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Yamareco

記録ID: 435524
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ハイキング
奥多摩・高尾

高尾山口〜高尾山〜陣馬山〜和田峠〜陣馬高原下

2014年04月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:35
距離
18.1km
登り
1,150m
下り
1,007m

コースタイム

高尾山口(7:15)→高尾山(8:20-40)→小仏城山(9:20-35)→小仏峠(9:50)→景信山(10:15-35)→堂所山(11:30-40)→底沢峠(11:55)→明王峠(12:00-15)→奈良子峠(12:20)→陣馬山(12:50-13:45)→和田峠(14:00)→陣馬高原下(14:50)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
登山者でいっぱいの高尾山口駅。
2014年04月27日 07:03撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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4/27 7:03
登山者でいっぱいの高尾山口駅。
高尾山山頂の二等三角点。
2014年04月27日 08:20撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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4/27 8:20
高尾山山頂の二等三角点。
高尾山から望む富士山と、丹沢の大室山(富士山の左の顕著なピーク)、加入道山(富士山-大室山の間のなだらかなピーク)。
2014年04月27日 08:31撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
1
4/27 8:31
高尾山から望む富士山と、丹沢の大室山(富士山の左の顕著なピーク)、加入道山(富士山-大室山の間のなだらかなピーク)。
首都圏岳人の修練場、富士山と丹沢を遠くに望む。
2014年04月27日 08:46撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
1
4/27 8:46
首都圏岳人の修練場、富士山と丹沢を遠くに望む。
景信山山頂。
2014年04月27日 10:16撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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4/27 10:16
景信山山頂。
陣馬山山頂。天気も良く、昼寝日和だった。
2014年04月27日 12:49撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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4/27 12:49
陣馬山山頂。天気も良く、昼寝日和だった。
和田峠から陣馬高原下までの林道。立派な道路が続いていた。
2014年04月27日 14:06撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
4/27 14:06
和田峠から陣馬高原下までの林道。立派な道路が続いていた。
陣場高原下のバス停。すでに登山者の列ができていた。
2014年04月27日 14:49撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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4/27 14:49
陣場高原下のバス停。すでに登山者の列ができていた。

感想

上京して早一か月。花粉症がようやく落ち着いたので東京都民憩いの山、高尾山へ行った。かねてより行ってみたいと思っていた(+親に熱烈に勧められた)山の一つだったが、高尾山だけだとすぐに登山が終わってしまうので陣馬山まで縦走することにする。結果として二か月ぶりの山行であることと、これまで経験したことのないくらい踏み固められた道を重登山靴で歩いたことから、道中ヘロヘロになってしまう。でも、いい山だった。

高尾山口駅に降り立つと、久しく嗅いでいない森のにおいが鼻に広がり、さわやかな空気が肌に感じられる。朝飯のシベリアを食べ、出発。高尾山山頂までは、尾根歩きが続く稲荷山コースをとる。老若男女、ハイカーからトレイルランナーまで様々な人たちが登っている。道中稲荷山で休憩しようと思いながら登っていたが、気が付いたら高尾山山頂手前まで来ていた。途中に東屋のあった辺りが稲荷山だったらしい。高尾山山頂の広場からは富士山に丹沢が望まれ、これからの山登りにしばし思いをめぐらす。休憩後、西の尾根へ進む。このあたりで尾根上の日当たりがいいため暑くなり、やや疲れるも小仏城山に到着。座って休んでいたら、広場を自由気ままにブラブラしていた黒猫が近づいてきて、励ましてくれる。黒猫から元気をもらい、さらに歩を進める。小仏峠の売店で売っていた登山地図(「東丹沢」と「西丹沢」)を買いたい衝動を抑え、景信山へ。この峠から山頂までは意外と登山者が少なかった。景信山山頂に着いてから、せっかくなのでラムネ(一本二百円)を飲む。去年の久渡寺山以来だった。

景信山から陣場山へ向けて進む。しかし出発してすぐのところで両足をつり、いったんストップ。非常によく踏み固められた登山道は東北の山に慣れた自分にとっては舗装された道路のように固く、さらに重登山靴だったため両足裏が痛くなり、足運びがぎこちなくなったためかもしれない。二か月のブランクも響いたか。このあとの縦走を続けられるかどうか少し考えるも、時間的に余裕はあるので休み休み行けば大丈夫と判断し、続行することにする。ここから先は地形的にも非常になだらかな尾根だったため、疲れた足にはちょうどよかった。堂所山手前の急登でまた足がつりだすも、ごまかしながら山頂に立つ。座って草むらをぼうっと見ていたら、トカゲを二匹発見。なぜかうれしくなる。堂所山から明王峠に着き、昼飯のシベリアを食べる。近所のパン屋さんで売っているのを見つけ、思わず二個買ってしまったのである。エネルギー補給後、陣場山へ向けて進む。てくてく歩き、山頂手前の階段にやや疲れつつも、ついに白い馬(?)のモニュメントが目に入り山頂到着。「陣馬高原」とも呼ばれるだけあって山頂一帯は芝生が広がっており、かつて親と行った秋田の寒風山を思い出す。山頂の売店で何か食べようと思うも、ここで疲労がピークに達し、久しぶりの四時起きということもあって眠くなり、さらに天気も風もいい感じだったためベンチで一時間弱も昼寝する。

昼寝により体力回復後、下山開始。今回は和田峠経由で陣馬高原下まで下りることにする。和田峠から先の林道は立派な道路で、東北の林道のイメージ(未舗装、ところどころ崩壊してる)とは全く違うことに驚く。この道中で歩いているのは自分だけで、車やバイクで降りてくる人や、マウンテンバイクで登ってくる人とすれ違ったくらいである。陣場高原下のバス停に着くとすでにバス待ちの登山者の列ができていて、道中登山者をほとんど見かけなかっただけに驚く。バスが来るまでに時間があったので、バス停近くの陣馬そば山下屋でもりそば(六百円)をいただく。とてもおいしい。食べ終わってお会計をするとき、作業着を着て登っていた僕は店主から「調査ですか?」と尋ねられる。初めてされた質問に驚き、思わず「登山です」と即答してしまう。東京に来てからというもの、山でも驚いてばかりである。その後バス停に行くとさらに人が増え、結局三台も増便したバスになんとか乗車でき、高尾駅に着いてから快速の電車に乗り、何度か乗り換えて家に帰る。Suicaの便利さを実感する。久しぶりの山でうれしくなり深呼吸しすぎたためだろうか、翌日花粉症が再発する。

東京は(少なくとも登山大系4巻では)俗に「岳都」と呼ばれている。この山に恵まれた環境で自分はどんな山登りができるのか、まだ想像がつかない。都会の絵の具に染まってしまうのか、それとも銀座に山を買ってしまうのか。とりあえず、東京周辺の路線と地理を覚えたい。

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コメント

東京人初登
いつか東京人になったらと、高尾山は僕もまだ未踏です。クロネコやラムネもあるんですね。
作業服+地下足袋ならどうでしょう。東京は人が多いから、かえってどんな格好でも平気じゃないかな。もっとヘンな格好の人、新宿駅にはいっぱいいますよ。この週末新宿駅で、紫の長い髪の女がいて、小学4年の娘がプリキュアみたいだ!とたまげていました。
奥多摩周辺は記録もたくさんあって、意外と独創的な山登りの人もたくさんいますよ。
2014/5/1 6:10
初登山
よねやまさん

コメントありがとうございます。高尾山未踏というのは意外でした。どんなラインを引かれるのか気になります。
地下足袋での登山、かなりあこがれてます。かつて白神岳で会った巡視員の方はスパイク地下足袋でスイスイ登っていて、かっこいいと思いました。僕も極めてみたいです。
新宿駅や上野近辺には実に様々な人がいますね。さすがにプリキュアみたいな人を見かけたことはないですが・・・
奥多摩もいつか足を踏み入れてみたい山域のひとつです。記録、いろいろ探してみますね。
2014/5/1 20:46
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