北八甲田周回縦走〜八甲田大岳・小岳・高田大岳・井戸岳・赤倉岳
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- GPS
- 07:21
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,532m
- 下り
- 1,547m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 7:21
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特別危険な場所はありません。 ただし登山時期で樹林帯の残雪状況が変わるため歩き易いコースはその時々で変わると思われます。 なおコース中で紛失物(軽アイゼン)探しで短区間往復した部分が2箇所あります。 (八甲田大岳山頂から小岳鞍部へ向かう途中)(井戸岳山名標識前後) 往復500m前後で2箇所合計1kmほど時間的に計30分ほどのタイムロスです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
長靴
軽アイゼン
ザック
昼食
行動食
ファーストエイドキット
スマホ
スマート時計
ストック
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感想
早朝日課のジョギングのため外出すると快晴で素晴らしい景色の登山日和。
朝ランを済ませ自宅で天気予報を確認すると晴天ですが山は約10mの強風予報。
昨年櫛ヶ峰で強風途中撤退がよぎり少考しましたが眺望に期待して出かけました。
結果的に多少強風のキツい時間もありましたが素晴らしい眺望が堪能できました。
ルートは以前から念頭にあった酸ヶ湯から高田大岳経由の北八甲田縦走コース。
高田大岳を残雪期の縦走ルートに組み入れるのは今回初めてです。
時間節約のため雪を利用してなるべくショートカットを多用しました。
酸ヶ湯から八甲田大岳〜小岳〜高田大岳では2カ所でショートカット。
最初は仙人岱を通らず大岳に向かいます。
途中の樹林帯の適当な所を抜けると夏道ルートに合流します。
八甲田大岳山頂は空気が澄み渡りこの日最高の眺望が堪能できました。
ただ風が少し強く風が多少弱い場所で休みましたが長居はできませんでした。
八甲田大岳からは最短ルートで小岳に向かいます。
小岳の頂上付近で樹林帯に阻まれ北側に迂回して山頂に着きました。
小岳から高田大岳は夏道に近いルートをとりました。
ただ8合目付近の樹林帯で少し手こずりました。
前の登山者の踏み跡を辿りましたが樹木が結構密集していました。
樹林帯を抜けると砂利道が山頂まで続きます。
高田大岳山頂の西峰には真新しい高田大岳山頂標柱が設置されていました。
東峰のケルン陰で強風の風下に身を隠し30分ほど昼食休憩しました。
高田大岳からは小岳北斜面をトラバースし大岳と井戸岳の鞍部を目指しました。
なるべくアップダウンを避けて体力消耗を減らす様に歩きました。
鞍部の手前では谷の通過がありここも体力消耗を避けてルート取りしました。
その後井戸岳から赤倉岳は夏道ルートを進みました。
赤倉岳の下りでは途中で雪面が表れた所でショートカットして毛無に向かいます。
途中で宮様ルートに合流後はスキールートを辿り酸ヶ湯に到着しました。
高田大岳を含め全長約17kmを約7時間の縦走は上出来と思いました。
(紛失物捜索区間を除いた実質は約16km、約6時間半)
一方で冒頭に記しました様に今回は軽アイゼンの扱いで大失敗しました。
4日前の南八甲田縦走も長靴に軽アイゼンで歩き通しました。
その際に利用したカミック防寒長靴のインナーがボロボロ傷んできました。
このため予備の防寒長靴を使ったのですが靴先が独特の幅広タイプです。
軽アイゼンを装着したら入ったので大丈夫と思いましたが無理があった様です。
歩いている内にアイゼンが外れたのに気付かず少したって気付き引き返しました。
1回目はそれでも見つける事ができましたが2回目は見つけられませんでした。
軽アイゼンは装着できても無理した場合は外れる可能性がある事を学びました。
当日は八甲田大岳で単独登山男性、高田大岳で2人組スキーヤーと出会いました。
高田大岳では8合目樹林帯を私が下る途中に2人が登ってくる時出会いました。
2人組から樹林帯を通れるか聞かれました。
「スキーを担いで樹林帯を抜けられるか心配だが多分大丈夫」と答えました。
2人組が無事山頂に到着できた事を祈るばかりです。
それにしてもスキーを担いで山頂まで目指す頑張りに恐れ入りました。
その他にも複数のスキーヤーや登山者を遠目で20人ほど見かけました。
天気については心配した強風は多少キツ目でしたが想定内でした。
八甲田大岳山頂、高田大岳山頂周辺が大変でしたが歩行可能範囲でした。
それ以外では障害物に遮られて余り強風を感じる事はありませんでした。
運にも恵まれて久々に最高の眺望を堪能できた一日になりました。
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