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Yamareco

記録ID: 7446669
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

双門の滝〜狼平避難小屋泊〜八経ヶ岳 増水急流で渡渉多く、あと500mで無念のエスケープ

2024年11月03日(日) ~ 2024年11月04日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
16:43
距離
23.3km
登り
2,555m
下り
2,556m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:56
休憩
2:15
合計
10:11
距離 11.5km 登り 1,992m 下り 1,073m
7:35
31
8:28
8:37
111
10:28
11:00
77
12:17
12:51
3
12:54
13:47
94
15:21
15:28
138
2日目
山行
4:55
休憩
1:29
合計
6:24
距離 11.8km 登り 563m 下り 1,484m
4:46
37
5:23
25
5:48
3
5:51
5:57
0
5:56
5:57
24
6:21
6:45
18
7:03
7:07
32
7:39
7:44
12
7:56
7:57
12
8:09
8:10
17
8:27
8:36
13
8:49
8:50
22
9:12
9:47
52
10:39
10:40
3
10:43
10:44
25
11:09
0
11:09
ゴール地点
天候 台風が熱帯低気圧になり14時〜16時に雨が降った翌日の晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
熊渡駐車地8台程度
コース状況/
危険箇所等
弥山川ルートに入ってから、靴を脱いで渡渉を5回ぐらい繰り返し、約1時間で釜滝に到着。滝の勢いがすごい・・・

釜滝を過ぎると、しばらくは渡渉は無い。しかし登山道がデンジャラス。
最低限の整備はされてるようだが、鉄橋の腐食がすごい。
まだ大丈夫そうだが、思いっきり体重を預けるのは危険。
釜滝から1キロほど歩くと、また渡渉が始まる。
どう見ても水量が多いし、流れがすごい。水に落ちたら一気に流されてしまうため、渡渉場所を慎重に選ぶ。

一ノ滝・二ノ滝を望む吊橋に到着、滝の勢いがすごい。
吊橋からは、しばらく渡渉は無い。
アップダウンを繰り返し、仙人瑤離謄薀垢謀着。双門の滝を観賞。

そこからしばらく歩き、本道から外れて巌双門(いわそうもん)に行く。
登山道の途中から、トラバースするとピンクテープや薄い踏み跡が現れるはず。
巌双門(いわそうもん)からは、来た道を戻り合流する。

合流地点からしばらく歩き、1キロほど歩くと、またしても渡渉が始まる。
狼平避難小屋まで約2キロ、5回ほど靴を脱いで、渡渉してを繰り返し、1.5
キロほど進んだところでギブアップ。
暗くなってから、この水量と急流を見極めながら進むのは危険と判断。
稜線上にある登山道までエスケープすることにした。
急登だが、藪漕ぎは少なく、30分ほどで狼平への登山道に出ることが出来た。

雨上がり後なので、登山道は色んなところが滑りやすかった。
ピンクテープは当てにならない、という記録があるが、だいたい合ってるように思えた。たしかに、2方向に分かれている場合もあったりするが、どちらでも行けるように思えた。距離や難易度は変わるかもしれないが。

携帯電波は、登山口から下山するまで、ほとんど圏外。
巌双門(いわそうもん)付近で、圏内。
その他周辺情報 洞川温泉(建て替えられてました)800円
天の川温泉など
道の駅黒滝
昨日の天川村は豪雨、山の上はもっと降ってたはず。
昨日の天川村は豪雨、山の上はもっと降ってたはず。
熊渡の駐車スペース
2024年11月03日 07:30撮影 by  iPhone 16, Apple
11/3 7:30
熊渡の駐車スペース
水量は膝まで
2024年11月03日 08:50撮影 by  iPhone 16, Apple
11/3 8:50
水量は膝まで
釜滝
すごい轟音と水量 
tati:これは引き返す水量です…。
2024年11月03日 09:08撮影 by  iPhone 16, Apple
2
11/3 9:08
釜滝
すごい轟音と水量 
tati:これは引き返す水量です…。
腐食がひどい鉄橋、しかも斜め
2024年11月03日 09:48撮影 by  iPhone 16, Apple
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11/3 9:48
腐食がひどい鉄橋、しかも斜め
tati:平行四辺形の段差を上がりました。
ふだん手前に水はないのでしょう…。
2024年11月03日 10:45撮影 by  iPhone 16, Apple
11/3 10:45
tati:平行四辺形の段差を上がりました。
ふだん手前に水はないのでしょう…。
tati:いつの間にか撮られてるわ…
2024年11月03日 10:53撮影 by  iPhone 16, Apple
11/3 10:53
tati:いつの間にか撮られてるわ…
一ノ滝・二ノ滝
水しぶきがかかってくる
2024年11月03日 11:16撮影 by  iPhone 16, Apple
11/3 11:16
一ノ滝・二ノ滝
水しぶきがかかってくる
頑丈な吊橋
2024年11月03日 11:17撮影 by  iPhone 16, Apple
11/3 11:17
頑丈な吊橋
2024年11月03日 11:20撮影 by  iPhone 16, Apple
11/3 11:20
tati:胎内くぐり?ここ過ぎて…
ハシゴ連続する手前辺りから左側を眺めると赤い壁を流れる滝がありました。水量が多いから見られたのしら。
2024年11月03日 11:34撮影 by  iPhone 16, Apple
11/3 11:34
tati:胎内くぐり?ここ過ぎて…
ハシゴ連続する手前辺りから左側を眺めると赤い壁を流れる滝がありました。水量が多いから見られたのしら。
2024年11月03日 12:06撮影 by  iPhone 16, Apple
11/3 12:06
双門の滝
tati:60辰△襪箸。見た目以上に大きく轟音でした。
2024年11月03日 12:47撮影 by  iPhone 16, Apple
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11/3 12:47
双門の滝
tati:60辰△襪箸。見た目以上に大きく轟音でした。
巌双門へは、鎖を登りきったところからトラバースした方が良い
2024年11月03日 13:50撮影 by  iPhone 16, Apple
11/3 13:50
巌双門へは、鎖を登りきったところからトラバースした方が良い
この標識まで行くと、ちょっと行き過ぎ
2024年11月03日 13:53撮影 by  iPhone 16, Apple
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11/3 13:53
この標識まで行くと、ちょっと行き過ぎ
巌双門(いわそうもん)は巨大だった
tati:私はザンギ平で寝てたので行ってません。こうして見るとお会いしたくなりました。
2024年11月03日 13:41撮影 by  iPhone 16, Apple
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11/3 13:41
巌双門(いわそうもん)は巨大だった
tati:私はザンギ平で寝てたので行ってません。こうして見るとお会いしたくなりました。
tati:奥に鎖と橋が見えますね。
2024年11月03日 15:33撮影 by  iPhone 16, Apple
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11/3 15:33
tati:奥に鎖と橋が見えますね。
靴を脱がなくて済むように10個以上の岩を並べて渡る。手前の大岩を転がすのに腰に負担がかかり・・・
2024年11月03日 16:00撮影 by  iPhone 16, Apple
11/3 16:00
靴を脱がなくて済むように10個以上の岩を並べて渡る。手前の大岩を転がすのに腰に負担がかかり・・・
tati:手が長いとイケます
2024年11月03日 16:10撮影 by  iPhone 16, Apple
11/3 16:10
tati:手が長いとイケます
tati:足が短いので必死です
2024年11月03日 16:55撮影 by  iPhone 16, Apple
11/3 16:55
tati:足が短いので必死です
tati:狼平の吊り橋です
2024年11月03日 17:45撮影 by  iPhone 16, Apple
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tati:狼平の吊り橋です
狼平避難小屋
tati:お世話になりました。とてもきれいで快適です。
2024年11月03日 17:47撮影 by  iPhone 16, Apple
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11/3 17:47
狼平避難小屋
tati:お世話になりました。とてもきれいで快適です。
避難小屋の2階
2024年11月03日 19:52撮影 by  iPhone 16, Apple
11/3 19:52
避難小屋の2階
2024年11月04日 05:15撮影 by  iPhone 16, Apple
11/4 5:15
弥山
2024年11月04日 05:53撮影 by  iPhone 16, Apple
11/4 5:53
弥山
日の出待ち
2024年11月04日 06:21撮影 by  iPhone 16, Apple
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日の出待ち
八経ヶ岳の日の出
2024年11月04日 06:21撮影 by  iPhone 16, Apple
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八経ヶ岳の日の出
2024年11月04日 06:22撮影 by  iPhone 16, Apple
11/4 6:22
2024年11月04日 06:22撮影 by  iPhone 16, Apple
11/4 6:22
2024年11月04日 06:44撮影 by  iPhone 16, Apple
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11/4 6:44
2024年11月04日 06:44撮影 by  iPhone 16, Apple
11/4 6:44
明星ヶ岳
2024年11月04日 07:03撮影 by  iPhone 16, Apple
11/4 7:03
明星ヶ岳
頂仙岳
いーないーな
2024年11月04日 08:27撮影 by  iPhone 16, Apple
11/4 8:27
頂仙岳
いーないーな
洞川温泉ビジターセンター
2024年11月04日 11:45撮影 by  iPhone 16, Apple
11/4 11:45
洞川温泉ビジターセンター
tati:川沿いは紅葉が始まっています
2024年11月03日 09:07撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
11/3 9:07
tati:川沿いは紅葉が始まっています
tati:構造物があると嬉しい
2024年11月03日 11:00撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
11/3 11:00
tati:構造物があると嬉しい
tati:水がきれい…ん?顔に見える石発見!春日的な…。
2024年11月03日 14:34撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
11/3 14:34
tati:水がきれい…ん?顔に見える石発見!春日的な…。
tati:私も撮っていました。少しだけー。
2024年11月03日 14:46撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
11/3 14:46
tati:私も撮っていました。少しだけー。
tati:水がキレイすぎます〜
2024年11月03日 14:56撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
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11/3 14:56
tati:水がキレイすぎます〜
tati:幻想的な弥山に到着
2024年11月04日 05:50撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
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11/4 5:50
tati:幻想的な弥山に到着
tati:八経ヶ岳に集う人々
2024年11月04日 06:34撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
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11/4 6:34
tati:八経ヶ岳に集う人々
tati:お、私巨人になれてる
2024年11月04日 06:34撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
11/4 6:34
tati:お、私巨人になれてる
tati:ブロッケンに夢中な人々
2024年11月04日 06:38撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
11/4 6:38
tati:ブロッケンに夢中な人々
tati:雲海が素晴らしすぎました
2024年11月04日 06:38撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
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11/4 6:38
tati:雲海が素晴らしすぎました
tati:弥山小屋
2024年11月04日 06:40撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
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tati:弥山小屋
tati:山頂周辺の紅葉はおしまい。枯葉が柔らかくて気持ち良い道。
2024年11月04日 06:57撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
11/4 6:57
tati:山頂周辺の紅葉はおしまい。枯葉が柔らかくて気持ち良い道。
tati:ナベの耳あたりは紅葉が残っています
2024年11月04日 08:58撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
11/4 8:58
tati:ナベの耳あたりは紅葉が残っています
tati:気持ち良すぎるので寝転ぶ
2024年11月04日 09:27撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
11/4 9:27
tati:気持ち良すぎるので寝転ぶ
tati:色とりどりの山色が陽に映えてキレイでした
2024年11月04日 10:56撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
11/4 10:56
tati:色とりどりの山色が陽に映えてキレイでした
撮影機器:

感想

念願かなって双門の滝を拝む事ができました。
ソロだったら、釜滝で帰ってます。ポロっと話してみて良かった。ありがとうございます。

この道を維持してくださってる方々のためにも絶対遭難せずに自力で戻ることを考えながら歩きました。
鉄梯子や鎖だけでなく、木の根っこに幾度となく声をかけました。「ここにいてくれてありがとう」と。
木の根っこ的には「お前のことなんか知らねえ」かもしれませんが、ホントに助かりました。
また、レコを参考にコースのイメージを掴む事が出来たので、ありがたかったです。ヤマレコありがとうございます。

天川村の昨日の土曜日は、夕方に猛烈な豪雨。今日の天気は快晴だが水量が心配。
よく分からんけど、とりあえず行ってみることにした。

熊渡に車を停めて出発、弥山川ルートに入ってから、靴を脱いで渡渉を5回ぐらい繰り返し、約1時間で釜滝に到着。
滝の勢いがすごい・・・
経験者は、ココで行けるかどうか判断するらしいが、これで行けるのか?
どう見ても水量が多そうだが、とりあえず行ってみることにした。
これで自分たちも経験者。

釜滝を過ぎると、しばらくは渡渉は無い。しかし登山道がデンジャラス。
最低限の整備はされてるようだが、鉄橋の腐食がすごい。
まだ大丈夫そうだが、思いっきり体重を預けるのは危険。
釜滝から1キロほど歩くと、また渡渉が始まる。
どう見ても水量が多いし、流れがすごい。水に落ちたら一気に流されてしまうため、渡渉場所を慎重に選ぶ。
2回ほど靴を脱いで渡渉する。

一ノ滝・二ノ滝を望む吊橋に到着
滝の勢いがすごい。これを見ると「やっぱり大雨の翌日がいいね」と思ってしまう。
吊橋からは、しばらく渡渉は無い。
アップダウンを繰り返し、仙人瑤離謄薀垢謀着。そして、双門の滝を観賞。
写真では伝わらないが、すごく高低差がある大きい滝。

そこからしばらく歩き、本道から外れて巌双門(いわそうもん)に行く
登山道の途中から、トラバースするとピンクテープや薄い踏み跡が現れるはず。
巌双門(いわそうもん)は、たしかに巨大だった。
来た道を戻り本道に合流する。

合流地点からしばらく歩き、1キロほど歩くと、またしても渡渉が始まる。
狼平避難小屋まで約2キロ、あともう少しなので、気分は明るくなる。
5回ほど靴を脱いで、渡渉を繰り返して・・・
しかし、空は暗くなる。
暗くなってから、この水量と急流を見極めながら進むのは危険と判断。
残り500メートルほどだが、ギブアップして、稜線上にある登山道までエスケープすることにした。
17時過ぎるとヘッデンが必要なほど暗くなった。
tati87さんの判断はナイスだった。
急登だが、藪漕ぎは少なく、30分ほどで狼平への登山道に出ることが出来た。

狼平避難小屋は2名ほどテント泊の先客がいたが、小屋内は誰もおらず、貸し切りとなった。
1階部分と2階部分で合計10人ぐらいは泊まれそうな感じ。
快晴なのと、月が出てないので星空がキレイだった。
テント泊の男性登山者と、少し会話して就寝。
夜中から明け方まで、小屋内の気温は7度。
モンベルダウンハガー800#3と、ダウン上下で、ちょうど良く、よく眠れた。

翌朝は、予定通り、弥山と八経ヶ岳を周回して下山。
八経ヶ岳は、若干ガスがかかっていて、ブロッケン現象が見られたようだ。
靴はトレラン用のシューズだったので、中まで濡れたが、一晩でまあまあ乾いた。
靴下は湿っていたが、歩いているうちにすぐに乾いた。
帰りは、洞川温泉ビジターセンターでお風呂に入る。

今回の登山は、下調べ不足、準備不足。
さすがにこの水量では、難易度が高かった。
靴を脱いでの渡渉が多いと、普通に歩くより余計に時間がかかる。
もっと早い時間に出発して、ザックの防水対策、服の予備、沢靴の持参など、水に入ること前提で準備するべきだった。
登山道も雨上がりなので、色んなところが滑りやすかった。

ピンクテープは当てにならない、という記録があるが、だいたい合ってるように思えた。たしかに、2方向に分かれている場合もあったりするが、どちらでも行けるように思えた。距離や難易度は変わるかもしれないが。

携帯電波は、登山口から下山するまで、ほとんど圏外
巌双門(いわそうもん)付近で、圏内。

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