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Yamareco

記録ID: 429056
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

晴天の谷川岳(西黒尾根から)

2014年04月13日(日) [日帰り]
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nukaboshi その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:35
距離
8.4km
登り
1,405m
下り
831m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:55ベースプラザ-6:25鉄塔6:35-7:08小ピーク(1140m)7:13-8:31ラクダの背8:36-10:07トマの耳10:18-10:30オキの耳11:20-11:35肩の小屋-12:30天神平
天候 ほぼ快晴
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天神平ベースプラザ(一日1000円)
早朝は無人のため帰りに支払います。
コース状況/
危険箇所等
この時期は刻々と雪の状態が変化するので現時点での情報はあまり役に立たないと思います。
といっても、現時点での注意点として、
●登山口〜鉄塔
自由にルートとれます。ほぼ直登するルートと東側から登っていくルートに分かれる感じです。現時点では東側からからんで登っていくルートの方が登りやすいと思います。
私たちは直登で登りましたが途中岩混じりのヤブこぎしたりと良い感じではありませんでした。もう少しすると夏道で行けるかもしれません。
●鉄塔〜小ピーク
快適な雪の斜面です。時々夏道も利用できますが、相方がアイゼンを付けていたので雪道から登りました。
●小ピーク〜ラクダのコブ
上部はやや急な雪面となりますがここもキックステップで快適に登れます。
●ラクダのコブ〜ラクダの背
ここからはピッケル必須です。
鎖は一部露出しています。まだ雪に埋もれているのでコブの起伏が少なく感じます。
ここからアイゼンを装着しましたが、アイゼンの必要性はそれほど感じませんでした。
●ラクダの背〜ザンゲ岩
ラクダのコルからの急斜面が西黒尾根の核心部だと思いますが、すでに岩場が露出しているのであまり緊張感なく通過できました。雪面には所どころクラックが走ってますので早朝の気温の低い時間帯の通過が望ましいと思います。
その上部の雪庇帯は踏み抜きだけ注意すれば問題ないでしょう。
●ザンゲ岩〜頂上周辺
雪山ハイキング状態です。

谷川岳ロープウェイ駅ベースプラザをスタート。
登山口はもう雪解けの景色ですね。
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谷川岳ロープウェイ駅ベースプラザをスタート。
登山口はもう雪解けの景色ですね。
とはいえ、登山道はまだ雪道が続きます。
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とはいえ、登山道はまだ雪道が続きます。
標高1140mの小ピークからの景色
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標高1140mの小ピークからの景色
白毛門方面
ラクダのコブ最初の鎖場は、下部が雪に埋まっていて容易に通過
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ラクダのコブ最初の鎖場は、下部が雪に埋まっていて容易に通過
快適なコブの通過
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快適なコブの通過
ラクダの背付近を歩く登山者が見えます
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ラクダの背付近を歩く登山者が見えます
ラクダの背からの谷川岳です
ラクダの背からの谷川岳です
ラクダのコルからの急斜面は、すでに岩場が露出しています。
ラクダのコルからの急斜面は、すでに岩場が露出しています。
その岩場伝いに先行の登山者が登っています。
その岩場伝いに先行の登山者が登っています。
急斜面を登りきると雪庇帯が続きます。
ここの通過は容易です。
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急斜面を登りきると雪庇帯が続きます。
ここの通過は容易です。
快適な斜面がザンゲ岩まで続きます
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快適な斜面がザンゲ岩まで続きます
こんな感じのところを通過してきました
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こんな感じのところを通過してきました
ザンゲ岩横の急斜面を登りきれば西黒尾根の核心部は終了です
ザンゲ岩横の急斜面を登りきれば西黒尾根の核心部は終了です
あとはなだらかな斜面が頂上まで続きます
あとはなだらかな斜面が頂上まで続きます
ケルンで天神尾根コースと合流です
ケルンで天神尾根コースと合流です
トマの耳頂上
そしてオキの耳に行きます
そしてオキの耳に行きます
平標山まで稜線は続きます
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平標山まで稜線は続きます
オキの耳直下
オキの耳で記念写真
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オキの耳で記念写真
ついでに奥の院まで行ってみました。
芝倉沢を滑るだろうスキーヤーが2〜30人、ボーダーが数人通過していきました。
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ついでに奥の院まで行ってみました。
芝倉沢を滑るだろうスキーヤーが2〜30人、ボーダーが数人通過していきました。
あまりに穏やかなので奥の院の岩場で昼食にしました。
一ノ倉沢の絶景を眺める特等席です(^-^)/
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あまりに穏やかなので奥の院の岩場で昼食にしました。
一ノ倉沢の絶景を眺める特等席です(^-^)/
こちらトマの耳
トマの耳に立つ登山者はまったく途切れません
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トマの耳に立つ登山者はまったく途切れません
下山は天神尾根です。
まだまだ登ってきますよ。
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下山は天神尾根です。
まだまだ登ってきますよ。
これは下から見上げた構図
これは下から見上げた構図
避難小屋はまだ屋根まで埋もれています。
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避難小屋はまだ屋根まで埋もれています。
天神尾根コース全景
天神尾根コース全景
最後に谷川岳全景
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最後に谷川岳全景
天神平スキー場

感想


今年2回目の西黒尾根からの谷川岳です。
谷川岳3000回のおじさんじゃないですけど、谷川岳は私のホームグランドですので、欲を言えば毎月登りたいと思っています。コースだって色々選べますし、四季折々の環境の変化も大きく、充実した山行が楽しめるのがいいですねえ〜

そんな谷川岳もようやく春の気配が
登山口付近の雪もだいぶ少なくなりそろそろ夏道も姿を現しそうです。
尾根のコースも全体的には雪の上を登っていきますがその北側には夏道が露出してたりします。
ラクダのコブも岩場の上部は鎖が露出してきました。このラクダのコブの通過はかなり容易に感じましたね。

西黒尾根の核心部はラクダのコル上の急斜面でしょうか。
ここの雪の状態で難易度はだいぶ違ってくるわけですが、今の季節は雪が締まっていて快適に登れる反面、滑落には十分注意しなければならないと思います。
その急斜面も途中に岩場が露出してきました。所どころにクラックが走ってますので早朝の気温の低い時に登るほうが精神的に楽だと思います。

まだ5月連休過ぎまでは残雪期の谷川岳を楽しむことができると思います。





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コメント

おかえりなさ~い(*^_^*)
早速、谷川岳へ行ってらっしゃったんですね(*^_^*)
まだ雪が沢山あるんですね。まだまだ雪山ですね。

奥の院とかあるんですか。知りませんでした。
コースも2つ位しかないんだと思ってましたけど、色々楽しめるんですね。レベルに応じて、、、なのかもしれませんが(^_^;)
この時期、雪崩れとかもおきたりするんでしょうか?
雪山、技術が色々必要そうですね。
5年後…位を目標に、雪の谷川岳行けるようになりたいな~(^_^ゞ
雪が無くなったら僕も行ってみたいと思います(^_^;)
2014/4/15 21:49
Re: おかえりなさ~い(*^_^*)
天神尾根からならもう手軽に登れると思います。
尾根ルートなので雪崩の心配もないですし、登山者もたくさん登っているので安心感もあります。
残雪期に一度登ってみてはいかがでしょう。

5月連休過ぎくらいまではまだ残雪の春山を楽しめそうですよ。
2014/4/16 18:06
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技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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