観音峯山〜稲村ヶ岳〜山上ヶ岳〜大普賢岳(観音峯山登山口 IN 洞川温泉 OUT)テント泊


- GPS
- 13:12
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 2,649m
- 下り
- 2,616m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:31
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
往路 近鉄吉野線 下市口駅 近鉄バス 下市口駅前〜観音峰登山口 復路 近鉄バス 洞川温泉〜下市口駅前 近鉄吉野線 下市口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今宿跡〜五番関の崩落箇所は、注意が必要。 |
その他周辺情報 | 洞川温泉は、食事、温泉など充実 |
写真
感想
近鉄の洞川温泉・みたらい渓谷散策きっぷでアプローチ。
下市口駅前から8:20発のバスに乗るため、8:02着の近鉄吉野線で駅に到着したが、これが正解。
無事に座席を確保できたが、8:11着で着いた方は、立ったまま洞川温泉まで。約50分かかるのでできれば座っていきたいところです。
停車バス停は黒滝バスセンター、天川川合、以降の各バス停。
観音峯山登山口で下車し、登山スタート。
観音峯山へ
序盤は眺望もなくひたすら植林帯の九十九折が続きますが、植林帯を抜けた辺りから気持ちがいい樹林帯歩き。木漏れ日が気持ちいいです。そして、観音平展望所でぱぁっと開ける眺望が最高です。
これから目指す山々を眺め、心が躍ります。
観音峯山から稲村ヶ岳へ
眺望のない、やや残念な観音峯山を過ぎ、稲村ヶ岳を目指します。UP/DOWNはあるものの、歩きやすい道です。
稲村ヶ岳小屋は、なんだか素敵な雰囲気を醸しています。中は見てませんが、外にベンチがたくさん設置されており、木漏れ日が素敵な雰囲気を作ってるんだと思います。
小屋から稲村ヶ岳山頂までは、一部崩落箇所のトラバースは注意が必要ですが、概ね問題なし。岩盤を削って通している箇所は、「下の廊下」的でシャッターポイントかなと。
稲村ヶ岳山頂は展望台が設置されており、360度パノラマ風景を満喫。初日のゴール「小篠の宿」までの遠い道のりを確認し、に少し不安を感じました、、、
稲村宝剣を見には行ったが、パワー温存のために大日山はスルー。
稲村方へは、前を行く男女3人組がちょうど登るところで、それを見なかったらうっかり通過してしまうところでした。宝剣前では3人組さんとしばし談笑。ありがとうございました。
稲村から山上ヶ岳へ
レンゲ辻までは危険ではないが細いトラバース道を歩く。意外と利用者は少ないのか?
レンゲ辻にて、女人禁制の結界門に遭遇。大峯山寺が結界門を設置しているのでしょうか。
大峯山寺へ繋がる道の北側の五番関、南側の阿弥陀森にも同様に結界門が設置してあります。
これにより、女性は山上ヶ岳には登れない、、、
山上ヶ岳は、笹っ原の気持ちがいい山頂広場が広がっています。眺望も良く、近くの稲村ヶ岳、遠くの弥山が一望できます。
山上ヶ岳から小篠の宿へ
山上ヶ岳までくると後はひたすら下るだけ。惰性で乗り切ります。
テント場(正確には野営が可能な場所というだけで、テント泊指定地ではない)は、苔のクッションが効いた素晴らしい場所でした。過去一番快適かもしれない。夜中は風が強かったですが、周囲のじゅもく、岩が守ってくれているので、てんとがゆれることはありませんでした。水場はザブザブと流れており命の水は補給し放題!
テント場ではコーヒータイムの後、持参したウイスキーと柿の種で静かなひとときを満喫。17時過ぎには、爆睡です。
シュラフはNANGA 350DX(770FP)を使用したが、暑かった。
大普賢岳ピストン
目覚めたら不覚にも5時前!外はすっかり明るいし、日の出もだいぶ上がっている、、、
空身でピストンするつもりで、ザックの中身は空っぽにして準備していたのが救い。
すぐにテントをでて、眠い目を擦りながら、スタート。目覚めてから5分で登山すたーとなんて、人生初です。テント場が快適すぎました。
途中、朝日に照らされ、水墨画のような濃淡で描かれる三重の山々を眺め、感動しました。早起き(出遅れたけど)の特権です。
大普賢岳山頂から360度パノラマ景色を満喫した後、テント場に戻ります。
テントを片付けだ後、7:30に山上ヶ岳、大天井ヶ岳を目指します。
山上ヶ岳から大天井ヶ岳へ
山上ヶ岳から五番関まで、下っていきます。
途中、西の覗き、釣鐘岩などをちょっとだけ味わいます。
行場なので、我々ハイカーが遊び半分でトライして良いものではないと思います。
たまたま、山上の宿坊の方とお会いしたので、少しだけ教えてもらいました。
西の覗きは、龍泉寺で申し込めば体験できるらしいです。推測ですがハーネスのようなものをつけて、据付の鎖と接続し、身体を大きく外に投げ出して下の覗くのでしょう。
釣鐘岩では、「下れるの?」って聞いたら「ダメです!」とのこと。巻道で下に行くと、ちょうど山伏さんが読経をされており、大峯奥駈道の雰囲気を味わいました。
この辺りはずっと法螺貝が鳴り響いており、ハイカーは少し遠慮気味になりますね。
五番関手前あたりは崩落箇所があり、注意が必要です。
五番関で、洞川温泉から登って来られた方と少し談笑。ソロ登山は人との会話がないので、こういう出会いがありがたい。
大天井ヶ岳は、眺望はあまりないが、広めの山頂なので、最後のピークでもあり、少しゆっくり休憩。
洞川温泉へ
大天井ヶ岳から洞川温泉へは破線ルート。利用者が少ないため、踏み跡がハッキリしないことがその理由なのだろう。危険箇所はない。
洞川温泉にて
温泉入って、アマゴ定食食べて。大満足。
アマゴ定食は、「とり長」さんで1450円。
うっ高い、、、と思いましたが、小鉢、豆腐などボリュームがあって、どれも美味しく、大満足でした!
洞川温泉バス停にツバメさんがいました。卵温めてるのかな?まだ、お子ちゃまの顔は見られませんでした。
こんにちは!五番関から少しの間でしたが、ご一緒させて頂きありがとうございました。
静かな単独山行の中、時折の出会いは、勇気や元気をもらうことができますね。
お陰様でちゃんと大天井ヶ岳まで登りきることができました。
またお会いできるときを楽しみにしております。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する