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Yamareco

記録ID: 4275545
全員に公開
山滑走
十和田湖・八甲田

北八甲田 酸ヶ湯〜大岳・井戸岳・硫黄岳〜睡蓮沼

2022年05月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:35
距離
18.8km
登り
1,548m
下り
1,450m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:31
休憩
1:58
合計
9:29
距離 18.8km 登り 1,548m 下り 1,458m
5:49
5:52
1
7:00
71
8:11
8:23
1
8:24
8:29
19
8:48
9:05
26
9:31
9:47
8
9:55
9:58
10
10:08
10:14
151
12:45
13:03
1
13:04
13:09
8
13:17
13:37
1
13:38
5
13:43
19
14:02
14:14
59
15:13
1
15:14
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
酸ヶ湯温泉から少し上がったところに広い公共駐車場あり。
下山後、睡蓮沼〜酸ヶ湯はJRバス東北「みずうみ号」青森行きに乗車した。
公共駐車場。
酸ヶ湯温泉横の斜面から入山。朝早めの時間帯で雪は固めだが、シールで登れた。
酸ヶ湯温泉横の斜面から入山。朝早めの時間帯で雪は固めだが、シールで登れた。
斜面を上がってからツアールートの竹ポールを見ながら進む。
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斜面を上がってからツアールートの竹ポールを見ながら進む。
ある程度進むと、右手の斜面をトラバースする感じになる。
ある程度進むと、右手の斜面をトラバースする感じになる。
湿地帯のコース標識。遠くに見えるのは岩木山?
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湿地帯のコース標識。遠くに見えるのは岩木山?
ロープウェー山頂公園駅南面。斜面の西側にクラックのようなものが見えた。
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ロープウェー山頂公園駅南面。斜面の西側にクラックのようなものが見えた。
毛無岱の小屋
このあたりから東へ登行したいが、木が濃くて面倒な感じに思えた。
このあたりから東へ登行したいが、木が濃くて面倒な感じに思えた。
寒水沢の様子が悪くなければ沢沿いに と思ったが、水流が見えたし水音も大きい。
寒水沢の様子が悪くなければ沢沿いに と思ったが、水流が見えたし水音も大きい。
結局、沢から回り込むように乗り上げた。こちら側はシールで木の間を通り抜けられた。
結局、沢から回り込むように乗り上げた。こちら側はシールで木の間を通り抜けられた。
田茂やち岳東面。ブッシュとクラック。
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田茂やち岳東面。ブッシュとクラック。
沢沿いに登り、出合付近から湿地の方に寄って、大岳−井戸岳コルに詰めていく。
沢沿いに登り、出合付近から湿地の方に寄って、大岳−井戸岳コルに詰めていく。
沢上部は雪が切れていた。どちらをいくか迷い、雪が切れていても夏道があればいけるということで右岸を選んだ。
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沢上部は雪が切れていた。どちらをいくか迷い、雪が切れていても夏道があればいけるということで右岸を選んだ。
夏道入口にピンクテープ。ここからシートラ。
夏道入口にピンクテープ。ここからシートラ。
対岸を見ると、上まで雪がつながっていた。よく考えれば、対岸は北斜面だ。
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対岸を見ると、上まで雪がつながっていた。よく考えれば、対岸は北斜面だ。
左岸にしておけば と今更ながらに思った。
左岸にしておけば と今更ながらに思った。
避難小屋から井戸岳
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避難小屋から井戸岳
避難小屋は2階建て。外に梯子と上部出入口があったので、冬期はそちらから入るのでしょう。
避難小屋は2階建て。外に梯子と上部出入口があったので、冬期はそちらから入るのでしょう。
ひとまず大岳北側の残雪を登って井戸岳を様子見。東面はまだまだ滑れるし、下部は雪がつながっている。
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ひとまず大岳北側の残雪を登って井戸岳を様子見。東面はまだまだ滑れるし、下部は雪がつながっている。
残雪上部から藪をまたいで夏道に入り、Peak At。
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残雪上部から藪をまたいで夏道に入り、Peak At。
櫛ヶ峰の存在感が大きい。
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櫛ヶ峰の存在感が大きい。
あちらは硫黄岳。
あちらは硫黄岳。
ザラメで快適な大岳を滑り、井戸岳−赤倉岳コルへの沢を詰めた。コルまで雪がついていた。
ザラメで快適な大岳を滑り、井戸岳−赤倉岳コルへの沢を詰めた。コルまで雪がついていた。
コルから赤倉岳。ばっちり夏道が出ていた。
コルから赤倉岳。ばっちり夏道が出ていた。
ひとまず井戸岳Peak At。
ひとまず井戸岳Peak At。
釜の残雪
コルに戻って赤倉岳。標識は1546にあった。
コルに戻って赤倉岳。標識は1546にあった。
コルから沢地形を一本滑った。いいね。
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コルから沢地形を一本滑った。いいね。
次は赤倉岳東面。こちらは斜度がある。
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次は赤倉岳東面。こちらは斜度がある。
滑り終えて、次は大岳東面へ。前日までのシュプールが多数。
滑り終えて、次は大岳東面へ。前日までのシュプールが多数。
この時間帯になると、団体ツアーも大岳に集まってきた。
この時間帯になると、団体ツアーも大岳に集まってきた。
小岳へのコルへ滑走した
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小岳へのコルへ滑走した
ツアールートの竹ポールが並んでいた。
ツアールートの竹ポールが並んでいた。
ガーミンの地図には大岳−小岳コル付近に「八甲田山」というピークがあり、何かあるか探してみたが、木が生えてるだけだった。
ガーミンの地図には大岳−小岳コル付近に「八甲田山」というピークがあり、何かあるか探してみたが、木が生えてるだけだった。
硫黄岳が近くなってきた。
硫黄岳が近くなってきた。
ひとまず様子見のため、大岳南側をすこし上がってみる。沢地形が雪の崖になっていた。
ひとまず様子見のため、大岳南側をすこし上がってみる。沢地形が雪の崖になっていた。
硫黄岳。前情報の通り、ピーク下に大きなクラックあり。
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硫黄岳。前情報の通り、ピーク下に大きなクラックあり。
何となく気になったので1338ポコへ。酸ヶ湯方面へは竹ポールが並んでいた。
何となく気になったので1338ポコへ。酸ヶ湯方面へは竹ポールが並んでいた。
硫黄岳の人気っぷりがすごい。
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硫黄岳の人気っぷりがすごい。
小屋前を経由して硫黄岳へ登る。ルートの取り方は人それぞれで、直登するトレースもあれば斜面いっぱいにジグを切るトレースも。私は後者。
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小屋前を経由して硫黄岳へ登る。ルートの取り方は人それぞれで、直登するトレースもあれば斜面いっぱいにジグを切るトレースも。私は後者。
硫黄岳から振り返って大岳、小岳。小岳も東側は雪が豊富だった。
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硫黄岳から振り返って大岳、小岳。小岳も東側は雪が豊富だった。
東側を滑り降りたが、睡蓮沼のバス時刻に余裕があったので、時間まで登り返し。
東側を滑り降りたが、睡蓮沼のバス時刻に余裕があったので、時間まで登り返し。
適当なところで下山開始。
適当なところで下山開始。
ざっくりコンパスを切って下り、竹ポールと合流した。板に着いたヤニのせいで思うように滑らず、歩き区間が長かった。
ざっくりコンパスを切って下り、竹ポールと合流した。板に着いたヤニのせいで思うように滑らず、歩き区間が長かった。
下山に時間がかかり、バスの時間ギリギリに睡蓮沼到着。しかし、バスが遅れていたので乗車する準備を整えられた。
下山に時間がかかり、バスの時間ギリギリに睡蓮沼到着。しかし、バスが遅れていたので乗車する準備を整えられた。

感想

 昨年に南八甲田から見た北側も楽しそうで、よし行くぞと計画していた。今年のGWは雨が多くていつ行こうか悩んだが、晴れて風も弱い日を選んで酸ヶ湯から入山。あちこち斜面をつまみながら、昨年と同じ睡蓮沼に下山し、ログをつないだ。
 八甲田は広く、まだまだ行けてないところも多いので、タイミングを見計らって通いたい。

以下、後日追記。
朝に道の駅を出て、酸ヶ湯から少し登った公共駐車場に到着。入山準備する人がちらほらいて、大体が鳥居の夏道方面に向かっていた。こちらは酸ヶ湯の裏手から斜面を登って入山。雪は固いがそれほど凸凹でなく、シーアイゼンを効かせて上がった。林の中を竹ポールに沿って行く。スキーコースのためか、コンタを下げないようにポールが立っていて、右手の斜面際をトラバースするように並んでいた。毛無岱で小休止しながらロープウェイ駅南面を眺めると、斜面西側に大きめのクラックあり。
 ここからコルの避難小屋へ向かうが、尾根上はコンタラインに沿うようにブッシュがあり、難しそう。寒水沢の様子を見てみると、一部露出して水音も大きい。沢を詰めるのはあきらめて、側面から尾根へ斜上するように乗り上げた。一段上がれば木の間を抜けるように登れた。沢沿いに登ってから湿地に入っていった。Co.1350あたりで沢中の雪がなくなり、夏道がついている右岸にルートをとった。案の定、すぐに積雪はなくなった。ピンクテープを目印にして雪が途切れた夏道に入り、シートラして小屋へ。登っている最中に左岸の様子を見ていたが、左岸は十分に雪がつながっていた。よくよく考えると左岸は北面だった。
 避難小屋は二階建てで冬期用に梯子がかかっていた。内部は、この時期の虫を除けば快適そう。大岳への夏道は出ているが、北面凹地に外輪の手前まで雪が残っており、まずは様子見で登ってみた。井戸岳はガッツリ夏道が出ているが、東面の沢は上部まで雪が残っていそうだった。赤倉岳東尾根も滑れそう。
 そこでシーデポし、雪TOPからブッシュをまたいで夏道から大岳Atした。戻ってからは小屋まで滑走したが、快適ザラメでストップスノーもなし。テンション上がる。小屋からトラバり、井戸岳−赤倉岳コルへの沢を詰めると、コルまで雪は続いていた。夏道で井戸岳と赤倉岳Atし、登行した沢型をco.1380まで滑走。楽しくなったので登り返し、赤倉岳東尾根も頂いた。
 ぼちぼち楽しんだので、次は大岳。斜上するように東面を登っていると、ツアー客と鉢合わせた。そういう時間か。ツアー団体を追い越してシールを外して小岳へのコルへ滑り込んだ。ガーミンGPSではコル付近に「八甲田山」のPeak表示があり、何かあるかと探してみたが、木があるだけで特別なものは見当たらなかった。
左写真:気を取り直して大岳をぐるっと回り込んで南面を少し登り、co.1400付近から先の様子を見てみた。硫黄岳Peak東に大クラック、硫黄岳北コルの東面にもクラックがあった。滑走時には注意しよう。
 せっかくなので1338ポコにも寄ってみた。酸ヶ湯への竹ポールがあり、朝準備していた人はここを登ったのだろう。1338から2〜3ターン滑り、ブッシュを巻くように小屋へ向かった。
 硫黄岳への登りは数多くのトレースがあり、直登や大きくジグを切る人等様々。硫黄岳からはクラックを避けつつ東面を一本頂いた。この時間になると少しwetな感じだった。睡蓮沼のバスの時間に少し余裕がありそうだったので、14:45をlimitとして硫黄岳南面を登り返した。co.1250付近で時間切れとなり、シールを外して下山スキーとした。Co.1050付近県境東側の平坦地あたりは雪がなく、少しずらしてコンパスを切って下った。途中から竹ポールに合流したが、水連沼手前co.1020〜1030あたりで大きくトラバースするようなルートどりだった。平坦地は総じてストップスノーで、急いで歩いてバス予定時間ギリギリに水連沼へ下山した。幸いにして?バスが遅れていたので荷物整理する時間があった。この時間のバスは込み合い、通路シートに座るほどだった。

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