安達太良山・鉄山外輪周回コース 阿多多羅山には本当の空があった
- GPS
- 07:52
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,482m
- 下り
- 1,491m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 7:51
天候 | 晴れ 出発時気温0〜1℃ 朝、稜線は風が5mくらいあり寒い 昼、もっと風が強くなった。やはり寒い(帽子飛ばさせ注意) 風が無いところは日差し強く暑いので、ウェアの調整が難しい |
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過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車中泊するなと書いてありました。(下にも大きな駐車場あります。こちらは可?) 来た時はすでに20〜30台くらいとまっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
安達太良山分岐までは、下部は登山道にところどころ残雪がある程度でツボ足問題ない。上部も雪面となっているがそれほど傾斜が強くないので アイゼン・ピッケル不要、軟雪となってきているので、チェーンスパイクは効果なし。 稜線上はほぼ雪なし、赤土で泥濘化しているところあり、足が泥団子化して重くなる。 胎内岩からの下りは中間部から下部にに残雪あり、傾斜強くアイゼン・ピッケル必要。 硫黄川から障子ヶ岩までの登りは傾斜強く、最初からアイゼン・ピッケル必要。 障子ヶ岩から安達太良山方面、稜線に乗れば残雪が残っているところもあるがアイゼン不要。(一部欲しいと思ったところもあるが乗り切った) 安達太良山の下り(五葉松経由)の雪面もツボ足で快適に下れる。 五葉松から下は残雪交じりの夏道となるので、こちらの方が足元注意必要。 ※自分はミドルカットのトレランシューズなので、底の固い登山靴であれば事情は少々違うかもしれません。 |
その他周辺情報 | あだたら奥岳の湯\650(県内の人\600) |
写真
装備
MYアイテム |
kamisugirunner
重量:0.27kg
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個人装備 |
薄手ソフトシェル
長袖インナー
タイツ
靴下
グローブ
アウター手袋
雨具
スヌード
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
行動食(おにぎり3個ジェル1個)
非常食
水筒500cc
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
携帯
時計
サングラス
ツェルト
カメラ
ストック
エマージェンシーシート
エマージェンシービビ
わかん
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感想
だいぶ雪解けが進みましたが、安達太良山外輪に周回はどのようなものでしょうか?安達太良山は2014・2015年の安達太良山マラソンで来ただけなので胎内岩や障子ヶ岩の急傾斜がどのようなものかわかりません。
6時には出発したかったが、7時出発、駐車場にはすでに20〜30台の車が止まっている。出だしは夏道で馬車道はつまらないので、旧道を登る。
少し行くと残雪が出てくるが、チェーンスパイクは必要ない。
勢至平付近からは、雪面となった。もう少し歩くと開けていてくろがね小屋から登ってくる登山者が見えてきた。
稜線上は風も少しあり寒く手袋も必要だ。鉄山方向に向かう、登山者がほとんどいなくなった。避難小屋に立ち寄り5分休憩。この核心部の胎内岩に下る。岩付近を歩くとすごい景観だ。下り始めのところに胎内くぐりがある。記録によるとザッグつけたままでくぐれるとあるが、自分の30ℓ(わかんとピッケル括り付けていますが)では全然無理でした。
少し下ると残雪が出てきた。ブッシュがあるのでツボ足で下るが、この後の下りもあるので無理せずにアイゼンつけたほうが楽だ。
下部に下りると硫黄臭が強くなる。近くの小沢の水を飲んだら酸味があった。
湯の花採取場(沼尻源泉)では、野湯があるらしいので期待していたが
わからなかった。ひょっとすると温泉川になっているかと思い、硫黄川に手を入れてみたが水温20度くらいしかなく真夏ご用達である。
(源泉に入れる小屋があるらしいので、今度挑戦してみます)
障子ヶ岩への登りは、最初から急登なのでアイゼンつけますが、ハイクアップきつそうなのでピッケルではなくストックで登ります。
今まで残雪部にはトレースがありませんでしたが、沼尻スキー場コース分岐からは新しいトレースがありました。もうアイゼンは無くても登れるが、ブッシュや木立の間を縫うように登るので、場所によりアイゼンがあったほうが良いので稜線まではそのままつけたままにした。
稜線に上がったら、やはり風強く下をのぞき込むと帽子が飛ばされそうだ。稜線上は残雪もほとんどないが、岩塔をまくようなところでは雪面のトラバスもあり、傾斜も若干急なのでツボ足で行く場合は注意が必要だ。
(底の柔らかいトレランシューズの感想なので、登山靴の場合はもっと楽かもしれません)
船明神から下り、最後の登りを登って安達太良山へ、鉄山分岐から安達太良山へくる登山者が見えます。岩塔のはしごを登り安達太良の山頂へ登った。
阿多多羅山には本当の空がありました。
下りは、五葉松平までは雪面を楽に下れるが、それより下は残雪交じりの夏道となり下りにくかった。また、登山道が小沢となっている場所もある。薬師岳にはゴンドラの降り場があり、この時間でも登ってくる人がいる。
最後の下りはスキー場脇を下り、馬車道に戻った。
予想通り一日天気が良く、安達太良外輪を堪能できた。