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Yamareco

記録ID: 4265
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アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳/西壁:ジョーゴ沢/阿弥陀岳北稜

2009年12月19日(土) ~ 2009年12月21日(月)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
4.5km
登り
577m
下り
561m
天候 ■19日(土):曇り/ジョーゴ沢F2付近は氷点下16度ぐらい?
■20日(日):曇り
■21日(月):曇り…ただし、下界は抜けるような好天
過去天気図(気象庁) 2009年12月の天気図
アクセス
ファイル
非公開 4265.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54)
核心@阿弥陀岳北稜手前…すでにたくさんのパーティーが待っている。
2009年12月20日 09:44撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/20 9:44
核心@阿弥陀岳北稜手前…すでにたくさんのパーティーが待っている。
こんな北稜初めて…しかし、世の中恐ろしいレベルで取り付く人たちもいた
2009年12月20日 10:05撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/20 10:05
こんな北稜初めて…しかし、世の中恐ろしいレベルで取り付く人たちもいた
ガンバ!
2009年12月22日 19:42撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/22 19:42
ガンバ!
あと少し!!
2009年12月22日 19:43撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/22 19:43
あと少し!!
アイスキャンディー磔のモリゾー…残念
2009年12月20日 14:29撮影 by  u770SW,S770SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/20 14:29
アイスキャンディー磔のモリゾー…残念
撮影機器:

感想

初冬バリでびゅー!

着いて行っただけの山行だったが、勉強になったし、面白かった。

取りつきまでの登りは所々ダブルアックスを使い(調子に乗って)少し飛ばし過ぎた。
岩場に着いたときには3〜4パーティ(もっと??)くらいいて渋滞。
この寒さで待つのは嫌だったので、としさんの判断で捲いた。(結果、ほとんどのパーティを抜くことが出来た)

今回は左から1P分捲く。ここの登りが結構緊張した(他メンバーは余裕そう)
木の根が邪魔だったが、この根のおかげでアックスが雪に刺さり1P目の終了点まで登る。

2P目はフリーで。ここも自信がなかったのでオーバー手袋を外し登った。が、
2級ぐらいでしょうか??それほど難しくはなかった。
どちらかと言うと、2P目上部の1〜2mくらいの右から捲くようなトラバースの
方が緊張。

登頂後、沢沿いを下山。
所々雪面にフレーク(クラック?表層雪崩になりそうな。。)っぽいのがあったので、距離を置いて歩き無事下山。

今回、飛ばさなくて良いところは飛ばしたり(後半バテる)。岩場で渋滞になった場合の判断(巻くか、撤退か)など、勉強出来た。

次は自分たちの力だけで行きたい。



今回の自分なりの反省点
.好灰奪廖▲張┘襯箸鯔困譴討靴泙辰拭
∩鞍勝⊂し飛ばし過ぎた(後半、腹が減ってしょうがなかった。水分を取れるところで取るべき)
5床してから、行動までの時間が少しかかり過ぎた。
などなど。

一日目
赤岳山荘までの道は雪がほとんどなく、そのまま無事美濃戸まで車でいくこと
ができる。

しかし、山中は予想と違い新雪。
直前に雪が降ったためか、硫黄岳一般ルートさえトレースなし。
当然、裏同心へのルートにトレースはない。滝自体すでに雪に埋まってしま
った模様。
しかたなくジョーゴ沢へ。氷が薄く(1cmくらい) 、裏の流水が見えるような状
況に雪が降ったらしく、ここもとても登れる状況ではない。
今年の八ヶ岳アイスはもう終了?!

結局、赤岳鉱泉に引き返し、アイスキャンディーで練習。

二日目
阿弥陀北稜へ。
前日の状況から全く期待できず、ラッセルを強いられるならば引き返そうと話
していましたが、新しいラッセルの跡が!!
取り付きについてみると 12 人待ちの大渋滞。ガイドパーティが大量に入っ
ていたようです。

1 ピッチ目
12 人待ちはできないので、岩稜をさけ左のブッシュ地帯へ。傾斜が急ですが
皆さん購入したばかりのダブルアックスを使って通過。結局ロープは出さず。
ここが、メインなのですが・・・。

2 ピッチ目
ここも待つことになりそうなので、フリーで抜ける。始めの数歩にちょっと注
意が必要。散々三つ峠でアイゼントレをした甲斐があり、無事通過。その後の
10m ほどのリッジは難なく処理。ただ、あとから振り返るとちょっと怖い。
10 分ほど登って阿弥陀山頂。

沢以外で初めてのバリエーションでしたが、正直あっけない感じがしたのは、
三つ峠、雪上訓練の成果でしょうか。
トレーニングの方がよほど難しくて、怖かったです。

今回は核心部分を巻いてしまったこと、ロープを全く出さずに済ませてしまっ
たのが残念といえば残念。
取り付き、岩稜の様子をみることはできたので、次回再チャレンジです。

ついでに・・・
アイス情報は以下からみることができるようです。
http://twilog.org/ice_jp

前週には裏同心ルンゼが登れた…との情報に、久しぶりのアイスでウキウキしての入山だったが…結果としては、
直前の寒波で裏同心もジョーゴ沢も多くの滝が雪で埋まってしまっていた。
まあ、そのおかげで念願のアイスキャンディー@赤岳鉱泉を登ることができたけどね。
こんなことなら、軽い靴とヒールフック付きのダート持ってきたのに…残念!

とりちゃん以外は積雪期ヴァリエーションデビューを飾るはずだったけど、
阿弥陀岳北稜での核心の岩場には黒山の人だかり。
本当ならロープを出して登りたかったけど横を巻いたり、
そのままソロで登ったりとたぶんちょっと物足りなかっただろうね。
せっかく三ツ峠で色々とトレーニングしたのに…これも、残念!!
まあ、次回はもっと楽しい(たぶん)雪稜でも行きましょう…谷川東尾根、旭岳東稜、白馬主稜、そして源次郎尾根…迷うねぇ〜。

年が明けたら、尾白川や松木沢、神津牧場のアイスに始まり、
5月GWまでたくさんの雪稜を登りまくりましょうかねぇ〜。

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