塔ノ岳→丹沢山→鍋割山↑大倉尾根↓後沢乗越(大倉登山口)
- GPS
- 10:06
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 1,831m
- 下り
- 1,833m
コースタイム
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 10:03
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1日500円。 もうちょい上に同額で民間駐車場有り。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
充分整備されていて、危険個所が見当たらない。 |
その他周辺情報 | 大倉バス停付近でトイレや登山情報が得られる。 |
写真
感想
そろそろ雪山シーズンだけど、秋山をさほど歩いていないので、消化不良な感じ。
どこがいいかなーと計画倒れのリストを見返していると、バカ尾根があるじゃないか、と。
大倉尾根、通称バカ尾根は奈良県近辺と異なり、まだ積雪もなく、チェンスパでも持っていけば事足りるだろう。
関東の山は、陣場〜高尾をやった程度で、全て未踏。
ヒル山と聞く丹沢も今の時期はベストシーズンと思われる。
24日に関係各所へ26からお休みするのでヨロとメールで唐突に年末年始の予定を押し付ける。
こんなのでも自営13年目だ。
25日17時直前に電話がかかってヒヤッとしたが特に問題なくクリアし、18時過ぎには自宅を飛び出す。
新東名の慣れない制限速度120km/hで巡航し、足柄SAにてしっかりめに仮眠、登山口の駐車場には予定通り3:45に到着した。
用意をして4時スタート。
同行者はなく真っ暗な中を歩いていくが、比較的広く整った登山道のため、全く道迷いの心配はないし、所々に山荘があるため予習しておいた必要時間と進捗の感覚もなんとなくわかった。
これだけ安心なブラックスタートはなかったかも?
途中までは急登はさほどなく冷えない程度の一定のペースで進めたが、堀山の家を越えてから様子が変わる。
今までも階段はあったが短く、この辺りから階段がとにかく続く。
蹴上高は高すぎないので安全面は問題ないが、とにかく階段がずっとあるので疲れる。
まぁよく
・他の所をつねると一瞬の痛みは我慢できる
・天井のしみを数えていたらすぐおわる
とか言うのと同じで、暗い道だから目を閉じているのと同じ効果があるだろうと思いきや、全然そんな事ないじゃないか。
うっすら明るくなって焦るが、花立ノ頭で富士山と日の出の方向を確認できたので、最悪日の出に間に合わなくても大丈夫と安心する。
日の出時刻6:48ジャストに山頂広場に到着。
山頂広場は尊仏山荘の宿泊客で賑わっていた。
ひとしきり日の出と富士山を楽しみ、丹沢山へ向かう。
稜線は多少アップダウンがあるが、比較的緩やかで所々丹沢の山々や富士山も見えてなかなか楽しい。
丹沢山ではバッジ購入後トイレを借りて少し休憩。
尊仏山荘の宿泊客の女性一人とお話させて頂いたが、名古屋からで昨日は尊仏山荘泊、今日はみやま山荘泊で蛭に向うらしい。
ゆったり贅沢な山行が羨ましい!
塔ノ岳に戻ってから次は鍋割山に向う。
一旦大倉尾根との分岐、金冷シ(タマタマがキュッとなるからそういう名前らしい)へ下り、鍋割山への稜線を下り基調で進む。
冬枯れしたブナ林が見事で、秋山でも人気だろうと感じる。
鍋割山に着くと、鍋割山荘前に6人並んでいる。
名物の鍋焼きうどん行列だ。
下界では、ほぼ行列に並ばない私も山頂標識など撮らず、そそくさと山荘前に並ぶ。
時折主人が表に出てきて、個数を確認する。
最初の2人は随分早かったようで、その2人に提供したあとの次のグループで提供してもらえた。
シメジ、シイタケなどキノコ類に、カボチャの天ぷら、濃いめの出汁でしっかり煮込まれたうどんがとても美味しい。
ただ他の人についていた七味がなく寂しかった。
鍋割山荘の注意点
・山荘に許可なく入るな(鍋受け取りと返却時のみ)
・店のものに絶対触れるな
・ワンオペなので主人ファーストの営業である
実は返却時にバッジに触れて怒られ、外でポツンと座っていたら、伝統と新しいのとどっちにするか聞かれました。
ここでバッジを買うのはなかなか難易度が高いかも知れないw
鍋割山を後にし、後沢乗越を通過し大倉へ向うルートを下山する。
後沢乗越へは標高差500m近くを2kmほどで一気に下る、なかなかの急降下となる。
木の根も張り出していて、大倉尾根と違い休憩施設もない無骨な道もなかなか良い。
後沢乗越を通過し渡渉をすると、過酷な林道が始まる。
確か大倉まで5.4kmと書いていたかな?
歩きにくい大きめの石が転がる林道をひたすら歩く。
大倉尾根を単調な登り故にバカ尾根というが、この単調に過ぎる歩きにくい林道も、バカ林道って呼んでも良いのではないかと思う程だった。
最後の林道で嫌な思いをしたが、総じて良い山行だったと感じた。
今度行くときは表丹沢を満喫しようと思う。
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