記録ID: 433351
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積雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山
伯耆大山(三鈷東谷〜ユートピア〜振子沢)
2014年04月25日(金) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:51
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 992m
- 下り
- 776m
コースタイム
天候 | 快晴 健康の森気温5℃(05:00時点 車載温度計) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鍵掛峠に一台デポ、もう一台で川床登山口へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪期の登山です。 要事前準備、地図、コンパス必携、 装備適宜。 また、 東谷分岐から東谷源頭部まではバリエーションルートです。 極めて危険、 場合によっては死亡事故を伴います。 軽い気持ちで行かれない事を願います。 \郛押租戝分岐〜東谷最深部 何度か渡渉を繰り返す。 スノーブリッジの上を歩く事も頻繁にあり、 ルート取りは慎重に行った。 (濡れるだけならまだしも、 嵌り込んだら抜け出せない様な個所も沢山あった) 時期的に落石、崩落も多く注意必要。 東谷最深部取り付き〜源頭部 落石の多い個所を避け、 ローソクの形に似た奇岩まで上がり、 トラバースして核心部に取り付いた。 途中雪が切れており、深いシュルンドが口を開けていた。 これを巻くためルートを探したが 右岸、左岸とも雪は無く、 止むなく右岸側を登ったが、 ザレていて滑り易かった。 上部は斜度が上がってくる。 転滑落、落石に最大限の注意。 振子沢分岐ポール付近〜振子沢〜地獄谷出合 所々落石が見られたが、この日は安定していた。 地獄谷出合付近は踏抜きに注意。 っ蝋谷〜鳥越峠 駒鳥小屋は経由せず、踏跡が観えた沢を直登した。(コースログ参照) 斜度はそれ程ではなかったが、 雪が切れる個所がありルート取りに注意必要。 ツ傘枡宗膳鮃の森 視界不良の際には道迷いの危険あり。 この日は好天で、その心配は無かった。 |
写真
感想
(tolchop)
3月28日にこれで今冬季最後と言って登った残雪の振子沢。
(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-421837.html)
4月16日にアンコールと称して登った「新ズリ(正面崩壊地A)」。
(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-429764.html)
これで流石に終りだと思っていた所、
ブログ「のぼったりもぐったり」の、
(http://nobomogu.blog81.fc2.com/)
「ゆー(nobomogu)」さんの誘いで「三鈷東谷」を歩く事に。
今回はアンコールのアンコール、
中々雪山登山から離れられない中毒者達の集まり3人での山行。
いつか歩いてみたいと思っていた「三鈷東谷」を歩けて大変満足でした。
非常に危険な個所はあったものの、無事下山出来何より。(本当に何よりでした)
今日も同行のお二人と大山に感謝!
それにしても、ソールの固いシューズでの
沢歩きにはフラストレーションが溜まりました。
そろそろ沢登りに移行の時期でしょうか。
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コメント
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やってみたいコースですね!羨まし~!僕ももうじき退院です。早く歩きたいです。
>TAKAさん
三鈷東谷はかなりコンディションを選ぶと思いました。
この回はちょっと遅かったようですが、
話に聞いた落石の雨は無かったのでほっとしました。
ところでようやく退院なんですね、
お疲れ様です。
まずは体力を戻して行かねばなりませんね。
レポ、満喫させていただきました。
なるほど、晴れていたらこんな風に見えるのか〜…と。
このレポを見て胸のもやもやが解消された感じです。
幻の巨岩には触れてみましたか?(笑)
あの岩から源頭までの所要時間は?
などなど、興味は尽きません。
ともかく、雪の上とは言え、3人の実力、大したもんです。
p.s.何事もなく3人無事に帰還できて何よりでした。
皆さんの実力はもちろんですが、『幸運の神』にも感謝ですね!
いろんな意味で【極】【超】危険ルートだと思います。
このレポを見て、『自分もやってみよっ!』と安易にチャレンジする方が現れないことを望みたいものですね。
スパシオ(スパクア?)さん、こんにちは。
私もレポを拝見しました。
振袖山、行かれたのですね。
(思わず「うわー、行かれた!」と叫んでしまいました 笑)
あちらもかなり困難であったろうと想像できます。
そしてルート取りに大変興味があります。
三鈷東谷ですが、
この回は好天に加え落石が殆ど無かった事が幸いしました。
3週間ほど前のとあるレポートでは酷い状態だったようです。
「幸運の神」はまさにその通りですね。
少しでも条件が噛み合わなければ
どこかで即撤退していたと思います。
同行のお二人はかなりのツワモノなので
問題はありませんでしたが、
総じてある程度の「運」は必要だと感じました。
云われる通り、「極難」であると思います。
安易に真似は...しないで頂きたいです。
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