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ハイキング
日光・那須・筑波
残り僅かなアカヤシオと出会う備前楯山を舟石峠から往復
2022年05月01日(日) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 2.9km
- 登り
- 254m
- 下り
- 258m
コースタイム
舟石峠駐車場5:20→6:00備前楯山山頂6:10→舟石峠駐車場6:45 【歩行時間:1時間15分】
天候 | ☁くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●舟石峠駐車場 県道293号線に入ると、道なりに5km程先に銀山平公園キャンプ場と国民宿舎かじか荘があります。その数百m程先に三叉路(標識あり)がありますが、直進(庚申山公園方面)は車両通行止めでした。一方、右折すると林道舟石線に入ります。全線舗装されており、落石は見当たりませんでした。この林道は峠を越えて足尾町赤倉の足尾銅山精錬所跡地付近まで続いています。 舟石峠には40〜50台が駐車できそうな広い無料駐車場があります。トイレはありません。駐車場の標高は1028m、備前楯山が1272mですので、単純標高差は250m程です。 公共交通機関(路線バス)はなく、周辺にコンビニはありません。通洞駅近くの「ヤマザキショップくらさわ」(栃木県日光市足尾町赤沢3-22)かローソン足尾店(栃木県日光市足尾町字片衣1702-7)が最寄りでした。私のau携帯は駐車場では電波が入っていたようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
栃木県日光市足尾町の備前楯山は、江戸時代から銅を採掘した山で、明治期に麓の精錬所から排出された有毒なガスや排水による公害でも有名になりました。地下には江戸幕府や古河財閥による全長約1234kmにも及ぶ坑道が残っているそうです。 今回は舟石峠から山頂までを往復しました。峠からの登山道は明瞭で地図にも記載がありますが、他のルートは一般的ではないようです。 ●全体的に 単純標高差250m、距離1.5kmで、軽めのハイキングができます。距離の目安となる標識が多数設置されており、道も明瞭で親しみやすいと思いますが、岩が露出した箇所や木の根が張りだした細い尾根もありますので、山装備で歩きたいです。 山頂からは北側の眺望がよく、晴れていれば皇海山、袈裟丸山、赤城山の黒檜山、男体山、中倉山や赤倉山、国道122号線日足トンネル付近の薬師岳、地蔵岳を見渡せます。 山頂付近にはアカヤシオが多く見られました。ヤシオツツジは、東北南部から紀伊半島までの太平洋側に分布するツツジ科の落葉樹で、深山の岩場や尾根に自生するそう。アカヤシオ、シロヤシオ、ムラサキヤシオツツジに分類されるようですが、4〜5月に淡いピンク色の花を付けるアカヤシオは「栃木県の花」だそう。今回は花がほぼ終わりを迎えていました。 |
その他周辺情報 | ●国民宿舎かじか荘 日帰り入浴も可能ですが、今回は宿泊しました。今回2017年10月にリニューアルオープンしたそうで、施設は全体的に綺麗です。露天風呂からは渓谷と向かいの山が間近に見えて、なかなかのロケーション。アルカリ性単純泉(pH10.0)で、肌がぬるぬるする感覚。美肌の湯と言われているとか。料理も美味しくて量もありました。銀山平公園キャンプ場を併設しています。 ここは皇海山クラシックルートの起点になっており、登山者も使用可能な無料駐車スペースがあります。 https://kajikasou.info/ ●足尾銅山観光(日光市観光協会) わたらせ渓谷鉄道の通洞駅に近いです。通洞という名前が鉱山を連想させますね。以下、足尾銅山の概要です。 1610年に備前国(現在の岡山県)出身の百姓二人が銅鉱床を発見し、江戸幕府直轄の鉱山となった。銅は日光東照宮や江戸・増上寺の部材などに使われたほか、当時の代表的な通貨である寛永通宝が鋳造されたが、その後に採掘量が減り、明治期に民営化され古河市兵衛が経営した。探鉱技術の進歩によって次々と有望鉱脈が発見されたが、精錬に伴う有毒な廃棄物による環境汚染を引き起こした、日本初の公害事件「足尾鉱毒事件」の舞台になった。 閉山後に坑内の一部が開放され、トロッコ電車に乗って全長約460メートルの薄暗い坑道に入っていくことができます。営業時間は9時〜17時、無休。料金は大人830円、小・中学生410円 http://www.nikko-kankou.org/spot/28/ |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
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感想
低い山なのにまわりの山々や足尾の工場のえんとつなどが見渡せます。
危ないところはないですが、階段の高いところや、木の根が露出しているところがあるので気を付けて。
雨予報だったので朝食前に登頂。作戦成功。
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