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記録ID: 430821
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ハイキング
奥多摩・高尾

奥多摩をプチ縦走。御岳山〜大岳山〜鋸山(花と新緑が眩しい尾根歩き。)

2014年04月19日(土) [日帰り]
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GPS
06:42
距離
15.6km
登り
1,413m
下り
1,311m

コースタイム

8:18 御嶽駅
8:57 滝本(ケーブル駅)
9:55 御嶽神社 (休憩) 〜10:05
11:10 大岳神社
11:29 大岳山頂上 (昼食) 〜12:00
13:11 鋸山
14:35 愛宕山
15:00 奥多摩駅
天候 ずっと曇・・・
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
青梅線 御嶽駅から。
コース状況/
危険箇所等
◆道の状況
 ・積雪は全くありません
 ・岩場が多く、濡れていたりすると少し滑りやすいです。
 ・鋸尾根は丸太の階段が新しく設置されているようです。安全

◆危険箇所
 ・ 大岳山頂上前後、鋸尾根の一部で露岩の昇り降りがあり、滑落注意です
 ・ 鋸尾根で、道幅の狭い巻道の一部が崩落しかかっていました。
御嶽駅で下りる人のほとんどがヤマ装備。御岳山や高水三山の玄関口ですからね。
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御嶽駅で下りる人のほとんどがヤマ装備。御岳山や高水三山の玄関口ですからね。
一般的にはバスで向かいますが、今日は歩いて登ります。もちろん自分以外にそんな登山者はいません。
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一般的にはバスで向かいますが、今日は歩いて登ります。もちろん自分以外にそんな登山者はいません。
道すがら花を眺めたり。桜はまだ咲いていました。
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道すがら花を眺めたり。桜はまだ咲いていました。
赤い鳥居をくぐっていよいよ御岳山方向へ。
赤い鳥居をくぐっていよいよ御岳山方向へ。
不思議な木です。一本の木でありながら咲いている花は白とピンクの2色。すごく華やか
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不思議な木です。一本の木でありながら咲いている花は白とピンクの2色。すごく華やか
ケーブルの起点。滝本駅に到着。乗車待ちの行列は建物の外にまで延びてますね。
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ケーブルの起点。滝本駅に到着。乗車待ちの行列は建物の外にまで延びてますね。
歩いて参道を登っていきます。舗装されていますがなかなか傾斜は厳しく、汗だくになるくらい。
歩いて参道を登っていきます。舗装されていますがなかなか傾斜は厳しく、汗だくになるくらい。
ケーブルのレールの下をくぐって登ります。
ケーブルのレールの下をくぐって登ります。
民宿街の中に溶け込んで気付きにくい神代欅。
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民宿街の中に溶け込んで気付きにくい神代欅。
ようやく御岳神社に到着です。
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ようやく御岳神社に到着です。
御岳神社の狛犬は妙に濃い顔をしています。
御岳神社の狛犬は妙に濃い顔をしています。
裏手に回って奥の方。大口真神社(おほぐちまがみ)の社の横に山頂柱があります。
裏手に回って奥の方。大口真神社(おほぐちまがみ)の社の横に山頂柱があります。
大口真神社の狛犬は、白狼である祭神に合わせて狼です。カッコいいけど表情がコワすぎです。
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大口真神社の狛犬は、白狼である祭神に合わせて狼です。カッコいいけど表情がコワすぎです。
大岳山へ向かう途中。ちょっとだけ残雪を発見。ここのところ雪山の機会が多かったのでこんなに雪がない山は久しぶりです。
大岳山へ向かう途中。ちょっとだけ残雪を発見。ここのところ雪山の機会が多かったのでこんなに雪がない山は久しぶりです。
大岳山は岩場の多い山です。
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大岳山は岩場の多い山です。
大岳山荘。休業中とのことですが建物がボロボロでリフォームしないと再開は難しいような印象。
大岳山荘。休業中とのことですが建物がボロボロでリフォームしないと再開は難しいような印象。
登山ルート中に大岳神社があります。
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登山ルート中に大岳神社があります。
大岳神社の狛犬は、魚に足と耳が生えたような、なんだかよく分からない生き物でした。
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大岳神社の狛犬は、魚に足と耳が生えたような、なんだかよく分からない生き物でした。
山頂に近づくにつれ険しくなる岩場を乗り越え、
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山頂に近づくにつれ険しくなる岩場を乗り越え、
乗り越え・・・
山頂に到着!天気がよければ富士山も見えるらしいのですが今回も残念な状態に。山頂は腰を下ろす場所に困るほど、たくさんの人が休憩していました。
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山頂に到着!天気がよければ富士山も見えるらしいのですが今回も残念な状態に。山頂は腰を下ろす場所に困るほど、たくさんの人が休憩していました。
鋸尾根を行きます。こちらのルートは人が段違いに少ないので、マイペースに進めます。
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鋸尾根を行きます。こちらのルートは人が段違いに少ないので、マイペースに進めます。
そこらじゅうにアセビが生えています。ちょうど花が咲く時期だったのでお得な気分に。
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そこらじゅうにアセビが生えています。ちょうど花が咲く時期だったのでお得な気分に。
ちょっと霧っぽい雰囲気も含めて、さわやかな森林浴のような気分に。
ちょっと霧っぽい雰囲気も含めて、さわやかな森林浴のような気分に。
なお、登山道が一部くずれている箇所もありました。滑落するような傾斜じゃないけども。
なお、登山道が一部くずれている箇所もありました。滑落するような傾斜じゃないけども。
御前山への分岐。行ってみたい気にもなりますが、往復の所要3時間ですから今回はパスします。
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御前山への分岐。行ってみたい気にもなりますが、往復の所要3時間ですから今回はパスします。
鋸山頂上。眺望は木々に阻まれてほとんど見えません。
鋸山頂上。眺望は木々に阻まれてほとんど見えません。
鋸尾根については、ところどころで登山道整備がなされていました。
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鋸尾根については、ところどころで登山道整備がなされていました。
このエリアでちょくちょく見かけるピンクの花。見つけるとちょっと嬉しい。おそらくミツバツツジかと思います。
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このエリアでちょくちょく見かけるピンクの花。見つけるとちょっと嬉しい。おそらくミツバツツジかと思います。
明らかに異色の存在が混じっていました。この状態になった経緯、ちょっと気になりますね。
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明らかに異色の存在が混じっていました。この状態になった経緯、ちょっと気になりますね。
鋸尾根にも岩場のアップダウンが少々。
鋸尾根にも岩場のアップダウンが少々。
無名ピーク?には対象が天狗らしい祠が。
無名ピーク?には対象が天狗らしい祠が。
愛宕神社まで来ればあと少し。
愛宕神社まで来ればあと少し。
愛宕神社の狛犬は表情がちょっとコミカルです。
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愛宕神社の狛犬は表情がちょっとコミカルです。
急な石段、全部で187段!上から見ると滑り台のようです。
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急な石段、全部で187段!上から見ると滑り台のようです。
種類は分かりませんでしたが、黄色の花などもあちこち咲いていました。
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種類は分かりませんでしたが、黄色の花などもあちこち咲いていました。
登山道終了。あとは車道に沿って駅まで向かいます。
登山道終了。あとは車道に沿って駅まで向かいます。
ゴールの奥多摩駅。終点駅にしてはこじんまりとした落ち着いた駅でした。
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ゴールの奥多摩駅。終点駅にしてはこじんまりとした落ち着いた駅でした。

感想

去年の夏に一度登ったことのある山ですが、季節を変えてもう一度行ってみる事にしました。
あの時はまだ山歩きを始めたばかりでしたからね、あれから山行を重ねてどのくらい山に慣れたか実感できればいいなあという期待も込めて。たしかあの時は下山の足の使い方が雑だったので、案の定膝を痛めてしまって足を引き摺るように下りてきたんですよね・・・

前回のコースをそのままなぞっても面白みに欠けるので大岳山からは鋸尾根伝いに奥多摩駅まで歩くことにして、ついでに駅から駅まで全部歩くことにしよう!と思い立ちました。具体的には、御嶽駅から滝本駅までのバス&滝本駅から御岳山駅間のケーブルカーを使わないで歩くということです。

早朝というにはちょっと遅い朝8時、御嶽駅から吐き出される乗客の登山者率は10割と言って過言ではないほど。一部は高水三山へ向かうようですが御岳山方面へ向かう人々はバス停で列をつくっています。歩いて向かうつもりの私は悠々とバス停に背を向け、交通機関に頼らず登るという自己満足に浸ります。ただバスに当然のごとく追い抜かれる際に、車内から見下ろされながら「あの人、何やってるんだろう」と不審がられたのでは?と不安にも思ったり。まあ、途中の道端の花などゆっくり見られたので良しとしましょう。

滝本駅からは鳥居をくぐって参道を登っていきます。この道、アスファルト舗装されているので歩行に不便はないのですが急傾斜の九十九折の連続で、しかも思いのほか気温が高いため心拍数が急上昇。体が汗ばみ額からも汗が滴るような事態に至って「そうか、もう春なんだな」と変なところで改めて季節を感じた次第。

御岳山の民宿街に飛び出し、ようやくケーブルカールートと合流。バス+ケーブルで20分かそこらで達するところを1時間半近くかけたわけで、ある意味贅沢な時間の使い方です。御岳山で、前回は山頂標を見落としていたのでそれを探しに本殿の裏へ。狐のようなカッコいい狛犬に目を奪われつつも登頂達成です。

続いての大岳山に向かうルートは見覚えのあるルート、雪も消え夏と変わらない山道になっていました。前回はおっかなびっくりだった岩場の通過に余裕ができていたのは成長の証のようで少し嬉しかったり。山頂に着く頃には晴れてくれないかなと願いながらも、またも叶わなかったのは残念なポイントです。未だ大岳山からの景色を見たことがありません。大岳山の頂上にはたくさんの人が昼食のため荷物を下ろしており、ちょっとした混雑の様相。そう、混んでいるのはわかるのです。・・・ただ個人的には山頂標の前や真後ろは空けておく配慮は欲しいなと思ったり。

大岳山からの鋸尾根は人もかなり減って、うっすら遠方は霧がかかっていたりして山奥の印象が強くなります。ところどころアップダウンや岩がありますが難所といえるほどではなく、無心に距離を稼ぎます。道中は非常に多く生えているアセビ、時折り見えるミツバツツジのピンクの花などが楽しめました。
途中、測量用の器具や土木道具を背負った職人さんと見られる一団とすれ違いました。その直後に登山道の丸太やらが真新しくなってまして、その時になってどうやら登山道の整備を行っている方々だったんだと気付きました。お礼のひとつも言えれば良かったなあ。

展望が一切ない鋸山を通過し、ちょっとスリリングな岩場を乗り越えたあと愛宕神社のある愛宕山を下りたら登山道は終了。奥多摩駅までは舗装路で数分です。下山後は、奥多摩駅から歩いて10分の「もえぎの湯」で汗を流して帰途に着きました。

今回、以前のように足を痛めることもなくバテずに最後まで歩けたこと、岩場など安定して通過できたことなど成長を感じられたのは収穫でした。同じ山に2度3度登るというと、挑戦とか冒険といった魅力は少ない気がしていましたがこういう点での達成感が得られて良いものですね。

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