快晴!!-青と白の乗鞍岳
- GPS
- 07:38
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,506m
- 下り
- 1,488m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国民休暇村前の駐車場を利用(30-40台ぐらいか) 少し下にスキー場の駐車場もあり。こっちはもっと広くてトイレあり。 スキー場の営業は終了しているのでリフトには乗れません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
休暇村からずっと雪道を歩きます。 まずはスキー場を歩きますが、除雪済みの林道とゲレンデは雪の壁になっており、高いところで2m以上の段差になっています。 位ヶ原山荘との分岐を過ぎた後は、肩の小屋経由ではなく、剣ヶ峰に向かって直登しました。 この直登ルートは上に行くに従い、雪面がカリカリに凍っていきます。 ツルッと滑って転ぶと、かなりの高度を滑落しそうでした。 一瞬滑落しそうになりました。 肩の小屋から剣ヶ峰に向かうほうが風も弱く、雪面も程ほどの固さで歩きやすいでしょう。 肩の小屋経由で登っている人の方が多そうでした。 下山時は位ヶ原山荘分岐以下で、雪がジャリジャリになっていました。 |
写真
感想
今シーズン行きたいと思っていた乗鞍岳。
休みと天気と気分がなかなか合いませんでした。
ようやく3つが合わさったと思ったら、スキー場は営業終了しており、休暇村から歩くことになりました。
結果、これがなかなか良かったです。
リフト終点までは歩いて約1時間ぐらいでした。
これぐらいならば歩く距離として許容範囲だし、リフトの営業を待たずに早い時間に出発できるし、スキーを楽しんでいる人達の邪魔にならないように、隅っこをコソコソ、トボトボ歩くことありません。
天気はとにかく快晴で、真っ白い雪と真っ青な空を終始堪能できました。
もう4月なので、踏み抜きを心配してスノーシューを持っていきましたが、雪の状態は思った以上に良く、出番はありませんでした(位ヶ原山荘分岐でデポしました)。
下山時もジャリジャリになってきていましたが、踏み抜くようなことはありませんでした。
山頂へは肩の小屋経由と、直登とどちにしようかと思いましたが、折角の積雪期ですからやっぱり直登です。
直登ルートはカッチカチのツルツルだったという他の方の記録を呼んでいましたが、登り始めはアイゼンが程よく聞く程度でした。
斜度としては結構な急坂なのでキツイですが、恐さを感じることはありませんでした。
風も強いけれど、よろめくことすらありませんでした。
急坂は一旦緩やかになり、その後最後の急坂になります。
この辺りから山頂に向けて、足元の雪が徐々に固くなり、アイゼンの歯の刺さりが甘くなってきます。
風も「強いけれど大した事無い」から、「時折よろめくぐらい」になり、最後は「耐風姿勢で停まる」事も。
こんなところで、転んだら滑落間違いなしな状況なので、最後の急坂はかなり緊張しました。
かなり神経を使って歩いてきましたが、風で少しよろめいた時に、アイゼンをスパッツに引っ掛け軽く転んでしまいました。
その瞬間に、ツルッと滑る感覚が。
咄嗟にピッケルを使って止めることが出来ましたが、かなりヒヤッとしました。
万一の際にはピッケルによる制動も大事ですが、本来は転ばないことが一番です。
山頂も強風が吹いていますが、社の裏は風を避けれてとっても穏やか。
陽も当たりぽかぽかなので、ココでしばらく休憩しながら大展望を堪能します。
南北中央アルプス、御嶽、白山など、真っ青な空の下、遮るもののない展望に大満足です。
下山は蚕玉岳方面へ。
雪の状態と風を大分心配しましたが、こちらは大した事は無く安心して下れました。
滑れるところはヒップそりで滑りながら下山。
今シーズンの雪山もほとんど終了でしょうか。
ゴールデンウィークにも楽しめるかな。
雪があっても無くても、安全に下山できるよう十分に注意して楽しみたいです。
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