北八甲田 酸ヶ湯〜大岳・井戸岳・硫黄岳〜睡蓮沼
- GPS
- 09:35
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,548m
- 下り
- 1,450m
コースタイム
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 9:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山後、睡蓮沼〜酸ヶ湯はJRバス東北「みずうみ号」青森行きに乗車した。 |
写真
感想
昨年に南八甲田から見た北側も楽しそうで、よし行くぞと計画していた。今年のGWは雨が多くていつ行こうか悩んだが、晴れて風も弱い日を選んで酸ヶ湯から入山。あちこち斜面をつまみながら、昨年と同じ睡蓮沼に下山し、ログをつないだ。
八甲田は広く、まだまだ行けてないところも多いので、タイミングを見計らって通いたい。
以下、後日追記。
朝に道の駅を出て、酸ヶ湯から少し登った公共駐車場に到着。入山準備する人がちらほらいて、大体が鳥居の夏道方面に向かっていた。こちらは酸ヶ湯の裏手から斜面を登って入山。雪は固いがそれほど凸凹でなく、シーアイゼンを効かせて上がった。林の中を竹ポールに沿って行く。スキーコースのためか、コンタを下げないようにポールが立っていて、右手の斜面際をトラバースするように並んでいた。毛無岱で小休止しながらロープウェイ駅南面を眺めると、斜面西側に大きめのクラックあり。
ここからコルの避難小屋へ向かうが、尾根上はコンタラインに沿うようにブッシュがあり、難しそう。寒水沢の様子を見てみると、一部露出して水音も大きい。沢を詰めるのはあきらめて、側面から尾根へ斜上するように乗り上げた。一段上がれば木の間を抜けるように登れた。沢沿いに登ってから湿地に入っていった。Co.1350あたりで沢中の雪がなくなり、夏道がついている右岸にルートをとった。案の定、すぐに積雪はなくなった。ピンクテープを目印にして雪が途切れた夏道に入り、シートラして小屋へ。登っている最中に左岸の様子を見ていたが、左岸は十分に雪がつながっていた。よくよく考えると左岸は北面だった。
避難小屋は二階建てで冬期用に梯子がかかっていた。内部は、この時期の虫を除けば快適そう。大岳への夏道は出ているが、北面凹地に外輪の手前まで雪が残っており、まずは様子見で登ってみた。井戸岳はガッツリ夏道が出ているが、東面の沢は上部まで雪が残っていそうだった。赤倉岳東尾根も滑れそう。
そこでシーデポし、雪TOPからブッシュをまたいで夏道から大岳Atした。戻ってからは小屋まで滑走したが、快適ザラメでストップスノーもなし。テンション上がる。小屋からトラバり、井戸岳−赤倉岳コルへの沢を詰めると、コルまで雪は続いていた。夏道で井戸岳と赤倉岳Atし、登行した沢型をco.1380まで滑走。楽しくなったので登り返し、赤倉岳東尾根も頂いた。
ぼちぼち楽しんだので、次は大岳。斜上するように東面を登っていると、ツアー客と鉢合わせた。そういう時間か。ツアー団体を追い越してシールを外して小岳へのコルへ滑り込んだ。ガーミンGPSではコル付近に「八甲田山」のPeak表示があり、何かあるかと探してみたが、木があるだけで特別なものは見当たらなかった。
左写真:気を取り直して大岳をぐるっと回り込んで南面を少し登り、co.1400付近から先の様子を見てみた。硫黄岳Peak東に大クラック、硫黄岳北コルの東面にもクラックがあった。滑走時には注意しよう。
せっかくなので1338ポコにも寄ってみた。酸ヶ湯への竹ポールがあり、朝準備していた人はここを登ったのだろう。1338から2〜3ターン滑り、ブッシュを巻くように小屋へ向かった。
硫黄岳への登りは数多くのトレースがあり、直登や大きくジグを切る人等様々。硫黄岳からはクラックを避けつつ東面を一本頂いた。この時間になると少しwetな感じだった。睡蓮沼のバスの時間に少し余裕がありそうだったので、14:45をlimitとして硫黄岳南面を登り返した。co.1250付近で時間切れとなり、シールを外して下山スキーとした。Co.1050付近県境東側の平坦地あたりは雪がなく、少しずらしてコンパスを切って下った。途中から竹ポールに合流したが、水連沼手前co.1020〜1030あたりで大きくトラバースするようなルートどりだった。平坦地は総じてストップスノーで、急いで歩いてバス予定時間ギリギリに水連沼へ下山した。幸いにして?バスが遅れていたので荷物整理する時間があった。この時間のバスは込み合い、通路シートに座るほどだった。
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