孫太尾根から藤原岳

2014年04月12日(土) [日帰り]

• GPS: 07:44
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,152m
• 下り: 1,142m

コースタイム

8:15孫太尾根登山口-8:30神武祠跡-9:00丸山（休憩）9:15-10:10多志田山-10:20県境分岐-10:40藤原岳展望台（休憩）11:00-11:15県境分岐-迷い尾根-13:00治田峠-13:10中尾地蔵-13:55日岡稲荷-14:40青川峡CP

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

　孫太尾根分岐から治田峠までの間ルート（特に迷い尾根付近）が非常に不明確になっている。青川峡CPから治田峠に至る林道と登山道が大雨による土石流等で崩壊し、復旧工事を行うため通行止めになっている。これにより、藤原岳から竜ヶ岳までの稜線上のルートの利用者が少なくなり、踏み跡も消えつつあるようである。地形図（1/25000）とコンパス又はGPSは必携である。

写真

水源地横を通っていく。

神武祠跡

山桜が見ごろである。

丸山直下からの遠景

眼下の集落

丸山から遠景

多志田山（左）と藤原岳（右）

知らない花

孫太尾根上で最も大きな木

孫太尾根上で最も大きな木の先

藤原岳の山腹に残雪

遠足尾根

多志田山のピーク

藤原岳の展望台

孫太尾根と県境分岐

山頂直下で福寿草が咲いていた。

竜ヶ岳

藤原岳展望台。たくさんの登山者で賑わっていた。

竜ヶ岳にも残雪

藤原岳山頂部と奥に養老山地（二之瀬峠あたり）

再び孫太尾根と県境分岐

分岐から治田峠へ至るルートの一部が崩落している。

山腹から稜線上へ至り振り返る。

県境尾根から多志田山

遠足尾根

迷い尾根から天狗岩

迷い尾根から竜ヶ岳

ようやく治田峠へ。予定どおり静ケ岳を経て遠足尾根から下るかこのまま新町谷経て青川峡CP下山するかしばし思案する。

中尾地蔵。かつてあったはずの建屋がない。

すぐそばに倒れている。

尾根を下り青川本流へ

青川上流部も荒れている。かつてのルートはほぼ消えている。土地勘と地図がないと非常に危険である。

日岡稲荷のやや上の住居跡

日岡稲荷

素掘りのトンネルがあったと思われるところも、大量の土石に埋まっている。

日岡稲荷方向

感想

biglog

今回、迷い尾根付近でルートを見失い、元のルートへもどるために時間と体力を消耗したので、止む無く、治田峠から青川峡CPへと降りたが、中尾地蔵から青川本流に至るルートもほぼ消えていた。かつての記憶を頼りにルートを探しながらの下山となった。
　青川本流の上流域も周辺の山腹から崩落した土石が堆積し、日岡稲荷付近を除き、かつての面影はほぼ消えていた。なお、日岡稲荷一帯は江戸時代に鉱山労働者の住居があったとのことであるが、この付近は土石流の被害を受けていなかった。ここを居住場所とした先人の知恵にただただ驚くばかりである。