜線 8:49
1700m 9:31
頂上 9:45 - 9:50
九合目小屋 9:55 - 10:15
(宮原尾根)
1400m分岐 10:50
尾平 11:57
(行動時間 5h07m)
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
(尾平越トンネル先から積雪) 尾平 12:30 - 阿蘇 14:30 阿蘇くまもと空港 18:55 - 羽田 20:25 |
コース状況/ 危険箇所等 |
尾平駐車場に登山ポスト(記帳式)あり。 下半分に遭難時連絡先や諸注意が書かれており切り離して携行する。 下山時間も記入しましょう。 沢沿いは倒木多数で荒れています。 渡渉は2回ほどありましたが降雨や雪解けのせいか躊躇しました(落ちたら深い&難易度高め)。 700m付近からひたすら急登。 1200付近から新雪の下に残雪。 1300m前後から雪を被って枝垂れたクマザサが密集し頭からずぶ濡れ&ルート不明瞭。 枝垂れたクマザサは山頂付近まで断続的に続きました。 山頂直下の梯子場は急斜面のルンゼになっており危険。 ハシゴやロープは埋まっている部分があり雪山装備が無いと突破不可。 |
写真
感想
九州遠征2日目です。
昨日は高千穂に早めに到着できたので、道の駅や高千穂神社などに寄ることができました。
高千穂の宿はグレイトフル高千穂。
http://www.h-hikari.co.jp/
朝の出発前、クルマが凍っていたのですが、フロントの方がお湯をかけてくれました。
下にコンビニもあり、非常に親切で評判の良いホテルです。
今日は高千穂から約30勸榮阿携平の登山口へ向かいます。
ただ途中に標高1000m弱の尾平越という峠を通ることになり、昨日の雪で凍結が心配です。
凍結の場合、最悪クルマで走れない分を歩くか別の登山口へ移動することになります。
そのためホテルの朝食はあきらめ、5時過ぎに出発です。
幸い、宮崎側尾平越までの道は積雪はほとんどなく、安心した矢先、トンネルを越えるとそこは雪国でした(T T)
トンネル先でしばし悩み、トンネル上の尾根から歩く事や、歩きで尾平まで下ることも考えましたが、結局「車でゆっくり下る」ことに。
幸い対向車や後続車も無く、20/hペースで6kmほど走り無事尾平まで。
結局4勸幣綫兩磴靴討い泙靴拭
さて、やっと登山開始です。
駐車場は前日以前に入山したと思われる車が1台のみ(山頂で出会った学生さん達の車のようでした)
すぐに支度して歩き始めます。
奥岳川沿いは倒木が多く突破に少し苦労しました。
また、渡渉も難易度高めでした。
標高700付近から1500までの800mはひたすら急登といっていいでしょう。
祖母山は道迷いが多いらしいですが、この日は1300付近から雪が積もったクマザサに阻まれてかなり難儀しました。
先行者は無くクマザサが道を隠していて、雪が積もった薄い下山の踏み跡も不明瞭となり稜線に出るまで2回ほどルートをロスしました。
3/3にレポを書かれている方も同じような場所で迷ったようですが、クマザサの林になっているので、目印のピンクテープも隠れてしまうのだと思われます。
稜線からも雪で枝垂れたクマザサ林の連続ですっかり濡れ切ってしまいました。
核心部は山頂直下の梯子場?です。
ハシゴはほとんど隠れていました。
私は周りの草木に掴まり、軽アイゼンで突破しましたが、特に下りはピッケル、歯数の多いアイゼン(心配ならロープ)が無いと厳しいと思います。
上から長崎大学の学生達が様子見に降りてきていましたが、厳しそうな感じでした。
九合目小屋から宮原方面への下りが一瞬戸惑いましたが、その後は特に迷う部分はありませんでした。
今回は何とか三山共無事登って来れましたが、遠征となると少し無理しても行かなければならない(個人的にマスト(MUST)登山と言ってますが)
遭難の多くのはそのパターンだったりしますので、気を付けないといけないですね。
祖母山も遠方からの登山者による遭難が多いらしいですので、皆さんくれぐれもご注意の上、安全な登山を!
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