記録ID: 4250328
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積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
甲子山〜甲子旭岳(赤崩山)〜坊主沼避難小屋
2022年05月04日(水) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:48
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,296m
- 下り
- 1,297m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
甲子旭岳は一般登山道ではないので注意して下さい。 ヘルメット・アイゼン・ピッケルは必要です。 甲子山側(北側稜線)は、稜線づたいに頂上直下まではしっかりとした踏み跡がついていますので道迷いはありませんが最初から斜度のある直登です。 稜線沿いの大きな残雪は二ヵ所。だいぶ雪が緩んでいるため、足元は不安定で、滑落したら谷へ一直線です。 特に頂上直下の残雪は斜度が一段と急な事と暖かく緩んだ雪質により滑落の危険があるので、最後は岩場からアプローチしました。 直下の夏道は不明でしたが、岩場も脆く急登なので注意が必要です。 三本槍岳側(南側稜線)は、北側よりは緩斜面ですが、低木が密集しておりヤブ漕ぎしにくいため、無積雪時期にはお薦めしません。※特に登り方向には利用できません。 頂上よりしばらくは目印リボンが付けられ下りなら稜線も追えますが、最近の軽量化された薄いウエアやザックは切れて破損させてしまうほどの密度で低木が群生しています。 ある程度の高度を稜線沿いに下りましたが、下り続けるにも体力消耗に繋がるため、坊主沼の手前辺りから東側斜面をトラバースするかたちで比較的緩斜面の草木を足掛かりにして降下する事にしました。 雪が緩んで滑りますのでお薦めはしない策ですが、ピッケルを斜面に立てて足先を蹴り込む急登スタイルでゆっくりと斜め降下。 無事に坊主沼避難小屋まで下って来ました。 山頂での無線遊びや避難小屋でのマッタリと過ごしていたため、正味、山中で三時間以上も休憩してしまいました。 他に登山者には誰とも逢わず、一人占め状態でした。 |
その他周辺情報 | 甲子温泉の日帰り入浴受付時間は15時位まで。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
アマチュア無線機(3バンド)
|
---|---|
備考 | 密を避けたGWの日帰り登山先に甲子山を選定。あわよくば甲子朝日岳の登頂をと思いましたら、山神様のおぼしめしで無事達成できました。 甲子山より坊主沼方面は立ち入った痕跡が少なく当日は「貸し切り」でした。 今回は甲子旭岳山頂よりハンディー機アマチュア無線1200MHz帯にて155厠イ譴榛覿牟校海龍苗垢気鵑醗堕蠅靴晋鮨ができました。一発のCQでのお声がけは、この帯域で奇跡的。 そんな感じで一時間近くも旭岳山頂でのんびり過ごした後に坊主沼避難小屋まで下山。とても綺麗な山小屋で泊まりたくなりました。 この日の副次目的である「山用食料(賞味期限切れ)の消費」という命題を達成しつつ、ここでも一時間ほどマッタリと過ごし景色を満喫。 ※周囲を散策しましたが、比較的新しい熊の足跡が散見されていたので注意が必要です。 この日は、賞味三時間も山中で「休憩」。残雪と芽吹き前の枯れ木のコントラストを見ながら一人の時間を満喫して甲子温泉まで下山しました。 |
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コメント
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いろいろなアドバイス
大変参考になりました
いつか登ってみたい山の
一つです
定期的に登山者の入る山のようで、帰宅後に調べましたら情報も散見されました。
これからの季節の甲子旭岳は、北側稜線からの往復となろうかと思います。
特に技術的難易度はありませんが、登頂よりも下山の際は慎重に。
お家に帰るまでが「山遊び」ですので安全第一で楽しんでください。
また、坊主沼避難小屋周辺では、比較的新しい熊の足跡も見られましたのでツキノワですが、くまちゃんにもご注意下さいませ。
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