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記録ID: 4212694
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

立山(雄山)

2022年04月28日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:12
距離
5.2km
登り
585m
下り
569m

コースタイム

日帰り
山行
4:13
休憩
0:55
合計
5:08
距離 5.2km 登り 585m 下り 585m
8:49
62
9:51
9:56
84
11:20
12:03
52
12:55
13:02
55
13:57
室堂
立山室堂周辺から薬師岳への稜線沿いで、鬼岳と五色ヶ原の鷲岳が未登でしたので、今回の当初の計画は鬼岳の雪山日帰りでした。
鬼岳に関し、無雪期の記録はyama194さんから紹介されていましたが、残雪期の方が展望はいいだろうと思われました。
龍王岳の南側が急斜面ですので、一ノ越から御山谷を下り、御山谷から龍王岳&鬼岳の鞍部へ上がり、鞍部から標高差100mほどを上がって鬼岳に立つ予定でした。
当日、自宅を出てから『果たして無事に行って来られるだろうか?』との不安があり、無理そうなら立山(雄山)に変更するつもりでした。
一ノ越へ上がって御山谷を見下ろした時、鬼岳は龍王岳に隠れて見えず、容易ではなさそうな予感がして諦め、立山に変更しました。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山黒部アルペンルート
(時刻表)https://www.alpen-route.com/timetable/
(駐車場)https://www.alpen-route.com/access_new/access/parking.html
コース状況/
危険箇所等
室堂〜一ノ越
全区間残雪有り、地面の見えている所はありませんでした。
ハイマツが見え始めている付近は所々踏み抜きの跡がありました。
一ノ越〜雄山
登山道の雪は、下りでごく一部(距離で2〜3m)で、アイゼンは使いませんでした。
上りルートには雪は全くありませんでした。
雄山三角点(2991.8m)の北側の授与所前は残雪が多いですが、斜面ではないのでアイゼンは不要でした。何ヶ所かに股間まで踏み抜いた跡や、石垣の境目かどうか、地面が見えない大きな穴が開いている所がありました。
黒部ダムから赤牛岳
左奥で中腹が黒い山は水晶岳
2022年04月28日 07:48撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 7:48
黒部ダムから赤牛岳
左奥で中腹が黒い山は水晶岳
登山開始
室堂平から浄土山、右下は室堂山
2022年04月28日 08:59撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 8:59
登山開始
室堂平から浄土山、右下は室堂山
室堂平から立山
2022年04月28日 09:00撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 9:00
室堂平から立山
一ノ越から龍王岳
2022年04月28日 09:52撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 9:52
一ノ越から龍王岳
一ノ越から餓鬼岳〜燕岳〜赤牛岳方面
2022年04月28日 09:52撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 9:52
一ノ越から餓鬼岳〜燕岳〜赤牛岳方面
(登山道沿い)慰霊碑?
2022年04月28日 10:39撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 10:39
(登山道沿い)慰霊碑?
雄山三角点の横から雄山頂上
右の大きな屋根の建物は授与所(≒社務所)
2022年04月28日 11:11撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:11
雄山三角点の横から雄山頂上
右の大きな屋根の建物は授与所(≒社務所)
雄山頂上のズーム
この後、三角点近くにザックを置き、手ぶらで頂上へ。
2022年04月28日 11:11撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:11
雄山頂上のズーム
この後、三角点近くにザックを置き、手ぶらで頂上へ。
格調高い山頂標石
2022年04月28日 11:21撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:21
格調高い山頂標石
前方は大汝山、左は剱岳
2022年04月28日 11:22撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:22
前方は大汝山、左は剱岳
剱岳のズーム
手前は別山、左は毛勝山
2022年04月28日 11:22撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:22
剱岳のズーム
手前は別山、左は毛勝山
大汝山のズーム
岩稜帯の奥に富士ノ折立の山頂部分が見えます。
2022年04月28日 11:22撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:22
大汝山のズーム
岩稜帯の奥に富士ノ折立の山頂部分が見えます。
奥大日岳
中央の左に室堂ターミナル
2022年04月28日 11:23撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:23
奥大日岳
中央の左に室堂ターミナル
授与所の建物
軒下近くまでの残雪
2022年04月28日 11:23撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:23
授与所の建物
軒下近くまでの残雪
黒部五郎岳〜薬師岳〜五色ヶ原
2022年04月28日 11:24撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:24
黒部五郎岳〜薬師岳〜五色ヶ原
(ズーム)
水晶〜笠ヶ岳〜黒部五郎
2022年04月28日 11:24撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:24
(ズーム)
水晶〜笠ヶ岳〜黒部五郎
燕岳〜槍穂高〜黒部五郎岳方面
2022年04月28日 11:24撮影 by  iPhone 13, Apple
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燕岳〜槍穂高〜黒部五郎岳方面
(ズーム)
燕〜大天井、槍〜奥穂
2022年04月28日 11:24撮影 by  iPhone 13, Apple
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(ズーム)
燕〜大天井、槍〜奥穂
鳴沢岳〜赤沢岳〜蓮華岳〜スバリ岳〜針ノ木岳
2022年04月28日 11:25撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:25
鳴沢岳〜赤沢岳〜蓮華岳〜スバリ岳〜針ノ木岳
唐松岳〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳〜爺ヶ岳〜岩小屋沢岳
2022年04月28日 11:25撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:25
唐松岳〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳〜爺ヶ岳〜岩小屋沢岳
天狗ノ頭から七倉岳(右端の平らなピーク)まで
2022年04月28日 11:26撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:26
天狗ノ頭から七倉岳(右端の平らなピーク)まで
次の画像で薬師方面をズーム
2022年04月28日 11:26撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:26
次の画像で薬師方面をズーム
奥は水晶(黒い)〜笠〜黒部五郎〜薬師
水晶の右手前は赤牛、その右手前は黒部川をはさんで奥木挽山
薬師の手前は越中沢、五色ヶ腹、獅子岳
2022年04月28日 11:26撮影 by  iPhone 13, Apple
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奥は水晶(黒い)〜笠〜黒部五郎〜薬師
水晶の右手前は赤牛、その右手前は黒部川をはさんで奥木挽山
薬師の手前は越中沢、五色ヶ腹、獅子岳
左の▲は北葛岳
当日、長野〜山梨が晴天だったらこの右奥に富士山が見えたはず
2022年04月28日 11:28撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:28
左の▲は北葛岳
当日、長野〜山梨が晴天だったらこの右奥に富士山が見えたはず
鳴沢岳の左奥と赤沢岳の右奥に、薄っすらと四阿山〜浅間山
2022年04月28日 11:28撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:28
鳴沢岳の左奥と赤沢岳の右奥に、薄っすらと四阿山〜浅間山
後立(ごたて)は大汝山に隠されるので白馬鎗ヶ岳まで。
唐松岳の奥は焼山〜火打山
2022年04月28日 11:29撮影 by  iPhone 13, Apple
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後立(ごたて)は大汝山に隠されるので白馬鎗ヶ岳まで。
唐松岳の奥は焼山〜火打山
雄山神社(立山大権現)
http://www.oyamajinja.org/minehonsha.htm
人が写り込まない写真はなかなか撮れませんでした。
開山期は座してお祓いを受けられます。
2022年04月28日 11:30撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:30
雄山神社(立山大権現)
http://www.oyamajinja.org/minehonsha.htm
人が写り込まない写真はなかなか撮れませんでした。
開山期は座してお祓いを受けられます。
左の鋸歯状は剱岳の八ツ峰
奥は初雪山〜(栂海新道の)犬ヶ岳〜黒岩山〜朝日岳
2022年04月28日 11:30撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:30
左の鋸歯状は剱岳の八ツ峰
奥は初雪山〜(栂海新道の)犬ヶ岳〜黒岩山〜朝日岳
剱岳
左右に鋸歯状の尾根を従えた≪岩と雪の殿堂≫
2022年04月28日 11:31撮影 by  iPhone 13, Apple
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剱岳
左右に鋸歯状の尾根を従えた≪岩と雪の殿堂≫
奥大日岳の雪庇は国内最大級と言われます。
2022年04月28日 11:32撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:32
奥大日岳の雪庇は国内最大級と言われます。
奥大日岳
雪原に室堂ターミナル、室堂山荘が見えています。
2022年04月28日 11:32撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:32
奥大日岳
雪原に室堂ターミナル、室堂山荘が見えています。
頂上から少し下り、西側がよく見える所から、室堂ターミナル。
奥に立山高原ホテル(右)と天狗平山荘(左)が見えています。
眼下は室堂山荘で、手前の黒い所に玉殿岩屋があります。
2022年04月28日 11:35撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:35
頂上から少し下り、西側がよく見える所から、室堂ターミナル。
奥に立山高原ホテル(右)と天狗平山荘(左)が見えています。
眼下は室堂山荘で、手前の黒い所に玉殿岩屋があります。
室堂平
中央の汚れた雪の隅に雷鳥荘、その右に縦長の雷鳥沢ヒュッテ。
ヒュッテ右手前のテン場には、肉眼では幾つかのテントが見えました。
2022年04月28日 11:35撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:35
室堂平
中央の汚れた雪の隅に雷鳥荘、その右に縦長の雷鳥沢ヒュッテ。
ヒュッテ右手前のテン場には、肉眼では幾つかのテントが見えました。
建物は授与所
鳥居の右に人がいますが、雪は人の胸の高さまであります。
2022年04月28日 11:36撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:36
建物は授与所
鳥居の右に人がいますが、雪は人の胸の高さまであります。
大明神山〜毛勝三山〜剱岳
2022年04月28日 11:36撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:36
大明神山〜毛勝三山〜剱岳
ザックを置いた所へ戻り、食事にしました。
平成8年7月に埋設された一等三角点の銘盤
2022年04月28日 11:53撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:53
ザックを置いた所へ戻り、食事にしました。
平成8年7月に埋設された一等三角点の銘盤
三角点の銘盤、標石、山名案内盤
2022年04月28日 11:53撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:53
三角点の銘盤、標石、山名案内盤
2006年に再設置、2021年に補修とあり。
補修前と思われる画像が↓このブログの21枚目にあります。
https://blog.goo.ne.jp/yamatabifuraibo/e/219d8a216010653f8a87cae6c044eda6
2022年04月28日 11:54撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:54
2006年に再設置、2021年に補修とあり。
補修前と思われる画像が↓このブログの21枚目にあります。
https://blog.goo.ne.jp/yamatabifuraibo/e/219d8a216010653f8a87cae6c044eda6
山名盤
右は奥大日岳、左は龍王岳、中央奥は鍬崎山
2022年04月28日 11:55撮影 by  iPhone 13, Apple
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山名盤
右は奥大日岳、左は龍王岳、中央奥は鍬崎山
鍬崎山の左側でずっと奥に雲の掛かる白山が見えました。
画像の左は薬師岳
手前方向に越中沢岳、鳶山、鷲岳、獅子岳、鬼岳、龍王岳、浄土山
2022年04月28日 11:55撮影 by  iPhone 13, Apple
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鍬崎山の左側でずっと奥に雲の掛かる白山が見えました。
画像の左は薬師岳
手前方向に越中沢岳、鳶山、鷲岳、獅子岳、鬼岳、龍王岳、浄土山
槍〜水晶〜薬師方面
右手前に当初予定していた鬼岳が見えていますが、龍王岳のコルからは雪が続いてなく、登頂は無理だったかも…
2022年04月28日 11:56撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:56
槍〜水晶〜薬師方面
右手前に当初予定していた鬼岳が見えていますが、龍王岳のコルからは雪が続いてなく、登頂は無理だったかも…
右が龍王で、奥の五色ヶ原との間にあるのが鬼岳。
正面の縦に雪がつながる凹部は地形図では急斜面。
2022年04月28日 11:56撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:56
右が龍王で、奥の五色ヶ原との間にあるのが鬼岳。
正面の縦に雪がつながる凹部は地形図では急斜面。
後立山の針ノ木&蓮華〜燕〜槍穂高方面
正面の雪が消えた尾根は東一ノ越に通じています。
2022年04月28日 11:57撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:57
後立山の針ノ木&蓮華〜燕〜槍穂高方面
正面の雪が消えた尾根は東一ノ越に通じています。
中央奥が富士山方向
2022年04月28日 11:58撮影 by  iPhone 13, Apple
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中央奥が富士山方向
燕から大天井岳の北側までは際立って水平な頂上稜線
右は槍〜穂高
2022年04月28日 11:58撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:58
燕から大天井岳の北側までは際立って水平な頂上稜線
右は槍〜穂高
四阿山〜浅間山が登頂時より明瞭に見えるようになりました。
2022年04月28日 11:59撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 11:59
四阿山〜浅間山が登頂時より明瞭に見えるようになりました。
黒部五郎〜薬師
中央は越中沢岳、その手前は獅子岳
2022年04月28日 11:59撮影 by  iPhone 13, Apple
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黒部五郎〜薬師
中央は越中沢岳、その手前は獅子岳
槍穂高〜水晶〜笠ヶ岳
水晶の右手前は赤牛、その手前は奥木挽山
(奥木挽山こそマイナー12名山に選ばれるべきだったと思う)
2022年04月28日 12:00撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 12:00
槍穂高〜水晶〜笠ヶ岳
水晶の右手前は赤牛、その手前は奥木挽山
(奥木挽山こそマイナー12名山に選ばれるべきだったと思う)
浄土山越しに鍬崎山
ずっと奥の別山〜白山には雲
2022年04月28日 12:00撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 12:00
浄土山越しに鍬崎山
ずっと奥の別山〜白山には雲
前方は龍王岳
ずっと奥は鷲ヶ岳〜大日ヶ岳方面
2022年04月28日 12:01撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 12:01
前方は龍王岳
ずっと奥は鷲ヶ岳〜大日ヶ岳方面
登山道直下に一ノ越山荘が…
凄い高度感ですが、山荘が見えるようになると歩きやすいです。
2022年04月28日 12:23撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 12:23
登山道直下に一ノ越山荘が…
凄い高度感ですが、山荘が見えるようになると歩きやすいです。
ペンキの黄色は下り、赤は上りルートらしいです。
それを明示する標識等は見当たりませんでした。
2022年04月28日 12:40撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 12:40
ペンキの黄色は下り、赤は上りルートらしいです。
それを明示する標識等は見当たりませんでした。
室堂ターミナルの東側でショベルカーが除雪していました。
2022年04月28日 13:47撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 13:47
室堂ターミナルの東側でショベルカーが除雪していました。
手前の雪が消えた所は玉殿湧水
2022年04月28日 13:47撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 13:47
手前の雪が消えた所は玉殿湧水
浄土山〜室堂山
2022年04月28日 13:48撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 13:48
浄土山〜室堂山
別山〜真砂岳
2022年04月28日 13:48撮影 by  iPhone 13, Apple
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別山〜真砂岳
奥大日岳方面
2022年04月28日 13:48撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 13:48
奥大日岳方面
【黒部ダムから】
黒部別山の南尾根、迫力満点!
右奥の雪山は、
2022年04月28日 15:09撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 15:09
【黒部ダムから】
黒部別山の南尾根、迫力満点!
右奥の雪山は、
白馬鑓の南の天狗ノ頭付近
2022年04月28日 15:10撮影 by  iPhone 13, Apple
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白馬鑓の南の天狗ノ頭付近
水晶〜赤牛
2022年04月28日 15:13撮影 by  iPhone 13, Apple
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水晶〜赤牛
立山さん、ありがとうございました。
2022年04月28日 15:13撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/28 15:13
立山さん、ありがとうございました。
撮影機器:

感想

残雪期の立山は室堂南部の国見岳〜天狗山などに行って以来、3年ぶりでした。
その年から扇沢⇔黒部ダム間は電気バスとなり、大観峰⇔室堂間のトロリーバスは現在は国内唯一だそうです。
車の場合、一回の乗り換えだけで済む富山県側と比較し、長野県側は三回の乗り継ぎがあり、それに伴って発車までの待ち時間が生じます。
当日は大型連休直前の平日で、乗り換え客がそれほど多くはありませんでしたが、黒部平や大観峰の展望台に出て山を眺める心のゆとりはありませんでした。
どちらも一度は外の展望地で眺めたことがあり、素晴らしい風景は感動的でした。

扇沢始発で室堂には9時少し前に着きましたが、立山駅から30分近く先に着いた登山者かどうか、雪原には一ノ越へ向かう何人かの登山者が見えました。
トレースは明瞭ですが、どこでも自由に歩ける半面、一ノ越直下のハイマツが出始めている付近ではあちこちに膝まで踏み抜いた跡がありました。

一ノ越で小休止後、雄山方向は雪がすっかり解けていましたので、アイゼンはザックに外付けし、ずっと登山道のペンキマークを追って上がりました。
途中で単独行の若い女性が下って来られましたので、雄山までアイゼン無しで上がれるかどうか聞いたら、上がれますけど一ヶ所危ない所があるとのことでした。

雄山では三角点付近の岩場にザックを置き、手ぶらで雄山神社へ。
大汝山に隠される白馬岳と雪倉岳や、甲信地方が曇天の為か富士山は見えませんでしたが、妙高方面の一部や、雲が掛かる白山が見えました。
雄山から龍王岳の背後に鬼岳が見えましたが、龍王との鞍部からの尾根は雪が消え、行ったとしても登頂は厳しかったように思いました。
地形図の等高線から斜度がきつそうなのでピッケルを持って行きましたが、ザックの重しに終わりました。

三角点で食事休憩後に下りに取り掛かりましたが、雪の消えた一般登山道は落石を起こしやすいようなガレ場の急斜面の登山道でした。
一ノ越まで下り、浄土山経由で下ろうと思いましたが、山荘の裏を少し進んだ所で矢張り浄土山も諦めました。
日記に書いたことのある『ハインリッヒの法則』が頭から離れることはなく、滑らず転ばず歩くのが精一杯でした。
大型連休直前の快晴下、素晴らしい眺望の山旅でした。

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