大室山・鳥ノ胸山（周回）〜共感してもらうと、心は少しだけ広くなるみたい【55.6】

2022年04月17日(日) [日帰り]

• GPS: 09:13
• 距離: 25.8km
• 登り: 1,986m
• 下り: 1,984m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:30
• 休憩: 0:39
• 合計: 9:09

5:32 加入道山 室久保川登山口
5:58 5:59 水場
6:51 6:52 1345m分岐
7:00 7:00 加入道避難小屋
7:08 7:08 馬場峠
7:12 7:12 前大室
7:28 7:28 破風口
7:54 7:54 大室山・犬越路分岐
8:00 8:00 大室山
8:06 8:07 大室山・犬越路分岐
8:25 8:25 破風口
8:34 8:34 前大室
8:44 8:47 加入道避難小屋
8:51 8:51 加入道山
8:56 8:57 1345m分岐
9:02 9:03 白石峠
9:13 9:13 水晶沢ノ頭
9:20 9:20 ナメクラ沢ノ頭
9:32 9:32 シャガクチ丸
9:42 9:42 バン木ノ頭
9:57 9:57 モロクボ沢ノ頭
10:10 10:13 畦ヶ丸避難小屋
10:13 10:13 畦ヶ丸
10:53 11:03 畦ヶ丸避難小屋
11:14 11:14 モロクボ沢ノ頭
11:24 11:24 忘路峠
11:39 11:40 大界木山
11:54 11:58 浦安峠
12:11 12:11 平指山
12:19 12:19 雑木ノ頭
12:38 12:50 鳥ノ胸山
13:09 13:09 雑木ノ頭
13:17 13:17 平指山
13:30 13:30 浦安峠
13:54 13:54 野外活動センター跡
14:26 14:27 的様
14:41 加入道山 室久保川登山口

天候

曇り
畦ヶ丸避難小屋ではけっこう濡れている方もチラホラ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

加入道山　室久保川登山口　のすぐ下に、広い駐車場が2面ありました。何の看板もなかったので使っていいのか悩みましたが…大丈夫みたいです。トイレはありませんが、少し下りたところに公衆トイレ？がありました。

コース状況／危険箇所等

加入道山の尾根に出る前に、2か所ほどの崩落があります。1つは迂回路がありました。
加入道山から大室山までは木道・木階段・木梯子が豊富に整備されています。道迷いのリスクは少ないですが、濡れてると滑りそう。
大界木山の先から浦安峠へのショートカット、ヤマレコの地図では手動で引く必要のあるルートですが、現地には結構ハッキリした道がありました。少し荒れ気味です。間違った尾根筋に入り込まないよう、道標の確認を。
浦安峠から登山口までは林道。途中にキャンプ場があり盛況だったので、車が結構通っていました。

その他周辺情報

登山口近くに道志の湯。キャンプ客、バイク客で大賑わいのようでした。
国道413号沿いはカフェがたくさん。
道の駅どうしも賑わっていました。山菜の天ぷらと、クレソンのアイスを購入しました♪

写真

4/17 5:29

うちからは少し遠く、車中泊しようか悩みましたが、早起きして当日移動にしました。5：50スタートです。

4/17 5:30

駐車場のすぐ上に登山口。車のカギを掛けたか心配になって戻りましたが、バッチリ開いてました💦

4/17 5:31

フムフム、気を付けて歩かなければですね。

4/17 5:33

とても良く整備されています。沢の水がキレイ。

4/17 5:37

天気だけがちょっと残念な感じ。昨日は晴れ間もあったのになぁ。

4/17 5:39

ゲート？がありましたが、開け方が良く分からず四苦八苦。

4/17 5:44

再びのゲート。こちらは倒れかけていて、開けずに隙間を通ることができました。

4/17 5:54

ロープや看板も豊富に設置されています。新設設計♪

4/17 5:59

東屋もしっかり。ここから本格的な登山道になりますが、この時、後方から物音がして、獣の息づかいかと思ってかなりビビりました。

4/17 6:09

音は人工のモノのようだったので一安心。下界に温泉施設などあるので、エンジンやボイラーや、そういった類のモノかなと、この時はあまり気にもしませんでしたが…

4/17 6:11

規則的なリズムが続く。コレはベースとかドラムとか、そういった低音部分が谷に響いているのだということに気が付きました。けっこうな音量に聞こえますが、朝早くから凄いなぁ。

4/17 6:37

崩落個所その1。気を付ければなんとか歩けます。が、かなり怖い。

4/17 6:46

崩落個所その2。コチラは迂回。迂回路も滑りやすいので要注意。ちなみに重低音はまだズンズンと響いています。

4/17 6:51

尾根に出ました。大室山を目指します。意識したくないのに耳に入ってくる重低音にイライラが募ってきます。山の影とかに入れば届かなくなるかなぁ。

4/17 6:54

尾根道は歩きやすいです。明瞭な登山道。下界からの音もハッキリ。でも、メロディーは分からず、重低音部のみ。なんだろうコレは。野外フェスでもしているのかしら？

4/17 6:57

加入道山山頂に到着。避難小屋もあります。復路で寄っていこうかな。

4/17 6:58

4/17 6:58

ベンチもあって広々とした山頂。眺めは…雲があるのでよく分かりません。

4/17 6:59

避難小屋の中はとってもキレイ。そして何やらいい匂いがするような…。

4/17 6:59

このキャンドルの匂いかしら？とりあえず、またあとで寄りますね。

4/17 7:06

植生回復中とのことで、木道から外れないように気を付けて歩きます。よく手入れされてますね。

4/17 7:08

開けた場所。でも、何も見えない。正面に富士山でもあったのかな〜。

4/17 7:12

前大室。重低音は継続中。でも、音くらいでイライラするなんて心が狭いかなぁと反省して、さらにイライラするという悪循環。

4/17 7:36

足元の富士山に少しほっこり。よくレコに上がっている写真ですね。

4/17 7:40

階段もしっかり。歩幅が合わずにちょっとしんどい。

4/17 7:48

ファンタジー世界のよう。雲の中かな。濡れるほどではないけど、蒸し蒸し感が凄い。

4/17 7:49

ちょっと高い木道。アレ？こういう時は左右どっちを歩くんだったかな？右でよいかしら。とりあえず誰もいないケド。

4/17 7:59

大室山に到着。山梨百名山の新旧の山票が並んでいました。本日の最高地点です。

4/17 8:00

他にも山票イロイロ。

4/17 8:00

山頂はわりと広々。そしてここで、普段よりも随分ペースが遅いことに気が付きました。おそらく木道の歩幅に合わせて歩くので、普段のペースに乗れていないようです。これはけっこう大事な発見かも。

4/17 8:17

木道の多い地域では、登山計画を立てる時にさらに余裕を持たせた方がいいかもしれないなぁ。そして下りは要注意。気を抜くと、ツルっといきそうです。

4/17 8:25

ちょっとしたロープ場もありましたが、ロープ無しでも行ける感じ。

4/17 8:38

ヨクケマ。では無いですね。叩いてみましたが…う〜ん、湿気っているからかな？ほとんど響かず（苦笑）。

4/17 8:45

避難小屋に戻ってきました。ちょっとお茶タイム。相変わらずかわいいカレルチャペック。そして梅酒の梅、ホントおススメです。

4/17 9:03

避難小屋を出たところの斜面に白いものが。残雪かな、と思っていたらゴミでした。それも、よく見たらたくさん。はぁ、ひどいなぁ。避難小屋はとっても奇麗だったんですけどね。

4/17 9:09

ここからの稜線歩きは緩やかな下り基調。楽しく歩けます♪

4/17 9:12

4/17 9:13

水晶沢ノ頭はピークという感じではなく、広く平らになってました。

4/17 9:14

ここで何があったのか…という感じに倒木がたくさん。

4/17 9:23

雲は濃くなったり薄くなったり。降り出さなければいなぁ。

4/17 9:33

4/17 9:39

この階段！縁に細い板が貼られていて、滑りにくくなっています！なんて優しさ…感動です。

4/17 9:40

古くなった梯子。崩れも進んでいるよう。こうして山の形は少しずつ変わっていくのだなぁ。

4/17 9:57

モロクボ沢ノ頭。お天気とペースが心配だけど、せっかくなので畦ヶ丸に寄って行くことにします。

4/17 10:00

本日初めての鎖。花崗岩が風化して崩れてます。足元が砂地でちょっと滑りやすいです。

4/17 10:10

畦ヶ丸避難小屋。先に畦ヶ丸にタッチしてきます。

4/17 10:12

畦ヶ丸山頂。

4/17 10:12

相変わらず景色は望めず。人もおらず静か。

4/17 10:44

避難小屋には先客がいて、締め切った状態だったので、軒下で昼食。こんなご時世でなければ入ったのだけど…風もないしまぁいいか。

4/17 10:45

カレーができました。こんな時に、こんな手間のかかるものしか持って来なかったなんて…。ちなみに避難小屋には続々と人が入り、湿気で窓が真っ白に。換気は大丈夫かしら。

4/17 11:19

ゆっくりしすぎました。鳥ノ胸山に急ぎます。

4/17 11:38

大界木山。この先に、浦安峠へのショートカットポイントがあるはずなので、見落とさないようにしないと…

4/17 11:45

と思っていたら、しっかりした道標がありました。

4/17 11:45

少し荒れ気味だけど問題なく歩けます。

4/17 11:47

ここ、「Uターンして元に戻っちゃうんじゃないの？」というくらいの折り返しになり不安になりましたが、道標を信じて大丈夫です。

4/17 11:56

浦安峠に出ました。鳥ノ胸山の登山口は左側。

4/17 11:57

さぁ、もう一山！

4/17 11:59

登り始めはけっこう急です。

4/17 12:03

足生えてますよ。

4/17 12:07

ツツジの仲間かな？時々見かけますが、登山道近くにはあまり生えていないみたい。

4/17 12:20

尾根に乗ってしばらくはなだらかな道でしたが、

4/17 12:33

山頂直下にお約束の激坂。しかも長い。登りがいがあります！（強がり）

4/17 12:39

本日の最終ピーク、鳥ノ胸山に到着。不思議な名前ですねぇ。

4/17 12:39

山頂にはお食事中の一組のみ。

4/17 12:48

少しだけ雲が薄れて、かろうじて下界を見下ろすことができました。

4/17 12:48

私もお茶休み。

4/17 12:48

さて、帰路に就くとしましょう。

4/17 12:50

凄い生命力を感じる松です。幹なのか枝なのかよく分からないですね。

4/17 13:07

桜もチラホラと。

4/17 13:28

今頃になって遠方が見渡せるようになりました。

4/17 13:28

浦安峠からは林道。しばらくは砂地で膝に優しい。

4/17 13:32

ご立派なゲートがありました。

4/17 13:33

振り返ると、重々しい鍵が。開けなくても、ゲート横の砂地を通過できます。

4/17 13:36

道路も崩れかかっています。怖い怖い。

4/17 14:07

4/17 14:07

4/17 14:12

沢が綺麗。水の流れは好きです。

4/17 14:17

4/17 14:17

4/17 14:18

キャンプ場利用らしい車がけっこう通ります。

4/17 14:24

4/17 14:24

4/17 14:25

車道から沢に降りて、的様の滝を見てみます。

4/17 14:25

4/17 14:27

ご立派な滝でした。途中、道が崩れていて脚立が設置されていました。降りてくる方はお気をつけて。

4/17 14:29

4/17 14:31

湧き水。後ろのキノコも含めて、よい雰囲気。

4/17 14:35

民家や道路脇のお花を眺めながら駐車場を目指します。

4/17 14:36

ボケかな？

4/17 14:37

4/17 14:43

八重桜は、普通の桜よりも少し色が濃いイメージが強いです。一種類だけなのかな。

4/17 14:43

駐車場に他の車はなし。今日も無事に下りてくることができました。お疲れさまでした。

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ アイゼン（4本爪）

感想

pumi3

こんにちは。ちょっといいお酒を冷蔵庫で冷やしていて、【とっておきな日】に飲もうと思っているのに、なかなか【とっておきな日】が来ずに、待て状態の続くpumi3です。

6時頃からずっと響いていた重低音。イライラしながら歩いていましたが、こんなことでイライラするのもおかしいかなぁと悩んで余計にイライラ。普段はすれ違う方には挨拶だけでしたが、今日は思い切って話しかけてみました。「なんだか賑やかですね〜」「うるさいですよね（怒）これは酷い」
……で・す・よ・ね！！
あぁ…なんだか、このやり取りだけで気持ちがだいぶ楽になりました。イライラしていたのは自分だけじゃなかったのですね。この後はもう、あまり音を気にせずに歩くことができました。
それにしても、あの音楽の正体は何だったのか。キャンプ場ではないかとの説もありました。現地ではそれほどの音量ではなかったのかもしれませんが、谷にこだまして大きな音になって上がってくるのかな〜。

さて、山梨百名山も残り20を切りました。最初は「次に行く山の参考」くらいに考えていましたが、50を過ぎるころには達成を意識し始めていました。残りは、近場の低山もチラホラありますが、大半が高難度だったりマイカー規制がかかっている南アルプス方面。とりあえずバスを克服して、日帰りできる場所から攻めてみるかなぁ。のんびり進めていこうと思います。