奥多摩をプチ縦走。御岳山〜大岳山〜鋸山(花と新緑が眩しい尾根歩き。)
- GPS
- 06:42
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,413m
- 下り
- 1,311m
コースタイム
8:57 滝本(ケーブル駅)
9:55 御嶽神社 (休憩) 〜10:05
11:10 大岳神社
11:29 大岳山頂上 (昼食) 〜12:00
13:11 鋸山
14:35 愛宕山
15:00 奥多摩駅
天候 | ずっと曇・・・ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・積雪は全くありません ・岩場が多く、濡れていたりすると少し滑りやすいです。 ・鋸尾根は丸太の階段が新しく設置されているようです。安全 ◆危険箇所 ・ 大岳山頂上前後、鋸尾根の一部で露岩の昇り降りがあり、滑落注意です ・ 鋸尾根で、道幅の狭い巻道の一部が崩落しかかっていました。 |
写真
感想
去年の夏に一度登ったことのある山ですが、季節を変えてもう一度行ってみる事にしました。
あの時はまだ山歩きを始めたばかりでしたからね、あれから山行を重ねてどのくらい山に慣れたか実感できればいいなあという期待も込めて。たしかあの時は下山の足の使い方が雑だったので、案の定膝を痛めてしまって足を引き摺るように下りてきたんですよね・・・
前回のコースをそのままなぞっても面白みに欠けるので大岳山からは鋸尾根伝いに奥多摩駅まで歩くことにして、ついでに駅から駅まで全部歩くことにしよう!と思い立ちました。具体的には、御嶽駅から滝本駅までのバス&滝本駅から御岳山駅間のケーブルカーを使わないで歩くということです。
早朝というにはちょっと遅い朝8時、御嶽駅から吐き出される乗客の登山者率は10割と言って過言ではないほど。一部は高水三山へ向かうようですが御岳山方面へ向かう人々はバス停で列をつくっています。歩いて向かうつもりの私は悠々とバス停に背を向け、交通機関に頼らず登るという自己満足に浸ります。ただバスに当然のごとく追い抜かれる際に、車内から見下ろされながら「あの人、何やってるんだろう」と不審がられたのでは?と不安にも思ったり。まあ、途中の道端の花などゆっくり見られたので良しとしましょう。
滝本駅からは鳥居をくぐって参道を登っていきます。この道、アスファルト舗装されているので歩行に不便はないのですが急傾斜の九十九折の連続で、しかも思いのほか気温が高いため心拍数が急上昇。体が汗ばみ額からも汗が滴るような事態に至って「そうか、もう春なんだな」と変なところで改めて季節を感じた次第。
御岳山の民宿街に飛び出し、ようやくケーブルカールートと合流。バス+ケーブルで20分かそこらで達するところを1時間半近くかけたわけで、ある意味贅沢な時間の使い方です。御岳山で、前回は山頂標を見落としていたのでそれを探しに本殿の裏へ。狐のようなカッコいい狛犬に目を奪われつつも登頂達成です。
続いての大岳山に向かうルートは見覚えのあるルート、雪も消え夏と変わらない山道になっていました。前回はおっかなびっくりだった岩場の通過に余裕ができていたのは成長の証のようで少し嬉しかったり。山頂に着く頃には晴れてくれないかなと願いながらも、またも叶わなかったのは残念なポイントです。未だ大岳山からの景色を見たことがありません。大岳山の頂上にはたくさんの人が昼食のため荷物を下ろしており、ちょっとした混雑の様相。そう、混んでいるのはわかるのです。・・・ただ個人的には山頂標の前や真後ろは空けておく配慮は欲しいなと思ったり。
大岳山からの鋸尾根は人もかなり減って、うっすら遠方は霧がかかっていたりして山奥の印象が強くなります。ところどころアップダウンや岩がありますが難所といえるほどではなく、無心に距離を稼ぎます。道中は非常に多く生えているアセビ、時折り見えるミツバツツジのピンクの花などが楽しめました。
途中、測量用の器具や土木道具を背負った職人さんと見られる一団とすれ違いました。その直後に登山道の丸太やらが真新しくなってまして、その時になってどうやら登山道の整備を行っている方々だったんだと気付きました。お礼のひとつも言えれば良かったなあ。
展望が一切ない鋸山を通過し、ちょっとスリリングな岩場を乗り越えたあと愛宕神社のある愛宕山を下りたら登山道は終了。奥多摩駅までは舗装路で数分です。下山後は、奥多摩駅から歩いて10分の「もえぎの湯」で汗を流して帰途に着きました。
今回、以前のように足を痛めることもなくバテずに最後まで歩けたこと、岩場など安定して通過できたことなど成長を感じられたのは収穫でした。同じ山に2度3度登るというと、挑戦とか冒険といった魅力は少ない気がしていましたがこういう点での達成感が得られて良いものですね。
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