塩見岳〜北岳縦走 MTB（百名山��3〜5）

2007年08月15日(水) ~ 2007年08月19日(日)

• GPS: 312:00
• 距離: 129km
• 登り: 6,036m
• 下り: 6,392m

コースタイム

GPS受信機導入前のため、山行記録を基にルートを再現。

アクセス

利用交通機関：

電車 自転車

行き　JR伊那大島駅
帰り　JR見延駅

コース状況／危険箇所等

山サイ難易度E（A易→F難）

その他周辺情報

8/15宿泊　エコ山荘洸風荘
8/16宿泊　塩見小屋
8/17宿泊　熊ノ平小屋
8/18宿泊　北岳肩ノ小屋

写真

8/16 10:39

■名称：三伏山（さんぷくやま）
■標高：2615m
■所在地：長野県大鹿村・静岡県静岡市
■登頂日：2007.08.16
日本一標高の高い峠である三伏峠を少し超えた所にある。

8/16 11:38

■名称：本谷山（ほんたにやま）
■標高：2658m
■所在地：長野県大鹿村・長野県伊那市・静岡県静岡市
■登頂日：2007.08.16
三伏峠と塩見小屋の中間にあり、塩見岳の展望が開ける。三等三角点。

8/17 6:39

■名称：塩見岳（しおみだけ）
■標高：3052m
■所在地：長野県伊那市・静岡県静岡市
■登頂日：2007.08.17
■百名山
日本第15の高峰（主峰の西峰は標高3047m）。塩見小屋から天狗岩を巻き、西峰直前の険しい岩壁を超えて到達する。二等三角点。

8/17 8:32

■名称：北荒川岳（きたあらかわだけ）
■標高：2698m
■所在地：長野県伊那市・静岡県静岡市
■登頂日：2007.08.17
日本第91の高峰。塩見岳〜間ノ岳の縦走路にある。南斜面に大崩壊地を有する。写真は山頂ではなく、背景の左ピークが山頂、右ピークは独標2719m。三等三角点。

8/17 11:25

■名称：安倍荒倉岳（あべあらくらだけ）
■標高：2693m
■所在地：長野県伊那市・静岡県静岡市
■登頂日：2007.08.17
日本第93の高峰。塩見岳〜間ノ岳の縦走路にある。写真は山頂ではなく、少し手前の独標2658mより間ノ岳と西農鳥岳を眺める。三等三角点。

8/18 7:00

■名称：三峰岳（みぶだけ）
■標高：2999m
■所在地：長野県伊那市・静岡県静岡市・山梨県南アルプス市
■登頂日：2007.08.18
名前の通り、三方からの峰が交わり、三県の県境となる。標高差190mの間ノ岳を目前に控える。

8/18 8:14

■名称：間ノ岳（あいのだけ）
■標高：3189m
■所在地：静岡県静岡市・山梨県南アルプス市・山梨県早川市
■登頂日：2007.08.18
■百名山
日本第4の高峰。3000m級の峰が連なる白峰三山（北岳・間ノ岳・農鳥岳）の中央に位置する。静岡県（静岡市）最北端。三等三角点。

8/18 9:44

■名称：中白根山（なかしらねさん）
■標高：3055m
■所在地：山梨県南アルプス市
■登頂日：2007.08.18
間ノ岳と北岳の間にある3000m級の小ピーク。

8/18 12:42

■名称：北岳（きただけ）
■標高：3193m
■所在地：山梨県南アルプス市
■登頂日：2007.08.18
■百名山
日本第2の高峰。深田久弥が「哲人的」と称した山容。豊富な高山植物、バットレスの大岩壁、大樺沢の雪渓を有し、槍・穂高に次ぐ人気。三等三角点。

8/19 5:09

北岳肩ノ小屋からの雲海

撮影機器：

910SH SHARP

Canon PowerShot G7 Canon

感想

チャリ1000

●山行記録はこちらです。『自転車山岳縦走』
http://rk77273.web.fc2.com/minamialps.html

●エコ山荘洸風荘について
2007年8月、自転車で南アルプスを縦走するために、登山口から最も近い場所にあるこの民宿に泊まった。
運悪くここへ来るまでに自転車がパンクしてしまうが、通常のパンク修理セットでは修理できないバルブ根元の破断だったため、鳥倉林道の途中から民宿まで自転車を押して歩いた。
ここで好奇心旺盛な民宿の主人に協力してもらって、ちぎれたバルブの応急処置を試行錯誤しながら施し、何とか翌日以降の三日間、広河原へ下山するまで持たせることができた。
奥さんの話によると、夫婦で関東から移住して民宿を営んでおられてまだ日が浅く、詳しくは書けないが色々と閉鎖的な地域なようで、役場や村民からの嫌がらせを受けているとのことで苦労されていた。
ここで自転車の修理を手伝ってもらえなければどうすることもできなかったので（MTB用のチューブを扱っている一番近い店が愛知県だった）、この宿には本当に感謝している。

●塩見小屋について
2007年8月。初めて山小屋というものに泊まるので、何もかも斬新である。受付を済ませ水を買った。持ち帰り用の携帯トイレ（大）の袋を渡されたが、結局使わなかった。こんな山奥なので贅沢をいうつもりはないが、食事は消費したカロリーに比べずいぶん量が少なかった。6畳の狭い別棟の小屋に15人が泊まることになり、非常に暑苦しくて熟睡できなかった。これだけ標高が高いのに蚊も飛んでいる。隣の建物はここよりもっと広いにもかかわらず、取材にきていたNHKのスタッフがたった6人で貸切って使っていた。誰かが不平をこぼしていた。みな寝静まった後も、隣の建物からは楽しげに談笑する声が響いていた。