大峰山 双門ルートに挑む
- GPS
- 13:48
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 2,723m
- 下り
- 2,717m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:46
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
双門滝あたりまではテープ、道標、鎖ハシゴ橋など構造物が続いているので迷わないが崩落あとからは印がなく、テープも当てにならない |
写真
感想
週末は天気予報も良さそうで、山小屋でゆっくり過ごしたいなと思い久しぶりの大峰です。狼平か行者還のどちらの無人小屋にするかで悩みましたが、双門ルートは未踏のため、以前からヤマレコでチェックしてましたが、それなりに踏み跡ありそうだし、テープ有りとの情報もあって、思い切って挑戦です!
熊渡から入って林道を歩くと登山ポストがあってそこから左手に降り白川八丁へ。しばらく歩くと釜滝です。この先から橋や鎖、ハシゴが断続的に続きます。合間にテープや標識があって、少なくとも仙人クラのテラスまでは迷うことはなく双門滝の迫力を楽しみました。そこから核心部へ入っていきます。
ハシゴなどで繋がれてここまで辿ってきた道ですが突然テープなど印が全く見当たらなくなります。とりあえず尾根筋へ登ってみて地形確認しながら先を見るとどうやら河原を進むようです。出てからもマークがあっても複数左右の岸に進むルートが示されていたりもしくは見当たらず不安感は増すばかりで一向に前へ進めません。ここまで三時間以上かかっていますから日没を考慮すると撤退するなら今のうちだと思い切り、戻り始めてしばらく行くと、ガイドツアーのご一行と遭遇、先頭のガイドの方に事情を説明すると、河原入って崩壊地からは全く印やマークはないと。ここまできたら狼平まで行く方が良いと、この先進むポイントを案内してくれました。
ガイドさんの言う通り頼りになるマークは全くなく時折テープは出てくるものの続かずあてにならずある程度地形が頭に入っていないと全く進めません。さすが関西最難関。途中シロヤシオが咲いていたりして花も登山も満喫し、狼平へ無事着いた時はツアーの皆さんと突破した喜びを共有して一行は弥山まで、わたしは避難小屋で寝床を確保し早めの晩ごはん。その日は早々に就寝です。
翌朝4時から行動開始、気温も10℃いかないくらいの心地よい寒さで気分は夏山ですね。弥山で登山の無事をお祈りして、八経、明星と巡ってカナビキ尾根で下山します。カナビキ分岐から少し入ったところで一瞬テープ見失いましたが焦らず戻って次のテープ見つけてからは迷うことはありませんでした。下山後は洞川温泉で気持ちよく汗を流しごろごろ水のお土産を持って帰って、天気の良い週末を楽しませていただきました!
PS:反省点をひとつだけ。当たり前ですが単独ならかなり高いルーファイ能力がないとダメですね。沢沿いなので基本的に道が常に流されて変わっており、また岩が濡れていなくてもよく滑ります。滑落の危険度が増幅しているところへ岸の左右は踏み跡ほとんどなく仮にあっても極めて薄く、頼りのテープは過去の残置分で地形が変わってしまってあてにするとえらい目に合います。今回は偶然にもガイドの方に助けていただけましたが、しばらく地形覚えるまでは月並みですが熟練の経験者と一緒に入るように心がけてまいりたいと思っています。
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