蛭ヶ岳 強風だって泥んこだって楽しいのです。

2014年03月16日(日) [日帰り]

• GPS: 11:04
• 距離: 25.1km
• 登り: 2,253m
• 下り: 2,251m

コースタイム

大倉バス停7:18→見晴らし茶屋7:55→花立山荘9:15→塔ノ岳9:45→丹沢山10:50→不動ノ峰11:38→鬼ヶ岩12:05→蛭が岳12:35（昼食）13:15→鬼ヶ岩13:35→不動ノ峰14:03→丹沢山14:45→塔ノ岳15:55→大倉バス停18:00

天候

午前：快晴
午後：晴れ時々曇り
稜線上風強め

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往き電車：5：37発相鉄海老名行き（海老名寄りの先頭車両が出口に近いです）→6：16着小田急小田原行き6：19発→6：45渋沢着
バス：大倉行き始発6：48（電車との接続待ちしてくれてる様です）
還り：18：37渋沢行きのバスで帰途

コース状況／危険箇所等

大倉~塔ノ岳：行きは積雪箇所多かったですが下山時は金冷やし辺りからはアイゼン不要です途中一部雪が泥に覆われた感じで残り登降時気を使います、また泥んこ箇所も融雪に伴い増えています。
塔ノ岳~丹沢山：下山時でもほぼ雪道です危険個所も特にはなし
丹沢山~蛭が岳：丹沢山までと同じ状況ですが積雪により夏道では無いトレース個所も多々、また、鬼ヶ岩からの下りは雪が緩むと滑って危険になると思われますので今後注意がいると思います。不動ノ峰手前の東屋はとりあえず使えます。
他のトレース情報：焼山方面からは上がって来られたら方が数名あり午前の状況でワカン等使わず来れたそうです。棚沢ノ頭および蛭が岳からユーシン方面ごく少数トレースあり。蛭が岳から檜洞丸方面も少しあります。
※週明けも気温が高くなるようなので状況としては大分変わるかと思います。

写真

3/16 7:15

今回はかなり久しぶりに大倉から登ります。

3/16 22:21

出発前から泥んこぶりが伺えます・・・下山ラッシュ時はここも大混雑でしょうね。

3/16 7:16

駅降りてからすぐにバスに乗ったのでこちらのポストに計画書投入(渋沢駅のバス停前にもポスト有）

3/16 7:16

昨年夏以来ですかね、その時は夜間練習だったので日中歩きは1年以上ぶりにいざ大倉へ。

3/16 22:22

せっかくなので楽しもうとこの子たちも撮影、こちらは品がある感じ。

3/16 22:22

お茶目さん、犬も心なしかシーサーっぽい？

3/16 7:22

長丁場の始まりです、天気もいいし楽しめそうです。

3/16 7:42

てくてくと進み大倉高原山の家方面との分岐を右へ。

3/16 22:23

序盤は全く雪無、道も少し湿っている程度で快適ですが、やはりこの日は気温高め最初から袖まくりスタイルでいきます。

3/16 22:24

この日は始発バスも満員状態で大勢の方が歩かれていました。

3/16 8:08

一本松過ぎたあたりで雪が登場(登山道脇)

3/16 22:24

上に泥が乗っていますし歩き難くはないです。

3/16 22:25

少し進むとたっぷりの場所が出現、皆さんが踏んだ跡をたどって登ってゆきますが、若干滑ります。

3/16 8:23

なぜか木道を避けて歩く方多数、山の保護の為ですし丹沢名物を楽しむつもりで木道を行きましょう(笑)

3/16 8:28

富士山がお目見え、いい天気。

3/16 22:27

昨日は冷えましたし、朝は固まっていて歩きやすい。

3/16 22:27

泥んこゾーンも凍ってバリバリ。

3/16 22:28

久しぶりの大倉尾根登りで階段祭りの洗礼を受ける、やっぱりきつい(笑)

3/16 9:22

花立山荘でアイゼン装着されている方多数いました、木道渡ってから考えることにして前進。

3/16 9:27

金冷し到着。

3/16 9:31

疲れるのでここで軽アイゼン装着。

3/16 22:29

金冷しからは朝は真っ白な世界で気持ちよく歩けました。

3/16 9:42

ヤビツ峠が使えないので表尾根方面は人少ないのかな。

3/16 9:43

塔ノ岳までもう少し。

3/16 9:44

ですが結構深い踏み抜き後発見。

3/16 9:45

塔ノ岳到着！快晴で気持ちがいい。

3/16 9:46

富士山も綺麗。

3/16 9:47

麓の方にもくもくと雲あり。

3/16 22:32

朝の方が綺麗ですし大倉から来てよかった。

3/16 22:32

尊仏山荘と雲一つない空。風が強いのでウインドジャケ羽織ります(結局その下はずっと袖まくったままで過ごせました)

3/16 9:54

これから向かう？道中が一望、蛭ヶ岳とおいな〜。

3/16 9:59

丹沢山へ向かう道中は雪も締まって歩きやすい、道中泊の方達が続々と降りてこられました。

3/16 10:14

蛭ヶ岳はずっと視界に入ってますがなかなか近づかないですね(笑)

3/16 22:33

今日は少し遅めに下山することにしているので富士山を眺めながらのんびり歩きます。

3/16 10:19

木道も結構埋もれていたりもします。

3/16 22:34

竜ヶ馬場到着。

3/16 10:33

丹沢山までもう少しです。

3/16 22:35

下山してこられた団体さんとお話したりしながら楽しく歩きます。

3/16 10:50

丹沢山到着！

3/16 10:51

今日も画になりますね。ここで蛭ヶ岳に向かうという方たちの写真を撮ったりして一息。

3/16 10:52

みやま山荘さんの屋根からはつららがたくさん。

3/16 10:56

蛭ヶ岳まで頑張るぞ〜。

3/16 22:36

トレースはばっちりです。

3/16 11:08

振り返り丹沢三峰方面を望む。

3/16 11:08

道中チョコをかじってごまかしていますがやはり冬は燃費が悪く、お腹が空き始めます。

3/16 11:24

不動ノ峰手前の休憩所、屋根しか見えません。。。

3/16 11:25

一応中には入れます、テーブルは雪をどかしてあるようで使用可、ベンチは・・・雪の中。

3/16 11:36

風は強いですが快晴で気持ちいい！

3/16 22:38

蛭ヶ岳山荘さんがだいぶはっきり見えるようになってきた。

3/16 11:45

不動ノ峰到着、ユーシン方面へもトレースがありました。

3/16 22:38

木の間からこんにちは。

3/16 22:39

樹木との位置関係がおかしいです・・・草木は大丈夫なのかな？

3/16 11:52

丹沢山過ぎたあたりで何名かすれ違って以降は人には合わず。

3/16 22:40

鬼ヶ岩の間越しの蛭ヶ岳のはずが雪がこんもりでこんな写真になりました。

3/16 12:04

同じく富士山。

3/16 12:04

鬼ケ岩からの下り雪はついていますがアイスにはなっていませんし問題は無し(もちろん慎重に）

3/16 22:41

鬼ケ岩降りてからは空腹との戦い、本気で途中でご飯食べようかと考えました(笑)

3/16 13:11

到着後写真撮る前にまず食事(笑)満たされたので写真タイム檜洞方面もトレースはあり。

3/16 22:41

今年初蛭が岳！山頂でお会いした方達といろいろお話出来て楽しかったです、また焼山方面から登ってこられた方もおられました。ご飯がっついてる間に富士山が霞んで見えなくなる痛恨のミスが発生(笑)

3/16 13:13

蛭ヶ岳山荘さん。

3/16 13:14

雪はたっぷりですししばらく(丹沢山過ぎ辺りまで）12本と6本の違いのテストしてみます、実は何となく重り代わりに放り込んだんですが(笑)

3/16 13:15

さて、楽しんだので戻りますよ。

3/16 22:42

蛭ヶ岳からの鬼ケ岩方面。

3/16 22:42

この最初の登りが雪が緩むとずるずる滑りそうで嫌ですね(この日は問題なし）

3/16 22:42

雪庇後かな？

3/16 22:43

鬼ケ岩への登り、ここまでやせ気味の道なので若干注意(風が強いときが多いので)

3/16 13:33

振り返って、また来るよ〜。

3/16 13:46

所々に穴が開いていて中はこんな具合の空洞、雪も締まって踏み抜きは無かったですが踏み抜いたら苦労しそうです。

3/16 22:44

せっかくなので味わいながら歩きます。

3/16 22:44

崩れてますね。

3/16 13:59

塔ノ岳はまだ人いっぱいいるかな？

3/16 14:04

丹沢の人気エリアたち(塔ノ岳、丹沢山、奥に大山）

3/16 22:45

午後は雲が広がってきました。

3/16 14:09

この雪は植生に影響ないか気になります。あと2か月でシロヤシオの季節ですしね。

3/16 14:14

フリーダムなトレースたち。

3/16 22:46

ここをチョチョイと登り返せば丹沢山、、、そうチョチョイと。

3/16 14:18

皆さんのトレースに紛れて違うトレースもあり。

3/16 14:20

豪快に踏み倒して直登してるけどここ夏はどんなルートだっけと思って回したら。

3/16 22:46

確かこの正面雪に埋もれているのがルートだったかな？いまだに完全に埋もれていますが。

3/16 14:23

雲が広がり時々日差しが遮られます。

3/16 14:24

丹沢山まであと500m。

3/16 22:47

山の500mは長いですね・・・平地なら走れば2分もかからないのに(笑)

3/16 14:38

登り返すと丹沢山まで100m。

3/16 14:45

戻ってきました丹沢山、富士山はすっかり隠れています。

3/16 14:58

誰かが書いたマーク、楽しいことはいいことです。

3/16 15:08

竜ヶ馬場で一息、町の方は霞んでよく見えず。

3/16 22:49

朝より歩き難くなっています。

3/16 15:39

新緑の頃にまた来ます。

3/16 15:46

塔ノ岳まで戻ってきました。表尾根も混雑しないうちに行きたい(笑)ここからはウィンドジャケ脱いで暑さ対策ばっちりで下山開始。

3/16 22:50

降りようとしてびっくり！それなりにあった雪が一気になくなっています。

3/16 16:00

金冷しまではシャーベットが残っていましたがこの先は全く雪無泥んこ祭り開催中でした、朝は花立からここまでもしっかりありましたけど・・・日差し恐るべし。

3/16 16:07

良く日が当たる場所は融けた上、乾いてます。

3/16 16:09

花立山荘上の一部は残雪あり、シャーベット状。

3/16 16:11

トイレ？

3/16 16:14

花立で荷物を整理していると下に雄鹿発見、物色中のようです。

3/16 16:15

今年は雪が多くて参ったな〜って思ってるかは知りませんが何となく気怠そうにうろうろしてました。

3/16 22:53

固まっていた道も融けて湿ってます。

3/16 22:54

いたるところで泥んこ祭りが絶好調です。

3/16 22:54

駒止茶屋下の一部はまだ雪が残っています、皆さんのステップ後が沢山あるのであみだくじ状態で歩きます。

3/16 22:54

雪の下から融けた水がジャバジャバ流れだし下の階段は川のよう。

3/16 17:25

もう少し、流石に疲れていたので大倉高原山の家経由のルートはパスしました。

3/16 17:49

後はすたすた歩いて日没ぎりぎりくらいで下山、ちょっと反省。とりあえず本日も無事でお疲れ様でした。

3/16 18:12

大倉バス停でゆっくり荷物整理してバスを待ちます、月が綺麗でした。

撮影機器：

PENTAX K-3 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

masat

　ふと気が付くと丹沢は2か月ほどご無沙汰、これから気温が高くなると足元悪くなるから今がチャンスかと思い蛭ヶ岳に行くことに、いつもなら焼山から北から南と歩くのですが北部の雪の状況が心配だったのと大倉尾根は最近は下り専用のようになっていたので天気もよさそうだし富士山も見たいと思い久しぶりに大倉から登ることに。

　渋沢からの朝の始発バスは満員でやっぱり人気ありますね、大倉でのんびり準備していると皆さん次々出発、臨時バス到着するころに自分も出発、この日は暖かくなる予報でしたが朝から日差しもたっぷり登山口着く前にネックゲイターも外し(バス停からすでに袖まくりスタイル）て登り始めます。

　序盤は雪もなく泥んこ地帯もまだカチカチになっているところが多くすたすたと前進、久しぶりに名物の階段祭りを味わいながらペースを上げすぎないように歩きます、花立山荘まで到着すると皆さんアイゼンつけたり準備されている方が大勢いました、私も木道過ぎたあたりで考えるかと思いながら歩き金冷しに到着したところで軽アイゼン装着、そこから先はまだまだ真っ白で3月でまだこれかと少し驚きながら歩き塔ノ岳到着、山頂では皆さん写真を撮ったり楽しんでおられましたが風は若干強め、私も一息入れてウィンドジャケ羽織って丹沢に向かいます。

　塔ノ岳から先はまだしっかり雪が残り楽しくゆったり山歩きが楽しめました。丹沢までのルートは1月に歩いていますがその時よりも雪があり今年の大雪はやはり凄いなと改めて感じまつつ丹沢山到着、蛭ヶ岳への道中も雪はしっかりしていて快適＆快晴で非常に楽しかったのですが、途中からは空腹によって蛭ヶ岳手前でパワーダウン、山頂到着すると写真より前にご飯を食べていたら富士山が霞んで見えなくなってしまいました(笑)

　下山時は運動にもなっていいかと適当に入れてきた12本アイゼンを取り出し6本との違いを試したりしながらのんびり下山、やはり爪がしっかり雪をとらえてくれるので歩きやすく景色が楽しみやすいとは感じました。でも最近は皆さんを見ていてチェーンスパイクとか欲しいと思ってるんですけどね(笑)低山歩きが多いので。

　塔ノ岳まで日差しで多少雪がやわらかくはなっていましたが問題なく立ち止まっては景色を楽しみながら歩いてきましたが大倉尾根を下山しようとしてびっくり！朝は真っ白だった山頂付近もかなり融けて地面が出ています、金冷しまではシャーベット状で残っていましたがそこから下は花立山荘上で一部残っている以外は泥んこかすっかり乾いているような状況で日差しの力強さに驚きです。花立より下は駒止茶屋下に一部残っている以外は雪は無く各所で泥んこ祭りが盛大に開催されていました、今年は大雪の反動でパワーアップした泥んこ祭りがしばらく続きそうですね(笑)

　そして登山道入り口まで戻ったのが17：50頃と日没時刻ぎりぎり、楽しめましたが少しのんびりし過ぎました予定では17時過ぎ頃に下山するつもりで計画していましたので。

　丹沢雪が融けて泥んこ＆湿った木の階段等滑りやすい状況が出てきてますので皆さんご安全に。

コメント

yama_pound

お疲れさまでした！！
masatさん、こんにちは！

大倉尾根、１日違いでしたね
私は塔ノ岳から鍋割山へとのんびり山行で歩き足りない感がありましたが、masatさんは蛭ヶ岳までのピストンでたっぷり歩かれてきたのですね！！
お疲れさまでした
天気も１日良さげな感じで良かったですね(^^)

masat

気持ちよく歩けました。
　yama59さん　こんにちは

　1日違いのレコを拝見してびっくりしました 惜しかったです(笑)
　本当は焼山からの縦走をしたかったのですけど無難にピストンしましたがやはり午前の方が見晴らしが良く楽しく過ごせました

　鍋割山もいい加減鍋焼きを食べに行かなければいけません(笑)

たんたん豆

同じテーブルで（＾＾；？
お疲れ様、masatさん（＾０＾）

焼山の最終バス時刻が気になりますよね（＾＾）
私も大倉からか、どちらにしようか、、、、悩みました（＾＾；

その後やはり大倉に戻られましたか。
気にはなっておりましたが、、、

蛭の山頂、ぽかぽか陽気で気持ちよかったですね。

またどこかで（＾０＾）

masat

三ヶ木まで歩きたくなくて(笑)
tantanmameさん　こんにちは

　気になっていた焼山方面の状況を聞くことができてありがとうございました。
もとよりのんびり歩く予定にしていたのでおとなしくピストンしました、唯一のバスに間に合わないと怖いですからね

　またどこかでばったりと