薄雪の御正体山
- GPS
- 06:54
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,018m
- 下り
- 998m
コースタイム
今倉山分岐 7:05
岩下ノ丸 8:13
白井平分岐 9:14
御正体山頂 10:17(10:57発)
白井平分岐 11:36
岩下ノ丸 12:34
今倉山分岐 13:26
道坂峠駐車場 13:39
天候 | 曇り一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道坂峠の駐車場はトンネルの両側にあるが、都留側のほうが今倉山に近いためよく使われており、尾根に上る道もしっかりしている模様。 御正体山への道は道標は少ないが尾根上を忠実にたどっているしっかりした道で迷うような箇所や危険箇所は全くない。 山頂付近はまだかなり雪が残っていた。また、夜中に雪が降った直後だったため、道は全体的に薄く新雪に覆われていた。 |
写真
感想
御正体山は道志の最高峰で蛭ヶ岳よりも高いのだが、展望もなく地味で魅力も薄く、かつ車での周回ルートが取りにくいため敬遠していたが、まだ多少雪の残っているこの時期に道坂峠から往復することにした。
道坂峠までの道路は夜中に雪が降った直後だったたため、少し心配だったが道路上の雪や凍結はなく全く問題なかった。
駐車場から今倉登山口と標識のあるトンネル脇の道を登ると今倉山と御正体山の尾根上の分岐にでる。何台か駐車していたがすべて今倉山に登ったようで、御正体山は少し遠いせいもあって人気がないようだ。
季節はずれの新雪か薄く積もった、まだ誰もトレースしていない道を行くのはとても気持ちがよかった。小動物の足跡だけが先行しており、足跡が忠実に登山道を辿っているのが可笑しかった。やっぱり動物も道のほうが楽なのか。
細かな登り降りを繰り返しながら比較的緩い尾根を延々と行く。木々が邪魔をして展望はほとんどない。白井平への分岐を過ぎると最後の急登にかかるが、一気に 300m 登るのではなく緩急入り混ざった登りなので思ったより楽だった。頂上直下は快適な雪の斜面で、どこでも登っていける。
山頂は全く展望はなく、まだ半分雪に埋もれたベンチが1つある。誰もいない独り占めの山頂でのんびり昼食とコーヒーを楽しんだ。ときおり太陽が顔をのぞかせる穏やかな天気だ。先行者のトレースが全くないきれいな雪面は本当に気持ちがよい。
帰路、山頂から少し下ったところで、今日唯一のパーティ3名に出会った。山頂の雪面を踏み荒らしてきてしまって申し訳ないと思ったが、こればっかりはどうしようもない。
あとは、登ってきた尾根道を延々と戻るだけであるが、朝、雪化粧していた道はあっという間に普通の道に変わっていた。雪が被っていないほうがすべりにくくて下り易いのだが少し寂しい。
今回は、思いがけず静かで快適な雪道のハイキングが楽しめた。特に先行者のトレースが全くない道を進むのは本当に気持ち良かったよかった。御正体山自体は大きくて快適な尾根道のプロムナードが続く良い山だとは思うが、やはり展望が全くないのは大きく魅力に欠ける。この山域であれば富士山の雄姿が見たいと思うのは当然であろうが、全く見えない。その分人が少ないという魅了はあるのではあるが。
最後に恒例の道志の湯で、一汗流してから帰路についた。
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