西穂高岳 落石撤退 西穂沢をつめる
- GPS
- 09:29
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,769m
- 下り
- 1,811m
コースタイム
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 9:30
天候 | はれ tooruohさんによれば「ピーカン」だとか |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
右俣林道は白出沢の出会いまでほぼ雪なし 標高2000メートル程から、シール&クトーを付けたスキーがスプーンカットの雪面の凸凹に、クトーが上手く噛み合ってくれない為スリップして登れない。 仕方なくここから板を担いで、ブーツアイゼン、ピッケルで登ることに。 tooruohさんはウィペットを両手に持って登攀したが、昨年笠ヶ岳からの下降中に滑落したgraveltrekは、山側にピッケル谷側にウィペットと向きが変わるたびに持ち替えて、慎重に登った。 滑った瞬間にウィペットのピックを差して滑落停止なんて技は、使えないと実感している ←graveltrekの気持ち 西穂沢の最後の詰めは、右手の西尾根のコルまたは左手の天狗岳側のコルに乗り上げて、稜線を西穂高岳山頂へ進めればよいのですが、本日は両方のコル脇の斜面から頻繁に落石有り、怖くて登路として使えない。 音も無く転がって来る石は、カープを描きながらtooさんの1メートル横を飛んで行った。 真横を通る時だけ「シュッ シュッ シュッ」と風切り音だか雪を叩くだかが聞こえた。 怖くてコルへのルンゼを登攀できませんでしたので、西穂沢の正面尾根に取り付きました。 しかし、登頂後の下降路の見通し立たずで、取付き基部で登頂断念。 また登攀路の上部の様子も確認できず、下降器などの準備も無かったので、行き詰まった時の対応が出来ないので諦めました。上りより下りの方が難易度高く、私には無理な斜面でした。 次回はもう少し落石の無い季節に挑戦しようと思います。 |
写真
感想
行きたかった西穂高岳でしたが、今日は落石に阻まれて登頂ならずでした。
前日の笠ヶ岳山行の疲れも見せずにお付き合いくださったtooruohさん有難うございました。
次回は西穂沢からの西穂高岳完遂しましょうね。
昨シーズンから西穂沢に行きましょうとgraveltrekさんから、誘われてはいたが今回やっと実現した。だいぶ雪がなくなっているとは思ってはいたが、西穂沢自体は雪は豊富だった。しかし、西穂沢下部はデブリが出ていて滑走路は限られてくるし、白出沢は岩が結構出ているのでめんどくさい。が、これも山スキー、ヤブと岩と雪とのミックスを楽しもう。
西穂沢に入るとデブリと落石を避けながらの登行になる。気温があがっているせいか、頻繁に落ちてくる落石にヒヤヒヤする。こんなに多くの落石に会うことは今までなかった。もう帰ろうかなと思ったりしたが、graveltrekさんは平気そうなので(?)、落石跡があまりない斜面をgraveltrekさんのあとをついて(笑)登るようにする。
頂上方面へはいくつかの登路が有るようだが、落石の少なさそうな正面の尾根を目指してみた。が、雪のテラス状のところまで登った時点で行き詰まる。登りは行けそうだが、降りが大変そうだ。この上はスキーは使えそうもない。協議の結果、今日の登行はここまでとした。スキー滑降としてはこの辺りからしか滑ることはできないだろうから結果オーライとしておこう。登り上げた斜面の広めの雪のテラスはちょうど良い休憩場所で、ここでランチと山岳大展望を楽しむ。周りは迫力のある岩壁が林立して、かかって来いと呼んでいるようだ。
スキーで滑り出せばそこはザラメ雪の大斜面が広がり、白出沢に向かって滑り降りていくだけ。天気もいいし、最高の気分だ。気持ち良くターンを楽しむ。デブリも出てくるが、左右にかわしながら白出沢合流点まで滑走。その後はまた、ヤブ&岩&雪&踏み抜きのミックスでスキーを担いだり履いたりのアトラクションをこなして、右俣林道に帰着した。山頂に到達はできなかったが、次回の課題としておきますかgraveltrekさん。
変態の大きさを比べたらJUNDrさんの足元にも及びません・・
tooruohさんとgraveltrekの組み合わせは快晴が過ぎますね、暑くて日焼けも凄くてw
今回の山行でも、昼ご飯はカップラーメンを忘れませんでした、誉めて下さい(笑)
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