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Yamareco

記録ID: 435191
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山(白峰三山を眺めながらの稜線歩き)

2014年04月26日(土) ~ 2014年04月27日(日)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
17:48
距離
23.8km
登り
2,354m
下り
2,336m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

【1日目】
08:02 夜叉神峠登山口
09:40 夜叉神峠
11:31 杖立峠
14:37 南御室小屋

【2日目】
05:12 南御室小屋
06:42 薬師岳
07:21 観音岳
08:59 地蔵岳
10:54 観音岳
11:30 薬師岳
12:23 南御室小屋(テント撤収) 13:40
15:42 杖立峠
16:48 夜叉神峠
17:32 夜叉神峠登山口
天候 はれ! そして、稜線上でもほぼ無風。
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
夜叉神の森に駐車(無料) 

100台ぐらい止められるそうですが、
朝8時には3割ほどしか埋まってませんでした。
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
夜叉神峠登山口にあります。が、私は山梨県警のHP(山岳情報)からフォームに記入して登録しました。
https://www.pref.yamanashi.jp/police/sangaku/index.html
なお、この日の前日の山岳情報があり参考になりました。
ゴールデンウィークに後半に検討している方はぜひ見てください。

<状況>
全体的には緩やかな登山道といった感じで危険な箇所は特に感じられませんでした。
(もちろん、稜線上無風で太陽に照らされて暖かかった。。ということもあります。)
ただし、観音岳〜地蔵岳の間は、急坂があり滑落しないよう注意する必要あり。

雪は、夜叉神峠から急坂を登って緩やかな登り付近から(標高1,900mぐらい)
昼間はシャーベット上なのでアイゼンも特に必要ありませんでした。
(つけている人といないひと半々ぐらい)
ただし、踏み抜きが多くて、ずっぽりひざ上ぐらいまで埋まることも。
朝は、そのシャーベット上の雪がかちかち(クラスト)になっているので
アイゼンは必須でしょう。
夜叉神の森に到着
2014年04月26日 08:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/26 8:00
夜叉神の森に到着
登山口です。
2014年04月26日 08:02撮影 by  DSC-WX300, SONY
4/26 8:02
登山口です。
夜叉神峠までは緩やかな登山道をテクテクの登っていきます。
2014年04月26日 08:16撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/26 8:16
夜叉神峠までは緩やかな登山道をテクテクの登っていきます。
夜叉神峠です。さっそく白根三山が一望できます。もう疲れたのでこれで十分な気分になります。
2014年04月26日 09:41撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/26 9:41
夜叉神峠です。さっそく白根三山が一望できます。もう疲れたのでこれで十分な気分になります。
夜叉神峠から急坂を登って、緩やかな登りに変わったあたりから残雪が残っていました。
2014年04月26日 10:37撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/26 10:37
夜叉神峠から急坂を登って、緩やかな登りに変わったあたりから残雪が残っていました。
折立峠。
2014年04月26日 11:31撮影 by  DSC-WX300, SONY
4/26 11:31
折立峠。
山火事跡でも白根三山を見ることができます。
2014年04月26日 12:49撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/26 12:49
山火事跡でも白根三山を見ることができます。
雪でなかなか前に進まないですし、樹林帯を歩くため展望がよくありませんねぇ。
2014年04月26日 13:13撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/26 13:13
雪でなかなか前に進まないですし、樹林帯を歩くため展望がよくありませんねぇ。
私の踏み抜き跡・・・ひざ上まで埋まる。。歩きにくいです。
2014年04月26日 13:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/26 13:18
私の踏み抜き跡・・・ひざ上まで埋まる。。歩きにくいです。
ようやく南御室小屋です。長かったぁ〜
2014年04月26日 14:37撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/26 14:37
ようやく南御室小屋です。長かったぁ〜
テント場です。このあともう少しテントが増えました。1日目はここで終わりです。
2014年04月26日 14:42撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/26 14:42
テント場です。このあともう少しテントが増えました。1日目はここで終わりです。
2日目。薬師岳に向けて歩きます。
2014年04月27日 05:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
4/27 5:30
2日目。薬師岳に向けて歩きます。
なかなか森林限界までたどり着けませんねぇ。
2014年04月27日 05:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
4/27 5:30
なかなか森林限界までたどり着けませんねぇ。
森林限界まであと少し・・・
2014年04月27日 05:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 5:55
森林限界まであと少し・・・
やっと森林限界を抜けましたか。と、仙丈ケ岳。
2014年04月27日 06:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 6:08
やっと森林限界を抜けましたか。と、仙丈ケ岳。
北岳と標高NO3になった間ノ岳
2014年04月27日 06:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
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北岳と標高NO3になった間ノ岳
砂払岳です。
2014年04月27日 06:12撮影 by  DSC-WX300, SONY
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砂払岳です。
いい天気です。
2014年04月27日 06:15撮影 by  DSC-WX300, SONY
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いい天気です。
去年、白峰三山のあの稜線を縦走したよなぁ〜と感慨にふけます。(根× 峰○でした。。)
2014年04月27日 06:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 6:18
去年、白峰三山のあの稜線を縦走したよなぁ〜と感慨にふけます。(根× 峰○でした。。)
薬師岳がようやく見えてきました。
2014年04月27日 06:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
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薬師岳がようやく見えてきました。
薬師小屋。めっちゃ雪に埋まってます。けど、営業してました。
2014年04月27日 06:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 6:28
薬師小屋。めっちゃ雪に埋まってます。けど、営業してました。
小さい重機。。ヘリで運んできたのかな・・・
2014年04月27日 06:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
4/27 6:29
小さい重機。。ヘリで運んできたのかな・・・
のんびり歩きます。(疲れるので)
2014年04月27日 06:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 6:30
のんびり歩きます。(疲れるので)
鳳凰三山の稜線は、白根三山の眺望がすばらしいのです。
2014年04月27日 06:37撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 6:37
鳳凰三山の稜線は、白根三山の眺望がすばらしいのです。
やっぱり富士山は、圧倒的な存在感があります。
2014年04月27日 06:39撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 6:39
やっぱり富士山は、圧倒的な存在感があります。
白峰三山をバックに、薬師岳山頂です。
2014年04月27日 06:42撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 6:42
白峰三山をバックに、薬師岳山頂です。
ついでに、だーれもいなかったので自分撮り。
2014年04月27日 06:45撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 6:45
ついでに、だーれもいなかったので自分撮り。
次は観音岳へ
2014年04月27日 06:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
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次は観音岳へ
遠くにうっすらと八ヶ岳です。
2014年04月27日 07:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 7:00
遠くにうっすらと八ヶ岳です。
鳳凰山最高峰の観音岳に到着。ここからの展望は・・・
2014年04月27日 07:42撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 7:42
鳳凰山最高峰の観音岳に到着。ここからの展望は・・・
まず、左に仙丈ケ岳、右に甲斐駒ケ岳。真ん中は・・・アサヨ峰かな。
2014年04月27日 07:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 7:29
まず、左に仙丈ケ岳、右に甲斐駒ケ岳。真ん中は・・・アサヨ峰かな。
甲斐駒ケ岳。
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甲斐駒ケ岳。
八ヶ岳
2014年04月27日 07:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
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八ヶ岳
地蔵岳のオベリスク
2014年04月27日 07:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
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地蔵岳のオベリスク
薬師岳の向こうに富士山です。
2014年04月27日 07:32撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 7:32
薬師岳の向こうに富士山です。
正面に仙丈ケ岳です。
2014年04月27日 07:33撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 7:33
正面に仙丈ケ岳です。
もう常に白峰三山が見えてます。
2014年04月27日 07:33撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 7:33
もう常に白峰三山が見えてます。
移動して、アカヌケ沢ノ頭付近から地蔵岳のオベリスクです。ここから賽の河原へ。
2014年04月27日 08:56撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 8:56
移動して、アカヌケ沢ノ頭付近から地蔵岳のオベリスクです。ここから賽の河原へ。
北岳・・・やっぱり見事だなぁ〜
2014年04月27日 08:53撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 8:53
北岳・・・やっぱり見事だなぁ〜
賽の河原には、小さなお地蔵さんがいっぱいありました。奥は甲斐駒ケ岳です。
2014年04月27日 08:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 8:58
賽の河原には、小さなお地蔵さんがいっぱいありました。奥は甲斐駒ケ岳です。
地蔵岳の看板・・・うーん、ここだと三山にならない感じなので、もう少し近づきますか。
2014年04月27日 08:59撮影 by  DSC-WX300, SONY
4/27 8:59
地蔵岳の看板・・・うーん、ここだと三山にならない感じなので、もう少し近づきますか。
オリベスク基部です。ま、ここまででしょうかね。
2014年04月27日 09:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 9:23
オリベスク基部です。ま、ここまででしょうかね。
オリベスク基部から見る観音岳。
2014年04月27日 09:15撮影 by  DSC-WX300, SONY
4/27 9:15
オリベスク基部から見る観音岳。
富士山と。さーてと戻りますか。
2014年04月27日 09:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
4/27 9:18
富士山と。さーてと戻りますか。
地蔵岳付近にはお地蔵さんがちらほらですね。
2014年04月27日 09:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
4/27 9:29
地蔵岳付近にはお地蔵さんがちらほらですね。
アカヌケ沢の頭です。
2014年04月27日 09:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
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アカヌケ沢の頭です。
アカヌケ沢の頭を見上げます。
2014年04月27日 09:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 9:52
アカヌケ沢の頭を見上げます。
富士山も見納めです。
2014年04月27日 11:09撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 11:09
富士山も見納めです。
薬師岳まで戻ってきました。雲も多くなってきましたが、白峰三山も見納めですねぇ。
2014年04月27日 11:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
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薬師岳まで戻ってきました。雲も多くなってきましたが、白峰三山も見納めですねぇ。
八ヶ岳は、朝よりもはっきり見えました。
2014年04月27日 11:31撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 11:31
八ヶ岳は、朝よりもはっきり見えました。
南御室小屋に戻ってきて、テント撤収〜
2014年04月27日 12:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 12:23
南御室小屋に戻ってきて、テント撤収〜
夜叉神峠。さすがに夕暮れ前だと、ピンときませんね。
2014年04月27日 16:48撮影 by  DSC-WX300, SONY
4/27 16:48
夜叉神峠。さすがに夕暮れ前だと、ピンときませんね。
ようやく登山口まで戻ってきました。長かったなぁ〜。たっぷり疲れました!
2014年04月27日 17:32撮影 by  DSC-WX300, SONY
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4/27 17:32
ようやく登山口まで戻ってきました。長かったなぁ〜。たっぷり疲れました!

感想

さぁ、ゴールデンウィークです。
昨年は、仙丈ケ岳&甲斐駒ケ岳に行きましたが、
その経験も踏まえて、今年も同じく南アルプスの鳳凰山にいってきました。

さてさて、1日目
夜叉神峠登山口から夜叉神峠までは雪もなく、まさにハイキングといったゆるい整備された登山道です。
夜叉神峠に着くと、目の前には白峰三山がドーンと見えるではないですか。
いい眺めです。ひさびさのテン泊装備で荷物が重いし、疲れたので癒される感じです。

が、ここからが長い長い。荷物は重い重い。
夜叉神峠〜折立峠〜苺平〜南御室小屋まで、展望もなくダラダラと歩くだけ。
山火事跡で再度白峰三山を眺められるだけなので、非常につらかったですねぇ。
南御室小屋にようやくたどり着いて、テント建てて、ご飯食べて、
暗くなった19時には疲れもあって寝ました。

2日目
自然に目が覚めると3:00でした。
いや〜いつも風の音やらで目が覚めるのですが、今回はぐっすり快眠でした。
テント場から出発し、薬師岳に向けて登りますが、樹林帯のため視界が開けないんですよねぇ。
視界が開けるのは、砂払岳の手前の森林限界からです。

ここからは圧巻で、薬師岳から地蔵岳の稜線からずぅぅうっと白峰三山が見え続けます。
いや、天気にも恵まれて風もほぼ無風と絶好のコンディションですよ。

ただ、地蔵岳までいかなくては・・・鳳凰三山ということにはならないなぁ〜と思い、
観音岳から地蔵岳へ向かいましたが、かなり降ります。
ということは、そのまま帰りに登るのでゾッっとしましたよ。
残雪期だし、観音岳まででよいのかもしれませんね。

地蔵岳のオベリスク基部に到着して、あとは戻るだけ。。これが長いんですけどねぇ。

最後に、
白峰三山を眺めながらの稜線歩き。とっても素敵な一日でした!



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