蝶ヶ岳
- GPS
- 13:27
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,210m
- 下り
- 1,262m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:29
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰路:上高地から高速バスにて新宿へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
途中から雪道になるので12本アイゼン必要です。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
今シーズンの雪山納め、蝶ヶ岳へ(今回もツアーなり)。
結論から述べよう。
良すぎた!も、何も言葉が出ないくらい美しかった。GW前半の燕岳に続き、こんなに恵まれた山行ができるとは思わなかった。
スタートは、先の山行の疲労が脚に出ていたので、メンバーに迷惑をかけないか不安もあった。
前日に泊まった徳沢ロッヂで同部屋になった方曰く、「いきなり急登、でも最初だけだよ。」の言葉を何度も反芻。
うん、奥多摩感満載の登り、「最初だけ」ってどこまで?もう終わってるの?まだなの?
そんな気持ちも、雪が出始めてアイゼンをつける頃には楽しさと足元への注意で消えている。まぁ、でも、重いね、足がね…。
ポイントごとに休憩をとって貰えたので、とてもありがたかった。
延々と樹林帯を歩く、あぁ、そういえばそんな事言ってたな…去年、槍で一緒だった人、修行みたいだったって言ってた。あの人は、ここの次の日に槍に来てたんだよなぁ…。スゴイ…。
お昼休憩は長塀山で、ここからはメリハリが出始める。少し急なくだりがあったり、それを登り返したり。すれ違う人も多くなって来て、妖精の池に到着。氷は薄く張っていたが、近づくと危険な雰囲気満載。離れたところから眺めて楽しむ。
妖精の池でテンション復活、その勢いで進むと、山頂手前で穂高から槍まで、いや、その向こうまで続く大展望が待っていた。ツアーのテーマにもなっていたのだから、ある程度の期待を持って来てはいたのだが…こんな景色があるのか〜、ハァ〜( ̄O ̄)
言葉になりません。強いて言うなら、写真を撮るのも惜しい。全部、自分の眼に収めてしまいたい。そんな展望。その割に同じような写真をパシパシパシパシ、撮りまくって…。
ヒュッテに到着後も、日向ぼっこしながらひたすら眺めた。
皆んなが見守る夕陽は、大キレットのど真ん中に落ちて行った。これはこの時期の特典ですな。
ヒュッテの消灯は20時、星空も気になったが、玄関から部屋までの間には他の方の部屋が通路になっているため、大人しく眠る事にした。(寒かったし…)
翌朝は日の出を見守る。安曇野の街、田んぼに張られた水がキラキラ照らされていた。
朝食が済んだら出発。後ろ髪を引かれながら、最後の展望を楽しみ、あとはひたすら足元に集中。それにしても、下りも長かった。
横尾に出ると、もう、トイレの不安はない。水分補給もしっかり行いつつ、徳沢を目指す。飲んだ分だけ、背中は軽くなる!
徳沢までは工事中につき迂回ルートを歩く。普段は車輌向けの道らしく、車の気配に気をつけながら、右を向くと明神岳という素晴らしい散歩道を楽しめた。
徳沢園では、お決まりのコーヒーソフト。お腹が空いたので、ブルーベリーとハチミツのトーストもたいらげる。美味しいです!次に来た時にはハチミツのピザにしよう!
徳沢からの道では、色んな植物や猿、猿、猿。初めて上高地に来た時はビビったなぁ(笑)
最後まで沢山の動植物を楽しみながら、無事下山。古い筋肉痛はどこかへ消え、新たな筋肉痛の予感が…。
雷鳥さんは、出て来てくれませんでした…。
やっぱり、悪天候で挫けかけた時じゃないと出て来てくれないのかなぁ…。
楽しすぎたゴールデンウィーク、蝶ヶ岳は、また行きたい山に仲間入りしました!!
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