奥美濃・薙刀山（雪山講習に参加）

2014年03月23日(日) [日帰り]

• GPS: 08:21
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,040m
• 下り: 1,051m

コースタイム

林道駐車地8:50−10:13和田山牧場跡―12:52主稜線出合−13:53薙刀山頂上14:15−16:12牧場跡−17:18駐車地

天候

晴れ・・午後から雲少々

稜線上の風は少々冷たいものの、雪山としては文句なしの天気でした

アクセス

利用交通機関：

自家用車

雪山講習講師の車に同乗して集合場所の名古屋駅から郡上市石徹白の登山口へ

到着時、白山中居神社の登山者用駐車場は満車で、さらに進んだ林道除雪地に駐車（ログのE地点）・・最奥地点まで車で入ってもらえたので、下山後登山靴が泥まみれにならずに済みました

白山中居神社駐車場にトイレあり

コース状況／危険箇所等

和田山牧場跡への林道歩きからスタート・・トレースに従い時々ショートカットしつつ進みます

牧場跡でスノーシューを装着

牧場跡から薙刀山へのノーマルルート近くには雪崩のデブリが見られ、講師の判断で別尾根経由で主稜線に向かう少し迂回したルートを選択

途中急傾斜のトラバースがありましたが、スノーシューでも何とか大きなトラブル無く通過・・アイゼンへの履き替えをすべきギリギリのシチュエーションだったとのこと

主稜線に出ると、両白山地を中心とした素晴らしい展望を眺めながらのスノトレとなりました

下山時は雪が腐り始めていて時々踏み抜きましたが、大きな問題ではありませんでした

写真

3/23 8:47

雪の乗った林道歩きから

3/23 9:34

時々ショートカットして森の中に入ります

和田山牧場跡到着・・ここまではツボ足です

3/23 10:17

正面に堂々と聳える野伏ヶ岳

3/23 10:17

そして本日目標の薙刀山方面

3/23 10:17

ズームで

3/23 10:18

右手に丸山〜初河山

3/23 10:18

下山の目印となる木と重なるのは端正な芦倉山

3/23 12:27

ガイドのM氏が予定のルート近辺に雪崩のデブリを見つけルート変更・・この谷を挟んだ1つ南の尾根をトラバース気味に登っていきます

3/23 12:29

主稜線が近づきました

3/23 12:53

いよいよ薙刀山への稜線と頂上が見えてきました

3/23 12:54

このアングルだと中々カッコイイ

振り返ると野伏ヶ岳はサスガ三百名山

3/23 12:54

雪庇が発達しています

3/23 13:14

雪庇から崩れた雪塊もチラホラ

3/23 13:16

近づくと迫力

3/23 13:19

稜線上はまだ風が冷たく、かわいいものの霧氷もあり

3/23 13:24

霧氷と野伏ヶ岳のコラボ

3/24 12:41

こちらは経ヶ岳と

3/24 12:40

ちょいズーム・・数年前の、腐った雪で足場が崩れた滑落体験！は忘れません

3/23 13:32

その北に赤兎山〜大長山

3/23 13:32

赤兎山というより“白兎山”ですね

3/23 13:33

そして風格を感じる百名山の荒島岳

3/24 7:01

さらに南に能郷白山

3/24 12:43

銀杏峯〜部子山

3/24 12:43

ズームで

3/23 13:46

東南方向には大日ヶ岳〜毘沙門岳・・その手前にシュプールが描かれているのが薙刀平

3/24 12:43

毘沙門岳は白山展望のベスト・アングル・ポイントと思います

3/24 7:03

霞みますが御嶽山も視認できます

3/24 7:04

その北は川上岳のよう

3/24 7:03

こちらは乗鞍岳

頂上到着・・白山〜別山〜丸山へと続く白雪の稜線は見事！

3/23 13:52

大汝峰〜御前ヶ峰

3/24 13:02

最初は雲がかかっていたものの次第に雲が取れた別山をズーム

3/24 13:00

荒島岳〜経ヶ岳もいい

3/23 14:12

野伏ヶ岳を眺めつつ下山へ

ここが今回のルートで一番歩きにくかった急傾斜のトラバース部・・本当に厳しい部分では写真は撮れませんでしたが

3/24 7:08

スノーシューの醍醐味で好き勝手にトレースを付けつつの下山です

3/23 16:14

薙刀山に〜

3/23 16:15

野伏ヶ岳はそろそろ見納め

皆さんお疲れ様でした

撮影機器：

Canon EOS Kiss X7 Canon

PENTAX Optio WG-1 PENTAX

Picture Motion Browser SONY

感想

sht

雪山講習を年に1回は受講することにしていますが、今回は4回目となるMトレック・雪山講習への参加です。（当初はレコをアップする予定ではなかったのですが、参加者の方でログをダウンロードしたいとの方がいらして、折角なので写真も含めてレコをアップさせていただきました）

山岳ガイドで講師のM氏は気さくな方で、参加メンバーも常連の方々ばかりなこともあり、いつも和気藹々とした雰囲気の講習です。

本日のターゲットは奥美濃・石徹白の薙刀山で、先月登った野伏ヶ岳からも近い積雪期限定ルートの山です。

今回の講習では、シルバコンパスを使った地図上の現在地と目標から現場で実際の目標を同定する方法や、雪崩遭遇のリスクを低減するヒントを学びました。

せっかくの講習なので本当の所は、中止にならない程度の悪天候下での安全な判断・行動を学びたかったのですが、本日は“残念ながら”絶好の雪山日和の好天となり大展望を満喫。歩きごたえも十分あり、「好天これまた良し」で満足の“両白アルプス”スノトレとなりました。