八王子城跡ー主殿と本丸と「桑都はちはく」
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 303m
- 下り
- 295m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
午前中、西新宿の病院の診察のあと八王子城を訪問、その前に八王子市郷土資料館が廃止され駅前のスカイタワービルの中に「桑都日本遺産センター八王子博物館(はちはく)」というものがオープンして、八王子城の最新発掘調査出土品の展示もあるというので立ち寄った。
そのコンセプトは都内唯一の日本遺産指定の高尾山とかつての養蚕絹織物の一大産地としての八王子をメインとして郷土の考古歴史資料の展示を行うものだが、駅にはその存在を示す案内もなく店員に聞いても分からず、HPで南口のスカイタワーの中にあると分かり何とか探し当てた。作りはややちゃちだがもう少し案内板なり出すべきだろう。
展示は最近の主殿関連の発掘調査での出土品の陶磁器やカワラケなどが主で、その他常設展示ブースで話題になったマキビシなどの展示もあった。他には千人同心関係や養蚕関係や、高尾山などのメイン展示のほかに市内の縄文土器や度鈴付きの土偶などの先史考古資料もある。最新発掘調査の陶磁器に輸入陶磁器があまりなかったのは意外だったが八王子城のガイダンス館では輸入陶磁器が多いと説明されていた。たまたま今回の出土品の中には預入陶磁器が少なかったのだろう。
資料をいくつかの購入し、高尾駅に向かう。高尾駅北口からバスで霊園、八王子城入口バス停で下車、まずガイダンス館に向かう。途中北条氏康と家臣団の墓に立ち寄る。ここでは八王子城に関する史料や解説のほかに出土品の陶磁器やカワラケ、などが展示されている。
次に今日のメインの主殿跡に向かう。数年前にここに来たときは主殿にはよらずに八王子城から奥高尾縦走コースを歩いた。今回は主殿からそのまま尾根を進んで駒木野方面に下る計画だったが主殿から尾根に乗るコースが、見当たらず立ち入り禁止になっており、諦めて戻って八王子城の本丸方面まで歩くことにした。
主殿方面への道は良く整備されているが、曳き橋は維持敷の遺構は発見されたものの橋がどのようにかけられていたかは不明で現代技術で作られていた。主殿ほかなり広い平坦地に多くの建物の礎石などの遺構が残されていただけでなく、当時の石垣がかなり良く残されていたことが分かったようだ。発掘後に復元整備されている。この先は進めそうもないため戻って八王子城本丸を目指した。気温は20度を越えかなり蒸し暑くなったが水分を補給しながら何とか本丸まで耐えた。
八王子駅前に新設された「桑都 日本遺産八王子博物館」を出て、高尾駅に向かい、北口からバスで霊園、八王子城入口バス停で下車、まずガイダンス館に向かう。途中北条氏照と家臣団の墓に立ち寄る。手前の大きな墓石が氏照のものなのだろうか?
北条氏照の墓:北条氏照の家臣であった中山家範の孫の中山信治が氏照の100回忌に際し、供養塔を造立したものです。両脇に中山家範と信治の墓があります(八王子市HP)。
ガイダンス館では八王子城に関する史料や解説のほかに出土品の陶磁器やカワラケ、などが展示されている。
次に今日のメインの主殿跡に向かう。数年前にここに来たときは主殿にはよらずに八王子城から奥高尾縦走コースを歩いた。今回は主殿からそのまま尾根を進んで駒木野方面に下る計画だったが主殿から尾根に乗るコースが、見当たらず立ち入り禁止になっており、諦めて戻って八王子城の本丸方面まで歩くことにした。
主殿方面への道は良く整備されているが、曳き橋は維持敷の遺構は発見されたものの橋がどのようにかけられていたかは不明で現代技術で作られていた。主殿ほかなり広い平坦地に多くの建物の礎石などの遺構が残されていただけでなく、当時の石垣がかなり良く残されていたことが分かったようだ。発掘後に復元整備されている。この先は進めそうもないため戻って八王子城本丸を目指した。気温は20度を越えかなり蒸し暑くなったが水分を補給しながら何とか本丸まで耐えた。
途中、「金子丸」という八王子城の攻防時に金子家重が守っていた曲輪らしい。コースは曲輪の真ん中を切っているように見え、脇にもともとの古道があるように思える。下の道に対して三段構えの曲輪から攻撃したのだ。
本丸の前に八王子神社があり、かなり古そうな神社で少なくとも八王子城より古いようで都の旧跡に指定されている。
八王子市「HPによれば、「「八王子」という地名は、全国に分布しています。それは、牛頭天王(ごずてんのう)と8人の王子(八王子)をまつる信仰の広がりの中で、八王子神社や八王子権現社(ごんげんしゃ)が建立され、地域の信仰を集め始めるとともに、地名として定着していったからです。もちろん、私たちの八王子の起源も、ここにあります。今、八王子城にある八王子神社がそれです。」、とある。
八王子神社からさらに急な階段を登ってしばらく急登を続けるとついに本丸に出る。ここには八王子城址の石碑とお堂が立っているだけだ。今日は早めに帰宅したいので、ここから一気に下って最初のバス停まで戻った。
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