【八経ヶ岳（大峰山）】世界遺産・大峯奥駈道の最高峰へ

2022年05月05日(木) [日帰り]

• GPS: 06:59
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,237m
• 下り: 1,258m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:54
• 合計: 6:52

距離 12.5km 登り 1,248m 下り 1,258m

5:20 行者還トンネル東口
6:13 6:19 一ノ垰
6:24 一の垰プレート
6:43 奥駈道出合
7:03 7:04 弁天ノ森
7:27 7:35 聖宝ノ宿跡
8:21 8:22 弥山小屋
8:25 8:33 弥山
8:35 8:36 弥山小屋
9:00 9:10 大峰山
9:26 国見八方睨
9:33 9:46 弥山小屋
10:19 聖宝ノ宿跡
10:43 10:47 弁天ノ森
11:02 奥駈道出合
11:19 11:20 一の垰プレート
11:30 11:31 一ノ垰
12:11 行者還トンネル東口
12:12 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行者還トンネル東口（トンネルが通行禁止のため、トンネル周辺に路肩駐車）
※行者還トンネル西口側は現在通行止ため、天川村からはアクセス不可

その他周辺情報

日帰り温泉：湯盛温泉ホテル杉の湯（700円→600円・モンベル会員証で100円引）

写真

5/5 5:12

早朝5時、すでに路駐の車が多数

5/5 5:14

行者還トンネルは補修工事のため通行止

5/5 5:20

台高山脈の奥からの日の出

5/5 5:23

ここから登山道
まずは一ノ峠へ
峠まで急登が続きます

5/5 5:41

アルミ製のちょっとおしゃれな案内
登山口が峠1丁で、一ノ峠が10丁みたいですが、途中6丁と7丁が入れ替わっていて、5→7→6→8となってました（笑）

5/5 6:19

峠まで登りきるとなだらかになります

5/5 6:19

これから目指す弥山（右のなだらかな山）と八経ヶ岳（左の三角形の山）

5/5 6:23

一ノ峠のかわいらしい看板

5/5 6:23

ここから大峯奥駈道に合流です

5/5 6:36

バイケイソウいっぱいの道

5/5 6:59

緩やかなアップダウンが続きます

5/5 7:03

弁天の森
森といっても、山頂の名前のようで、三角点があり、この後再び下ります

5/5 7:35

聖宝ノ宿がなんのことだか登山中は知らず…
※あとで調べたところ、聖宝理源大師のことで、大峰山中興の祖だそうです

5/5 7:53

弥山への取り付きからは再び急登

5/5 7:55

大普賢岳辺りは険しい道が続いているようで、見るからに迫力あります

5/5 8:00

雨の多い紀伊山地らしく、苔の森が拡がります

5/5 8:01

山頂付近は階段の連続でしんどい（汗）

5/5 8:21

弥山小屋の前に弥山の看板がありましたが、山頂はもう少し先

5/5 8:22

鳥居を2つくぐって進みます
登山が好きな現在の天皇も皇太子時代に登りに来たようです

5/5 8:24

行者堂のあるところが弥山山頂

5/5 8:33

南に見える三角形の山が、大峰山脈の最高峰・八経ヶ岳
その名の通り、形が漢数字の八に見えないこともない

5/5 8:35

弥山小屋は立派な建物で、ちょっとびっくりしました
（これも皇太子効果？）

5/5 8:47

弥山と八経ヶ岳の鞍部にはオオヤマレンゲの群生地
6月下旬〜7月上旬ごろに花が咲くそうです

5/5 8:59

奥には台高山脈
昨日登った大台ヶ原はどのあたりかな

5/5 8:59

大峰山地の最高峰・八経ヶ岳山頂に登頂

5/5 9:01

八経ヶ岳からさらに南に延びる大峯奥駈道
熊野は遥か先

5/5 9:02

先ほど山頂に立っていた弥山

5/5 9:26

この辺りも、大台ヶ原のように立ち枯れの木が目立ちます

5/5 9:46

至るところに大峯奥駈道の案内
なんといっても世界遺産ですからね

5/5 10:31

下山は往路を戻ります
あっという間に山頂が遠くなる

5/5 11:07

再びバイケイソウの間を通って

5/5 11:21

やっぱりあの恐竜の背中みたいなゴツゴツ連なる山が気になる

5/5 11:30

かなり看板が痛んでいますが（足元にも転がってしまってますが）、トンネル東口だけははっきりと主張

5/5 11:43

かなりの急坂ですが、トレランの人たちは駆け抜けていきます

5/5 12:01

新緑が眩しい

5/5 12:09

山深い紀伊山地の山々
常緑樹の濃い緑と広葉樹の新緑のコントラストが美しい

5/5 12:10

今日も無事登山口へ戻りました

撮影機器：

E-M1MarkII OLYMPUS CORPORATION

感想

ken_poplar

吉野から熊野を結ぶ大峯奥駈道は修験道の道として世界遺産にも指定されていますが、今回はその大峰山の一部、最高峰の八経ヶ岳に登ってきました。
登山口までの林道もなかなか山深かったですが、途中の展望のあるところから見る景色も周囲は山、山、山。標高2000mにも満たない紀伊山地ですが、山深さが凄いと感じました。
山頂のお堂、錫杖などや大峰山を再興した聖宝理源大師の像など、修験道にまつわるものをいくつか目にしましたが、やはりそれはほんの一部。
GWの連休とあって、大峯奥駈道を縦走していると思われる大きなザックを背負った人を何人も見かけましたが、やはりこの道は縦走してこそ意味のある山なのだと思いました。
全区間を通してというのはさすがに無理そうだけれども、せめて山上ヶ岳〜八経ヶ岳の核心部くらいはいつか歩いてみたいです。