蝶ヶ岳(蝶槍)と岳沢(カモシカの立場) ブロッケンと雪のない11月のアルプス

2024年11月03日(日) ~ 2024年11月04日(月)

• GPS: 19:29
• 距離: 41.6km
• 登り: 2,463m
• 下り: 2,457m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 2:14
• 合計: 8:24

距離 18.5km 登り 1,141m 下り 1,075m

7:26 上高地バスターミナル
7:33 河童橋
7:38 7:41 河童橋
7:52 7:53 小梨平
8:05 河童橋
8:11 日本山岳会上高地山岳研究所
8:20 8:24 岳沢湿原・岳沢登山口
8:51 8:55 岳沢風穴
9:00 9:12 見晴台
10:02 10:09 岳沢小屋
10:48 11:01 カモシカの立場
11:36 12:29 岳沢小屋
13:14 13:41 見晴台
13:48 13:50 岳沢風穴
14:22 14:28 岳沢湿原・岳沢登山口
14:59 嘉門次小屋
15:04 15:05 明神橋
15:09 明神館
15:13 15:14 徳本口
15:46 徳沢公衆トイレ
15:50 徳澤園

2日目

• 山行: 8:15
• 休憩: 2:36
• 合計: 10:51

距離 23.2km 登り 1,322m 下り 1,382m

4:50 徳澤園
5:48 5:50 チューダイ広場
7:10 長塀山
7:15 カモシカの池
7:29 妖精の池
7:47 8:03 蝶ヶ岳
8:09 8:10 蝶ヶ池
8:15 瞑想の丘
8:40 蝶ヶ池
8:45 8:55 蝶ヶ岳
9:02 9:03 蝶ヶ池
9:09 瞑想の丘
9:27 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
9:34 蝶ヶ岳三角点
9:40 10:32 蝶槍
10:38 10:39 蝶ヶ岳三角点
10:47 10:48 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
11:44 11:46 槍見休憩地
11:58 12:07 槍見台
12:19 12:20 横尾山荘
12:22 13:10 横尾
13:43 新村橋
13:53 14:03 徳澤園
14:09 徳沢公衆トイレ
14:44 徳本口
14:49 明神館
15:16 15:17 小梨平
15:30 15:31 河童橋
15:33 河童橋
15:41 上高地バスターミナル

天候

11/3 晴れ 岳沢はガスのち晴れ
11/4 晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

松本市内に前泊し、松本BTからのナショナルパークライナーで上高地入り。
※ナショナルパークライナーは予約制。この日は1台運行。
前夜に出た空きの1席を確保しました。

【往路】
前日:新宿1600-1829(1845)松本
松本市内に前泊
入山当日:松本0530-0705上高地

【帰路】
下山当日:上高地1600-1705新島々1722-1752松本1840-2117新宿
※上高地からは予約制。予約当日中の決済が必要です。乗車当日は予約即決済が必要でした。
※上高地からのバスは3台運行でした。道路工事で若干遅れます。
※あずさはこの時間まで満席、最終も満席近く。
　夕方以降は本数少なすぎです。

コース状況／危険箇所等

□上高地〜カモシカの立場
岳沢までは非常によく整備されてます。
一部の迂回路と、最後の沢の渡渉がわかりにくい部分がありました。
細く濡れた岩の急登でした。ハシゴもあり気を遣いました。

□徳沢〜蝶ヶ岳〜横尾
よく整備されていた登山道です。
近年の大雨のせいか、掘れた部分もあり気を遣いました。
長塀側はやっぱり長い。一部泥濘もあって靴が沈みました。

□上高地〜明神
左岸遊歩道は夏の大雨のへ閉鎖が解除されていますが、大雨のあとは通行止めになるようです。確かにすごい土石流のあとがあります。

※小屋じめ＝閉山の立山と違い、最終日でも荷物は受け取ってくれました。
　でも毎回期待している小屋ごとの食事、補給ができないのは気を遣います。
　(徳沢ロッジは5日まで営業とのことでした。)

写真

11/2 19:25

松本に泊まった前の日は久しぶりの「ばんざいや」さんで。

11/3 7:25

連休中日の朝、静かな上高地。

11/3 7:37

梓川沿いを歩いて。
河童橋の向こうはガスの中。

11/3 7:42

焼岳にはガスもかかる。

11/3 7:47

まっすぐ岳沢に向かうつもりだったけど、左岸遊歩道が通れないならと、先に小梨平を歩いた。(今は大雨のあとだけ通行止めだそう)

11/3 8:20

クマベル🔔
今回はオコジョに会えなかった。

11/3 8:22

沢にはイワナ？ヤマメ？

11/3 8:28

浮く紅葉🍁がカワイイ

11/3 8:39

岳沢トレイルに入って。
コケの美しい道。

11/3 8:58

キノコ

11/3 9:04

6番見晴らし台まで登ってきた
奥に乗鞍が見え始める

11/3 9:06

チラリ穂高。
もっと晴れるはず。

11/3 9:36

なんかガスふえてないか？
と思いつつ、紅葉を愛で。

11/3 9:54

あと200m

11/3 9:55

最後に枯れた沢を渡る。
わかりにくいんだよね。

11/3 10:02

岳沢小屋に。
もう何年ぶりだろ。

11/3 10:03

ガスで眺望もないし。
下って来た人に聞いたらカモシカの立場まで行けば雲の上だって。

11/3 10:11

険しい道だしな。と思いつつ。
少し進んでみる。

11/3 10:16

重太郎新道を進む。

11/3 10:21

ミヤマキンポウゲ？が一株。
狂い咲きさん。

11/3 10:22

アザミもチラリ

11/3 10:30

途中までと思っていたけど、青空見え始めるから止まれなくなった(^_^;)

11/3 10:36

ハシゴを登って。
見た目には短いハシゴだけど、意外と長く感じる。

11/3 10:42

一方通行の道。
気を遣います。

11/3 10:49

出た雲の上。
奥に乗鞍と御嶽が美しく。

11/3 10:51

不思議と同じタイミングに何組か。
1枚いただきました。

11/3 10:53

ガスがブロッケンを演出してくれた。

11/3 10:57

そう、ここがカモシカの立場。
以前通ったときは気がつかずスルーしてた。

11/3 11:02

下りも一部一方通行。

11/3 11:09

ハシゴを下ってガスの中に。

11/3 11:15

真横に延びる木。
雪の力を感じる。

11/3 11:41

岳沢小屋に戻ってお昼ごはん。
ブラックキーマカレー、美味しかった。

11/3 13:17

下りもやっぱり6番見晴らし台で。
減ったとはいえ、穂高はガスのついたままだけど。

11/3 13:32

上高地の黄葉をバックに。
半袖でも十分な陽気でした。

11/3 13:50

ハートの額縁の奥に穂高の稜線

11/3 13:58

道端にマユミ？？
小さい株でした。

11/3 14:28

岳沢園地の紅葉と

11/3 14:40

カエデの黄色も美しい。

11/3 15:02

明神橋と明神。明神の存在感に圧倒される。

11/3 15:09

明神館の前から。
明神までの人すごかった。

11/3 15:38

徳沢に向けて、影の長い中を。

11/3 15:41

梓川と奥に大天井。

11/3 15:47

徳沢に入る。
約束の16時ギリギリにでした

11/3 15:49

今日のお宿は徳沢園。
楽しみー。

11/3 16:05

相部屋は1人1畳が確保されてます。
とても清潔感がありました。

11/3 16:07

館内も探検して。
飴ちゃんいただけます。

11/3 16:08

着いたら食べたかったソフトクリームは売り切れ(涙)

11/3 16:12

続いてTOKUSAWABaseにも。
ここは宿泊者専用。

11/3 16:13

テラスから前穂と日の入り。

11/3 16:22

頼めるドリンクも少なくて。
アイスカフェオレを。

11/3 16:32

食堂前には今日の夕食が。
ふふふ、楽しみー。

11/3 16:35

館内には氷壁のコーナーも。

11/3 16:42

宿泊最終日のノベルティ(右)もいただけました🎶

11/3 18:22

暗くなった徳沢園の玄関。
泊まる人だけの空間。

11/3 18:54

夕食にはイワナやステーキ。
美味でした🎶

11/3 19:57

星空写真にチャレンジ。
天の川も撮れてました。

11/3 20:06

「氷壁の宿」
雰囲気がいい。

11/4 4:31

翌朝早起きして、ヘッテンをつけて。

11/4 4:32

ベンチには霜。

11/4 4:50

登山口はこちらだけど。

11/4 4:52

先に星空チャレンジ。
人工衛星の目立つこと。

11/4 5:58

登山道を蝶ヶ岳へ。
樹林帯の奥に見える穂高が赤いのだけど、開けたところはなく…。

11/4 7:02

マイヅルソウの実

11/4 7:10

長塀山の山頂を通り抜け。

11/4 7:11

あ、三角点もタッチして。

11/4 7:27

この辺りは氷結してた。
スリップに注意して。

11/4 7:29

妖精の池。
なんか空にガスがある気がする…。

11/4 7:35

あー、やっぱりガスが沸いていた。

11/4 7:38

でも、今日もブロッケン。
槍ともの姿が美しく。
でも寒かった。

11/4 7:52

足元には長い霜柱。

11/4 7:55

蝶ヶ岳、山頂について。

11/4 7:55

一望できる槍穂。

11/4 8:02

蝶ヶ岳ヒュッテの奥に常念。
泊まれてたらな、とは思う。

11/4 8:02

槍ズーム

11/4 8:03

浅間山。

11/4 8:03

富士山と南アルプス

11/4 8:05

まだ影の長い時間でした。
影自撮り🎶

11/4 8:06

槍穂バックでもいただきました。

11/4 8:12

蝶ヶ岳ヒュッテの窓ガラスに写る、槍。

11/4 8:22

朝ご飯はぺちゃんこのオニギリ。

11/4 8:39

蝶ヶ岳ヒュッテのカワイイ入口。
今日らもう営業終了。

11/4 8:48

再び、槍ズーム。
小屋はよいアクセント。

11/4 8:52

蝶ヶ岳ヒュッテの向こうに広いアルプスの眺め。

11/4 8:54

涸沢には涸沢小屋が見えた。
あちらも営業終了日。

11/4 9:05

眼下に横尾を眺めつつ。
何枚でも撮ってしまう眺望。

11/4 9:07

方位盤と槍穂

11/4 9:27

そのまま横尾の分岐を越えて

11/4 9:34

三角点に寄って

11/4 9:37

蝶槍までもう少し。

11/4 9:54

蝶槍に着いて。
くるみゆべしでまったり。
貸し切りと思ったら、常念側から代わる代わる人が来た。

11/4 10:14

昔よく撮ったアングルで。

11/4 10:18

蝶槍の看板と槍穂

11/4 10:31

北穂をズームする。

11/4 10:47

横尾分岐まで戻って。
稜線ともお別れ。

11/4 10:50

樹林帯に入る前に槍穂。

11/4 11:05

第3ベンチは看板だけ。
雨水でずいぶん荒れた場所が多かった。

11/4 11:51

何ヶ所か槍が見える。

11/4 12:03

槍見台から槍を。
またね。

11/4 12:18

横尾まで降りてきました。

11/4 12:20

なんとなく淋しいね。

11/4 12:22

懐かしい横尾大橋。
前穂高もよく見えた。

11/4 12:37

前日岳沢の下りをご一緒した方と再会。
橋の上で1枚いただいた。

11/4 13:11

お弁当もわけていただき。
徳沢に向かって。

11/4 13:31

落葉松の黄葉の美しいこと。

11/4 13:44

雰囲気もいい。

11/4 13:53

徳沢園に戻って。

11/4 13:53

やっぱりさみしい。

11/4 14:00

みちくさカフェにもいっぱい貼ってある。

11/4 14:03

上高地まで6.4km。
予約したバスは16時だから2時間ないね。

11/4 14:04

テン場で輝く紅葉。
やはり逆光がいい。

11/4 14:10

徳沢ロッジ。
営業していたらしいので、時間さえあれば寄りたかったな。

11/4 14:15

明神と落葉松

11/4 14:49

明神から先、今日は左岸を通れます。

11/4 14:55

明神を見て。

11/4 14:55

振り返り蝶ヶ岳。
あの上を歩いてきた。

11/4 15:19

小梨平にも寄る時間ができたので。
落葉松と穂高。

11/4 15:19

見上げる落葉松

11/4 15:20

陽がさして美しかった。

11/4 15:29

影自撮りと河童橋から穂高。
最後に美しの姿を見せてくれた。

11/4 15:31

河原コースから河童橋と穂高。
今年もありがとうございました。

11/4 15:52

上高地からのバスは3台。
わちゃわちゃ。

11/4 16:11

大正池越しに穂高に挨拶し。

11/4 17:18

なぎさトレインは車両が変わったんですね。

11/4 18:01

松本駅で小木曽製粉所のそばを。
山賊焼きもジューシーで美味でした😊

撮影機器：

DSC-WX500 SONY

NIKON Z 50 NIKON CORPORATION

SO-52C Sony

感想

たくたく

今年はあまり歩いてなかった北アルプス。
11月に雪のないアルプスの稜線を歩けるのは今年しかない(との願いも込めて)と蝶ヶ岳でした。

初日、岳沢小屋までの予定が思わず登ってしまったカモシカの立場。
青空&雲海に加えて穂高の稜線バックのブロッケンは感動だったなー。

その夜は初めての徳沢園の泊まり。
相部屋でも過ごしやすくて、料理も美味しくて。
ステキな所だったなー。

2日目の蝶ヶ岳。
満天の星空の中から登りだして山頂に着くタイミングで出てきたガス。それがこの日もブロッケンを演出してくれました。
その後の槍穂の絶景、見ごとだったなー。

上高地〜横尾も落葉松の黄葉が輝いて。

特に岳沢では山好きさん、上高地ラバーも多くて話も楽しかったです。
特に2日とももお会いしたNさん。
ありがとうございました。

もともと最終営業日の蝶ヶ岳ヒュッテに泊まるつもりの計画。
決断していざ予約しようと思ったタイミングで満室になり、それからの段取りでしたが。

いっぱい歩いて、いっぱい登って。
秋の上高地エリアを味わい尽くせました。

営業終了間際だっただけに、カレーやソフトクリームといった心残りはあるけれど。
また来年、ですね。

※写真のコメントはおって行います。