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Yamareco

記録ID: 416815
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積雪期ピークハント/縦走
祖母・傾

【九州遠征1泊2日】2日目 祖母山

2014年03月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:10
距離
10.3km
登り
1,322m
下り
1,332m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

尾平登山口 6:50
(黒金尾根)
600m 6:53
800m 7:18
1300m 8:03
稜線 8:49
1700m 9:31
頂上 9:45 - 9:50
九合目小屋 9:55 - 10:15
(宮原尾根)
1400m分岐 10:50
尾平 11:57
(行動時間 5h07m)
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
高千穂 5:30 - 尾平 6:30
(尾平越トンネル先から積雪)
尾平 12:30 - 阿蘇 14:30
阿蘇くまもと空港 18:55 - 羽田 20:25
コース状況/
危険箇所等
尾平駐車場に登山ポスト(記帳式)あり。
下半分に遭難時連絡先や諸注意が書かれており切り離して携行する。
下山時間も記入しましょう。

沢沿いは倒木多数で荒れています。
渡渉は2回ほどありましたが降雨や雪解けのせいか躊躇しました(落ちたら深い&難易度高め)。

700m付近からひたすら急登。
1200付近から新雪の下に残雪。

1300m前後から雪を被って枝垂れたクマザサが密集し頭からずぶ濡れ&ルート不明瞭。
枝垂れたクマザサは山頂付近まで断続的に続きました。

山頂直下の梯子場は急斜面のルンゼになっており危険。
ハシゴやロープは埋まっている部分があり雪山装備が無いと突破不可。
尾平越の下り。。
2014年03月15日 06:19撮影 by  F-01F, FUJITSU
3/15 6:19
尾平越の下り。。
料金入。
2014年03月15日 06:45撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 6:45
料金入。
駐車場の先から登り始めます。
2014年03月15日 06:48撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
1
3/15 6:48
駐車場の先から登り始めます。
その先のトイレ。
2014年03月15日 06:49撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 6:49
その先のトイレ。
祖母山は・・右でしょうか?
2014年03月15日 06:49撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 6:49
祖母山は・・右でしょうか?
少し下って最低地点と思われる場所です。
1156m登ることになります。
2014年03月15日 06:53撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 6:53
少し下って最低地点と思われる場所です。
1156m登ることになります。
橋の下を通ります。
今日は無事この橋を右から渡ることが目標です。
2014年03月15日 06:55撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 6:55
橋の下を通ります。
今日は無事この橋を右から渡ることが目標です。
最初はのんびり緩やか。
2014年03月15日 06:57撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 6:57
最初はのんびり緩やか。
2つ目の吊橋を渡ると本格的な山道です。
2014年03月16日 18:24撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/16 18:24
2つ目の吊橋を渡ると本格的な山道です。
渡渉後、振り返って。
躊躇しました。
普通であれば左の大木でしょうか?
しかし真ん中左の折れた木の上を恐る恐る渡りました。
2014年03月15日 07:11撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 7:11
渡渉後、振り返って。
躊躇しました。
普通であれば左の大木でしょうか?
しかし真ん中左の折れた木の上を恐る恐る渡りました。
800m地点から。
2014年03月15日 07:18撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 7:18
800m地点から。
踏み跡が見えないので目印が頼りです。
2014年03月15日 07:39撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 7:39
踏み跡が見えないので目印が頼りです。
延々急登です。
2014年03月15日 07:50撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 7:50
延々急登です。
山頂でしょうか?
2014年03月15日 07:59撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 7:59
山頂でしょうか?
1300m。
この辺りから今日の核心部でした。
2014年03月15日 08:03撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 8:03
1300m。
この辺りから今日の核心部でした。
つぼ足の踏み跡が残っていて目印になりました。
2014年03月15日 08:10撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 8:10
つぼ足の踏み跡が残っていて目印になりました。
クマザサが生い茂っていてかなりヤブ漕ぎ状態です。
2014年03月15日 08:16撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 8:16
クマザサが生い茂っていてかなりヤブ漕ぎ状態です。
岩屋ですね。
この先、クマザサでルートをロスしました。
2014年03月15日 08:28撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 8:28
岩屋ですね。
この先、クマザサでルートをロスしました。
1300m〜1500mのここまでにルートロス2回、40分を費やしました。。
この先もクマザサ地獄&気を抜けません。
2014年03月15日 08:49撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 8:49
1300m〜1500mのここまでにルートロス2回、40分を費やしました。。
この先もクマザサ地獄&気を抜けません。
いったん下ってあの上まで行きます。
2014年03月15日 08:52撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 8:52
いったん下ってあの上まで行きます。
昨日登った九重連山です。
2014年03月15日 08:52撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 8:52
昨日登った九重連山です。
振り返って。
2014年03月15日 08:58撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 8:58
振り返って。
近いようで遠い。。
2014年03月15日 09:02撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 9:02
近いようで遠い。。
こんな感じです。
登りはゴアテックス着ないのでずぶ濡れです。
2014年03月15日 09:07撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/15 9:07
こんな感じです。
登りはゴアテックス着ないのでずぶ濡れです。
1つ目の梯子場。
2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/16 20:20
1つ目の梯子場。
あと56mですが・・この右側が核心部でした。
2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/16 20:20
あと56mですが・・この右側が核心部でした。
着きました!
急いで濡れた服を着替えます。
2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/16 20:20
着きました!
急いで濡れた服を着替えます。
2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/16 20:20
2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/16 20:20
長崎大学の学生達など7名ほどの方が居ました。
2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/16 20:20
長崎大学の学生達など7名ほどの方が居ました。
2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/16 20:20
2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
1
3/16 20:20
九合目小屋まで下ってズボンも履き替えます。
この後下山道も間違えて水場の方に行ってしまいました。。
2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/16 20:20
九合目小屋まで下ってズボンも履き替えます。
この後下山道も間違えて水場の方に行ってしまいました。。
下山道。
ヤセ尾根です。
2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/16 20:20
下山道。
ヤセ尾根です。
振り返って。
2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
1
3/16 20:20
振り返って。
こちら側の登山道は開けていてクマザサも悪さしません。
2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/16 20:20
こちら側の登山道は開けていてクマザサも悪さしません。
2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/16 20:20
最後の渡渉。
2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/16 20:20
最後の渡渉。
ふぅ・・無事下りてきました。
2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/16 20:20
ふぅ・・無事下りてきました。
ありがとうございました!
2014年03月16日 20:20撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/16 20:20
ありがとうございました!
封筒が挟んであるので車のナンバーを記入し500円入れて料金入に投入します。
2014年03月15日 12:18撮影 by  F-01F, FUJITSU
3/15 12:18
封筒が挟んであるので車のナンバーを記入し500円入れて料金入に投入します。
下山時刻も記入します。
2014年03月16日 18:24撮影 by  F-01F, FUJITSU
3/16 18:24
下山時刻も記入します。

感想

九州遠征2日目です。

昨日は高千穂に早めに到着できたので、道の駅や高千穂神社などに寄ることができました。

高千穂の宿はグレイトフル高千穂。
http://www.h-hikari.co.jp/
朝の出発前、クルマが凍っていたのですが、フロントの方がお湯をかけてくれました。
下にコンビニもあり、非常に親切で評判の良いホテルです。

今日は高千穂から約30勸榮阿携平の登山口へ向かいます。
ただ途中に標高1000m弱の尾平越という峠を通ることになり、昨日の雪で凍結が心配です。

凍結の場合、最悪クルマで走れない分を歩くか別の登山口へ移動することになります。

そのためホテルの朝食はあきらめ、5時過ぎに出発です。

幸い、宮崎側尾平越までの道は積雪はほとんどなく、安心した矢先、トンネルを越えるとそこは雪国でした(T T)

トンネル先でしばし悩み、トンネル上の尾根から歩く事や、歩きで尾平まで下ることも考えましたが、結局「車でゆっくり下る」ことに。
幸い対向車や後続車も無く、20/hペースで6kmほど走り無事尾平まで。
結局4勸幣綫兩磴靴討い泙靴拭

さて、やっと登山開始です。
駐車場は前日以前に入山したと思われる車が1台のみ(山頂で出会った学生さん達の車のようでした)

すぐに支度して歩き始めます。
奥岳川沿いは倒木が多く突破に少し苦労しました。

また、渡渉も難易度高めでした。

標高700付近から1500までの800mはひたすら急登といっていいでしょう。

祖母山は道迷いが多いらしいですが、この日は1300付近から雪が積もったクマザサに阻まれてかなり難儀しました。
先行者は無くクマザサが道を隠していて、雪が積もった薄い下山の踏み跡も不明瞭となり稜線に出るまで2回ほどルートをロスしました。
3/3にレポを書かれている方も同じような場所で迷ったようですが、クマザサの林になっているので、目印のピンクテープも隠れてしまうのだと思われます。

稜線からも雪で枝垂れたクマザサ林の連続ですっかり濡れ切ってしまいました。

核心部は山頂直下の梯子場?です。
ハシゴはほとんど隠れていました。

私は周りの草木に掴まり、軽アイゼンで突破しましたが、特に下りはピッケル、歯数の多いアイゼン(心配ならロープ)が無いと厳しいと思います。
上から長崎大学の学生達が様子見に降りてきていましたが、厳しそうな感じでした。

九合目小屋から宮原方面への下りが一瞬戸惑いましたが、その後は特に迷う部分はありませんでした。

今回は何とか三山共無事登って来れましたが、遠征となると少し無理しても行かなければならない(個人的にマスト(MUST)登山と言ってますが)
遭難の多くのはそのパターンだったりしますので、気を付けないといけないですね。

祖母山も遠方からの登山者による遭難が多いらしいですので、皆さんくれぐれもご注意の上、安全な登山を!

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