高山(こうやま)〜鳥ヶ嶽(とりがたけ)〜石鉄山(いしづちやま) 岡山県倉敷市真備町
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- GPS
- 05:12
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 575m
- 下り
- 575m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
穴門山神社までは舗装路。 高山へのルートは踏み跡が不明瞭な部分あり。 神社から祠に出てしまったら、引き返して分岐を探すべし。 鳥ヶ嶽は登りに使ったルートは急登なので、雨の日は危ないかも。 踏み跡はしっかりしているので、迷うことはないかと。 天気は晴れのち曇り。 |
その他周辺情報 | 備中呉妹駅は、外に多目的水洗トイレ付き待合室あり。 ゴミ箱も待合室内に。 ペーパーも備えてあるが、盗まないでポスターが貼られている。 せちがらい。 少し行くと7-11もある。 |
写真
建物は比較的新しく、割と立派だが、常駐神主さんはいらっしゃらない様子。
参拝者も見かけず。
階段を踏み抜きそうで怖かったため、賽銭箱手前の床もお金が入れられるようになっているのを確認して、お参り。
BadElfGPSがちょこちょこおかしいので、現在地の確信が持てず、先に続いているっぽい道をちょっと歩いてみるも、行き止まりのようだったので、引き返した。
左手に延びているのが、高山ルート。
よく見ると赤いテープが巻かれていたけれど、これは気づかないわってことで、写真を撮った後にピンクリボンを追加した。
ご近所さんが持ち回りで管理をなさっているのか、当番表のようなものがあった。
こちらでもお参り。
マップの神社マークは多分、これかな。
この裏にも行ける道があったので確認したけど、お墓だった。
で、ロープが結ばれている木に何か親近感湧くなあ、と思ったのだが、分かった。
食い込んだロープの下の出っ張りが、ズボンのベルト締めた時の自分のお腹とそっくりなんだわ…
写真だとわかりにくいけど、足をそれなりに高く上げないと足場を使えない。
ファイト一発!と気合を入れてロープの助けを借りて何とかよじ登れたけれど、すぐ先に下山してきている方がいらして、笑われてしまった。
声を出して登ったのは覚えてるんだけど、「股が裂ける!!」って口に出してしまったのか、「よいしょお!」だけだったのか、今も思い出せない。
ただ、マップの分岐点よりはちょっとズレてる。
右が毘沙門天に続く道。
真っ直ぐ行けば下山できるっぽいけど、そっちの道の方が下草も多くてマイナールートのように見えた。
写真左手にも道があった記憶だが、確認するのを忘れていた。マップを見ると、そちらからも降りられたみたいだけど。
感想
個人的な野望として、せめて累計標高差1000を登りたいと思い、人様のレコを拝見しては、自分も20代から登山してたら北アルプスなんかも行けてたんかな、と考えたりするこの頃。
でも、20代の時に5月のイギリス旅行で標高1000ぐらいの山にジーンズで突撃し、登山者が前後で途切れないほどの人気の山であったとは言え、山頂付近の残雪や軽い吹雪の中でも進み続けた根拠のない無敵感と、携帯さえもない時代だったことを思うと、若い頃から始めてたら多分今は生きていない気がするので、幸いだったのかも。
そんなこんなで、暖かいを通り越して暑くなってきたので、現状、どのくらい歩けるかを試すために高山へ。
人けのない山道よりは、ほぼ舗装路の山のが後で発見されやすいだろうと。
って思ってたのに、住宅エリアを通り過ぎて以降は見事に車も人も見かけなかった。
さらに早めに木立に入るため涼しめで、あまり確認にもならず。
ただ、汗は多かったし、水分も昼以降が曇ったおかげで足りたけれど、500ml一本では心許ないのは分かった。
上はモンベル半袖、インナーはモンベルメッシュ袖なし。
下はモンベル靴下にワークマンクライミングパンツと靴底が擦り減り気味のワークマン靴。
神社から延びる登山口は、猪の掘り返しはあるものの、広くて整備されており、歩きやすい。
神域ってことできちんと整備されているのかなと道なりに進むと、祠に辿り着いた。
が、どう見ても先に続く道は無さげ。
マップを見ても間違った方向にいるが、この日は複数回、GPSが誤動作して再起動したりしていたので、現在地に確信が持てない。
それでも分かれ道がありそうな位置まで引き返すと、細い踏み跡と、木に巻かれた古いテープが。
気づかんわ。
分岐から少しいったところに、「←高山」という札が。
うん、分岐点にあってほしかったかな。
なおも見落とした可能性はあるけど。
高山ルートは祠までの道に比べると細く、踏み跡も分かりにくい部分があった。
特に下りの時は複数の踏み跡っぽい道が見える箇所もあり、ちょっと悩んだ。
リボンがそこそこ巻いてあるので、道迷いまではいかなかったけれど。
頂上を含めて眺望はなく、人っ子一人いないため、帰り道はオペラ歌手ごっこをしつつ神社まで戻った。
もしかして、鷲峰山への縦走ルートなら景色もよかったんだろうか。
駅に向かって舗装路を引き返しつつ、時間と体力的に余裕があれば行ってみる予定だった鳥ヶ嶽方向へ。
マップの等高線の狭さと、実際の斜面にビビるも、行けるだけ行ってみようと。
案の定、砂地の急登は滑る。
登りはしんどいが、下りは自分のレベルでは危ないと思った。
ロープのあるところもいくつかあるものの、一ヶ所を除いてはロープなしでも普通に行ける場所だった。
高山の二分の一程度の標高の山だけど、頂上までに見晴らしの良い岩場が複数あったので、そこは楽しめた。
山登り!って感じで。
てっぺんからも360度とまではいかないものの、周辺が見渡せた。
そこから、目当てだった毘沙門天立像を目指す。
一旦、降りてから登り返さないと行けないかと思っていたが、普通に道があった。
岩場に出て、「うおおおどう降りるんじゃあ!」と叫びながらどうにか立像に着く。
室町時代のものらしいけど、風雨に晒されて像の輪郭や色まであんなにはっきり残るもんなんだろうか。
場所の関係か、石の種類なのか、何なのか。
分からんけど、いいもん見たなあと満足して下山。
しかし、たかやま と とりがだけ と思ってたのに、まさかの こうやま と とりがたけ とは、予想外だった。
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