ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4257017
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

日本百名山・霊峰 両神山 日帰り日向大谷ルート

2022年05月05日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:17
距離
10.5km
登り
1,421m
下り
1,412m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:49
休憩
1:24
合計
6:13
10:23
10:26
40
11:06
11:14
16
11:30
11:35
11
11:46
11:47
10
11:57
11:58
43
12:41
12:42
32
13:14
13:23
18
13:41
14:25
18
14:43
14:43
5
14:48
14:48
5
14:53
15:00
14
15:14
15:15
30
15:45
15:48
23
16:11
16:12
5
16:17
ゴール地点
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
都心部を練馬まで抜け、関越道経由で花園ICへ。
花園ICからは一部有料区間のバイパスを抜け日向大谷登山口を目指す。
日向大谷登山口は車の無料で駐車できる場所は限られているので注意したほうがいいかも。
コース状況/
危険箇所等
凍結もなく、非常に良好でした。
上級者向けと聞いてましたが、初心者でも登れると思いました。
その他周辺情報 道の駅 両神温泉 薬師の湯 にて600円でお風呂入れます
シャンプーなどありますが、浴槽は一つだけです。
広くて気持ちよかったのでおすすめです。
食堂は16:30まででした。
日向大谷登山口の目印となる両神山荘さんです。
2022年05月05日 10:05撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/5 10:05
日向大谷登山口の目印となる両神山荘さんです。
木漏れ日が非常にきれいです。
日向大谷口から登る場合は、午前は日が指すので明瞭ですが、下山時が午後になる場合は影になる箇所が多いので注意。
2022年05月05日 10:12撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/5 10:12
木漏れ日が非常にきれいです。
日向大谷口から登る場合は、午前は日が指すので明瞭ですが、下山時が午後になる場合は影になる箇所が多いので注意。
このように沢を何度も渡ります。橋があるのはここだけだった気がします。昔はもっとたくさんあったのでしょう。
2022年05月05日 10:24撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/5 10:24
このように沢を何度も渡ります。橋があるのはここだけだった気がします。昔はもっとたくさんあったのでしょう。
上り前半部分、会所までは小さめの岩がごろごろしています。
2022年05月05日 10:50撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/5 10:50
上り前半部分、会所までは小さめの岩がごろごろしています。
2022年05月05日 11:06撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/5 11:06
しばらく登ると弘法之井戸につきます。貴重な水場ですので、リフレッシュして行きましょう。私はここで水を汲みました。
2022年05月05日 11:32撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1
5/5 11:32
しばらく登ると弘法之井戸につきます。貴重な水場ですので、リフレッシュして行きましょう。私はここで水を汲みました。
皆さんのヤマレコでよく見た木の根っこのルート。
大したことはありません。こけないように。
2022年05月05日 11:40撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/5 11:40
皆さんのヤマレコでよく見た木の根っこのルート。
大したことはありません。こけないように。
両神清滝小屋です。
清滝ルートは2019年の台風の影響で使えません。
また山小屋の売店のようなところは営業していません。また、山小屋自体は避難小屋だそうです。
近くでテントを張っている方がいましたが、あれはどうかと。
2022年05月05日 11:46撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1
5/5 11:46
両神清滝小屋です。
清滝ルートは2019年の台風の影響で使えません。
また山小屋の売店のようなところは営業していません。また、山小屋自体は避難小屋だそうです。
近くでテントを張っている方がいましたが、あれはどうかと。
念の為案内図を撮影しておきましょう。
2022年05月05日 11:47撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/5 11:47
念の為案内図を撮影しておきましょう。
小屋から少しのぼると洞窟っぽい雰囲気の場所が。奥には鎖が見えるので、何か祀られているのかもしれません。
2022年05月05日 11:51撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1
5/5 11:51
小屋から少しのぼると洞窟っぽい雰囲気の場所が。奥には鎖が見えるので、何か祀られているのかもしれません。
小屋から産泰尾根に上がる道は勾配がきついです。がんばりましょう。
2022年05月05日 11:57撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/5 11:57
小屋から産泰尾根に上がる道は勾配がきついです。がんばりましょう。
尾根に上がるといくつか鎖場が出てきます。
特に危険箇所はありません。グローブをはめておくことをおすすめします。
2022年05月05日 12:12撮影 by  iPhone 11, Apple
2
5/5 12:12
尾根に上がるといくつか鎖場が出てきます。
特に危険箇所はありません。グローブをはめておくことをおすすめします。
少し怖い階段がありました。複数人は避けたほうが良さそう。
昔はここも鎖場だったのでしょう。
逆向きになった案内板が目印。
2022年05月05日 12:20撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/5 12:20
少し怖い階段がありました。複数人は避けたほうが良さそう。
昔はここも鎖場だったのでしょう。
逆向きになった案内板が目印。
尾根を歩くと両神神社に到着します。
お堂を開けるとお賽銭箱があるみたいです。
テーブルベンチが2つありました。
霊峰に選ばれているだけあります。ご利益を頂きましょう。
2022年05月05日 12:39撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/5 12:39
尾根を歩くと両神神社に到着します。
お堂を開けるとお賽銭箱があるみたいです。
テーブルベンチが2つありました。
霊峰に選ばれているだけあります。ご利益を頂きましょう。
奥社です。
2022年05月05日 12:45撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1
5/5 12:45
奥社です。
さすが、新 花の百名山でもある両神山。花が美しい。
2022年05月05日 12:47撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1
5/5 12:47
さすが、新 花の百名山でもある両神山。花が美しい。
ラストスパート!13時すぎのお昼どきということもあり山頂付近は大混雑でした。
2022年05月05日 13:00撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/5 13:00
ラストスパート!13時すぎのお昼どきということもあり山頂付近は大混雑でした。
山頂手前の橋です。落ちないように。
2022年05月05日 13:04撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/5 13:04
山頂手前の橋です。落ちないように。
山頂につきました。両神神社奥宮の祠が出迎えてくれます。
また、この岩の裏に日本百名山の標識や山座同定盤があります。
2022年05月05日 13:10撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
2
5/5 13:10
山頂につきました。両神神社奥宮の祠が出迎えてくれます。
また、この岩の裏に日本百名山の標識や山座同定盤があります。
2022年05月05日 13:10撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1
5/5 13:10
山頂の岩の上から撮影しました。人が多いのでさっさと退散!
2022年05月05日 13:11撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1
5/5 13:11
山頂の岩の上から撮影しました。人が多いのでさっさと退散!
また、落合橋ルートの案内板もありました。現在は廃道箇所もあるため、このルートを選択する人は縦走や送迎などを考慮しないと難しいかも。
2022年05月05日 13:13撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1
5/5 13:13
また、落合橋ルートの案内板もありました。現在は廃道箇所もあるため、このルートを選択する人は縦走や送迎などを考慮しないと難しいかも。
日本百名山 13座目いただきました。
私は1月の霧島山以来の登頂で、今年3座目。
2022年05月05日 13:14撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 13:14
日本百名山 13座目いただきました。
私は1月の霧島山以来の登頂で、今年3座目。
2022年05月05日 13:16撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 13:16
2022年05月05日 13:20撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
5/5 13:20
山頂から退避して山コーヒーを淹れます。
2022年05月05日 14:01撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
5/5 14:01
山頂から退避して山コーヒーを淹れます。
2022年05月05日 14:02撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 14:02
今日のお昼はカレー。15分は長いので10分でいただきましたが十分イケます。
2022年05月05日 14:04撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 14:04
今日のお昼はカレー。15分は長いので10分でいただきましたが十分イケます。
沢にたくさんの水が流れています。最近は雨がよく降っていたので水量は多いほうかも。
2022年05月05日 15:29撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
5/5 15:29
沢にたくさんの水が流れています。最近は雨がよく降っていたので水量は多いほうかも。
荒沢不動です。立派な仏像を拝めます。
2022年05月05日 15:38撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 15:38
荒沢不動です。立派な仏像を拝めます。
午後は登山道が陰っています。歩行に注意してください。
また、終始道幅がこの程度なので、すれ違いには注意してください。
2022年05月05日 15:42撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
5/5 15:42
午後は登山道が陰っています。歩行に注意してください。
また、終始道幅がこの程度なので、すれ違いには注意してください。
下山後は、日向大谷登山口から20分程度の道の駅でお風呂を頂きました。泉質はまずまず。
2022年05月05日 17:18撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 17:18
下山後は、日向大谷登山口から20分程度の道の駅でお風呂を頂きました。泉質はまずまず。
2022年05月05日 17:22撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 17:22

感想

待ちに待ったゴールデンウィークも折り返し。
もともと金峰山に瑞牆山荘から登ろうと思っていましたが、大弛峠が未開通のため今回は両神山に登ることに。
両神山は積雪もなく、十分登山に適していると判断して予定を立てました。
日本百名山は今年で3座目の挑戦になりました。

両神山への関東からのアクセスは山梨経由か埼玉経由のどちらか、どちらもバイクでツーリングするには非常にもってこいな峠道だなと思いまずアクセス方法に悩みました。GWなので、帰路で中央道がこむことを想定し、今回は関越道経由でアクセスすることにしました。

両神山の登山ルートは大きく3つあります。
1.日向大谷口ルート - 登山道難易度 普通
2.落合橋ルート - 登山道難易度 高
3.白井差(しらいさす)ルート - 登山道難易度 低 ※要予約、有料

日向大谷ルートは登山道そのものの難易度はあまり高くありませんでした。
しかし、登りが続くこと、山小屋がやっていないこと、人里から離れていることを考慮すると全体の難易度は中の上といったところでしょうか。
ファーストエイドキットなどは持っていったほうが無難だと思いました。
また、沢はあるので水が汲めるように口が広いボトルも持っていくことをおすすめします。

噂に聞いていたとおり頂上付近は鎖場がありました。
ですが鎖場の難易度は大岳山や塔ノ岳ヤビツ峠ルートくらいなので大したことはありませんでした。

登山道は終始木漏れ日にあふれており、眺望は最後しかないものの、非常に気持ちの良い風と花の中を歩くことができて楽しかったです。

またこどもの日ということもあり、武者の格好をしている方もいらっしゃいました。

---
「両神山」はその名が示す通り二人の神様を祀っているとされ(諸説あるらしい)、日本百霊峰にも選ばれています。標高は1723mで、「秩父三山」の一座であり、さらに皆さん御存知の通り日本百名山にも選定されています。

また、調べてわかったのですが、この時期は桜のような見た目をした「アカヤシオ」という花が咲き乱れており、とっても美しい花と景色を堪能できます。

登山ルートを調べ、登山口からの標高差、急峻な風貌からおそらくかつては修行僧たちが登っていたことを伺えます。山中には3つの神社があることや、かつては女人禁制であったことなどから、両神山が非常に厳かな場所であったことが読み取れます。

日本三百名山一筆書きの田中陽希氏の記事も非常に興味深いので目を通していただくと良いかと思います。

また深田氏の日本百名山から、両神山(りょうかみさん、りょうがみさん)について以下のように考察されています。
両神山はかつてからそのように呼ばれていたわけではなく、ヤマトタケルノミコトが八日間見続けたことから「八日見山(ヨウカミサン)」と呼ばれていた。
ヨウカミ=ヨウガミ=ヤ+オガミ=八+オロチ(オロチ、龍)=八つの頭を持った龍(ヤマタノオロチ?)ではないか。
この八つの龍神から両神(りょうじん)が来ているのではないか。

また、両神神社の入り口は狛犬ではなく狼が出迎えており、これは雲取山の秩父方面からアプローチするための登山口の三峯神社とも合致するとのこと。これは非常に興味深いですね。
---

下山後、近くの道の駅「両神温泉 薬師の湯」さんにてお風呂を堪能できました。
入湯料は600円、シャンプーなどは設置してあり、ありがたいことにドライヤーもありました。営業は20時まで。
食堂は16時半でしまっていました。
その後は、関越道が混んでるので東松山ICまで下道でトコトコ・・・。

次は軽く近所の山に登りたいとことです。
また、次の百名山は谷川岳か金峰山になりそうです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:258人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥秩父 [日帰り]
両神山(日向大谷から往復)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら