長沢背稜(お祭⇒雲取山⇒長沢背稜⇒さわらびの湯)


- GPS
- 23:54
- 距離
- 49.5km
- 登り
- 3,559m
- 下り
- 3,886m
コースタイム
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 3:11
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 4:10
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 3:10
- 合計
- 10:45
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 7:47
天候 | 5/1:曇りのち雨 5/2:曇りのちあられ 5/3:晴れ 5/4:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:さわらびの湯15:13発⇒15:58飯能駅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■お祭〜三条の湯 後半30分以外は林道なので、特に危険箇所なし。 ■三条の湯〜雲取山荘 特に危険箇所なし ■雲取山荘〜一杯水避難小屋 アップダウンがある稜線をトラバースしていく。道幅が狭い箇所は慎重に。 ■一杯水避難小屋〜さわらびの湯 棒ノ折山からの下りが木の根か多く、道がえぐれていてかなり難儀した。 |
その他周辺情報 | さわらびの湯は入場規制で20分待ち。 お疲れ会は飯能の「焼肉名門」で。しっかりカロリーチャージ。 |
写真
この鹿肉カレーうまかったー。1,000円の価値大ありです。
メスティンでしらす丼+温玉のせ。固形燃料で自動炊飯しようと思ったら、思いのほか温度が上がってない様子でガスで追加加熱して、奇跡的に完成。
昨夜は超寒くて、テントがしなるほどすごい風に吹かれながら寝るに寝れない夜を過ごした。で、この朝焼けに寒いけどホッとした1日の始まり。
そういえば、お隣の夏用シュラフで臨んでたグリーンGライトのカップルは無事石尾根経由で奥多摩に着いたかな。朝別れ際に話したら、相当寒かった、とのこと。そりゃ夏用はねー^^;
今日の行動方針は、酉谷避難小屋で水が出てるかどうかで決めよう、と言うことになっていた。
/紊出てれば、一杯水までいく。
⊃紊出てなければ、酉谷避難小屋で一泊して、翌日東日原に下りる。
そこの隙あらば巻こうとしている方、是非登って欲しいです。
空身だったので往復55分のところ30分でした。
ちなみに酉谷避難小屋は詰めても5人くらいの感じでした。(写真撮り忘れた)
ここまでくれば、ホームグラウンドだし、あとは知った道、と思って気を抜いてたらすごい下りに膝が((((;゜Д゜)))))))ガクブルで、かなりしんどかった。なのに次々と登ってくる人が多くてビックリ。
で、このあと這々の体でさわらびの湯にたどり着き、温泉に癒されました。
感想
ふぅ、やり切ったー!!!
今回は、この一言に尽きる。
■計画が二転三転
この計画の元は四泊五日の「奥秩父縦走+長沢背稜」だった。が、歩行時間や道中の雪の状況を踏まえて、練り直した。
①当初案を見直し
それぞれの今までの経験や体力を考慮すると、流石に泊数多いし、距離も長いだろうということで、奥秩父だけに変更した。
②さらに見直し
奥秩父のテン場を予約しつつ、甲武信小屋に登山道の状況を聞いてみたところ、以下の回答があって、流石にこりゃ無理だろうということで、見直し前の残り「長沢背稜」のみに変更した。
●十文字小屋から甲武信小屋までは踏み跡なし。引き返した人もいるほど。
●甲武信小屋から東も雪が腐ってて踏み抜き多発。相当の体力が必要。
●甲武信小屋のテン場は雪なので、それ相応のスキルが必要。
■三条の湯にて
三条の湯に着いてテント設営中に雨が激しくなってきた。テント設営するや否や風呂セット持ってジグザグ道を駆け上がった。お風呂のあと、小屋の食堂で雨を凌ぎながらまったりした時間を過ごせたことは、非常にありがたかった。もし雨が降ってなかったら、ここまで小屋内に滞在することはなかったし、小屋のアルバムを見ることなんてことはなかったろうと思う。雨のおかげで三条小屋を近くに感じられた。
■あられかよ
今回の山行は、元々の計画を練り直し、再考し、熟慮した結果だったので、悪天候や雪は、それほど無いだろうとたかを括っていた。が、世の中そんなに甘くはなく、初日雨、二日目はなんとあられ+雷というテント泊の手痛い洗礼を受けた。のほほんとビール飲めると思うなよ、準備を怠るなかれ、と弛んだ心構えに喝を入れられたようだった。寒さのさなかにいた時は気分最悪だったが、経験値としてはかなり上がったような気がする。(もう2度と体験したくないけど)
■テントの雨対応
先週の七ツ石小屋での練習時には、濃い霧には覆われたけど、雨は降らなかった。なので、本当の意味でのシームテープ補修の効果は検証できてなかったのだ。今回は嫌というほど過酷な環境になったので、色々と検証できた。
<検証結果>
・雨漏りは無し。一部入り口付近に水が溜まることがあったが、大きな問題でない。シームテープとグランドシートの敷き方見直しの結果だと思う。
・入り口部分のファスナー(特に外側)がスムーズに動かず噛むことが多かったので、シリコンスプレー等のケアが必要だ。
・テントでの停滞中に気づいた無数の小さな穴を補修した方がよさそう。
■いらなかった持ち物とあったらよかった持ち物
<いらない>
・ガス缶は1個でいい
・モバイルバッテリーは1個でいい
・調味料は正油だけでよかった
・箸は一つでよい
<あったらよかった>
・ネックウォーマー
・カイロ
・小さな行動色(塩タブレット、スポーツ羊羹)
・行動色のバリエーション(ナッツやドライフルーツ)
■食事
今回は歩きが多くなるので、食事が唯一の楽しみになると思い、手を抜かずに重量を覚悟して持って行った。結果は上々。考える+作るを含めた食事時間を楽しめた。
ただし、行動食はバリエーション、量共に再考要だ。
<保冷バッグで持参したもの>
・うどん
・冷凍肉(豚小間切れ)
・カット野菜
・キムチ
・温玉
・しらすパック
・チューブしょうが
・保冷剤
<メニュー>
5/1
昼:鹿肉カレー◎、夕:キムチ温玉うどん◎
5/2
朝:山頭火ラーメン○、昼:ペペロンチーノ○、夕:しらす丼◎
5/3
朝:菓子パン2個+コーンスープ○、昼:行動食+棒ラーメン○、夕:カレーライス○
5/4
朝:カレーリゾッタ(mont-bell)△、昼:行動食△、夕:焼肉@飯能◎
■歩き方
18キロというザックを背負っての6時間以上歩き通せたのは、いい経験になった。以下に留意して歩いた。
①体重移動に合わせて足を動かす
②ザックウエストベルトの締め直し
③膝テーピング
④右足指をテーピングして擦れ防止
⑤休憩時のストレッチ
⑥靴紐締め直し ←コレやってなかったので、やった方がよいな。
■鳥・花・木
歩いていると道の花や鳥のさえずりに疲れを癒やされることがある。もう少し名前を知っていたら、長時間の歩きでも疲れだけでない充実したときを過ごせたろうと思ったので、帰ってきてから色々調べ中。今回は新緑が眩しかったせいか、木の植生にも気をとめるようになり、樹皮や葉から木の名前が分かるようになりたくなった。
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